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chapter.18 ◇
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「え? なんだ?!」
そして背中から感じる人の気配に、俺はパニックに陥る。
目隠ししている手を掴んでどうにか引っぺがそうと爪を立て、無意味だとはわかっていても足をバタバタと動かしたおかげで着物が大変なことになっているとは思うが、それどころではない。状況が分からない、というのが一番怖いわけで。
「離せ…っ!」
最悪噛みつくことも想定して暴れていると、ふと耳元に息がかかった。
「暁」
斗真ほどの低い声ではないが、それなりに低い声で名前を呼ばれると、俺も肩をびくりと震わせる。
「しゅ…う…?」
「そうだよ」
目隠ししているのが樹享だと分かった途端、身体の力が抜ける。
そして樹享に身体を預けると、ほっと息を吐く。
「…遅い」
「これでも斗真の術で急いで来たんだけどな」
ぷくりと頬を膨らませて恨みがましくそう言えば、ちゅと膨らんだ頬にキスを何度も落とされる。
「ん、くすぐったい」
「そう? でも暁は嫌いじゃないだろ?」
「嫌いじゃない…けど♡」
ふわりと香る安心できる『匂い』を嗅いでいたら、腹の奥がきゅううぅぅと切なくなり始める。
尻穴もきゅうぅぅんと寂しくなり、樹享の手を撫でれば「ひゃぅぅぅ♡」と甘ったるく甲高い声が耳に入る。それと同時にぱんぱんという肉同士がぶつかる音と、ぐちゅ、ぬちゅという粘ついた水音が聞こえてきた。
「とうまぁ♡ とうまぁ♡」
「この…淫乱狐が…ッ!」
「ごめんなしゃ♡ 淫乱狐でごめんなしゃいぃ♡♡♡」
気持ちよさそうな声と、責められている声が同時に耳に入り、どくどくと心臓が大きく脈打つ。
「しゅう♡♡♡」
「あいつらのセックスを聞いただけで発情したのか」
「したぁ♡発情したぁ♡ だから発情せっくしゅしよぉ♡」
畳に尻穴を押し付けて、かくかくと腰を動かせば『匂い』がさらに濃く、甘くなる。
こんな『匂い』してたっけ?と思うよりも早く尻穴にちんこを突っ込んで欲しくて、樹享の胸板に頬を摺り寄せる。
「ねぇ♡はやくぅ♡ 樹享ちんこで俺の雄膣に突っ込んでいっぱいぱんぱんしてよぉ♡♡♡」
はぁはぁと息を荒くしながら樹享に懇願すれば、目を隠していた手の平が離れた。
「んむぅ♡」
かと思えば、強引に反転させられ唇を塞がれる。
「しゅうとのキスすきぃ♡」
「暁はキス、好きなのか?」
「しゅうとちゅーしてからすきになったぁ♡」
えへえへと笑いながら首に腕を回し、啄んたり角度を変えたり舌を絡め合ったりとキスを楽しんでから樹享の目を見つめる。
「はやくこじゅくりしぇっくしゅしようよぉ♡♡♡」
「そう、だな。あっちはあっちで盛り上がってるしな」
「ね♡だから♡ はやく俺のぐちょまんこにしゅうちんこちょうだい♡」
ね?ね?と樹享を誘えば、畳に押し倒された。
そして。
「暁のぐちょまん見たいから尻たぶ開いて」
「はぁい♡♡♡」
樹享の言う通りに、喜んで足を大きく開いて尻たぶを開いてぱくぱくと開閉する尻穴を見せつける。
