俺☆彼 [♡♡俺の彼氏が突然エロ玩具のレビューの仕事持ってきて、散々実験台にされまくる件♡♡]

ピンクくらげ

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初1一3 俺と彼氏の「ウブウブ♡ボディガード大作戦」レビュー

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「どお?すっきりした?」

2人で同時に達した後、ゆっくりと握ったブツから手をはなす。
ユウヤのモノも、やっと出し切ったらしく。フニャっとしている。

「変な事させて、悪いな、、、。
もう、大丈夫みたいだ。ありがとう、、。」

ユウヤがそそくさと乱れた衣服を整える。

「あんた、あんまり女とやった事ないの?、、、ずいぶんうぶだよね?」

「うるせーよ、、。悪いかよ。」

ユウヤが途端に真っ赤になる。茹で蛸のような顔してむくれてる。

「いや、可愛いなと思って。あんた、そんなに綺麗なのに、、、。店にもファン多いじゃん?」

「そういうの、興味ないんだよ。1人でまったりゲームしたり、映画見たりが好きなんだよ。」

もったいない、、、。
若いのに、ずいぶんと落ち着いているというか、枯れているというか、、。

俺が彼氏だったらもっとコイツをいろんな所に連れて行って、楽しいことも(もちろん気持ちことも)、いっぱい教えてやれんのに。

もっとユウヤの笑顔がみたいなぁ。


そこで、フト思い出す。ジャケットのポケットに入りっぱなしだった映画のチケットを。

本来なら、昨日、誘うはずだった映画だけど、今からでも遅くない。


「あ、そうだ。映画のチケットあるんだった。これっ!二枚貰ったんだ。
、、、一緒に、行く?」

「お!あの話題作じゃん!見たかったんだ!行きたい!」

ユウヤがチケットを手にして、笑っている。

ああ、やっと笑顔がみれた。

「まぁ、でも明日だな。あんたの体調が整ってからだ。」

「うん。確かにちょっと疲れたから、、、一旦寝るわ、、、、。ありがとう。マサトさん、居て、よかった、、、。」

ユウヤの目が、トロンと落ちて、そのままソファに横になって、寝てしまう。まぁ、二回も出したら疲れるよな。

あんまり、事件の事を引きずっていない様で良かった。

実際それどころではないのかもしれないが、、。
なにしろ、店の客程度しか面識がない男に裸見られたり、チンコ咥えられたりしてんだからなぁ、、。

身体も、精神も、揺れ幅の多い1日だろう。

結局、ユウヤはそのまま寝続けた。

途中、うなされている様な時もあったが、手を握って、頬を撫でてやると、再び静かな寝息に戻るのであった。




次の日、連れ立って映画に行く。話題の映画という事で、そこそこ混んでいた。

ポップコーンを2人で分けたり、ゲーセンでUFOキャッチャーやったり、なんだかデートみたいで。

「あ、俺、あれ飲む。」
 
途中のタピオカミルクティー屋でユウヤが反応する。そそくさと、列の最後に並ぶ。

カップルか女の子ばかりの列に10分程並び、タピオカミルクティーを手にしたユウヤはニコニコだった。

女子かな?
女子高生なのかな、この子?

「マサトさんは買わなくて良かったの?」

「俺、甘いの苦手。(でも、甘いのが好きなゆうたんは大好きよ♡)」

「ふーん、美味いのにな。」

ミルクティーをすすりながら、ユウヤがポツリと呟く。

「あー、映画館入って、痴漢に合わなかったの久しぶりだなぁ。」

「え?!何それ?いつも痴漢に遭うの?!」

「うん。電車でも多い。」

マジかよ、、。どんだけ引き寄せちゃってんの?

