上 下
188 / 199

特別編 潜入捜査官 落合との決別編1

しおりを挟む
フラつくユウヤの肩を抱きながら、俺たちはある部屋を目指していた。

それは組織の施設の最奥に位置する最重要危険人物が収容されている場所である。

厳重に施錠された、真っ白い味気ないドア。

その両サイドには、銃を構えた警備員が2人配置されている。

そう、ここに、麻薬をばら撒き、ユウヤも傷付けた張本人の落合が収容されているのだ。

「ゆうや、本当に大丈夫なのか、、?無理しないで引き換えしてもいいぞ?」

ふるふると震えているゆうやの肩を抱き、キスしてやる。

(その様子を見て、警備員は目を反らしてしまった。つい、オープンにイチャついてしまって申し訳なかった、、)

「ありがとう、マサト。俺、がんばる。だって、マサトとの新しい生活の為だもん。」

新しい生活、、つまりは、俺との結婚の為にゆうやは落合に立ち向かおうとしている。

俺は、ただ側にいてやるしかできないが、いざとなればゆうやと落合を引き離す事はできるからな。

ゆうやの前では避けたい事だが、万一には、胸に忍ばせたライフルを使うことになるかもしれない。


ガチャリ

それぞれの思いを胸に落合の収容室のドアが開かれる。
警備員はドアの外に待機してもらった。


その部屋は、真っ白で、家具も殆ど置かれていない殺風景な部屋だった。

鉄格子が部屋の真ん中にあり、空間を遮断していた。

落合はその鉄格子の向こう側のベッドの上にいた。

俺たちを認めると、びっくりした顔をしていたが、また、いつもの何を考えているか分からないニヤけた顔に戻った。


「おや、珍しいお客さんだ。こんなところにエリートのお二人さんが何の用だい?」

そう話しかけてくる落合の目は、確実にゆうやだけに向けられていて、俺の方は一瞥もしない。

そして、ゆうやは、その目に見つめられて、やはり様子がおかしい。

カタカタと歯を鳴らし、青い顔をしている。

しかし、しっかりと落合の目を見据え、

「お、おい!落合、、よくも俺の記憶を操作して、好き勝手してくれたな。俺はもう、お前の思い通りにはならない。
俺、マサトと一緒になって、マサトの子を産みたいんだ!」

そう、宣言したのだ。

「へ、へぇ、、。マサトと結婚ねぇ、それで俺が作ってやった子宮で、マサトの子を産むのかい?
できるのかい?甘ったれた洗脳されやすいゆうや君がさぁ。
ねえ、自分でもそう思うだろ?そんなにメスの匂い撒き散らして、1人の男と幸せになれるなんで、本当にそう思ってるの?
ゆうやはさ、俺のおちんぽケースが天職なんだよね。」

そう言うと、落合は、なんと自分のそそり立つ男根をずるりと取り出した。

そして、ゆうやの目を見ながら、ぞろーりぞろーりと扱き始めたではないか!!

それは、俺が見てもグロテスクであり、あんなものがゆうやの中に収まっていたなんて信じられない、、。

部屋中に落合の精の匂いが充満する。

じゅっくじゅつく、、、

ゆうやの力が抜けていくのを感じる。

ふらり、、俺が支えていなければ、倒れてしまいそうだ。

「ゆうや、、、。無理するな、まだ完全に回復したわけじゃないだろ、、。今日は一旦部屋に戻ろう、、?」

「め、メスの匂いなんて撒き散らしてないっ、、。俺、メスの匂いなんて、、全然、、全く、、。」

「ほぉ♡どうかな?あー、メス臭い♡メス臭い♡」

落合の目はまだユウヤを離さない。

ふらーり、ふらーり、、、

そう言いながら落合の檻に近づいていく。その目は虚ろで、言葉とは裏腹に落合のそそり勃つブツを一心に見つめている。

「お、おい、、ゆうや?」

俺の静止を聴かず、檻の鉄格子に捕まり、べったりと身体を預けてしまっている。

股間を鉄格子になすり付け、まるで落合を誘っているかのようだ。

「め、めすくさくなからぁ、、はやく、、催眠といて、、くだぁさい、、。んっ、、ふぅ♡」

「うーん。どうするかなぁ?ゆうやがさぁ、本当に俺よりマサトのが好きだって証明できたら、催眠といてあげようかぁ?」

落合がベッドから立ち上がり、ゆうやに近づいてくる。

「くっはぁぁ~ん♡しょ、証明できるぅ、、♡マサトが好きだもん、、♡」

ああ!落合の顔とゆうやの顔が余りに近い、、!

「ゆうや、、!お前、しっかりしろっ!また落合にコントロールされてるぞ。」 

近づいてゆうやの頭を抱く。

「ましゃとぉ、、おれ、だいじょうぶやよ♡じぇんじぇん、耐えられるかりゃ、、♡」

しかし、その顔は、全くいつものゆうやではなく、コントロールされているそれであった。

「ゆうやくん、ほら、君が欲しいのこれでしょ?今日ゆうやくんは、これをおま○こに納に来たんでしょ?おちんぽケースのお仕事思い出したんだよね♡」

落合が自分のブツを鉄格子の間から出し、ゆうやの脚に擦り付ける。

「あっ、、落合しゃんのおちんぽだ、、♡仕舞わないと、、。」

俺に抱かれていたゆうやが突然下半身を剥き出しにしてしゃがみ、落合のブツを口に納めたのだ!!

