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閑話休題 「彼氏が毎日21:30にハトになります。」
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俺は、ある日ヘンテコな夢をみたんだ、、、。
それは、毎日、マサトが夜9時半にハトになる病気に掛かってしまうというものだった。
『彼氏が毎日21:30にハトになります。』
「あっ、、♡ひっ、、!!い、いくっ、いっく、、、♡♡!ましゃ、、♡もっと深く、、深くぅーーーー!」
「おう、ゆうや、まかせろ!
そりゃ!そりゃ!」
「ふぐぅぅー!あっ、いい、、すご、、、いい!ああ♡ましゃとぉ、だいすきぃ♡」
俺達は、夜、いつも通りラブラブセックスに勤しんでいた。
激しいマサトの突き上げに、身体の芯まで痺れる。マサトのシャツをギュッと掴み、マサトの汗で濡れる前髪の気配を感じながら、あと少しで到達できる快感の頂点を2人で目指していたところだった。
そして、本当に、あと少しで達するといった時、マサトの身体に突然変化が訪れた、、!
、、、、
「…クルッポー!」🐦
鳩になってしまったのである。
「、、、、、あっ、、うそ、、時間か、、。」
「クルッポー」
そう、俺の腹の上には一匹のハトが居る。ブカブカになったマサトのシャツと共に。
なんと、俺の彼氏は夜決まった時間にハトになる病気に罹ってしまっていたのだ。
始めは、それはビックリして、当然医者にも行った。そうしたら、時々そういう病気が発病する人もいるが、直す手段もないが、特に命に別状もないので気にするなと言われた。
まあ、毎朝、これも決まった時間にマサトに戻るし、意外と仕事にも影響がなかったから、まぁいいかということになったのだ。
「あー、今日もイキ損ねちまった。
まさと、お前も出せなかったな、、。」
1番良いところでタイムリミットがきてしまい豆鉄砲をくらったような顔をしているマサト(ハト状態)は、抗議するように「クルッポー」と鳴いたのであった。
「うん、しょうがないよ。また明日、がんばろう。」
ハトも性欲がたまったら夢精するのだろうか?それとも、自慰的な事をするのだろうか。
そうして、俺達は、諦めて布団に入る。
以前は、男2人で寝れば少し狭いダブルベッドも、相方がハトになってしまえば、寧ろ広すぎるくらいであった。
寝返りで最愛のマサトを潰してしまわないように、胸の上にのせ、硬いクチバシにキスをする。
「まさと、おやすみ。…愛してるよ。」
「クルッポー」
普段なら、滅多に言わない恥ずかしい台詞も、相手が無口な間抜け面したハトなら、抵抗無く言えてしまうのが不思議だ。
、、、そして、朝
ぼわん!!
朝6時ピッタリに、まさとがハトから人間に戻るのである。
「ぐえー!!重い、、!」
「むにゃー♡ゆうたん♡あったかい♡」
その際は、まさと(全裸)は気持ち良さそうに俺に抱きついているが、俺は潰されて重いのである。
「まさとー、起きろっ!!重いっっ!!」
バッシン、バッシンまさとを叩いて起こす。まぁ、遠慮なく叩けるのも人間体に戻った証なんだけど。
「あっ♡ゆうたん、おはよ♡さ、人間体に戻ったから、エッチの続きしよう♡」
「ば、ばか!今日は早番なんだよ!朝からエッチできるかーっ!」
「しょ、しょんなー、、!もう5日も出せてないよー!」
…マサトがハトになってからというもの、だいたいいつもそんな感じなのである。
さて、2人で過ごす夜の時間の大半がハトのマサトと過ごすことになってしまったので、ハトの生態に詳しくなった。
まず、ごはん。
始めは、ハトの餌を与えみたら、凄くおこったので、パンを与えたらクチバシでツンツン器用に食べた。
大抵のものは細かく切ってやれば食べるので、今ではハトに俺の食事を取り分けてやり、仲良く夕飯を食べている。
風呂にもハトと一緒に入る。
いや、正確には、マサトと風呂に入っていたら、ハトになってしまうパターンが多いが、器用に湯船の中で浮かんでいるので、そのままバスタイムをエンジョイするのだ。
ハト態のまま、身体をあらってやれば「ホーホー」と気持ち良さそうな声をだすのだ。
「そうか、マサト気持ちいいか。良かった。」
「クルッポー」
ちなみに、泣き声は「ホーホー」と「クルッポー」しかないのだが、慣れてくれば感情くらい読み取れるようになってくる。
「あっ、ましゃとったらぁ♡
やめろぉっ!乳首ツンツンするなよぉ♡あっ、あん♡あああん!!摘むのも、だめぇん♡」
ハト態でもいちゃつけるようにはなった。
結局、愛があれば、姿形なんて関係がないのではないか?