すでに液を垂れ流して準備万端の尻穴に何故だか酷く興奮して、ぺろりと舌なめずりすれば樹享から「えっろ」と掠れた声が漏れた。
それに胸を突き出し、びんびんに勃った乳首を見せつければすぐにむしゃぶりつかれる。
「あぁん♡ 乳首きたぁ♡」
吸われ、噛まれ、舐めまわされ。
もう片方の乳首も指で捏ねくりまわされ、痛みと快楽を与えてくれる。
「あっ♡あんっ♡ 乳首取れちゃう♡」
「痛いくらいの方が好きだもんな。暁は♡」
「しゅきぃ♡ 乳首痛いのしゅきぃ♡」
じゅうぅと強く吸われると、ぎゅんぎゅんと玉が持ち上がっていく感覚にはへはへと情けない表情で顎を持ち上れば、そこには気持ちよさそうに喘ぎ、揺さぶられている北斗の姿。
それを見た瞬間、びゅるると精子を吐き出していて。
「あいつを見てイったのか。やっぱり暁は見られると気持ちよくなるタイプか」
「あひ…♡ 乳首でイったぁ♡」
「ふむ」
射精の気怠さを感じながら、かくかくと腰を動かせば尻たぶを広げていた手をそっと剥がされた。
入れてくれるのかと期待しながら待っていると、何やら斗真と話している。ちんこを入れられてはひはひと顔を涙と唾液でぐちゃぐちゃな北斗の顔が見えて、ぞくぞくとしてしまう。
「あい分かった」
「悪いな。暁、見られてる方が感じやすいからさ」
「…ただし一回だけだぞ?」
「分かってるって」
何の話をしているんだろう?と首を傾げれば樹享が戻って来て、俺の身体を膝に乗せる。
「どったの?」
「少し趣向を変えようと思ってな」
「?」
どういうことなんだろうかと思ったけど、すぐさま樹享が身体を持ち上げて尻穴にばきばきちんこをセットする。
入れてもらえるらしいと気付いた俺は、砕けそうになる膝に叱咤しながら身体を支えると「ありがとな」と頭にキスされる。
「一気に奥まで突くからな?」
「ちょうらい♡ しきゅまでいっきに゙…ぃ゙?!」
俺が話し終える前に、樹享が言葉通り一気に貫く。
ごじゅん!と子宮まで一気に挿入されたことに「あ゙♡ お゙ぅ♡」としか声が出せなかったけど。
「暁、気持ちいい?」
「きもちい♡ しきゅ♡ しきゅでじゅぱじゅぱするのぉ♡」
キスをしながら樹享にそう言えば俺と同じ格好をした北斗が現れて。
「あ♡あっは♡ あきらもいっしょだぁ♡」
「全く。北斗にこんな格好をさせるなど…」
「でも北斗も喜んでるみたいだが?」
「な…っ?!」
上から聞こえる会話を聞きながら北斗を見れば、ちんこから液をどぷどぷと垂らしている。
斗真と繋がった所も丸見えなのに、舌を垂らして喜んでいるようにも見える。
「ほら、暁。北斗によく見えるようにしような?」
「うん♡ みせるぅ♡♡」
腰に帯を巻いただけの着物は何の役に立たないけれど、どうやら樹享はそのままにするみたいだ。
こいつ案外むっつりなのか?なんて頭の片隅で思いながら樹享の首に後ろ手にして回せば、膝裏を掴まれ大きく開かされる。
「どう?♡ ほくとぉ♡ みえるぅ?♡♡♡」
腿で腹を圧迫して少し苦しいけれど、圧迫されている分腹に入り込んでいるちんこがはっきりと感じ取れる。
「暁、興奮してる? いつもより呼吸が荒い」
「してる♡ ほくとにみられてるの♡ こうふんするぅ♡」
ふっふっと浅い呼吸を繰り返しながら樹享を見れば、唇を塞がれる。
「んむ♡」
