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エデンの恋人 ④
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漆黒のマグナムの扱いをマスターした頃に、ようやく山門が見えてきた。
町の山門は開け放たれており、誰でも自由に入ることが出来た。
同時に、誰もが自由に出て行くこともできた。
見張りもいない、自然体すぎる町に足を踏み入れると、意外にも荒れ果ててはおらず、手入れが行き届いているようであった。
がらんとした町ではあったが、高級そうな衣類を着た男たちが、街の整備や庭の手入れをしていた。
少し観察をしていると男たちは皆、やけどの跡や酷い傷があった。
時折、何かを思い出したように、その火傷をした手の甲をさすり、遠い目をしてニヤニヤとしていた。
顔面をミミズ腫れにした男も、そのミミズ腫れを撫でながら、「いて~な~」と言いながら、
痛みを思い出すようにニヤニヤしながら顔面をさすっていた。
明らかに異質な町であった。
皆、明らかに怪我をするようなタイプではない。
真面目で実直なタイプと、成功を収めた自信を持った顔つきの男たちが、皆一様に自分の傷を愛でながら、何かを思い出すように焦点の合わない目をして、ニヤニヤと思い出に浸っているようであった。
突然夜が来た。
一瞬にして世界が暗転し、星空が現れ夜の帳が降りた。
この世界で初めての夜だった。
電気もないこの世界の夜は暗い。
月明かりのぼんやりとした灯りだけが頼りだった。
木陰は黒。
何が襲いかかってきても、僕は逃げることも気づくこともできないであろう。
大邸宅が並ぶ家々の窓は暗く、中に人がいないように玄関も、リビングも、2階の窓辺も、全てが暗かった。
家々の姿がそれぞれ暗く夜の闇に紛れていた。
先ほどまで店や町の手入れをしていた男たちは、どこに行ってしまったのであろうか。
暗さが恐怖となり、心細さを演出していく。
僕は光を求める蛾のように明かりを探して彷徨い、町の奥にある一軒の屋敷へとたどり着いた。
光に引き寄せられるようにフラフラと近づいていくと、突然、闇夜を切り裂くような絶叫が洋館の中から聞こえてきた。
痛いのか・・・?
苦痛によって叫んでしまったが、それでも耐える続けるように押し殺したその鳴き声は、その奥に歓喜の音色が紛れている気がした。
僕は恐怖を覚えたが、闇夜の黒からくる恐怖心からの開放と絶叫に対する好奇心が高まっていた。
洋館の庭を回り、窓の外から内側のカーテンの隙間を探し、部屋の様子を確かめた。
!!
十字架に貼り付けられた全裸の男の股間がそそり立ち、今まさに精を放っていた。
その前に魔物が立っていた。
ボディラインを包むぴったりとした競泳水着のお尻の部分に、何本も生えた尻尾がムチのような動きでしなり男の陰部を叩き、男が果てたのだ。
今、返す刀で全裸の男の顔面が打ち据えられ、もう1本がその男の背に巻き付き、勢いで男の体に絡み付きながら、その先端で男の貧弱な乳首を叩いた。
「ギャア~ッ!」
別の男の叫び声が上がった。
それは色気を含んだ、女の子のような嬉しそうな叫び声にも似ていた。
九本の尻尾が男をいっぺんに数度、芋虫のように転がる男の全身を隈なく叩いていた。
!!