「あ、そういえば、、、今日は電車でも痴漢に合わなかった、ラッキー!あんたと居ると、運が良くなるな。」

いや、それちがうよ、ゆうたん。
いくらなんでも、痴漢だって彼氏が横に居たら手を出せないからだよ。皆、俺の事、彼氏って勘違いして、寄ってこないだけだよ、、、。

なんて、言えないんだけどさ。
俺、ヘタレだから。

帰りの電車で、ゲーム機を取り出して何やらピコピコやっている。
 
「何やってんの?それ?」

「ん?ポ○モン。あんたもやってる?」

すげー期待した目で見られだけど、生憎俺は、ゲーム機を持ってない。

あからさまに、ガッカリした顔をされた。

「なんだよ。交換したかったのに。」

どうやら、ユウヤはゲームが好きらしい。さっきもゲーセンで、子供みたいにはしゃいでいたしな。

それならと、駅前の家電量販店に立ち寄って、俺もポ○モンとゲーム機本体を買った。

「俺もやるから、教えて。」

それを口実にユウヤを引き止める。

ニコニコと嬉しそうに、俺に操作を説明してくれる。俺は、本当はそんな画面なんて見てなくて、お前の横顔ばかり眺めていたいよ、、なんて言えない。

「もう、遅いから今日も泊まってけよ。明日、朝、アイツらが店に張ってたら危ないから、俺が送ってけば安心だし。」

そんなのも、勿論口実。なんとかして、ユウヤを側に置いておきたくて。

「そこまで、あんたの世話になるの悪いから、、、。」

「せっかく助けたのに、また襲われたら、こっちが夢見が悪いし。それに、ポケ○ン、全然分からないから、もっと教えて。」

「分かった。少し世話になる。」

そして始まる2人の共同生活。

俺がユウヤを落とすまで、あと数日。


****

結局、俺はマサトの家に暫く厄介になることにした。


朝、マサトが一緒に電車に乗って店までついてきてくれる。

そして、夜はシフトが終わる時間に迎えにきてくれる。

なんだか付き合ってるカップルみたいだな、、と思ってしまう。

朝の満員電車の中では、背の高いマサトが俺を庇う様に後ろに立ってくれるからか、毎日にように合っていた痴漢もピタリと止んだ。

それは、嬉しいのだが、満員電車でマサトとの距離が異様に近くなってしまうのが、なんだかドキドキしてしまう。

身体が密着したり、顔が近かったり。
彼の心臓の音や息遣いが聞こえる程で。

(なんで、俺、こんなにドキドキしてんだ?、、、しかし、間近で見ると、つくづく男前だよな。女の子だったらイチコロだろうな。)

そして、迎えの時間には、少し早く来て、店内でコーヒーを飲んで待っている。

目が合うと、ニッコリ笑って手をヒラヒラ振ってくる。
嬉しいけど、働いている姿をずっと目で追われているようで、少し緊張する。

シフトが終わると、裏口でマサトが出迎えてくれる。

「お疲れさん♡」

そんなイケボで言われたら、女子じゃなくても、トキメクじゃん、、。

帰りは、2人でコンビニに寄って、弁当やビールを買い、ポケ○ンしながら晩酌する。

上京して友達と離れてしまった俺にとって、そんな生活は久しぶりで、凄く楽しい生活だった。


****


3日程そんな生活を続けた夜、事件が起こる。

いつものように夜のシフトが終わり、マサトと帰る。
店を出ると、マサトが妙に近寄ってきて、小声で耳打ちする。

「ユウヤ、あいつらだ。バレないように、彼女の振りしろ。」

マサトに腰を引き寄せられる。

そして、

「まくぞ」

早足で歩き、路地を曲がり、電柱の影で立ち止まる。アイツらがまだ来ないことを確認すると、マサトはコートを脱ぎ、俺に着せる。

「なっ、、何すんだ?」

「しっ!黙っとけ!!」

お喋りを小声で制される。


そして、次の瞬間、


俺は、壁に押し倒され、

 
マサトの顔が迫ってきて、


そして、、、、


唇が合わさる。

ん、!、、(はむっ)ふぐっ、、あっ、、んんっ、、(くちゅっ、、)