舌を絡め、唾液をすすり、ちゅ、くちゅりと音を立てながらキスを繰り返すと、前からも似たような音が聞こえて来た。
一度キスを辞めて北斗たちを見れば、うっとりと瞳を閉じて唇を貪っている。北斗の口の端からぽたぽたと唾液が垂れ胸を汚している。
「暁」
「ん?」
「羨ましい?」
「べ、つに…そうじゃない…けど」
くすりと樹享に笑われて唇尖せば、そこにちゅっと唇が触れた。
「暁はキスも好きだったよな?」
「ぅん♡」
「じゃあ…」
「ぅわ?!」
にやりと笑う樹享にどことなく嫌な予感がしたが、それはどうやら的中のようで。
「な…ななな?!」
「あん♡」
俺を貫いたまま膝で少し北斗たちに近付いたかと思えば、そのまま北斗との距離をほぼゼロにしてしまう。
つまりは。
「ほくとのちんこ…あっつい♡」
「あきらのぷにちんちんもあっつい♡」
俺と北斗のちんこが触れ合っているわけで。
「どう? もっと興奮しそう?」
「する♡ こうふんするぅ♡」
「よかった。北斗もなんだかんだで喜んでるし、ね?」
「北斗…おまえ…」
あへあへとだらしなく口を開けっぱなしでよがる北斗の姿に驚いているのは斗真。
あれだけ淫乱狐だのなんだの言っておいて、いざ『淫乱』姿を見て驚くのもなんだかな。
「そのままちんこ同士くっつけててな?」
「うん♡」
樹享の言葉にどきどきとしながら未知の快楽が得られることに期待をしてしまう。
あれ? 俺ってこんなに『淫乱』だったか?
「あ゙っ♡はっ♡ きたぁ♡ じゅぽじゅぽ♡ きたぁ♡」
「やぁ♡ぁん♡ あきらちんちんとこすれて…♡」
「ああ、もうぬるぬるだもんな。気持ちいい?」
「いい♡きもち♡ しゅうちんぽもぉ♡ ほくとちんこもぉ♡」
ゆっくりと抽挿されながら、北斗ちんことこすり合わせてくれる樹享。
裏筋同士がお互いの液でぬれて、ぬちゅぬちゅと粘ついた音が聞こえるのも興奮材料で。
「お゙っ♡」
「でも暁は…子宮じゅぽじゅぽされる方が好きだろ?」
「お゙っ♡おぉ゙♡ しきゅに♡ ちんぽきたぁ♡♡♡」
北斗ちんこから離されて雄膣をでかちんこでごしごしと擦られると、その気持ちよさでぐるりと瞳が上を向く。
「お♡お゙ふ♡ ぐゅまんに♡ ぐちゅまんずぽずぽきもち♡♡♡」
「毎日子作りしてるのに暁のぐちょぐちょまんこきゅうって締め付けて気持ちいい」
「おぅ゙♡おっ♡ うらしゅじで♡ こりこり♡♡♡ ぎもちい♡♡♡」
「ここ?」
「おっ♡ふ♡ しょこぉぉお゙お゙ぅ♡」
ずりずりとしこりを擦られる度にびりびりとしたものが全身を駆け巡る。
背中を反らして樹享の喉に頭をこすり付けるように腰をくねらせると、ちんこが触れる場所が変わる。
「あ゙っ♡ おっ♡」
「こら、暴れるな」
「ごめ♡ ごめんなしゃ♡」
「はぁ…見られてるからって興奮しすぎじゃないか?」
「だってみられてるの♡ きもちい♡からぁ♡あ゙ぁっ!」
尻穴を限界まで広げて、しゅうちんこが出入りするたびに気持ちがいい。そして樹享の言葉で、そういえば北斗に見られていたなと思い出すと、きゅうと雄膣を締め付ける。
すると樹享の動きが止まり、顎を掴まれた。
「んむ!」
「ほら、北斗を見て」
「ほくと?」