尻を叩いた数本の尻尾が、尻の前面にある股間の裏と縮み上がった陰嚢を激しく叩いた。
「!・・・・・・、」
男は何かを呟こうとしながら白目を剥き、倒れ込みながら精を放っていた。
床に倒れた衝撃で目を覚ましたのか、「うわぁ~ッ」と叫び声をあげながら睾丸を抑えると、残っていた精子が、すでに硬度をなくした陰部から、全く勢い無くドロドロと溢れ出してきていた。
徐々に赤く腫れ上がっていく男の身体が、窓を背にしている尻尾の生えた魔物に、震えながら今の刺激をおねだりするように、足元に跪いて尖ったハイヒールの先を恍惚の表情で舐め始めた。
魔物は健気なその男の顔面を、尖ったハイヒールの先端で蹴り飛ばした。
男は、勢いよく犬のように足を曲げたままの態勢で仰向けに転がった。
直後に、男の無防備な柔らかな顔面と急所向けて、魔物の九本の尻尾が唸りをあげた。
男の柔らかな顔、胸、腹、陰部にかけてをムチが襲った。
男の股間は再度大きく膨らみ、透明な汁を勢いよくビューッと吹き出した後に、服従のポーズのままで意識を失っていた。
汁を吐き出した陰部は、男と同じようにその腹の上でクニャリと意識を無くして落ちていった。
十字架にかけられた男が、その光景を熱く見つめていた。
魔物はゆっくりと歩み寄ると、十字架に貼り付けられた男の四肢を自由に解き放ち、男に顎を引いて見せた。
男は急いで魔物の前で仰向けに横たわり、何かを待ちかまえていた。
その魔物の黒いエナメルのツヤリとした足が、男の腹を跨ぐように立ち男を見下ろしている。
引いた顎を下げると、頭部の仮面から何かが勢いよくこぼれ落ちた。
ジュッ。
明らかに熱そうな液体が彼の胸の肉を焦がした。
「ギャーッ・・・ッ」
その叫びとは裏腹に、先ほど果てているはずの彼の陰部がそそりたち、窓辺から除いている僕に陰嚢とピョコンと立ち上がった陰部の後ろ姿を見せた。
魔物は窓辺の方に態勢を入れ替えて、頭部の仮面の中で火を灯しているロウソクから溶けだして穴に溜まったロウを頭を振ってかき混ぜると、頷くように顎を下げた。
薄い皮膚が守る彼の先端の穴を狙うように、そそり立つ先端に向けてゆっくりとスローモーションのようにかけられたロウが鈴口を満たし、デコレーションケーキを作るように流れ落ち トロリと陰嚢を焼き、窓辺に向けて大きく開かれた肛門をブクブクと泡立たせていく。
まだ固まる前のロウの中で、焦げて包み込まれた先端部分が跳ねた。
内圧を受けたロウが、二、三度逆流したが、大量のロウの前にその反撃はかき消されていた。
「あっ!熱い・・・熱い・・・!」
「クゥ~~ッ!」
『取り乱さないように、魔物に迷惑をかけないように。』
控えめに、男は悶えていた。
ムチで叩かれた男が意識を取り戻し、魔物の前で悶え続けている仲間に手を貸しながら、お互いを励ますように部屋の外へと出ていった。
ロウソクの魔物がこっちを見ていた。
じっとこちらを凝視していた。
不意に背後にある九本のムチを思わせる尻尾が、カーテンを突き通し、窓をすり抜けて僕の手足と首に絡みついた。
勢いよく引っ張られた僕の眼の前にガラス窓が迫っていた。
!?
僕の身体はガラスを通り越して、カーテンをビリビリと破りながら、洋室の中に引きずり込まれていた。
競泳水着に似たスーツから黒くしなやかな足がピッチリとしたエナメル製のストッキングに包まれていた。
水着から飛び出している腕は白い。
首から上にはロウソクの仮面をかぶり、頭頂部に光る炎の下には煮えたぎったロウがこぼれ落ちる時を待っているようであった。
明らかに女性であった。
ふくよかな胸と絶妙のプロポーションが、この世界で今まで出会ったどの女性よりも成熟した絶妙のオンナの香りを放っているように思えた。
カーテンを剥ぎ取り立ち上がった僕に、この場所での正装を教え込むように、九本のムチがしなり、僕の学生服を切り裂いていった。
スパッと切れるものもあったが、僕の体を制服の上から叩きつけ、スナップしていくものもあった。
ピシィッ!
ピシィー!
ビシッ!ビィッ
ヒュンヒュンと唸りを上げながら僕の全身を容赦なく打っていった。
制服がビリビリになった紙のように細かく裁断されていく。
切れないベルト部分に業を煮やしたのか、ベルトの金具と皮が接している部分が根元から引きちぎられていた。
勢い余って僕の聖剣も叩かれていた。
ピシィッ!
ピシィー!
バシッ、ビシッ、
ベチン!