そう思い、最近はマサトがハト態になってしまってもセックスを続行するようにしている。
流石に、ちんちんは入れられないのでおバイブのお世話になるのだが、ハトのマサトは、羽で俺の肌を撫でてくれたり、乳首をクチバシで啄んでくれたり、尖った脚の爪でカリカリと引っ掻いてくれたりと、なかなかバラエティに富んだ愛撫をしてくれる事が分かった。
「ふぁっ♡まさと、、羽さわさわ、きもひぃ♡あっ、、そ、そんなとこ、、ツンツンだぁめっ♡あっ、、ふぁっ♡ましゃとぉ、、ハトでもぉ、、しゅきぃー♡♡」
「クルッポー♡♡」
「ほふぅ、、♡ああン♡おバイブもきもひぃけど、ほんとはっ、、ましゃとの、あっついの欲しいけど、、おバイブでも、、がまんしゅるぅぅーん♡」
「クルッポー💢」
「ンひゃぁ♡まさとっ、、!タ、タマタマは、つっついたらぁ、、だっめぇぇー!!妬かないでっ、、おバイブに妬かないれ、、!ほぉおお″っ!!」
ある時、マサトがバイブに焼き餅を焼き、穴に入ったバイブの先に止まりグイングインと動かしたのだ!!
「あっ♡おバイブ動かしたらぁ、、きも、、きも、、きもひぃぃぃん♡♡あっ♡しょれっ、、ましゃとに突かれてるみたいな動きっ、、、♡あっ、、おれ、、ハトのましゃとに、、いかしゃれるぅぅーーん♡♡♡!!」
「クルッポー♡クルッポー♡♡」
「ん…ましゃ、、、ありがとっ、、♡久しぶりにっ、、はぁ…俺っ、、深くい、いっちゃったぁ、、」
そんな具合に、ハトとの愛の営みも充実してきた。
あとは、求愛のダンスだ。
ハトのマサトがセックスの最中や、何かの弾みに、突然求愛のダンスを踊りだすのだ。
不思議に思って、人間態に戻った時にその訳を聞いた。
「ええーっ。そんなのゆうたんの事が『堪らなく好きぃ♡』って気持ちになると、つい踊り出しちゃうんだよー。こればっかりは、ハトの本能だから止めらんねーんだ。ゆうたん、可愛すぎるし、、、。」
それを聞いて以来、俺は、最後までしっかりとダンスを見届け、お礼にハト態のマサトを抱きしめ、キスをして、おまけに、性器の穴をなでなでしてやるのだ。そうすると、マサトは気持ち良さそうに、目を閉じて、されるがままになっている。そうして、ぴゅっぴゅっと射精するのだ。
(因みに、鳥にはペニスがないのだ。うんち、おしっこ、精液などの排出の全てを一つの穴で行っているのだ)
これの感想も、人間態の時に聞いてみた。
「もぅ、ゆうたんの愛が伝わってきて、とっても気持ちよくて、幸せな気持ちになって、もう、このままハトでもいいかなって気持ちになるんだよぉ♡」
、、との事だ。でも、ずっとハトでいられても困るので、程々にしておこうと思う。
まぁ、そんな感じで、俺達は種を超えた愛の形を楽しんでいた。
そんなある日、明け方、変な時間に起きてしまった俺は、まだハト状態のまさとを肩に乗せ、近所の公園を散歩してた。
まだ早朝で朝靄のかかる公園は、人影も無く静かであった。
周りにだれも居ないからと、鼻歌まじりで歩いていると、突然、マサトが肩の上から飛び立った。
「あっ、、マサト!どこ行くの?」
実は、マサトは飛ぶのが苦手なハトなのだ。
本人曰く「圧倒的な経験不足」らしい。そりゃ、生まれて20年以上陸地で生活していたのだから、しょうがない。
俺は、マサトが途中で飛ぶのを誤って落ちたり木にぶつかったりしないか、急いで後を追った。
すると、マサトは少し先の木の上から花をもぎ取って戻ってきたのだ。
そして、俺の頭に戻ってきて、髪にその花を指してくれた。
