1 / 1
日舞教室の羞恥の課題発表
しおりを挟む
小学5年生から中学2年生にかけて、私は日本舞踊の教室に通っていました。
結構年配の女性の先生でしたが、礼儀作法も含めて稽古はとても厳しく、何度もやめたいと思いましたが頑張って続けていました。
特に辛かったのが、月に一度ある課題の発表会でした。みんなの前で一曲踊るのですが、ただ踊るのではなく、体の動きをじっくり見ることと、より緊張した状態にさせるということで、全員裸でさせられたのです。
初めての時は、先生からその話を聞いて、動揺して泣いてしまいました。順番を待つ間、中学2年生の女子の先輩がそばに来て「最初は恥ずかしいけどすぐ慣れるよ」と励ましてもらって、なんとか落ち着くことができました。
先にその中2の先輩が裸になったのですが、胸も大きくて下のヘアは剃っていて、すごくきれいな体でした。すごく堂々と踊っているように見えましたが、顔が引きつったり膝が震えたりしていて、先輩も恥ずかしいんだと分かりました。
やがて私の番になり、みんなの前に出て、震える手で体操服と靴下、下着まで脱ぎました(ちなみに稽古の時は全員体操服と決まっていました)。恥ずかしさで頭が真っ白で、少し涙ぐんでしまいましたが、何とか踊れました。でも脱いだ服をちゃんとたためなくて、先生に叱られてしまいました。
それと生徒には何人か男の子もいて、異性に裸を見られてしまうのも恥ずかしかったです。
ただ男の子達もジロジロ見てくるということはなく、むしろ女子に見られてしまって、可哀想でした。中にはオチンチンが立っちゃっている子もいて、泣きそうになっていました。
上級生になると、裸になることも少しずつ慣れてきます(もちろん恥ずかしさは消えませんが)。
でも代わりに、下級生の子達が以前の私と同じように、初めて裸になることを伝えられ、ショックを受ける姿を見るのが辛くなってしまいました。そんな時、私は自分が先輩にしてもらったように、初めての下級生の子を励ますようにしていました。
私が中学2年の冬休み、引っ越しで他の教室から移ってきたという一つ下の子が入会してきました。ゆりかちゃんという子で、小柄だけどポニーテールの似合う可愛い子でした。
他の教室で日舞を小さい時から習っていただけあって、ゆりかちゃんは誰よりも上手で、入会してすぐみんなに一目置かれるようになりました。また礼儀作法もきちんとしていて、言葉遣いやお辞儀の仕方もとてもきれいだと、あの厳しい先生にも褒められるくらいでした。
ゆりかちゃんはなぜか私のことを慕ってくれて、休憩時間とかも熱心に「わたしの動き、おかしなところありませんか?」と聞いてきました。こんなにできた子なのに、全然いばらないのです。あたしとはレベルが違うねと言うと、彼女は「そんな。わたしなんか全然です」と恐縮するくらいで。すごくいい子だなって思いました。
そんなゆりかちゃんも、課題発表から逃げることはできません。
当日、先生が「いつものように、前に出たら全部脱いで、踊りを始めてください」と告げると、ゆりかちゃんは私の隣で「えっ」と小さく声を出しました。そして上級生から順に前に出て、裸になり発表を始めていくと、教室の隅に行きうずくまってしまいました。
私はゆりかちゃんのそばに座って、「あたしが先に踊るからね。恥ずかしいけど、みんな一緒だから大丈夫だよ」と声をかけました。
すると、ゆりかちゃんは顔を上げて、微笑んでくれました。
「平気です。踊りが上達するためですから」
言葉とは逆に、顔が引きつって膝が震えていました。でも、私に心配かけまいと笑ってくれて、すごくけなげでした。
やがて私も発表を終え、少ししてゆりかちゃんの番になりました。全員が終わるまで服を着たらいけないことになっていたので、私は裸のまま後ろに戻り、友達と一緒にゆりかちゃんの発表を見ました。
体操服姿のゆりかちゃんは、いつものようにきれいにお辞儀して、それから少しためらうようでしたが、先生に「ハダカになろうね」と声をかけられると、小さくハイと返事して脱ぎ始めました。
