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48時間おせっせ大作戦 19:00 VRグラスで強制AV視聴 学校編1
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ああ、今回の舞台は学校みたいだ。
マサト似の男優と俺似の受けの男優。なんだか、俺達みたいだと思っていると、ヘッドホンからマサトの声がらする。
「なぁ、ゆうや。どうやら最終シーンはラブラブハッピーエンドみたいだぞ。
それに、このラストシーンは、好きな名前を入力できるらしいから、俺とゆうやの名前を入れておいた。少し感情移入して楽しめそうだな♡」
と言う訳で、これから、話は俺達のストーリーのように展開していく。
*****
♫キーンコーンカーンコーンー♫
「起立、礼、ありがとうございましたー。」
「ほい、さいならー。お前達、今日は学校の設備点検だからな、部活もなしだから、さっさと帰れよー。あと30分で校門しまるからなー。」
「ういーっ、マサト先生も早く帰れよー。家で彼女まってんだろーw」
「うるせー、いねーわw今度、誰かのねーちゃん紹介してくれよw」
「えー、俺のねーちゃん彼氏いるから無理だわw先生、自分でがんばれや。
じゃあなー」
友達が、先生とたわいも無い会話をしながら去って行く。
相変わらず、俺のクラスの担任のマサト先生は、ノリが良くてクラスの問題児達にも人気がある。
いつもカジュアルなシャツ姿で、一見学校の先生というより、モデルのようだ。
すらりとした長身、甘い顔立ち。普通なら女子生徒が黙っちゃおかないだろうが、生憎この学校は男子校だ。
本当に、宝の持ち腐れだと思うのだが、よく考えれば、ここは私立な訳で、先生自らこの男子校を希望してきたのだと思うと不思議である。
(モテ過ぎて女子が面倒臭いのかなぁ?イケメン大変だな、、、。)
彼らのやり取りをぼーっと眺めて、そんな事をぼーっと考えてしまう。
「おい、ゆうや。お前、大丈夫か?具合悪いの?」
クラスメイトがみんな退散する中、まだ一人机につっぷしていたら、先生に見つかった。
イケメンが、スタスタこちらにやってくる。
(爽やかイケメン、眩しい、、。)
「あ、マサト先生、、、。すいません。腹痛くて、、、。」
そうなのだ、俺は、最近毎日痴漢に遭い、毎日中出しされていて、最近体調がおかしいのだ。おまけに、朝、遅刻して立ち寄った医者は変態で、さんざん痴漢紛いのことをされ、ふらふらな状態だ。
「え?!大丈夫?お前、家帰れそう?」
「ちょっと今動けないです。」
「そっか、とりあえず、ギリギリまで保健室で横になってけ。」
先生の言葉に甘えて、立ちあがろうとするも、よろけてしまい先生に寄り添ってしまった。
「あ、先生、ごめん。やっぱ無理かも、、」
「お、おい、マジか?そんなに痛いん?しょうがねーな。」
そう言うと俺をよっこらせとおんぶしたのだ。
「ひっ!!先生っ、、、。いいよ!重いだろっ。無理しないでよ、、。友達に見つかったら恥ずかしいし、、。」
「いや、みんな、蜘蛛の子を散らすように帰ったぞ。先生達も、今日はもう帰り始めている。大丈夫、俺だって、たまにジムに行ったりするし、、、。」
「偶にって、、、それ殆ど効果ないっしょ、、。いいよ、。机で休んでるよ。」
しかし、先生は、スタスタと歩き始めてしまった。
(この年で、おんぶなんて恥ずかしい、、、。で、でも、先生の背中、あったかくて、気持ちいいな、、、。)
ゆらゆらと揺られるのが、気持ちよくて、痛みが和らぐのを感じる。
しかし、一方で別の問題も、、。
(しかも、先生の顔、近っ、、!近距離イケメン、フツメンの俺には、目の毒。しかも、なんかオシャレないい匂いするしーっ!
