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第二章カイ兄編

入学式2日前

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「ねえねえ『賢者』このステータスって隠蔽できないの?」
あれから三日後
何時もの様に、『擬人化』のスキルで擬人化した『賢者』に聞いた。
『賢者』にはあれから、擬人化のままにしておいて、執事みたいなものをしてもらっている。
『貴方様の持っているスキル『隠蔽』でたら、スキルを隠蔽する事が出来ます。』

「分かった。スキル発動!!『隠蔽』!!」

これ、ちょっと厨二病っぽいのが偶に傷だよなぁ…
『何を隠蔽しますか?』

( ゚∀ ゚)ハッ!こいつ直接脳内に!!

いや、すみませんって…だから、そんな目で見ないで…『賢者』さん…

まぁ…取り敢えず…隠蔽しよか!!

「ステータス隠蔽します!!」

『ステータスオープンと唱え、ステータス隠蔽!!と言ってください。』

「ステータスオープン!!からの~ステータス隠蔽!!」


【エルニア・バルバート】


HP  
MP  
素早さ  
攻撃力  
防御力   
知力   

《スキル》



『好きに書いて下さい。』

…では、




やばい…平均がわかんない…
まぁ…取り敢えず全部適当に~

【エルニア・バルバート】

HP  1000
MP  1000 
素早さ  1000
攻撃力  1000
防御力   1000
知力   1000

《スキル》
『賢者』
『隠蔽』
『擬人化』


で、いいんじゃない?(適当)
( -ω- `)フッ
こんなんは、適当でいいんだよ適当で、
まぁ…もしかしたら、魔力測定でバレるかもしれないけど、手加減したら大丈夫だよね…(汗)

『まぁ…いいのではないですか?僕はこの世界の平均までは分かりません。僕を作った賢者の時代は、それが普通ぐらいでしたね!!』


賢者…なんか、テンション高くない?
今、ふと思ったわ…

『テンション高いですか!?』

うん…普通は、もう最低限の会話しかしないのに…今日は、よく喋ってる。
私は、その方が好きだけどね~

『多分…昨日グロイ系の映画をみたからだと思います!!あの血しぶきとか…人の肉が切り離されるところとかがリアルで、叫んでましたからね!!』

へぇ…もしかして、この子サイコパスかなにか?

『僕の作成者とこんな感じの映画見てたからですかね?』

多分それだよ『賢者』くん。
君は作成者に似たんだね。
主に性格が。(それ以外しらない)

『ところで、ご主人様!!覚えていらっしゃるとは思うのですが、1つだけ。2日後、学園の入学式ですよ。』

( ˙꒳​˙  )ファ
ニュウガクシキ?
nyuugakusiki?
(  '-'   ){ナニソレオイシイノ?
『(*´꒳`*){オイシイヨ』
www
まぁ…入学式が美味しいのは分かったわw


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【作者の一言】
最後が茶番w
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