制服を破り取った後は、その形状を変化させて、なおも僕の全身を叩いた。
全身が平手で叩かれているようであった。
叩かれた部分が熱を持ち、ジーンと痺れてくる。
聖剣も、その下に垂れ下がるものも、顔も、背中も、お尻も、僕の全身が甘く痺れていく。
すでに立っていることができずに、四つん這いになっていた。
顔を叩かれるのを避けて後ろ姿を見せると、無防備な背中と尻を叩かれ、また股の下から陰部が跳ね上げられた。
ジーンと痺れて鈍くなっているはずの全身が、不思議なことに鈍くなるどころか、鋭敏な程に感度が上がっていた。
尻を打たれる度に、その刺激が内部から聖剣を揺らしてくる。
僕はこのまま、叩かれ続けて果てるかもしれないと思った。
つづく
町の山門は開け放たれており、誰でも自由に入ることが出来た。
同時に、誰もが自由に出て行くこともできた。
見張りもいない、自然体すぎる町に足を踏み入れると、意外にも荒れ果ててはおらず、手入れが行き届いているようであった。
がらんとした町ではあったが、高級そうな衣類を着た男たちが、街の整備や庭の手入れをしていた。
少し観察をしていると男たちは皆、やけどの跡や酷い傷があった。
時折、何かを思い出したように、その火傷をした手の甲をさすり、遠い目をしてニヤニヤとしていた。
顔面をミミズ腫れにした男も、そのミミズ腫れを撫でながら、「いて~な~」と言いながら、
痛みを思い出すようにニヤニヤしながら顔面をさすっていた。
明らかに異質な町であった。
皆、明らかに怪我をするようなタイプではない。
真面目で実直なタイプと、成功を収めた自信を持った顔つきの男たちが、皆一様に自分の傷を愛でながら、何かを思い出すように焦点の合わない目をして、ニヤニヤと思い出に浸っているようであった。
突然夜が来た。
一瞬にして世界が暗転し、星空が現れ夜の帳が降りた。
この世界で初めての夜だった。
電気もないこの世界の夜は暗い。
月明かりのぼんやりとした灯りだけが頼りだった。
木陰は黒。
何が襲いかかってきても、僕は逃げることも気づくこともできないであろう。
大邸宅が並ぶ家々の窓は暗く、中に人がいないように玄関も、リビングも、2階の窓辺も、全てが暗かった。
家々の姿がそれぞれ暗く夜の闇に紛れていた。
先ほどまで店や町の手入れをしていた男たちは、どこに行ってしまったのであろうか。
暗さが恐怖となり、心細さを演出していく。
僕は光を求める蛾のように明かりを探して彷徨い、町の奥にある一軒の屋敷へとたどり着いた。
光に引き寄せられるようにフラフラと近づいていくと、突然、闇夜を切り裂くような絶叫が洋館の中から聞こえてきた。
痛いのか・・・?
苦痛によって叫んでしまったが、それでも耐える続けるように押し殺したその鳴き声は、その奥に歓喜の音色が紛れている気がした。
僕は恐怖を覚えたが、闇夜の黒からくる恐怖心からの開放と絶叫に対する好奇心が高まっていた。
洋館の庭を回り、窓の外から内側のカーテンの隙間を探し、部屋の様子を確かめた。
!!
十字架に貼り付けられた全裸の男の股間がそそり立ち、今まさに精を放っていた。
その前に魔物が立っていた。
ボディラインを包むぴったりとした競泳水着のお尻の部分に、何本も生えた尻尾がムチのような動きでしなり男の陰部を叩き、男が果てたのだ。
今、返す刀で全裸の男の顔面が打ち据えられ、もう1本がその男の背に巻き付き、勢いで男の体に絡み付きながら、その先端で男の貧弱な乳首を叩いた。
「ギャア~ッ!」
別の男の叫び声が上がった。
それは色気を含んだ、女の子のような嬉しそうな叫び声にも似ていた。
九本の尻尾が男をいっぺんに数度、芋虫のように転がる男の全身を隈なく叩いていた。
!!