短パン、シャツ、靴下、キャミ、パンツと順に脱いでいき、脱いだ服は手早くきれいにたたんでいました。私が初めての時は、動揺して服をたためなかったのに、えらいなと思いました。
全裸になったゆりかちゃんは、みんなの前で気を付けの姿勢になりました。小さな胸とピンクの乳首、ヘアのない割れ目が丸見えです。まだ幼いけどきれいな体でした。
「中学1年、野村ゆりか。よろしくお願いします」
声は少し震えていましたが、よく通る声で自己紹介して、彼女は踊り始めました。頬は赤くなっていましたが、普段と変わらない真剣な表情で、課題の踊りを披露しました。すごく恥ずかしいはずなのに、いつもと同じきれいな動きでした。
「……ありがとうございました」
発表を終えて一礼すると、彼女はすぐ私のそばに来てくれました。
「すごく上手だったね」
声をかけると、ゆりかちゃんは体育すわりの格好で、首を横に振ったのです。
「全然ダメでした。先輩に教えてもらったのに、ごめんなさい」
そう言って、泣き出してしまいました。初めて裸にされて、うまくできなくて当然なのに、こんな時も一生懸命ですごくえらいなって思いました。寒いせいか乳首が立ってしまっていて、腕や膝が震えていました。
結構年配の女性の先生でしたが、礼儀作法も含めて稽古はとても厳しく、何度もやめたいと思いましたが頑張って続けていました。
特に辛かったのが、月に一度ある課題の発表会でした。みんなの前で一曲踊るのですが、ただ踊るのではなく、体の動きをじっくり見ることと、より緊張した状態にさせるということで、全員裸でさせられたのです。
初めての時は、先生からその話を聞いて、動揺して泣いてしまいました。順番を待つ間、中学2年生の女子の先輩がそばに来て「最初は恥ずかしいけどすぐ慣れるよ」と励ましてもらって、なんとか落ち着くことができました。
先にその中2の先輩が裸になったのですが、胸も大きくて下のヘアは剃っていて、すごくきれいな体でした。すごく堂々と踊っているように見えましたが、顔が引きつったり膝が震えたりしていて、先輩も恥ずかしいんだと分かりました。
やがて私の番になり、みんなの前に出て、震える手で体操服と靴下、下着まで脱ぎました(ちなみに稽古の時は全員体操服と決まっていました)。恥ずかしさで頭が真っ白で、少し涙ぐんでしまいましたが、何とか踊れました。でも脱いだ服をちゃんとたためなくて、先生に叱られてしまいました。
それと生徒には何人か男の子もいて、異性に裸を見られてしまうのも恥ずかしかったです。
ただ男の子達もジロジロ見てくるということはなく、むしろ女子に見られてしまって、可哀想でした。中にはオチンチンが立っちゃっている子もいて、泣きそうになっていました。
上級生になると、裸になることも少しずつ慣れてきます(もちろん恥ずかしさは消えませんが)。
でも代わりに、下級生の子達が以前の私と同じように、初めて裸になることを伝えられ、ショックを受ける姿を見るのが辛くなってしまいました。そんな時、私は自分が先輩にしてもらったように、初めての下級生の子を励ますようにしていました。
私が中学2年の冬休み、引っ越しで他の教室から移ってきたという一つ下の子が入会してきました。ゆりかちゃんという子で、小柄だけどポニーテールの似合う可愛い子でした。
他の教室で日舞を小さい時から習っていただけあって、ゆりかちゃんは誰よりも上手で、入会してすぐみんなに一目置かれるようになりました。また礼儀作法もきちんとしていて、言葉遣いやお辞儀の仕方もとてもきれいだと、あの厳しい先生にも褒められるくらいでした。
ゆりかちゃんはなぜか私のことを慕ってくれて、休憩時間とかも熱心に「わたしの動き、おかしなところありませんか?」と聞いてきました。こんなにできた子なのに、全然いばらないのです。あたしとはレベルが違うねと言うと、彼女は「そんな。わたしなんか全然です」と恐縮するくらいで。すごくいい子だなって思いました。
そんなゆりかちゃんも、課題発表から逃げることはできません。