はーはーと呼吸を乱しながら目の前にいるはずの北斗を見れば、こちらはすでに大勢を変え斗真に後ろから突かれながら気持ちよさそうによがっている。
「とうまぁ♡ ぼくのまんこきもちい?♡♡♡」
「気持ちがいいに決まってるだろ?」
「ひあぁ♡」
耳を噛みながら甘く囁く斗真を見て、なぜか腹がきゅんとして。それは北斗も同じだったようで。
「おなか♡おなか♡ きゅううぅんって♡ あぁっ♡♡♡」
「ん。北斗のまんこすげぇ締め付けてくる…ッ!」
とまぁ、他人のらぶらぶな子作りを間近で見て俺が興奮しないわけがなく…。
「しゅうぅ♡♡♡」
「見られるだけじゃなくて、見せられても興奮するのか」
「もっとぱんぱんして♡ しきゅもまんこもきもちよくして…てああぁ゙…ッ♡♡♡」
俺のことを良く分かってる樹享が言葉を告げ終わる前に、ずん、と子宮の入口を突くものだから、びゅるるとちんこからせーしを吐き出して。
「あっ♡ あ…ぉ゙ッ♡」
「イった後のきつきつまんこ最高…ッ!」
「んぉっ♡ しきゅ♡きたぁ♡♡♡」
キスをしながら容赦なく突き上げられると、力を失くしたはずのちんこがまたもやむくむくと大きくなって。
ぐぽぐぽと子宮の入口を攻められてひんひんと泣きながら、全身を駆け回る快感に身を任せているとちんこが温かなものに包まれた。
「はぇ?!」
「んー♡」
何事?!と俺のちんこを見れば、そこにはぴるぴると動く耳があって…。
「ほく…とおおぉ♡♡♡」
北斗が突かれながら俺のちんこを食べていることに驚きと同時に気持ちよさが襲ってきて。
じゅるじゅると音を立て、斗真に突かれる動きに合わせて北斗の頭も揺れる。その度にちんこをしゃぶる角度が変わり、時折歯に当たるとびくりと膝が跳ねる。
「らめ♡ほくとぉ♡ ちんこたべちゃ…ぁ♡あっあんっ♡♡」
「暁。乳首が寂しそうだが?」
「あぅ♡♡ちくび♡ びんにんちくびぃ♡♡♡ しゃびし…ん゙ぉ゙♡♡♡」
いつもなら乳首を虐められながらぱんぱんされるけど、今は樹享一人。だから、いつものようにはいかなくて。
「んぁ♡でる♡ びゅーびゅーしちゃ…♡♡♡」
「ん、北斗の口の中にいっぱい出そうな♡」
「んむ♡ んぐ♡」
樹享がそう告げると、ぬぽんと北斗の口からちんこを離す。すると北斗が仰向けにされた。
そのまま北斗は四つん這いになっている俺の下へと入り込み、まるで子牛がおっぱいを飲むように再び俺のちんこに食らいつく。
「んぁ…っ♡ ほくとぉ♡♡♡」
「ほら、暁。こっちも、な?」
「ん゙おおぉ゙♡♡♡ ちくびぃ♡♡♡」
体勢が変わったことによって、樹享がずっと触ってほしかった乳首に触れてくれた。それだけで腰をかくかくと動かせば、下にいた北斗から「んごぉ♡」と苦しそうな声が聞こえてくる。
けれど快感に頭が支配されている俺はただただ気持ちい事しか考えられないから、その苦しそうな声を聞いて腰がさらに動いて。
「暁、出すぞ…っ!」
「だして♡だして♡ ちんこみるく♡ おなかにいっぱいちょうらい♡♡」
あんあんと喘ぎながら樹享の言葉に期待を込めてそう言えば、腰を掴まれる。
それに「ああ、深いのが来る」と思いながら前を向けば、そこには北斗のちんこがぺちぺちと前後に動いていて。
「んむ♡」
「んぎゅ♡」
それを躊躇いなく口に含んでフェラをすれば、斗真の眉間に深い皺が生まれて。