尻を叩いた数本の尻尾が、尻の前面にある股間の裏と縮み上がった陰嚢を激しく叩いた。
「!・・・・・・、」
男は何かを呟こうとしながら白目を剥き、倒れ込みながら精を放っていた。
床に倒れた衝撃で目を覚ましたのか、「うわぁ~ッ」と叫び声をあげながら睾丸を抑えると、残っていた精子が、すでに硬度をなくした陰部から、全く勢い無くドロドロと溢れ出してきていた。
徐々に赤く腫れ上がっていく男の身体が、窓を背にしている尻尾の生えた魔物に、震えながら今の刺激をおねだりするように、足元に跪いて尖ったハイヒールの先を恍惚の表情で舐め始めた。
魔物は健気なその男の顔面を、尖ったハイヒールの先端で蹴り飛ばした。
男は、勢いよく犬のように足を曲げたままの態勢で仰向けに転がった。
直後に、男の無防備な柔らかな顔面と急所向けて、魔物の九本の尻尾が唸りをあげた。
男の柔らかな顔、胸、腹、陰部にかけてをムチが襲った。
男の股間は再度大きく膨らみ、透明な汁を勢いよくビューッと吹き出した後に、服従のポーズのままで意識を失っていた。
汁を吐き出した陰部は、男と同じようにその腹の上でクニャリと意識を無くして落ちていった。
十字架にかけられた男が、その光景を熱く見つめていた。
魔物はゆっくりと歩み寄ると、十字架に貼り付けられた男の四肢を自由に解き放ち、男に顎を引いて見せた。
男は急いで魔物の前で仰向けに横たわり、何かを待ちかまえていた。
その魔物の黒いエナメルのツヤリとした足が、男の腹を跨ぐように立ち男を見下ろしている。
引いた顎を下げると、頭部の仮面から何かが勢いよくこぼれ落ちた。
ジュッ。
明らかに熱そうな液体が彼の胸の肉を焦がした。
「ギャーッ・・・ッ」
その叫びとは裏腹に、先ほど果てているはずの彼の陰部がそそりたち、窓辺から除いている僕に陰嚢とピョコンと立ち上がった陰部の後ろ姿を見せた。
魔物は窓辺の方に態勢を入れ替えて、頭部の仮面の中で火を灯しているロウソクから溶けだして穴に溜まったロウを頭を振ってかき混ぜると、頷くように顎を下げた。
薄い皮膚が守る彼の先端の穴を狙うように、そそり立つ先端に向けてゆっくりとスローモーションのようにかけられたロウが鈴口を満たし、デコレーションケーキを作るように流れ落ち トロリと陰嚢を焼き、窓辺に向けて大きく開かれた肛門をブクブクと泡立たせていく。
まだ固まる前のロウの中で、焦げて包み込まれた先端部分が跳ねた。
内圧を受けたロウが、二、三度逆流したが、大量のロウの前にその反撃はかき消されていた。
「あっ!熱い・・・熱い・・・!」
「クゥ~~ッ!」
『取り乱さないように、魔物に迷惑をかけないように。』
控えめに、男は悶えていた。
ムチで叩かれた男が意識を取り戻し、魔物の前で悶え続けている仲間に手を貸しながら、お互いを励ますように部屋の外へと出ていった。
ロウソクの魔物がこっちを見ていた。
じっとこちらを凝視していた。
不意に背後にある九本のムチを思わせる尻尾が、カーテンを突き通し、窓をすり抜けて僕の手足と首に絡みついた。
勢いよく引っ張られた僕の眼の前にガラス窓が迫っていた。
!?
僕の身体はガラスを通り越して、カーテンをビリビリと破りながら、洋室の中に引きずり込まれていた。
競泳水着に似たスーツから黒くしなやかな足がピッチリとしたエナメル製のストッキングに包まれていた。
水着から飛び出している腕は白い。
首から上にはロウソクの仮面をかぶり、頭頂部に光る炎の下には煮えたぎったロウがこぼれ落ちる時を待っているようであった。
明らかに女性であった。
ふくよかな胸と絶妙のプロポーションが、この世界で今まで出会ったどの女性よりも成熟した絶妙のオンナの香りを放っているように思えた。
カーテンを剥ぎ取り立ち上がった僕に、この場所での正装を教え込むように、九本のムチがしなり、僕の学生服を切り裂いていった。
スパッと切れるものもあったが、僕の体を制服の上から叩きつけ、スナップしていくものもあった。
ピシィッ!
ピシィー!
ビシッ!ビィッ
ヒュンヒュンと唸りを上げながら僕の全身を容赦なく打っていった。
制服がビリビリになった紙のように細かく裁断されていく。
切れないベルト部分に業を煮やしたのか、ベルトの金具と皮が接している部分が根元から引きちぎられていた。
勢い余って僕の聖剣も叩かれていた。
ピシィッ!
ピシィー!
バシッ、ビシッ、
ベチン!
制服を破り取った後は、その形状を変化させて、なおも僕の全身を叩いた。
全身が平手で叩かれているようであった。
叩かれた部分が熱を持ち、ジーンと痺れてくる。
聖剣も、その下に垂れ下がるものも、顔も、背中も、お尻も、僕の全身が甘く痺れていく。
すでに立っていることができずに、四つん這いになっていた。
顔を叩かれるのを避けて後ろ姿を見せると、無防備な背中と尻を叩かれ、また股の下から陰部が跳ね上げられた。
ジーンと痺れて鈍くなっているはずの全身が、不思議なことに鈍くなるどころか、鋭敏な程に感度が上がっていた。
尻を打たれる度に、その刺激が内部から聖剣を揺らしてくる。
僕はこのまま、叩かれ続けて果てるかもしれないと思った。
つづく
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