当日、先生が「いつものように、前に出たら全部脱いで、踊りを始めてください」と告げると、ゆりかちゃんは私の隣で「えっ」と小さく声を出しました。そして上級生から順に前に出て、裸になり発表を始めていくと、教室の隅に行きうずくまってしまいました。
私はゆりかちゃんのそばに座って、「あたしが先に踊るからね。恥ずかしいけど、みんな一緒だから大丈夫だよ」と声をかけました。
すると、ゆりかちゃんは顔を上げて、微笑んでくれました。
「平気です。踊りが上達するためですから」
言葉とは逆に、顔が引きつって膝が震えていました。でも、私に心配かけまいと笑ってくれて、すごくけなげでした。
やがて私も発表を終え、少ししてゆりかちゃんの番になりました。全員が終わるまで服を着たらいけないことになっていたので、私は裸のまま後ろに戻り、友達と一緒にゆりかちゃんの発表を見ました。
体操服姿のゆりかちゃんは、いつものようにきれいにお辞儀して、それから少しためらうようでしたが、先生に「ハダカになろうね」と声をかけられると、小さくハイと返事して脱ぎ始めました。
短パン、シャツ、靴下、キャミ、パンツと順に脱いでいき、脱いだ服は手早くきれいにたたんでいました。私が初めての時は、動揺して服をたためなかったのに、えらいなと思いました。
全裸になったゆりかちゃんは、みんなの前で気を付けの姿勢になりました。小さな胸とピンクの乳首、ヘアのない割れ目が丸見えです。まだ幼いけどきれいな体でした。
「中学1年、野村ゆりか。よろしくお願いします」
声は少し震えていましたが、よく通る声で自己紹介して、彼女は踊り始めました。頬は赤くなっていましたが、普段と変わらない真剣な表情で、課題の踊りを披露しました。すごく恥ずかしいはずなのに、いつもと同じきれいな動きでした。
「……ありがとうございました」
発表を終えて一礼すると、彼女はすぐ私のそばに来てくれました。
「すごく上手だったね」
声をかけると、ゆりかちゃんは体育すわりの格好で、首を横に振ったのです。
「全然ダメでした。先輩に教えてもらったのに、ごめんなさい」
そう言って、泣き出してしまいました。初めて裸にされて、うまくできなくて当然なのに、こんな時も一生懸命ですごくえらいなって思いました。寒いせいか乳首が立ってしまっていて、腕や膝が震えていました。
1
お気に入りに追加
1
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
男子中学生から女子校生になった僕
葵
大衆娯楽
僕はある日突然、母と姉に強制的に女の子として育てられる事になった。
普通に男の子として過ごしていた主人公がJKで過ごした高校3年間のお話し。
強制女装、女性と性行為、男性と性行為、羞恥、屈辱などが好きな方は是非読んでみてください!
小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話
矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」
「あら、いいのかしら」
夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……?
微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。
※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。
※小説家になろうでも同内容で投稿しています。
※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。
身体検査
RIKUTO
BL
次世代優生保護法。この世界の日本は、最適な遺伝子を残し、日本民族の優秀さを維持するとの目的で、
選ばれた青少年たちの体を徹底的に検査する。厳正な検査だというが、異常なほどに性器と排泄器の検査をするのである。それに選ばれたとある少年の全記録。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる