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20、♡魔王討伐の旅の途中ですが、ただのラブイチャ回です。ゴメンナサイ♡
しおりを挟む「あひっ、、、!くぅぅぅん… !
そ、それでは、、皆さんっ、、必ず、聖剣を手に入れてっ、、戻ってきますので、、ほひっ!!お、お待ち、、下さいねっ、、。んあっ♡」
「ユウヤさま、、。おいたわしや、、!どうかご無理をなさらぬよう。
マサトさまも、楽ではない旅路、お気をつけ下さいませ。」
「おう。
ユウヤ、大丈夫か?慣れるまでは、少しゆっくり行こう。」
「は、はひぃん!お、俺、、だ、大丈夫らから。」
そう、俺は、神父さまが用意してくれた、聖木の張り型付きの鎧に跨り、馬で西の洞窟に旅立つのである。
大勢の僧侶達が見送りに来てくれたのであるが、馬に跨り、張り型に突き刺さる瞬間も全て目撃されてしまい、非常に気まずいのである。
因みに、鎧に刺さりっぱなしの張り型を入れる為に、ズボンは邪魔なので、丈の長いローブと腿までの長いタイツを履いているのである。
そして、そこにマサトのロザリオ。
髪も長いし、一見女性に見られてしまいそうで、落ち着かない。
マサトや神父さんは、きれいだと褒めてくれたけど、、、。
馬には、前にマサトが跨り、その後ろに俺が乗る。流石に、張り型を仕込んだ状態では、馬の操縦までは出来そうに無かったのである。
「いってらっしゃいませー!!」
みんなに、見送られて馬が歩きだす。
パカ、、、パカ、、、んっ♡
パカ、、、パカ、、、はひゃっ♡
馬が一歩踏み出す度に、張り型がグラグラ揺れ、地面の凸凹がそのまま尻に響くのである。
「あふぅン… 、マサトっ、、これっ、、辛いんだけど、、。もっと、ゆっくり走ってくれるっ?」
俺を気遣うように、ゆっくり走ってくれるのであるが、それでも強烈な刺激に耐えられず、マサトに縋ってしまう。
「ああ、ユウヤ、ごめんな。お前にばっかり辛い思いさせて、、、。
でも、これ以上ゆっくりは無理だ。今だって殆ど歩いている状態だし。」
マサトが手綱を持ちながら振り向いてくれる。
その日に照らされた乗馬姿のマサトが、神々しく輝いて見え、思わずポーッとしてしまう。
「あっ♡マサト、、かっこいい♡」
「なんだよ、今更w
それより、このまま耐えられそう?少し休む?」
「うー、まだ出発したばっかりだし、、、。キス…してくれたら、頑張れるかな?」
「なんだよ、それw」
マサトは笑ったが、その後、大きく身を捩り、俺の身体を引き寄せ、唇を塞がれた。
誰も居ない、広い草原の中、長い間二人でキスを堪能した。
ガサ、ガサガサ
突然、周囲の草むらから物音がする。
そこから、急にガラの悪い男たちが現れ、俺達を取り囲む。
「へへへ、、、。お二人さん。見せつけてくれちゃって。二枚目の旦那、こりゃ、随分とべっぴんのお嬢さんをお連れじゃないか。」
どうやら、近頃多い盗賊達らしい。魔王の攻撃により、住処を奪われた連中が成り下がったのだ。
「悪いことは、言わねえ、そのお嬢さんと、少しばかり遊ばせてくれれば、二人とも命は奪わねーで、この道通してやるよ。
だが、断ると言うのなら、旦那の身包み剥いで、そのべっぴんさんは、俺の嫁さんにさせてもらうぜ!!」
戦闘経験もあまり無い俺は、もうダメだと諦め、また慰み者にされてしまう恐怖にすくみ上がった。
しかし、マサトは馬から降り、盗賊達を睨みつけ、リーダーらしき男の胸ぐらを鷲掴む。
「はっ?お前、誰に口聞いてんだ!こいつは、俺のヨメだ。誰にも渡せねーんだよ💢お前らにも、魔王にもだ💢」
そう怒鳴りつけると、疾風の術を唱え、盗賊の服や皮膚を切り裂き、さらに、移動魔法を使い、どこか遠くに飛ばしてしまった。
「ま、マサト、、。すごい。すごいけど、移動魔法だけで良かったんじゃない?普通の人間だし、、。」
「いや、すまん、、、。まぁ、弱い呪文にしたから、かすり傷さ。城の衛兵達の所に飛ばしてやった。
だが、お前の事を言われるのが、一番腹立つ。まったく、どいつもこいつも、ユウヤの事狙いやがって💢
ユウヤ、お前の事は、俺がぜってー守ってやるからな。」
「マサト、、、嬉しい。」
「あっ、そうだ。ちょい待って。」
そう言うと、先程盗賊達の飛び出して来た草むらに咲く、キレイな花を一輪摘み戻ってきた。
「ユウヤ、そういや、こっちの世界では、まだ、ちゃんとプロポーズしてなかったなっと思って。
、、、あのさ、魔王倒したら、結婚しような。で、静かな村の外れに家建てて、暮らそう。今世では、ちゃんと子供作って、家族になろう。」
マサトが膝をついて、白い花を差し出してくれる。
「マサト、、、。嬉しい。
でも、俺、前世の時に、今世の先約もらってたから、当然マサトのヨメさんになるつもりだったけど…♡
でも、ちゃんと言ってくれて嬉しい。」
「そうか、先約してたか w さすが俺!
じゃあ、また、来世の分も、先約しておくわ。いいだろ?」
「もちろんだよ、マサト!!」
そして、俺達は、盗賊達の居なくなった道で再び抱き合いキスをするのであった。
☆☆☆
次回からの、怒涛のエロに備えて少し休憩挟みました。
ストーリー回とラブイチャ回。
よーし、次回は再びエロ頑張ります!!
☆☆
転生前の現実世界のマサト&ユウヤのエロエロ、アヘアヘなお話も投稿してます。是非読んで下さい♡
「♡♡俺の彼氏が突然エロ玩具のレビューの仕事持ってきて、散々実験台にされて最後は潮吹き体験させられた件♡♡」
リンク貼れないので、作者ページから飛んでくださいm(__)m
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