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27、聖剣の鬼畜な、最後の試練
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俺達が繋がったまま、繭のようになって数週間がすぎた。
時間の感覚も、日付の感覚もない。
「あっ、、あっ、、ましゃと♡また、おっきくなった、、、♡
今日も、いっぱい俺の中に出してね♡
みんなにおせーしあげて、また気持ちよくなる実を貰おうね。
あ、あ、あ、、ん♡気持ちいいよ♡ましゃとのおちんぽ、硬くて気持ちいい♡ね、俺のまんまんも気持ちいいでしょ、、、、。あっ、、そろそろ、イっちゃいそう!んあっ♡今日も、、俺の、、負けぇん。俺のまんまん、最弱だからぁ、、くぅん♡、、しゅぐ、いっちゃうん、、♡あっ、、あっ、、ごめん、ましゃと、、また、先に、、イク、イク、、いくぅぅぅん!!!」
いつもの様に、精を放った。
いつもの様に、触手草達が吸収した。
しかし、そこからが、少しばかり他と違ったのだ。
触手達が俺の精子を飲み干すと、なんと一輪の花を咲かせたのだ。
その花は、真っ赤な実とはずいぶん違い、真っ白なキレイな花だった。
「あっ、花だ!ましゃと、見える?お花咲いた。初めてだね。いい香りだ。ましゃとも、嗅げるかな?」
喋らない、固まったままのマサトの鼻元にその花を近づける。
すると、ポン、ポン、ポンとあちこちの触手草から同じような花が咲き始めた。
「あ、いっぱい咲く!急にどうしたんだろう?開花の時期なのかな?」
俺達を繭状に囲む触手草の中が、白い花で満開になる。
そして、むせ返るくらい甘い花の香りが、中で充満する。
「あー、凄い、満開、、。
なんだろう、、なんか、、、俺達への、献花かな。もう、、いいよ、って言ってくれてるのかなぁ、、、。
ねぇ、ましゃと、ましゃとはどう思う?俺、、もう、、少し疲れて、きちゃった、、、。」
マサトの胸に耳を付け、心臓の音を聞く。そして、俺は静かに目を閉じた。
(もう、このまま、ここでマサトと、、)
目を閉じ、花の香りを感じながら。
さわ…、さわさわ…
誰かが、俺の髪を撫でる。
「ゆ、、ゆ……や、、、。
ゆ……う……や、、、。」
誰かが俺の名を呼ぶ。
不思議に思い、顔を上げれば、そこに、微笑むマサトの顔があった。
「ゆうや…… 、ただいま。」
しっかりと、マサトの腕に抱きしめられた。
その瞬間、俺達を覆っていた触手草が光と共に消える。
「あ、マサト、、、良かった!良かったぁ、、、、!
でも、どうして急に??」
「ああ、さっきの花の匂い嗅いだら、急に身体が動けるようになった。
あの白い花の香りに状態回復の効果があったのかもしれない。」
そう言えば、教会の古い薬草図鑑で一度見たことがあるかもしれない。
しかし、触手草の花は、かなり珍しく、故に、道具屋等では薬としては販売されていない。触手草が、栄養を十二分に摂取できた時だけ咲くからだ。
「ゆうや、、、。俺、全部見てたし、全部聞いてた。毎日、ゆうやが話しかけてくれて、食べさせてくれて、気持ち良くしてくれて、、、。全部、知ってる。
、、、ありがとう。」
マサトに力強く抱きしめられ、キスされる。マサトの舌がうねうねと俺の舌に巻きついて、口内を優しく犯す。
唇を離し、見つめ合い、指を絡ませて、また口付ける。
「ゆうや、愛してる。」
唇の表面が触れたまま、愛を囁かれ、またすぐ唇を食べられる。
「まさと、、俺も、愛してる。」
息継ぎの為に離された唇。そこで、息を吸うよりも先に愛の言葉を返す。
お互いに貪るように、失われていた二人の時間を取り戻すように、長時間口付けを繰り返していた。
『勇者よ、、。神子よ、、、。
一つ目の試験はクリアです。
お互い、信頼し合い、愛し合い。よく、試練を突破しました。
勇者は「神子を信頼し待つ」ことができました。
神子は「勇者の為に身を捧げる」ことができました。
その力は、魔王を倒す為に必ずや、役に立つ事でしょう。
さあ、次は最後の試練です。扉の向こうに進みなさい。』
いつぞやの、祠の声が聞こえた。
ゴゴゴと、奥で何かが動いたような音がする。
「ゆうや、大丈夫か?どうやら次で最後みたいだぜ?」
「うん。まさとが居れば、俺、大丈夫。」
そうして、俺達は、手を取り合い、次の扉に入ったのだ。
しかし、俺達は、中の光景を見て、絶句してしまったのだ。
その部屋の奥の奥には、光る剣が見える。
しかし、その手前には、剣を守るように、番人ケルベロスが涎をボタボタ垂らしながら俳諧しているのである。
「グルルぅぅぅぅぅ、、、グルルぅぅぅぅ」
低い唸り声が、洞窟に木霊する。
「ねえ、マサト、アイツ倒せるの?」
「いや、、飛び出した瞬間にやられるよな、、。」
「さっき祠の声が、これも試練って言ってたね。きっと俺達の絆を試してるんじゃない?ケルベロスも。」
「うぐぐ、、、。でも、あいつ、山みたいにデカいぞ。」