ぱんぱんという肉同士がぶつかる音と、粘ついた水の音。そしていい匂いを嗅ぎながら、がぼんと子宮へと侵入してきた頭を感じると俺のちんこからどぷりと精液が吐き出されて。
それを受けてか、北斗のちんこからも勢いよく精液が口の中に放たれ、俺の子宮の中にも樹享のどろどろのざーめんみるくが注がれて。
北斗の身体がびくびくと跳ねているから、斗真も北斗の中にざーめんみるくを放ったのだろう。
はぁはぁと俺たちが呼吸を整えていると、ばたばたという足音とすぱーん!という障子の開く小気味いい音が聞こえたかと思えば、再び身体を揺らされたのだった。
そして背中から感じる人の気配に、俺はパニックに陥る。
目隠ししている手を掴んでどうにか引っぺがそうと爪を立て、無意味だとはわかっていても足をバタバタと動かしたおかげで着物が大変なことになっているとは思うが、それどころではない。状況が分からない、というのが一番怖いわけで。
「離せ…っ!」
最悪噛みつくことも想定して暴れていると、ふと耳元に息がかかった。
「暁」
斗真ほどの低い声ではないが、それなりに低い声で名前を呼ばれると、俺も肩をびくりと震わせる。
「しゅ…う…?」
「そうだよ」
目隠ししているのが樹享だと分かった途端、身体の力が抜ける。
そして樹享に身体を預けると、ほっと息を吐く。
「…遅い」
「これでも斗真の術で急いで来たんだけどな」
ぷくりと頬を膨らませて恨みがましくそう言えば、ちゅと膨らんだ頬にキスを何度も落とされる。
「ん、くすぐったい」
「そう? でも暁は嫌いじゃないだろ?」
「嫌いじゃない…けど♡」
ふわりと香る安心できる『匂い』を嗅いでいたら、腹の奥がきゅううぅぅと切なくなり始める。
尻穴もきゅうぅぅんと寂しくなり、樹享の手を撫でれば「ひゃぅぅぅ♡」と甘ったるく甲高い声が耳に入る。それと同時にぱんぱんという肉同士がぶつかる音と、ぐちゅ、ぬちゅという粘ついた水音が聞こえてきた。
「とうまぁ♡ とうまぁ♡」
「この…淫乱狐が…ッ!」
「ごめんなしゃ♡ 淫乱狐でごめんなしゃいぃ♡♡♡」
気持ちよさそうな声と、責められている声が同時に耳に入り、どくどくと心臓が大きく脈打つ。
「しゅう♡♡♡」
「あいつらのセックスを聞いただけで発情したのか」
「したぁ♡発情したぁ♡ だから発情せっくしゅしよぉ♡」
畳に尻穴を押し付けて、かくかくと腰を動かせば『匂い』がさらに濃く、甘くなる。
こんな『匂い』してたっけ?と思うよりも早く尻穴にちんこを突っ込んで欲しくて、樹享の胸板に頬を摺り寄せる。
「ねぇ♡はやくぅ♡ 樹享ちんこで俺の雄膣に突っ込んでいっぱいぱんぱんしてよぉ♡♡♡」
はぁはぁと息を荒くしながら樹享に懇願すれば、目を隠していた手の平が離れた。
「んむぅ♡」
かと思えば、強引に反転させられ唇を塞がれる。
「しゅうとのキスすきぃ♡」
「暁はキス、好きなのか?」
「しゅうとちゅーしてからすきになったぁ♡」
えへえへと笑いながら首に腕を回し、啄んたり角度を変えたり舌を絡め合ったりとキスを楽しんでから樹享の目を見つめる。
「はやくこじゅくりしぇっくしゅしようよぉ♡♡♡」
「そう、だな。あっちはあっちで盛り上がってるしな」
「ね♡だから♡ はやく俺のぐちょまんこにしゅうちんこちょうだい♡」