「クルッポー♡」
「えっ♡マサト、飛ぶの嫌いなのに、俺の為に取ってきてくれたの…♡っ、、う、うれしいよ♡」
「クルッポー♡♡」
マサトが俺の唇を啄んでくれる。
そういえば、ハトは番になると一生一匹と添い遂げるという。
マサトが他の生物じゃなくて、ハトになってくれて良かったのかもしれない。
再び俺の肩にのっかり、俺の髪の毛先を啄んで遊んでいるマサトを愛しく思う。
そんな風に思い、ぼーっと歩いていたら、石につまずき、転んでしまった。
その拍子に肩に乗っていたマサトが、ポーンと放り出され、目の前の池にぽちゃんと落ちた。
「あーーっ!!マサトぉー!」
少し靄がかった池に急いで駆け寄ると、なんと中から女神様が出てきたのだ。
その女神さまは、左右にそれぞれ、ずぶ濡れになった人間態のマサトを抱えていた。
「あなたが落としたのは、途中でハトになって最後までいかせてくれない方のマサトですか?
それとも、最後までハトにならないで、きちんといかせてくれる方のマサトですか?」
「、、、ええとぉ、、以前は、途中でハトにならないで、きちんといかせてくれるマサトだったんですけど、今はハトになって最後までいかせてくれなくなったマサトの方です、、、。」
本当はハトにならないマサトのが良いのであるが、正直に答えてみる。
「あら?そうなの?今ならキャンペーンで、ハトにならないマサトの方をプレゼントできるけど、どうする?」
女神様のセリフにハトになる方のマサトがジタバタともがいている。
「わーー!ゆうたーん、俺こっちだから!ハトになっちゃうけど、なるべくいかせてあげるように頑張るから!ハトになっちゃうけど、ゆうたんのこと、世界で1番、愛してるから!!そんな、キャンペーンにのったらダメだよ!!うまい話には、絶対裏があるからねーっ!!」
相当焦っているようだ。
「ばーか、大丈夫だよ。何心配してんのよ、、、。俺が愛してるのは、ハトになっちゃうし、スケベで変態で、へたれだけど、俺を愛してくれて、一緒に楽しい時間を過ごしてきた方のマサトだよ。
…女神さま、だからそっちのマサトを返して下さい。」
「あら、トゥルーラブね♡そういうの、好きよ。じゃあ、こっちのマサトをハトにならないようにしてあげるわね。」
そう言って、女神さまが魔法をかけると、マサトはハトにならなくなったのだ。
「や、やった、、、俺、元にもどったのか?!!
ゆうたん、ありがとう♡♡♡
これで、毎日ゆうたんを満足させてあげられる!!」
ずぶ濡れのマサトが俺の元に戻ってきた。
「まさと!!良かった!!
女神さま!ありがとうございます!」
2人で抱き合って喜んで、女神様にお礼を言う。
「それはそうと、まさとが、1人余ったわ、、。あなた。持ってく?」
女神様が持て余したように言う。
「い、いえ、、毎日3Pセックスになっちゃうから、結構です!!」
丁重にお断りしておいた。
こうして、ハトにならなくなったましゃととゆうたんは、末長く幸せにセックスしましたとさ、、、。
「ゆうたん…♡俺を見捨てないでくれて、ありがとっ♡♡チュッチュッ♡」
「んー?当たり前だろ。お前の事が、好きなんだから。」
ちゃんちゃん♡
☆☆☆
なんだこの話、、。
突然、思いつきました。お付き合いありがとうございました、、!
設定かえて、ちゃんと長編にしたい気もしますが、ならない気もします。
☆新作公開してます!本日も21:30更新です!!よろしくお願いします!!