その後ろを見た事のある2人組が走り去っていった。



暫くそのままで、

2人組の足音が消えるまで、

唇が合わさったままで、、、、。



やっとマサトの唇が離れた時は、俺の腰は立たなくなっていて、、、。

「あ、すまない。顔を隠そうと思って、、、。大丈夫?立てる?アイツらお前を襲った奴らだろ?」

俺は、頷くことしかできなくて。

ドキドキした。

キスなんて、子供の頃に遊びみたいなキスをした以来で。

あんなに長くて、大人なキスなんて初めてで。

「ばっ、ばか!!急に何すんだよ、、。」

次に繋ぐ言葉が見つからず、悪態をつく。そのくせ、俺は腰がフラフラになっちゃったから、マサトの腕にしがみかないと歩けなくて、全くダラシないんだけど。


次の日の帰りも、またアイツらが居るかもしれないからと、カモフラージュの為に、手を繋ぎながら帰るという。

マサトのコートを羽織らされ、髪を下ろす。コートから漂うマサトの匂いが鼻腔をつく。なんだろ、爽やかな香水の匂い。

「ほら、手寄越せ。」

手を握られる。普通のじゃなくて、俗に言う恋人繋ぎってやつ。

寒いと、呟いたら、手を繋いだまま、マサトのジャケットのポッケに誘導され、中で、さらにギュッと握られる。

「、、、なにも、恋人繋ぎじゃなくても。」

「ばか、こういうのはリアリティが大事♡」

「、、、そういうもんなん?こんな所、彼女に見られたら、誤解されるだろ?」

「ん?俺、彼女居ないし。
っーか、俺、ゲイだし。あ、お前、自分でちゃんとガードしてね。」

?!、、、うそ。この状況で、そんな事カミングアウトしないでよ、、。

手、離せないじゃんか、、、。カモフラージュなんだから。




そして、その夜、お礼を兼ねて料理を作った。

さすがに、俺も連日コンビニ弁当は飽きるしね。

「お前、料理できんのすげ~な!!」

マサトは、料理がダメみたいで、ずっと外食やコンビニらしく、すごく感謝された。

居候の身としては、何か役に立ちたいし。

コンビニで買ったちょっとした材料しかないけど、簡単なものなら作れる。

料理を作っている間、マサトが興味深げに手元を覗いてくる。

「へー、包丁も上手だなー!!お、カニカマ、ちょっと頂戴。」

なんて言いながら、後ろから腰を掴み、俺の肩に顎を乗せてくる。

また身体が密着する。マサトの香水の匂い、嫌いじゃない。

マサトの手が、さらに前に周り、まるで後ろから抱きしめられているみたいになる。

喉が、急にカラカラになる。

心臓だって、途端にドキドキと大きな音を立て始める。

「あーん。ユウヤ、口にカニカマ入れてよ。」

耳元でマサトが囁く。

声が上手くでない。

「っ、、、包丁使ってる時、ちかづいたら危ないだろっ、、、。」

なんとか、それだけの言葉を絞り出す。


「、、、じゃあ、包丁、使ってない時なら、いいの?」


マサトが俺の手から、静かに包丁を奪って、流しに置く。


「ほら、もう、包丁使ってない、、。」


マサトに正面を向けられて、顎を掴まれる。


「包丁使ってないなら、この前の続きしてもいいの?」


マサトの目が俺を射抜き、唇が降りてくる。

そして、ギリギリで止まる。


「ダメ?ダメなら、跳ね除けて。俺、言ったろ?俺、ゲイだから、自分でガードしろって。」


分からない。

分からないけど、イヤでは無い気がする。


「跳ね除けないの?ダメじゃないの、、、?」


マサトの唇が俺の唇をかすめる。

「ほら、跳ね除けないと、キスしちゃうよ、、、。俺、もう、止まんないよ。」

腰が引き寄せられ、唇が合わさる。

クチュ、、、ハムっ、、チュッ、、
はぁン♡、、チュッ、、んん、、!

(ああっ、、!俺、マサトとキスしてる、、。カモフラージュじゃない、本当のやつ、、、。早く、拒否しないと、、、。男同士なのに、、、。なんで、俺、、。)

「ユウヤ、可愛い。ごめんね、強引で。可愛いくて、止められない、、。」

舌で歯をこじ開けられ、口内も愛撫される。

股の間にマサトの脚が入ってくる。腰が更に密着する。

(あっ、、!マサト、勃ってる。俺で、興奮してるの?俺で、こんなに硬くしてんの?)

