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第1部 勇者令嬢アキラ
第12話 クズ勇者にビンタ炸裂。
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王都は逃げ惑う人々と、魔物で溢れかえっていた。幸い死者は出ていない。
劣勢である王宮兵士団を守るように、一人の男が果敢に魔物達と対峙していた。私の親友、賢者クラウドだ。
「クラウド!」
「アキラか! ここは俺一人でなんとかなる! お前は先に進んでクズ勇者をフォローしてくれ! どうにも危なっかしいんだ!」
「わかったわ! 行くわよジャクソン!」
「はい!」
ユミルの予知夢で見た通りの状況だ。急がねばならない。
城に近づくにつれて魔物は増えていく。しかも巨大で、見たこともないようなおぞましい姿の者ばかりだ。歴戦の兵士達が、大勢で一匹を相手に戦っている。今は健闘しているが、長くは持たないだろう。
城下町の人々は、周囲には見えない。だが、姿が見えないだけだ。予知夢の通りなら、一刻も早く彼らを助け出さなければ命が危ない。
城の城門前には、クズ勇者のヨシオが立っている。戦うようにリーファに言われたのだろう。城を追い出されてオロオロしている。
仕方なく戦ってはみたものの、敵は強すぎた。その為途方に暮れているのだ。所詮イキッてるだけのクソガキ。いい気味だ。
「ヨシオ! 何やってんの! さっさと魔物を蹴散らしてよ!」
私の叱咤に、ヨシオはギクリとする。
「な、な、なんだお前! 何者だ!?」
「私はアキラ! あんたの前の勇者よ! いいから早く戦いなさい!」
ヨシオはなんだかホッとしたような表情を見せた。
「マジか! じゃあ俺を助けろ! ここから連れ出してくれ! 他の国に逃げるんだ!」
「ふざけた事言ってんじゃないわよ! 戦う度胸もないくせに、調子こいてた罰よこのクズ勇者! いいから、死ぬ気でやりなさい!」
私は一気にヨシオとの間合いを詰め、ビンタをくらわせた。
「ぶべらっ!」
ヨシオはキリ揉み回転して吹っ飛ぶ。
「逃げたら私があんたを殺すわ! 死にたくなかったら、戦いなさい! ほら、行くわよ! ジャクソンはここで待ってて!」
「わかりました!」
私はヨシオを無理やり引きずり、教会並みの大きさを持つ巨大な犬の前に立った。首が三つもある地獄の番犬、ケルベロスだ。
「やべーってこいつは! 勝てる訳ねーって!
「いいから私の指示通りにして!」
「わかったよ! 【創造】!」
ヨシオは両手持ちの巨大な剣を出現させ、それを構える。
「【天使の祝福】!」
私はセーラの夢から得たスキル【神術】の一つを使用した。
対象の潜在能力を引き出し、勇気を与えて戦う力を増加させる【天使の祝福】をヨシオにかけたのだ。
「おおっ! 力がみなぎってきたぁ!」
ヨシオはさっきまでの怯えを振り払い、勇猛果敢にケルベロスとの戦闘を始めた。
「そいつは任せたわよ!」
街を蹂躙している巨大な魔物はあと二体。一本角に一つ目の巨人「サイクロップス」と、九つの首を持つ龍、「ヒドラ」だ。ヒドラは、王宮兵士達がなんとか倒しそうな気配である。通りすがりに【天使の祝福】を全員にかけておいて良かった。
「私の相手は、あいつね!」
私は【超健脚】で宙を舞い、奴の攻撃をかいくぐる。巨大な拳の風圧でくるくると回転させられつつ、その巨大な目玉に、全力で蹴りをぶち込んだ。
「ぐぎゃおおおっ!」
サイクロップスは、両手で目を押さえ、苦しそうにうずくまる。
「デカイだけで大した事ないわね。隙だらけじゃん。【創造】!」
クズ勇者ヨシオのスキルも、ユミルの予知夢で見た為獲得済みだ。私も剣を作ろう。
巨大な剣を作り出し、うずくまるサイクロップスの首を切り落とす。
大きな首と体は、切り離されて崩れ落ちていく。このまま放っておけば、その衝撃で街は破壊されてしまうだろう。
「はぁっ!」
私は【念動力】を全力で発動させ、サイクロップスの巨体をゆっくり降下させていく。
ふぅ。どうにか被害を増やさずに、ゆっくり横たわらせる事に成功。立ち並ぶ建築物の上に横たわってるから、後で片付けなきゃ。重みで建物が壊れる可能性がある。