「今日はメスの日、メス曜日♡
αの匂いに発情注意報♡」
☆完結済
「僧侶に転生しましたが、魔王に淫紋を付けられた上、スケベな彼氏も勇者に転生したので、恥ずかしながら毎日エロ調教されながら旅しています」
それは、毎日、マサトが夜9時半にハトになる病気に掛かってしまうというものだった。
『彼氏が毎日21:30にハトになります。』
「あっ、、♡ひっ、、!!い、いくっ、いっく、、、♡♡!ましゃ、、♡もっと深く、、深くぅーーーー!」
「おう、ゆうや、まかせろ!
そりゃ!そりゃ!」
「ふぐぅぅー!あっ、いい、、すご、、、いい!ああ♡ましゃとぉ、だいすきぃ♡」
俺達は、夜、いつも通りラブラブセックスに勤しんでいた。
激しいマサトの突き上げに、身体の芯まで痺れる。マサトのシャツをギュッと掴み、マサトの汗で濡れる前髪の気配を感じながら、あと少しで到達できる快感の頂点を2人で目指していたところだった。
そして、本当に、あと少しで達するといった時、マサトの身体に突然変化が訪れた、、!
、、、、
「…クルッポー!」🐦
鳩になってしまったのである。
「、、、、、あっ、、うそ、、時間か、、。」
「クルッポー」
そう、俺の腹の上には一匹のハトが居る。ブカブカになったマサトのシャツと共に。
なんと、俺の彼氏は夜決まった時間にハトになる病気に罹ってしまっていたのだ。
始めは、それはビックリして、当然医者にも行った。そうしたら、時々そういう病気が発病する人もいるが、直す手段もないが、特に命に別状もないので気にするなと言われた。
まあ、毎朝、これも決まった時間にマサトに戻るし、意外と仕事にも影響がなかったから、まぁいいかということになったのだ。
「あー、今日もイキ損ねちまった。
まさと、お前も出せなかったな、、。」
1番良いところでタイムリミットがきてしまい豆鉄砲をくらったような顔をしているマサト(ハト状態)は、抗議するように「クルッポー」と鳴いたのであった。
「うん、しょうがないよ。また明日、がんばろう。」
ハトも性欲がたまったら夢精するのだろうか?それとも、自慰的な事をするのだろうか。
そうして、俺達は、諦めて布団に入る。
以前は、男2人で寝れば少し狭いダブルベッドも、相方がハトになってしまえば、寧ろ広すぎるくらいであった。
寝返りで最愛のマサトを潰してしまわないように、胸の上にのせ、硬いクチバシにキスをする。
「まさと、おやすみ。…愛してるよ。」
「クルッポー」
普段なら、滅多に言わない恥ずかしい台詞も、相手が無口な間抜け面したハトなら、抵抗無く言えてしまうのが不思議だ。
、、、そして、朝
ぼわん!!
朝6時ピッタリに、まさとがハトから人間に戻るのである。
「ぐえー!!重い、、!」
「むにゃー♡ゆうたん♡あったかい♡」
その際は、まさと(全裸)は気持ち良さそうに俺に抱きついているが、俺は潰されて重いのである。
「まさとー、起きろっ!!重いっっ!!」
バッシン、バッシンまさとを叩いて起こす。まぁ、遠慮なく叩けるのも人間体に戻った証なんだけど。
「あっ♡ゆうたん、おはよ♡さ、人間体に戻ったから、エッチの続きしよう♡」
「ば、ばか!今日は早番なんだよ!朝からエッチできるかーっ!」
「しょ、しょんなー、、!もう5日も出せてないよー!」
…マサトがハトになってからというもの、だいたいいつもそんな感じなのである。
さて、2人で過ごす夜の時間の大半がハトのマサトと過ごすことになってしまったので、ハトの生態に詳しくなった。
まず、ごはん。
始めは、ハトの餌を与えみたら、凄くおこったので、パンを与えたらクチバシでツンツン器用に食べた。
大抵のものは細かく切ってやれば食べるので、今ではハトに俺の食事を取り分けてやり、仲良く夕飯を食べている。
風呂にもハトと一緒に入る。
いや、正確には、マサトと風呂に入っていたら、ハトになってしまうパターンが多いが、器用に湯船の中で浮かんでいるので、そのままバスタイムをエンジョイするのだ。
ハト態のまま、身体をあらってやれば「ホーホー」と気持ち良さそうな声をだすのだ。
「そうか、マサト気持ちいいか。良かった。」
「クルッポー」
ちなみに、泣き声は「ホーホー」と「クルッポー」しかないのだが、慣れてくれば感情くらい読み取れるようになってくる。
「あっ、ましゃとったらぁ♡
やめろぉっ!乳首ツンツンするなよぉ♡あっ、あん♡あああん!!摘むのも、だめぇん♡」
ハト態でもいちゃつけるようにはなった。
結局、愛があれば、姿形なんて関係がないのではないか?
