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話2ー1 マサトのエロ小説「俺と息子の×××」レビュー
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「あれ?父さん、マサマサと母さんは?」
「ああ、ゆうゆう、おはよう。
二人なら、スニーカーを買いに行ったぞ。なんでも、部活の靴が小さくなったんだと。」
「えー、またぁ。この前買い変えたばっかじゃん!」
双子の兄弟なのに、何故か片割れのマサマサだけ、ぐんぐん背が伸びる。
一方、自分はというと、小ぶりで筋肉がないのがコンプレックスだ。
二卵性だからか、マサマサと自分は正反対。
マサマサは、背も高く、スポーツ万能。部活もサッカーとバスケを掛け持っている。容姿は父に似ていると思う。
俺は、あまり活動的でなく、部活も文芸部だ。
文を書くのが好きなのは父に似たようだが、容姿は母にそっくりで色白だ。
女性に間違われて男性から告白された事が、何度もある。
数分違いであはるが、先にこの世に産まれたのは自分のはずなのに、男としてのスペックが違いすぎる。
でも、二人は仲良しで、お互い足りないところを補い合っている。
(でも、どちらかといえばマサマサに助けられる方が多いかな、、)
「母さん達は、なんでも他にも用事があるらしくて、晩飯前に帰ってくるらしいぞ。」
「へー、なんか最近、マサマサと母さん仲がいいな、、、。
まぁ、いいか。じゃあ俺は、部屋に篭って小説でも書こうっと。」
(昼は、父さんと二人かぁ、、。カップラーメンになりそうだなぁ、、)
俺が、昼飯の心配をしながら部屋に篭ろうとした時、再び父さんに呼び止められた。
「ゆうゆう、たまには父さんにお前の小説読ませてくれないか?昔は、よく作文読ませてくれたじゃないか。」
「な!あれは、小学生の時でしょ!!今は流石に恥ずかしいよ!」
「そうかぁ、、。父さん、寂しいなぁ。じゃあ、ジャンルだけでも教えてくれないか?」
「え!!えっとぉー、それは、、え、、と、、恋愛物かな。」
俺がつい、言葉を濁したのは、実は俺が腐男子で、こっそりBLのちょっとエッチな話を書いているからだ。
しかも、モデルは、俺とマサマサ、、、。双子が、らぶいちゃエッチをする話だ。
でも、当然、俺とマサマサはそういう関係ではないし、俺自身にエッチの経験はない、、、。
だから、聞きかじった性の知識で書いているから、エッチシーンにいまいちリアリティがないのが悩みだ。
ただ、思春期の持て余す性欲を小説にぶつけているだけだ。
(べ、別に、マサマサの事、そういう目で見てる訳じゃないよ!ただ、ちょっと、逞しくて、優しくて、俺の事いつも助けてくれて、スポーツする姿とか、かっこいいなぁって思うだけだもん、、、、。)
「そうか、恋愛物か、、、。確かになぁ。この前、お前の学園祭に行った時、文芸部のブースでこんな本を見つけたんだ。」
なんと、父が棚の中から持ってきた茶封筒中から出てきたのは、まぎれもなく自分が書いたR15のBL本だったのだ。
絵が得意な友達にお願いして、キレイな表紙絵も書いてもらったのだ。
ちょっとエッチな内容が、学内の腐女子達に大人気で早々に完売したのだ。
その本をどうして父が、、。
「この本に出てくる人物が、お前とマサマサにそっくりでね。つい手に取ってしまったよ。」
「あう、、それはっ、、。部の女子がふざけて、、俺達をモデルに、、」
「いや、ゆうゆうの胸のホクロの位置もマサマサの際どいところにある傷の位置も同じでね、、。なかなかこれは、友達の女子は知れないんじゃないかな。
ゆうゆう、お前が書いたんだろ?