ヒドラの方を見ると、どうやらそちらも片付いたようだ。あとはケルベロスだが、ヨシオに任せておこう。少しくらい苦労した方が、彼のためにもなるしね。
劣勢である王宮兵士団を守るように、一人の男が果敢に魔物達と対峙していた。私の親友、賢者クラウドだ。
「クラウド!」
「アキラか! ここは俺一人でなんとかなる! お前は先に進んでクズ勇者をフォローしてくれ! どうにも危なっかしいんだ!」
「わかったわ! 行くわよジャクソン!」
「はい!」
ユミルの予知夢で見た通りの状況だ。急がねばならない。
城に近づくにつれて魔物は増えていく。しかも巨大で、見たこともないようなおぞましい姿の者ばかりだ。歴戦の兵士達が、大勢で一匹を相手に戦っている。今は健闘しているが、長くは持たないだろう。
城下町の人々は、周囲には見えない。だが、姿が見えないだけだ。予知夢の通りなら、一刻も早く彼らを助け出さなければ命が危ない。
城の城門前には、クズ勇者のヨシオが立っている。戦うようにリーファに言われたのだろう。城を追い出されてオロオロしている。
仕方なく戦ってはみたものの、敵は強すぎた。その為途方に暮れているのだ。所詮イキッてるだけのクソガキ。いい気味だ。
「ヨシオ! 何やってんの! さっさと魔物を蹴散らしてよ!」
私の叱咤に、ヨシオはギクリとする。
「な、な、なんだお前! 何者だ!?」
「私はアキラ! あんたの前の勇者よ! いいから早く戦いなさい!」
ヨシオはなんだかホッとしたような表情を見せた。
「マジか! じゃあ俺を助けろ! ここから連れ出してくれ! 他の国に逃げるんだ!」
「ふざけた事言ってんじゃないわよ! 戦う度胸もないくせに、調子こいてた罰よこのクズ勇者! いいから、死ぬ気でやりなさい!」
私は一気にヨシオとの間合いを詰め、ビンタをくらわせた。
「ぶべらっ!」
ヨシオはキリ揉み回転して吹っ飛ぶ。
「逃げたら私があんたを殺すわ! 死にたくなかったら、戦いなさい! ほら、行くわよ! ジャクソンはここで待ってて!」
「わかりました!」
私はヨシオを無理やり引きずり、教会並みの大きさを持つ巨大な犬の前に立った。首が三つもある地獄の番犬、ケルベロスだ。
「やべーってこいつは! 勝てる訳ねーって!
「いいから私の指示通りにして!」
「わかったよ! 【創造】!」
ヨシオは両手持ちの巨大な剣を出現させ、それを構える。
「【天使の祝福】!」
私はセーラの夢から得たスキル【神術】の一つを使用した。
対象の潜在能力を引き出し、勇気を与えて戦う力を増加させる【天使の祝福】をヨシオにかけたのだ。
「おおっ! 力がみなぎってきたぁ!」
ヨシオはさっきまでの怯えを振り払い、勇猛果敢にケルベロスとの戦闘を始めた。
「そいつは任せたわよ!」
街を蹂躙している巨大な魔物はあと二体。一本角に一つ目の巨人「サイクロップス」と、九つの首を持つ龍、「ヒドラ」だ。ヒドラは、王宮兵士達がなんとか倒しそうな気配である。通りすがりに【天使の祝福】を全員にかけておいて良かった。
「私の相手は、あいつね!」
私は【超健脚】で宙を舞い、奴の攻撃をかいくぐる。巨大な拳の風圧でくるくると回転させられつつ、その巨大な目玉に、全力で蹴りをぶち込んだ。
「ぐぎゃおおおっ!」
サイクロップスは、両手で目を押さえ、苦しそうにうずくまる。
「デカイだけで大した事ないわね。隙だらけじゃん。【創造】!」
クズ勇者ヨシオのスキルも、ユミルの予知夢で見た為獲得済みだ。私も剣を作ろう。
巨大な剣を作り出し、うずくまるサイクロップスの首を切り落とす。
大きな首と体は、切り離されて崩れ落ちていく。このまま放っておけば、その衝撃で街は破壊されてしまうだろう。
「はぁっ!」
私は【念動力】を全力で発動させ、サイクロップスの巨体をゆっくり降下させていく。
ふぅ。どうにか被害を増やさずに、ゆっくり横たわらせる事に成功。立ち並ぶ建築物の上に横たわってるから、後で片付けなきゃ。重みで建物が壊れる可能性がある。
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