そう思い、最近はマサトがハト態になってしまってもセックスを続行するようにしている。
流石に、ちんちんは入れられないのでおバイブのお世話になるのだが、ハトのマサトは、羽で俺の肌を撫でてくれたり、乳首をクチバシで啄んでくれたり、尖った脚の爪でカリカリと引っ掻いてくれたりと、なかなかバラエティに富んだ愛撫をしてくれる事が分かった。
「ふぁっ♡まさと、、羽さわさわ、きもひぃ♡あっ、、そ、そんなとこ、、ツンツンだぁめっ♡あっ、、ふぁっ♡ましゃとぉ、、ハトでもぉ、、しゅきぃー♡♡」
「クルッポー♡♡」
「ほふぅ、、♡ああン♡おバイブもきもひぃけど、ほんとはっ、、ましゃとの、あっついの欲しいけど、、おバイブでも、、がまんしゅるぅぅーん♡」
「クルッポー💢」
「ンひゃぁ♡まさとっ、、!タ、タマタマは、つっついたらぁ、、だっめぇぇー!!妬かないでっ、、おバイブに妬かないれ、、!ほぉおお″っ!!」
ある時、マサトがバイブに焼き餅を焼き、穴に入ったバイブの先に止まりグイングインと動かしたのだ!!
「あっ♡おバイブ動かしたらぁ、、きも、、きも、、きもひぃぃぃん♡♡あっ♡しょれっ、、ましゃとに突かれてるみたいな動きっ、、、♡あっ、、おれ、、ハトのましゃとに、、いかしゃれるぅぅーーん♡♡♡!!」
「クルッポー♡クルッポー♡♡」
「ん…ましゃ、、、ありがとっ、、♡久しぶりにっ、、はぁ…俺っ、、深くい、いっちゃったぁ、、」
そんな具合に、ハトとの愛の営みも充実してきた。
あとは、求愛のダンスだ。
ハトのマサトがセックスの最中や、何かの弾みに、突然求愛のダンスを踊りだすのだ。
不思議に思って、人間態に戻った時にその訳を聞いた。
「ええーっ。そんなのゆうたんの事が『堪らなく好きぃ♡』って気持ちになると、つい踊り出しちゃうんだよー。こればっかりは、ハトの本能だから止めらんねーんだ。ゆうたん、可愛すぎるし、、、。」
それを聞いて以来、俺は、最後までしっかりとダンスを見届け、お礼にハト態のマサトを抱きしめ、キスをして、おまけに、性器の穴をなでなでしてやるのだ。そうすると、マサトは気持ち良さそうに、目を閉じて、されるがままになっている。そうして、ぴゅっぴゅっと射精するのだ。
(因みに、鳥にはペニスがないのだ。うんち、おしっこ、精液などの排出の全てを一つの穴で行っているのだ)
これの感想も、人間態の時に聞いてみた。
「もぅ、ゆうたんの愛が伝わってきて、とっても気持ちよくて、幸せな気持ちになって、もう、このままハトでもいいかなって気持ちになるんだよぉ♡」
、、との事だ。でも、ずっとハトでいられても困るので、程々にしておこうと思う。
まぁ、そんな感じで、俺達は種を超えた愛の形を楽しんでいた。
そんなある日、明け方、変な時間に起きてしまった俺は、まだハト状態のまさとを肩に乗せ、近所の公園を散歩してた。
まだ早朝で朝靄のかかる公園は、人影も無く静かであった。
周りにだれも居ないからと、鼻歌まじりで歩いていると、突然、マサトが肩の上から飛び立った。
「あっ、、マサト!どこ行くの?」
実は、マサトは飛ぶのが苦手なハトなのだ。
本人曰く「圧倒的な経験不足」らしい。そりゃ、生まれて20年以上陸地で生活していたのだから、しょうがない。
俺は、マサトが途中で飛ぶのを誤って落ちたり木にぶつかったりしないか、急いで後を追った。
すると、マサトは少し先の木の上から花をもぎ取って戻ってきたのだ。
そして、俺の頭に戻ってきて、髪にその花を指してくれた。
「クルッポー♡」
「えっ♡マサト、飛ぶの嫌いなのに、俺の為に取ってきてくれたの…♡っ、、う、うれしいよ♡」
「クルッポー♡♡」