ね?ね?と樹享を誘えば、畳に押し倒された。
そして。
「暁のぐちょまん見たいから尻たぶ開いて」
「はぁい♡♡♡」
樹享の言う通りに、喜んで足を大きく開いて尻たぶを開いてぱくぱくと開閉する尻穴を見せつける。
すでに液を垂れ流して準備万端の尻穴に何故だか酷く興奮して、ぺろりと舌なめずりすれば樹享から「えっろ」と掠れた声が漏れた。
それに胸を突き出し、びんびんに勃った乳首を見せつければすぐにむしゃぶりつかれる。
「あぁん♡ 乳首きたぁ♡」
吸われ、噛まれ、舐めまわされ。
もう片方の乳首も指で捏ねくりまわされ、痛みと快楽を与えてくれる。
「あっ♡あんっ♡ 乳首取れちゃう♡」
「痛いくらいの方が好きだもんな。暁は♡」
「しゅきぃ♡ 乳首痛いのしゅきぃ♡」
じゅうぅと強く吸われると、ぎゅんぎゅんと玉が持ち上がっていく感覚にはへはへと情けない表情で顎を持ち上れば、そこには気持ちよさそうに喘ぎ、揺さぶられている北斗の姿。
それを見た瞬間、びゅるると精子を吐き出していて。
「あいつを見てイったのか。やっぱり暁は見られると気持ちよくなるタイプか」
「あひ…♡ 乳首でイったぁ♡」
「ふむ」
射精の気怠さを感じながら、かくかくと腰を動かせば尻たぶを広げていた手をそっと剥がされた。
入れてくれるのかと期待しながら待っていると、何やら斗真と話している。ちんこを入れられてはひはひと顔を涙と唾液でぐちゃぐちゃな北斗の顔が見えて、ぞくぞくとしてしまう。
「あい分かった」
「悪いな。暁、見られてる方が感じやすいからさ」
「…ただし一回だけだぞ?」
「分かってるって」
何の話をしているんだろう?と首を傾げれば樹享が戻って来て、俺の身体を膝に乗せる。
「どったの?」
「少し趣向を変えようと思ってな」
「?」
どういうことなんだろうかと思ったけど、すぐさま樹享が身体を持ち上げて尻穴にばきばきちんこをセットする。
入れてもらえるらしいと気付いた俺は、砕けそうになる膝に叱咤しながら身体を支えると「ありがとな」と頭にキスされる。
「一気に奥まで突くからな?」
「ちょうらい♡ しきゅまでいっきに゙…ぃ゙?!」
俺が話し終える前に、樹享が言葉通り一気に貫く。
ごじゅん!と子宮まで一気に挿入されたことに「あ゙♡ お゙ぅ♡」としか声が出せなかったけど。
「暁、気持ちいい?」
「きもちい♡ しきゅ♡ しきゅでじゅぱじゅぱするのぉ♡」
キスをしながら樹享にそう言えば俺と同じ格好をした北斗が現れて。
「あ♡あっは♡ あきらもいっしょだぁ♡」
「全く。北斗にこんな格好をさせるなど…」
「でも北斗も喜んでるみたいだが?」
「な…っ?!」
上から聞こえる会話を聞きながら北斗を見れば、ちんこから液をどぷどぷと垂らしている。
斗真と繋がった所も丸見えなのに、舌を垂らして喜んでいるようにも見える。
「ほら、暁。北斗によく見えるようにしような?」
「うん♡ みせるぅ♡♡」
腰に帯を巻いただけの着物は何の役に立たないけれど、どうやら樹享はそのままにするみたいだ。
こいつ案外むっつりなのか?なんて頭の片隅で思いながら樹享の首に後ろ手にして回せば、膝裏を掴まれ大きく開かされる。
「どう?♡ ほくとぉ♡ みえるぅ?♡♡♡」