ち、痴漢が、あんな脂ぎったサラリーマンじゃなくて、、マサト先生なら良かったのに、、。あ、やば、チンコ勃っちゃう、、)
おかしい。俺は、ノンケだ。別に女子にモテたいとか、そんな願望もないが、男が好きな訳では断じてなかったのだが、度重なる痴漢行為で、常識が歪められてしまったようだ。
そうこう考えているうちに、保健室についたようだ。
「ちーす、エリ先生、どうもー。」
マサト先生が脚でドアを開けながら挨拶する。
「あら、マサト先生、扉は手で開けてください。」
「いや、手が塞がってましてw」
「あら、本当!どうしたの?怪我人?」
「ええ、ちょっと腹痛いらししくて、少し休ませてやって下さいよ。」
「あら、困ったわねー。私これから、外部で、会合なのよ。今すぐでないといけなくて、、、。」
美人で有名なエリ先生。マサト先生と並ぶと美男美女。生徒達の間では、付き合ってんじゃないかと噂される二人だ。
「じゃあ、マサト先生、最後保健室の鍵閉めて貰えるかしら?」
「お安い御用ですよ。どうせ、俺、今日最終見回りなんで。」
「じゃあ、お願いねー。腹痛の薬は、そこの棚だからね。ゆうや君も、お大事ね。」
そう言って、エリ先生は、いい匂いを撒き散らしながら去っていった。
「よし、ゆうや。とりあえず、この薬飲ん寝てろな。今見回り行ってくるから。」
マサト先生がベッドに運んでくれ、口の中にホイっと薬を放り込んでくれた。
水も飲ませてくれ、最後は布団をかけてくれる。
「熱は無いかなー?」とオデコに手を置いた後、頭をぽんぽんと撫でてくれる。
「じゃあ、見回り行ってくるから。寝れそうだったら、寝てもいいぞ。」
「先生、、ありがと、、。」
「当たり前だ、お前の担任だからな。親御さんには連絡しておくから。」
そう言うと、先生はカーテンを閉めて、行ってしまった。
(担任だから、優しいのか、、、。)
なんだか、その何でもない一言に寂しさを覚えてしまう俺は、少しナイーブになっていたのだと思う。
だけど、やっと横になれた安堵感と、疲れから俺はいつの間にか眠ってしまったのだった。
その時は、この後、あのイケメンの担任とあんな事になるなんて、想像すらしてなかったのだ。
☆☆☆☆☆
やっとリクに答えられるーw
マサト先生✖️ゆうや君のラブイチャ回始まるよー!
☆明日で、終了!!
BL小説大賞にエントリーしてます!ぜひ、まさゆうに清き一票を!
ああ、10位で逃げ切れるのか!!ドキドキ!
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と言う訳で、これから、話は俺達のストーリーのように展開していく。
*****
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「ういーっ、マサト先生も早く帰れよー。家で彼女まってんだろーw」
「うるせー、いねーわw今度、誰かのねーちゃん紹介してくれよw」
「えー、俺のねーちゃん彼氏いるから無理だわw先生、自分でがんばれや。
じゃあなー」
友達が、先生とたわいも無い会話をしながら去って行く。
相変わらず、俺のクラスの担任のマサト先生は、ノリが良くてクラスの問題児達にも人気がある。
いつもカジュアルなシャツ姿で、一見学校の先生というより、モデルのようだ。
すらりとした長身、甘い顔立ち。普通なら女子生徒が黙っちゃおかないだろうが、生憎この学校は男子校だ。
本当に、宝の持ち腐れだと思うのだが、よく考えれば、ここは私立な訳で、先生自らこの男子校を希望してきたのだと思うと不思議である。
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「偶にって、、、それ殆ど効果ないっしょ、、。いいよ、。机で休んでるよ。」
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マサト先生がベッドに運んでくれ、口の中にホイっと薬を放り込んでくれた。
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「先生、、ありがと、、。」
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