嫌じゃなかった。寧ろ嬉しかった。

大人になって、誰かをこんなに近づけて、受け入れたのは初めてかもしれない。

マサトが、知らず知らずの内に、俺の心に寄り添って、ガードをかい潜り、俺の素の心を優しく抱いてくれている。

「あんた、、、下、硬くなってる。
興奮してんの?俺で?」

「ユウヤだって、おっ勃ってるぜ?」

「こんな事されたら、誰だって、、」

「それはどうかな?普通は、萎える。
ねぇ、その反応、俺、期待してもいい?」

マサトの手がより大胆になる。腰から尻に落ち、尻たぶを強く揉み込む。
前は脚でグリグリと刺激され、挟み込まれる。

「んっ、、はぁっ、、、ケツ触んなぁ。」

逃げる様に、マサトに背を向ける。すると、今度は背面から捉えられる。

「ごめん、お尻イヤだった?じゃあ、ここは?」

マサトの手が後ろからシャツの中に入り込み胸の突起に触れる。

「!?、、んああっ!!」

マサトに触られた所に、電撃が走る。
尻にマサトの勃起したモノが当たり、あたかも交尾しているかのように、擦り付けられる。

「ほら、早く跳ね除けないと。そんなイイ声出してたら、俺、本当に止まらなくなる。」
 
跳ね除けたいが、力がはいらない。マサトに触られている所が熱くてたまらない。

クニクニ、、、あっ、、ちょっ、、

ユウヤ、、はぁ、、かわいい、、、

あひぃ、、、、もっ、、あんっ、

ね?きもちい?、、腰ゆれてる、、

あっ、、もぅ、、だめぇ、、、

すげっ、可愛い声、、。ユウヤのかんじてる声可愛い、、

か、かんじてない、、、んっ、、


いつの間にか、乳首を弄る手が増えていて、両乳首をコリコリと嬲られていた。

これ以上は、本当に後に引けなくなる。溶けそうになる意識を総動員して、マサトを押しやる。

「も、、やめろ、、、。」

マサトがハッとした顔をして、悲しそうに、離れてゆく。
 
「ユウヤ、、、ごめん。俺、ズルくて、ごめんな。俺だってアイツらと、全然変わらないな。でも、好きだ。ずっと前から。」

マサトが、耳に、首筋に、唇を這わせながら呟く。


「マサト。俺、分からない。分からないよ、、、。男同士とか、そういうの。」

「分からくてもいいよ。ユウヤのボディガードでも、友達でも、同居人でも、なんでもいいから。側に居させて。」

マサトの眉が切なげに寄る。手の甲で頬を撫でられる。

「付き合うとか、そういうのよく分からないけど、、、。マサトと居ると楽しいし、なんか安心する。だから、明日からも、おまえと一緒に居たいよ。」

「ゆうや、、、側に居ても、いいのか?俺、また襲っちまうかもしれないぜ、、、」

「本当にダメな時は、あんたちゃんと止めてくれるから、大丈夫かな、、。」

先程の行為を許すと言う事は、その先もあるという事も分かっているはずなのに。

そんな曖昧な言い方で、俺は、、、。
 



「さぁ、飯食たべよ。」

空気を強引に変える為に、無理矢理日常に戻る。

そして、俺達はいつも通りゲームして、それぞれの居場所で眠りについた。

俺はソファで寝て、マサトは向こうの部屋で。


心臓がドキドキして眠れなくて、自然と股間に手がいく。

さっきのマサトのキスが頭から離れない。

マサトの顔を、唇の感触を思い出す。
握ってくれた大きな手、爽やかなウッド系の香水の香り。

「マサト、、、。」

彼の名を呼べば、尚更切ない。

自然と、布団に股間を擦り付けてしまい、声が漏れ出る。

でも、ここで下を弄ってしまったら、何故かいけない気がして、ひたすら熱が冷めるのを待つ。

ふと顔を上げれば、マサトの部屋の電気もまだ点いていて、部屋から俺の名前を呟く声が聞こえる。

どうして、あの時俺はキスを完全に拒まなかったのだろうか。


ごめんなさい。
あんたを跳ね除けることも、受け入れる事もできなくて。





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