なかなか面白かった。文章、上手になったな。」
昔プロのライターをやっていた父に褒められたのは、凄く嬉しいが、本の内容が内容だけに、言葉につまる。
無言でいると、父が更に言葉を繋げる。
「ゆうゆう。全体的には、情景描写も心情描写もとても良い。
、、、ただ、肝心のエッチシーンの描写がいまいちだ。リアリティにかけるなぁ。」
父からエッチシーンと言う言葉が発せられたのに、びっくりした。
「と、父さん、、そんな、、恥ずかしいよ、、。だって、俺、そーいう経験ないし。」
「なんだ、マサマサとは、まだなのか?俺はてっきり、、。」
「だ、だって、父さん、マサマサは兄弟じゃないか!!、、それに男同士だし、マサマサは、モテるし、、俺なんか、、。」
「そうか?マサマサの方こそ、お前のケツをいつも追っかけまわしてるじゃないか。お前に悪い虫が付かないように、常にバリアしてる。
それに、未だに一緒に風呂に入ろうと言ってくるのは、アイツの方じゃないか。」
確かそうではあるのだが、要領の良くない俺を、ただ心配しているだけじゃないかと思う。
「でも、、。やっぱり俺なんか。」
「ふふ、まぁ、いいさ。
ところで、ゆうゆう、描写にもっとリアリティが欲しくないか?私が、教えてやろう。」
文章のプロである父が直々に教えてくれるなんて、良いチャンスだ。
普段は忙しいそうで、そんな事頼めなかったが、父の方から言ってくれるなんて、ありがたい。
「父さん、お願いします!俺、将来小説家になりたいんだ!」
「よし、じゃあ、寝室にいこう。今日は母さん達が居ないから、ゆっくり教えてやろう。さあ、来なさい。」
「え?寝室?なんで?リビングでいいのに、、?」
「何を言っているんだ、ゆうゆう。お前に足りないのは、リアリティだ。それは、実際に経験してみないと難しい。今日は、ゆうゆうに官能シーンのリアリティを体験させてやる。
私にお前の全てを委ねなさい。」
父さんは、俺に背を向け、二階の寝室に向かってしまった。
「あ、ああ!待って、父さん!今行くからぁ、、!」
こうして、父の小説のレクチャーが始まったのだ。
☆☆
俺彼サイドストーリー
サブキャラのジュンア氏と国木田氏の話を細々と更新してます。↓
「売り専ホストのビッチな俺が、クソ真面目警察官に惚れられて、品行方正な彼専用ビッチになった件」
BLじゃないですが、↓もエロなんで、よろしくお願いします。
「女商人ですが、エッチな道具を勇者に売りつけたら、何故かパーティ入りさせられてしまいました。」
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「ああ、ゆうゆう、おはよう。
二人なら、スニーカーを買いに行ったぞ。なんでも、部活の靴が小さくなったんだと。」
「えー、またぁ。この前買い変えたばっかじゃん!」
双子の兄弟なのに、何故か片割れのマサマサだけ、ぐんぐん背が伸びる。
一方、自分はというと、小ぶりで筋肉がないのがコンプレックスだ。
二卵性だからか、マサマサと自分は正反対。
マサマサは、背も高く、スポーツ万能。部活もサッカーとバスケを掛け持っている。容姿は父に似ていると思う。
俺は、あまり活動的でなく、部活も文芸部だ。
文を書くのが好きなのは父に似たようだが、容姿は母にそっくりで色白だ。
女性に間違われて男性から告白された事が、何度もある。
数分違いであはるが、先にこの世に産まれたのは自分のはずなのに、男としてのスペックが違いすぎる。
でも、二人は仲良しで、お互い足りないところを補い合っている。
(でも、どちらかといえばマサマサに助けられる方が多いかな、、)
「母さん達は、なんでも他にも用事があるらしくて、晩飯前に帰ってくるらしいぞ。」
「へー、なんか最近、マサマサと母さん仲がいいな、、、。
まぁ、いいか。じゃあ俺は、部屋に篭って小説でも書こうっと。」
(昼は、父さんと二人かぁ、、。カップラーメンになりそうだなぁ、、)
俺が、昼飯の心配をしながら部屋に篭ろうとした時、再び父さんに呼び止められた。
「ゆうゆう、たまには父さんにお前の小説読ませてくれないか?昔は、よく作文読ませてくれたじゃないか。」