マサトが俺の唇を啄んでくれる。
そういえば、ハトは番になると一生一匹と添い遂げるという。
マサトが他の生物じゃなくて、ハトになってくれて良かったのかもしれない。
再び俺の肩にのっかり、俺の髪の毛先を啄んで遊んでいるマサトを愛しく思う。
そんな風に思い、ぼーっと歩いていたら、石につまずき、転んでしまった。
その拍子に肩に乗っていたマサトが、ポーンと放り出され、目の前の池にぽちゃんと落ちた。
「あーーっ!!マサトぉー!」
少し靄がかった池に急いで駆け寄ると、なんと中から女神様が出てきたのだ。
その女神さまは、左右にそれぞれ、ずぶ濡れになった人間態のマサトを抱えていた。
「あなたが落としたのは、途中でハトになって最後までいかせてくれない方のマサトですか?
それとも、最後までハトにならないで、きちんといかせてくれる方のマサトですか?」
「、、、ええとぉ、、以前は、途中でハトにならないで、きちんといかせてくれるマサトだったんですけど、今はハトになって最後までいかせてくれなくなったマサトの方です、、、。」
本当はハトにならないマサトのが良いのであるが、正直に答えてみる。
「あら?そうなの?今ならキャンペーンで、ハトにならないマサトの方をプレゼントできるけど、どうする?」
女神様のセリフにハトになる方のマサトがジタバタともがいている。
「わーー!ゆうたーん、俺こっちだから!ハトになっちゃうけど、なるべくいかせてあげるように頑張るから!ハトになっちゃうけど、ゆうたんのこと、世界で1番、愛してるから!!そんな、キャンペーンにのったらダメだよ!!うまい話には、絶対裏があるからねーっ!!」
相当焦っているようだ。
「ばーか、大丈夫だよ。何心配してんのよ、、、。俺が愛してるのは、ハトになっちゃうし、スケベで変態で、へたれだけど、俺を愛してくれて、一緒に楽しい時間を過ごしてきた方のマサトだよ。
…女神さま、だからそっちのマサトを返して下さい。」
「あら、トゥルーラブね♡そういうの、好きよ。じゃあ、こっちのマサトをハトにならないようにしてあげるわね。」
そう言って、女神さまが魔法をかけると、マサトはハトにならなくなったのだ。
「や、やった、、、俺、元にもどったのか?!!
ゆうたん、ありがとう♡♡♡
これで、毎日ゆうたんを満足させてあげられる!!」
ずぶ濡れのマサトが俺の元に戻ってきた。
「まさと!!良かった!!
女神さま!ありがとうございます!」
2人で抱き合って喜んで、女神様にお礼を言う。
「それはそうと、まさとが、1人余ったわ、、。あなた。持ってく?」
女神様が持て余したように言う。
「い、いえ、、毎日3Pセックスになっちゃうから、結構です!!」
丁重にお断りしておいた。
こうして、ハトにならなくなったましゃととゆうたんは、末長く幸せにセックスしましたとさ、、、。
「ゆうたん…♡俺を見捨てないでくれて、ありがとっ♡♡チュッチュッ♡」
「んー?当たり前だろ。お前の事が、好きなんだから。」
ちゃんちゃん♡
☆☆☆
なんだこの話、、。
突然、思いつきました。お付き合いありがとうございました、、!
設定かえて、ちゃんと長編にしたい気もしますが、ならない気もします。
☆新作公開してます!本日も21:30更新です!!よろしくお願いします!!
「今日はメスの日、メス曜日♡
αの匂いに発情注意報♡」
☆完結済
「僧侶に転生しましたが、魔王に淫紋を付けられた上、スケベな彼氏も勇者に転生したので、恥ずかしながら毎日エロ調教されながら旅しています」
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