更に、自分でアナルをマッサージして、受け入れる準備をしているではないか!!

「ゆ、ゆうや!!お前、何やってんだよ!!違うだろ!お前は、落合のちんこケースじゃないだろ!俺の嫁になるんだろっ!!」

じゅっぷ、じゅっぷ、じゅっぷ、、♡♡

しかし、俺の叫びはゆうやには届かず、ひたすら夢中になって落合のものをしゃぶっていて、落合も鉄格子ごしに、ゆうやの頭をぐっと掴み、奥深くまで咥えさせている。

「あっ、、ゆうや♡出るよ♡ゆうやののどま○こに、久しぶりの種付けはするよ♡」

「あ!落合っ!!ゆうやに何する!」

ゆうやを助け出そうと、無理矢理落合から引き剥がそうとしたが、なんとユウヤ自身が鉄格子をしっかりと握りしめ、離れようとしない。

どぶっ、、♥︎♥︎♥︎ごぼっ♥︎♥︎♥︎

ああ、落合の固形に近い精液がゆうやの喉奥に放たれてしまった!

ごぶっ、、おえっ、、ぐぅぅーー♥︎♥︎

ゆうやは飲み込み切れずに、鼻からも口からも液体を溢れ出させて、白目を剥く。

「お、おお、、、お、、、。」

ゆうやが酸欠で意識を失い、後ろに倒れる。

それを、ギリギリ受け止めて、飲み込んだ精液を吐き出させる。

それでもまだ息を吹き返さない恋人。別の男の精液で汚された顔を舐めて清めて、そして、その口に直接空気を吹き込んでやる。

ふーっ、、ふーっ、、ふーっ、、

何度も息を送り込めば、次第に顔色もよくなってくる。

「ゆうやぁ、、しっかりしろよぉ。」

「あ、、ましゃと、、♡わんちゃんは、マテだよ。いま、お潮吹いて、水分あげるからね♡」

、、、なんて事だ、、ゆうやが洗脳されていた時に戻ってしまった。だから、俺は止めたのに。こんな事なら部屋に縛り付けておけばよかった。そしたら、俺だけのゆうやのままだったのに、、。

ゆうやがフラフラと落合の方に向かっていき、正に尻を差し出そうとしている。

そこを捕まえて、抱きしめて、キスをする。

「ゆうや、思い出せ、、。俺の事。なぁ、俺と一緒になって、俺の子、産んでくれるんじゃなかったのかよ、、。」

「わ、わんちゃん、、やぁー。俺、落合しゃんの奥しゃんなのーっ、、。落合しゃんの赤ちゃん産むのーっ!!は、早く離して、、落合しゃんのオチンポ入れないと、、まんまんが、うずうずしちゃいぅーんん。」

暴れるゆうや。俺の手を振り払い、落合に助けを求めている。

ああ、これでは俺がレイプしてるみたいじゃないか、、。

「ゆうや!すまん、、これで、俺を思い出せる?お前を落合の元に行かせるわけにはいかないんだ、、。俺がゆうやのまんまんうずうず直してあげるから、、。」

嫌がるゆうやを押し倒し、半ば無理矢理ゆうやの中に入る。

ずっちょん♡♡♡

「んあああーーん♡お、おま○こに、、わんちゃんのおチンチンはいっちゃったぁぁぉーーっ!!んっ、、♡はぁぁぁん♡あっ、、♡だめっ、、気持ちくしちゃ、、いやぁぁん♡」

「ごめんね、ゆうや、気持ち良くしちゃうけど、ごめんね!酷い事しないから、ただ、ゆうやのまんまんウズウズ治してあげるだけだからね。」

ぬっちゅ、ぬっちゅ、、ぬっち、ぬっち♡

「あっ、、あっ、、だめっ♡他の人で気持ち良くなかったら、落合しゃんに怒られちゃうぅーっ、、あっ、あっ、、わんちゃんのセックス気持ちいいっ、、優しくて、、気持ちいいーん♡♡♡」

ゆうやがうっとりと目を閉じて快感を享受している。もう少しでイキそうだ。唇を吸ってやれば、イヤイヤしながらも、最終的には舌を絡めてくる。

(大分落ち着いてきたな、、。このままイッたら洗脳が解けるかも、、!)

しかし、もう一息と言うところで落合の声が響く!

「おい!ゆうや!何をやっているんだ!犬と浮気とは!早くこちらに来ないとお仕置きだぞ!ちんちんにリングと棒を嵌めたまま生活させるぞ!」

それを聞いた途端、ゆうやがビクンと震えた。

「あ、、あ、、ごめんなしゃい、、だんなしゃま、、ごめんなさしゃい、、い、今、、行きます、、。」





☆☆☆☆☆
長くなりそうだったので、分けまーす。がんばれマサト!!


しおりを挟む
1 / 5

この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!

だいたい全部、聖女のせい。

恋愛 / 完結 24h.ポイント:28pt お気に入り:134

本当に愛しているのは姉じゃなく私でしたっ!

恋愛 / 連載中 24h.ポイント:1,889pt お気に入り:82

あなたに愛や恋は求めません

恋愛 / 連載中 24h.ポイント:94,750pt お気に入り:9,055

【短編/R18】同居人が俺を愛しすぎててヤバい

BL / 完結 24h.ポイント:106pt お気に入り:538

小鳥通りの薬草屋さん

66
BL / 連載中 24h.ポイント:653pt お気に入り:162

処理中です...