「な!あれは、小学生の時でしょ!!今は流石に恥ずかしいよ!」
「そうかぁ、、。父さん、寂しいなぁ。じゃあ、ジャンルだけでも教えてくれないか?」
「え!!えっとぉー、それは、、え、、と、、恋愛物かな。」
俺がつい、言葉を濁したのは、実は俺が腐男子で、こっそりBLのちょっとエッチな話を書いているからだ。
しかも、モデルは、俺とマサマサ、、、。双子が、らぶいちゃエッチをする話だ。
でも、当然、俺とマサマサはそういう関係ではないし、俺自身にエッチの経験はない、、、。
だから、聞きかじった性の知識で書いているから、エッチシーンにいまいちリアリティがないのが悩みだ。
ただ、思春期の持て余す性欲を小説にぶつけているだけだ。
(べ、別に、マサマサの事、そういう目で見てる訳じゃないよ!ただ、ちょっと、逞しくて、優しくて、俺の事いつも助けてくれて、スポーツする姿とか、かっこいいなぁって思うだけだもん、、、、。)
「そうか、恋愛物か、、、。確かになぁ。この前、お前の学園祭に行った時、文芸部のブースでこんな本を見つけたんだ。」
なんと、父が棚の中から持ってきた茶封筒中から出てきたのは、まぎれもなく自分が書いたR15のBL本だったのだ。
絵が得意な友達にお願いして、キレイな表紙絵も書いてもらったのだ。
ちょっとエッチな内容が、学内の腐女子達に大人気で早々に完売したのだ。
その本をどうして父が、、。
「この本に出てくる人物が、お前とマサマサにそっくりでね。つい手に取ってしまったよ。」
「あう、、それはっ、、。部の女子がふざけて、、俺達をモデルに、、」
「いや、ゆうゆうの胸のホクロの位置もマサマサの際どいところにある傷の位置も同じでね、、。なかなかこれは、友達の女子は知れないんじゃないかな。
ゆうゆう、お前が書いたんだろ?
なかなか面白かった。文章、上手になったな。」
昔プロのライターをやっていた父に褒められたのは、凄く嬉しいが、本の内容が内容だけに、言葉につまる。
無言でいると、父が更に言葉を繋げる。
「ゆうゆう。全体的には、情景描写も心情描写もとても良い。
、、、ただ、肝心のエッチシーンの描写がいまいちだ。リアリティにかけるなぁ。」
父からエッチシーンと言う言葉が発せられたのに、びっくりした。
「と、父さん、、そんな、、恥ずかしいよ、、。だって、俺、そーいう経験ないし。」
「なんだ、マサマサとは、まだなのか?俺はてっきり、、。」
「だ、だって、父さん、マサマサは兄弟じゃないか!!、、それに男同士だし、マサマサは、モテるし、、俺なんか、、。」
「そうか?マサマサの方こそ、お前のケツをいつも追っかけまわしてるじゃないか。お前に悪い虫が付かないように、常にバリアしてる。
それに、未だに一緒に風呂に入ろうと言ってくるのは、アイツの方じゃないか。」
確かそうではあるのだが、要領の良くない俺を、ただ心配しているだけじゃないかと思う。
「でも、、。やっぱり俺なんか。」
「ふふ、まぁ、いいさ。
ところで、ゆうゆう、描写にもっとリアリティが欲しくないか?私が、教えてやろう。」
文章のプロである父が直々に教えてくれるなんて、良いチャンスだ。
普段は忙しいそうで、そんな事頼めなかったが、父の方から言ってくれるなんて、ありがたい。
「父さん、お願いします!俺、将来小説家になりたいんだ!」
「よし、じゃあ、寝室にいこう。今日は母さん達が居ないから、ゆっくり教えてやろう。さあ、来なさい。」
「え?寝室?なんで?リビングでいいのに、、?」
「何を言っているんだ、ゆうゆう。お前に足りないのは、リアリティだ。それは、実際に経験してみないと難しい。今日は、ゆうゆうに官能シーンのリアリティを体験させてやる。
私にお前の全てを委ねなさい。」
父さんは、俺に背を向け、二階の寝室に向かってしまった。
「あ、ああ!待って、父さん!今行くからぁ、、!」
こうして、父の小説のレクチャーが始まったのだ。
☆☆
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