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第31話 ハーレム。

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「起きて、ダーザイン」

 六人の美女達と愛し合った翌日の朝。耳元で囁やく、ややハスキーな声。ルインダネスの声だ。昨日までの勇ましさもどこへやら、なんだか女らしい口調だ。

 目を開くと、ルインダネスは俺の上に馬乗りになって腰をくねらせていた。母さん達は、まだ寝ているようだ。

「あっ、はぁ......朝からすごいな、ダーザインは。そそり立つお前のモノを見ていたら、オレ......私も我慢出来なくなってしまったんだ......くっ、ふぅ......」

 熱っぽく喘ぎながら、腰をくねらせつつ唇を重ねてくるルインダネス。

「ふふっ、可愛いなルインダネスは。だが、無理に女らしくしなくてもいい。俺はそのままの君が好きなんだ」

 彼女の豊かな膨らみを指で愛し、その褐色の肌に滴る雫を舌でなぞる。可愛らしく鳴く彼女に欲情し、俺は激しく腰を突き上げた。

「ダー、ザ、インッ! ああっ!」

 体を重ね合い、俺たちは時間を忘れて愛しあった。やがてルインダネスが穏やかな寝息を立て始めた頃。それと入れ替わるように、愛しい恋人達が身を起こして集まって来た。

「ルインダネスばっかりずるいわ」

 ぷぅ、とほっぺたを膨らませる母さん。その仕草は、いつ見ても本当に可愛い。

「ごめんよシェファ。じゃあ、まずはシェファからだ。さぁ、おいで」

 俺は母さんのくびれた腰を、グイッと引き寄せる。重ねた肌はしっとりと滑らか。まるで吸い付くようだった。俺は母さんの肉感的で柔らかな体を、舌で指で、全身で。存分に堪能した。

「ダー君、好き、すきぃッ!」

「俺もだシェファ! ああっ!」

 何度も交わり、ぐったりと横になる母さん。他の恋人達は、静かにその様子を眺めている。

「陛下、私の事も愛してくださいますか......?」

 横たわる俺の頬に、そっと口付けるナディア。彼女の髪から、いい香りがふわっと漂う。

「もちろんだナディア」

 俺はナディアの髪を撫で、深く口付けを交わす。とろけるようなキスだ。

「陛下、お願いです。私を、私を......陛下で満たして下さい......」

「ああ、言われなくたってそうするさ」

 俺達は座ったまま、向かい合って抱き合った。揺れ動く肢体。熱く、激しく、ナディアの鍛えられた肉体をむさぼる。

「ああっ! 陛下! 陛下ァッ!」

「ナディアッ! くああッ!」

 幾度となく俺との愛を重ね、やがて力尽きたナディア。眠る母さんの横に行って一緒に横たわった。少しして、静かな寝息が聞こえ始める。

「よぉし、次はボクの番! ねぇお兄ちゃん、ボクのおっぱいが一番好きでしょ?」

 寝そべる俺に馬乗りになり、両胸を顔に乗せてくるノーティアス。ずっしりと重い。思わず俺はそこに両手を伸ばす。

「ああ、大好きだ。この重量感がたまらないな」

「あはっ♡ やったぁ」

 喜ぶノーティアス。俺は夢中になって彼女の胸を味わった。

「はぁ、はぁ、ねえお兄ちゃん、おっぱい以外も味わって欲しいな......♡」

「ふふっ。わかってるさ」

 俺は馬乗りになったままのノーティアスを、腹筋と背筋をフルに使って攻め立てた。もちろん両手や舌もフル活用だ。

「お兄ちゃん! お兄ちゃん! ああーッ!」

「ノーティアス! くぅッ!」

 様々な体制で俺たちは愛し合った。やがてノーティアスはぐったりと力尽き、ナディアの横で眠りにつく。

「よしよし、次はワシの番じゃな。待ちかねたぞ♡ 兄上が一番好きなのはワシの言葉攻めじゃ。のう、ザーコ♡」

 フェイトが俺の耳元で囁き、フーッと息を吹きかける。くっ、ゾクゾクするぜ。

「どうやら今日もしっかりと『わからせて』やる必要があるな」

 俺はフェイトを押し倒し、その両肩を押さえつけて動けなくする。

「ふっ、兄上如き脆弱なザコに、このワシが屈服する訳がなかろう? まぁ無駄な足掻きじゃろうが、せいぜい頑張ってみる事じゃ」

 見下したような表情と態度に、俺の征服欲がムラムラと湧き上がる。

「いいだろうフェイト! 屈服の時間だ! 泣いて謝るまで許さないぜ!」

 俺はフェイトへの「教育」を開始した。

 そして十分後。

「ごめんなひゃいっ! もうしませんっ! ゆ、許し、もう許してくだしゃいッ! んひぃっ!」

「ダメだ! 絶対に許さん!」

「うえええんッ! もうらめぇ! ひあああっ!」

「オラオラ! 受け取れフェイトォ!」

 てな感じでフェイトへの「教育」は続き、すっかり良い子になった彼女。ふらふらとしながらノーティアスの近くで気絶する。

「最後はあたしだね。ダーザイン君!」

 意気揚々と俺のそばにやってきたエステル。白く美しい髪と、その豊かな胸を揺らしながら隣に寝そべる。

 ちなみに胸の大きさランキングは、一番が母さん。その次にノーティアス、エステル、ルインダネス、ナディア、フェイトの順番だ。まぁフェイトはほとんどまな板みたいなペタンコ胸だけど。

「不思議だね。前世ではキスもした事なかったのに。今じゃすっかり裸の付き合いだ」

 そう言って微笑むエステル。

「エステル、前世の事は......」

「わかってる。でもみんな寝てるし、平気だよ」

 そう言って唇を重ねてくるエステル。

「ねぇ、だからさ......今だけは昔の名前で呼んでくれるかな。ダイちゃん」

 濡れた瞳で俺を見つめるエステル。

「わかったよ、ミコト」

 前世の名前で呼び合う俺たち。かつては相思相愛でありながら、友達以上になれなかった。だからこそ余計に愛おしい。その気持ちを、激しくぶつけ合った。

「はっ、はっ、ダイちゃん! ダイちゃん! 大好き! 大好きなのッ! 離さないで! あたしを離さないで!」

「ミコト! 俺も、大好きだ! 愛してる!」

「あああーッ!」

 震えるエステルの体を抱きしめ、俺も彼女と一緒に浅い眠りについた。

 次に目覚めた時、六人の美女が俺の体に寄り添っていた。全員が、思い思いの方法で俺の肉体に奉仕している。

「起きたのね、ダー君。もうお昼よ」

「陛下、スケジュールではまもなく国民へのスピーチとなっております」

「いよいよ発表するんだね、あの事」

「ふふっ、楽しみじゃのう」

「あたしが側にいるから、緊張しないで頑張ってねダーザイン君」

「ダーザイン。オレはお前の女になれて嬉しいぜ。お前は偉大な王だ。どこまでもついて行くぞ」

 矢継ぎ早に喋る美女達の言葉で、俺の意識は急速に目覚める。

「そうだったな。急いで準備しよう。ナディア、俺の服を準備してくれ」

「かしこまりました」

 テキパキと行動するナディア。他の美女達も、それぞれ準備に取り掛かる。

 さぁ、これから忙しくなるぞ!
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