腿で腹を圧迫して少し苦しいけれど、圧迫されている分腹に入り込んでいるちんこがはっきりと感じ取れる。
「暁、興奮してる? いつもより呼吸が荒い」
「してる♡ ほくとにみられてるの♡ こうふんするぅ♡」
ふっふっと浅い呼吸を繰り返しながら樹享を見れば、唇を塞がれる。
「んむ♡」
舌を絡め、唾液をすすり、ちゅ、くちゅりと音を立てながらキスを繰り返すと、前からも似たような音が聞こえて来た。
一度キスを辞めて北斗たちを見れば、うっとりと瞳を閉じて唇を貪っている。北斗の口の端からぽたぽたと唾液が垂れ胸を汚している。
「暁」
「ん?」
「羨ましい?」
「べ、つに…そうじゃない…けど」
くすりと樹享に笑われて唇尖せば、そこにちゅっと唇が触れた。
「暁はキスも好きだったよな?」
「ぅん♡」
「じゃあ…」
「ぅわ?!」
にやりと笑う樹享にどことなく嫌な予感がしたが、それはどうやら的中のようで。
「な…ななな?!」
「あん♡」
俺を貫いたまま膝で少し北斗たちに近付いたかと思えば、そのまま北斗との距離をほぼゼロにしてしまう。
つまりは。
「ほくとのちんこ…あっつい♡」
「あきらのぷにちんちんもあっつい♡」
俺と北斗のちんこが触れ合っているわけで。
「どう? もっと興奮しそう?」
「する♡ こうふんするぅ♡」
「よかった。北斗もなんだかんだで喜んでるし、ね?」
「北斗…おまえ…」
あへあへとだらしなく口を開けっぱなしでよがる北斗の姿に驚いているのは斗真。
あれだけ淫乱狐だのなんだの言っておいて、いざ『淫乱』姿を見て驚くのもなんだかな。
「そのままちんこ同士くっつけててな?」
「うん♡」
樹享の言葉にどきどきとしながら未知の快楽が得られることに期待をしてしまう。
あれ? 俺ってこんなに『淫乱』だったか?
「あ゙っ♡はっ♡ きたぁ♡ じゅぽじゅぽ♡ きたぁ♡」
「やぁ♡ぁん♡ あきらちんちんとこすれて…♡」
「ああ、もうぬるぬるだもんな。気持ちいい?」
「いい♡きもち♡ しゅうちんぽもぉ♡ ほくとちんこもぉ♡」
ゆっくりと抽挿されながら、北斗ちんことこすり合わせてくれる樹享。
裏筋同士がお互いの液でぬれて、ぬちゅぬちゅと粘ついた音が聞こえるのも興奮材料で。
「お゙っ♡」
「でも暁は…子宮じゅぽじゅぽされる方が好きだろ?」
「お゙っ♡おぉ゙♡ しきゅに♡ ちんぽきたぁ♡♡♡」
北斗ちんこから離されて雄膣をでかちんこでごしごしと擦られると、その気持ちよさでぐるりと瞳が上を向く。
「お♡お゙ふ♡ ぐゅまんに♡ ぐちゅまんずぽずぽきもち♡♡♡」
「毎日子作りしてるのに暁のぐちょぐちょまんこきゅうって締め付けて気持ちいい」
「おぅ゙♡おっ♡ うらしゅじで♡ こりこり♡♡♡ ぎもちい♡♡♡」
「ここ?」
「おっ♡ふ♡ しょこぉぉお゙お゙ぅ♡」
ずりずりとしこりを擦られる度にびりびりとしたものが全身を駆け巡る。
背中を反らして樹享の喉に頭をこすり付けるように腰をくねらせると、ちんこが触れる場所が変わる。
「あ゙っ♡ おっ♡」
「こら、暴れるな」
「ごめ♡ ごめんなしゃ♡」
「はぁ…見られてるからって興奮しすぎじゃないか?」
「だってみられてるの♡ きもちい♡からぁ♡あ゙ぁっ!」