マサトに言われ、ケルベロスを良く観察すれば、それは、確かに今まで出会ったどのモンスターよりデカく、眼光は鋭く、獰猛そうで、しかし、それでいて、高い知性を感じさせる立ち振る舞い。
それが、空恐ろしく、背筋に冷たいものが走る。
「まさと、、、俺が先に行く。俺がケルベロスの気を逸らしてる内に、聖剣を抜き取るんだ。」
「はっ?!ゆうや、何言ってんだよ!あんな奴の前に飛び出したら、あっという間に、首筋食いやぶやれてお陀仏だぞ!!」
「でもさ、マサトは勇者でしょ?魔王倒さないといけないでしょ?その為には聖剣が必要でしょ?だから、マサトは生きて聖剣を手にして、みんなの元に帰らなきゃ。」
「ユウヤだって神子だろ。お前だって必要だ。」
「いや、俺はあくまで勇者のサポーターにすぎない。俺の役割は、魔の力を引き付けることだと祠の声で分かったんだ、、、。だから大丈夫。
、、、うん。大丈夫なはずだ。」
「ダメだ!ユウヤ、行くな!!そんな事は俺が許さん!!!例え、神が、お前にその役割を与えてたとしても、、俺は許さない、、!俺は、、お前の、番として、、そんな事は、許せない。」
マサトが俺を強く抱きしめ、震えながら思いを吐き出す。
「マサト、、、。勇者の今回の試練は、俺を手放すことだと思う。
さっきの試練は、「信頼して待つ」事だった。
でも、待つには、、待つ時間の前には、一度、離れ離れにならなくちゃ、、、。
だから、俺を手放して、、、。
お願い、、、。」
俺の精一杯の言葉を聞き、マサトの手がゆっくりと離れる。
「マサト、、、ありがとう。
じゃあ、行ってくるね、、、、。」
「ユウヤ、、、マジかよ、、。」
マサトに精一杯の微笑みを送り、心の中でお別れを言う。
俺は、ケルベロスの住う部屋に一歩一歩入っていった。
☆☆☆
転生前の現実世界のマサト&ユウヤのエロエロ、アヘアヘなお話はこちら↓
今は、二人でAV再現エッチシリーズですー。
「♡♡俺の彼氏が突然エロ玩具のレビューの仕事持ってきて、散々実験台にされて最後は潮吹き体験させられた件♡♡」
リンク貼れないので、作者ページから飛んでくださいm(__)m
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しかし、そこからが、少しばかり他と違ったのだ。
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その花は、真っ赤な実とはずいぶん違い、真っ白なキレイな花だった。
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すると、ポン、ポン、ポンとあちこちの触手草から同じような花が咲き始めた。
「あ、いっぱい咲く!急にどうしたんだろう?開花の時期なのかな?」
俺達を繭状に囲む触手草の中が、白い花で満開になる。
そして、むせ返るくらい甘い花の香りが、中で充満する。
「あー、凄い、満開、、。
なんだろう、、なんか、、、俺達への、献花かな。もう、、いいよ、って言ってくれてるのかなぁ、、、。
ねぇ、ましゃと、ましゃとはどう思う?俺、、もう、、少し疲れて、きちゃった、、、。」
マサトの胸に耳を付け、心臓の音を聞く。そして、俺は静かに目を閉じた。
(もう、このまま、ここでマサトと、、)
目を閉じ、花の香りを感じながら。
さわ…、さわさわ…
誰かが、俺の髪を撫でる。
「ゆ、、ゆ……や、、、。
ゆ……う……や、、、。」
誰かが俺の名を呼ぶ。
不思議に思い、顔を上げれば、そこに、微笑むマサトの顔があった。
「ゆうや…… 、ただいま。」
しっかりと、マサトの腕に抱きしめられた。
その瞬間、俺達を覆っていた触手草が光と共に消える。
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でも、どうして急に??」
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唇を離し、見つめ合い、指を絡ませて、また口付ける。
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唇の表面が触れたまま、愛を囁かれ、またすぐ唇を食べられる。
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マサトが俺を強く抱きしめ、震えながら思いを吐き出す。
「マサト、、、。勇者の今回の試練は、俺を手放すことだと思う。
さっきの試練は、「信頼して待つ」事だった。
でも、待つには、、待つ時間の前には、一度、離れ離れにならなくちゃ、、、。
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お願い、、、。」
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