尻穴を限界まで広げて、しゅうちんこが出入りするたびに気持ちがいい。そして樹享の言葉で、そういえば北斗に見られていたなと思い出すと、きゅうと雄膣を締め付ける。
すると樹享の動きが止まり、顎を掴まれた。
「んむ!」
「ほら、北斗を見て」
「ほくと?」
はーはーと呼吸を乱しながら目の前にいるはずの北斗を見れば、こちらはすでに大勢を変え斗真に後ろから突かれながら気持ちよさそうによがっている。
「とうまぁ♡ ぼくのまんこきもちい?♡♡♡」
「気持ちがいいに決まってるだろ?」
「ひあぁ♡」
耳を噛みながら甘く囁く斗真を見て、なぜか腹がきゅんとして。それは北斗も同じだったようで。
「おなか♡おなか♡ きゅううぅんって♡ あぁっ♡♡♡」
「ん。北斗のまんこすげぇ締め付けてくる…ッ!」
とまぁ、他人のらぶらぶな子作りを間近で見て俺が興奮しないわけがなく…。
「しゅうぅ♡♡♡」
「見られるだけじゃなくて、見せられても興奮するのか」
「もっとぱんぱんして♡ しきゅもまんこもきもちよくして…てああぁ゙…ッ♡♡♡」
俺のことを良く分かってる樹享が言葉を告げ終わる前に、ずん、と子宮の入口を突くものだから、びゅるるとちんこからせーしを吐き出して。
「あっ♡ あ…ぉ゙ッ♡」
「イった後のきつきつまんこ最高…ッ!」
「んぉっ♡ しきゅ♡きたぁ♡♡♡」
キスをしながら容赦なく突き上げられると、力を失くしたはずのちんこがまたもやむくむくと大きくなって。
ぐぽぐぽと子宮の入口を攻められてひんひんと泣きながら、全身を駆け回る快感に身を任せているとちんこが温かなものに包まれた。
「はぇ?!」
「んー♡」
何事?!と俺のちんこを見れば、そこにはぴるぴると動く耳があって…。
「ほく…とおおぉ♡♡♡」
北斗が突かれながら俺のちんこを食べていることに驚きと同時に気持ちよさが襲ってきて。
じゅるじゅると音を立て、斗真に突かれる動きに合わせて北斗の頭も揺れる。その度にちんこをしゃぶる角度が変わり、時折歯に当たるとびくりと膝が跳ねる。
「らめ♡ほくとぉ♡ ちんこたべちゃ…ぁ♡あっあんっ♡♡」
「暁。乳首が寂しそうだが?」
「あぅ♡♡ちくび♡ びんにんちくびぃ♡♡♡ しゃびし…ん゙ぉ゙♡♡♡」
いつもなら乳首を虐められながらぱんぱんされるけど、今は樹享一人。だから、いつものようにはいかなくて。
「んぁ♡でる♡ びゅーびゅーしちゃ…♡♡♡」
「ん、北斗の口の中にいっぱい出そうな♡」
「んむ♡ んぐ♡」
樹享がそう告げると、ぬぽんと北斗の口からちんこを離す。すると北斗が仰向けにされた。
そのまま北斗は四つん這いになっている俺の下へと入り込み、まるで子牛がおっぱいを飲むように再び俺のちんこに食らいつく。
「んぁ…っ♡ ほくとぉ♡♡♡」
「ほら、暁。こっちも、な?」
「ん゙おおぉ゙♡♡♡ ちくびぃ♡♡♡」
体勢が変わったことによって、樹享がずっと触ってほしかった乳首に触れてくれた。それだけで腰をかくかくと動かせば、下にいた北斗から「んごぉ♡」と苦しそうな声が聞こえてくる。
けれど快感に頭が支配されている俺はただただ気持ちい事しか考えられないから、その苦しそうな声を聞いて腰がさらに動いて。
「暁、出すぞ…っ!」
「だして♡だして♡ ちんこみるく♡ おなかにいっぱいちょうらい♡♡」
あんあんと喘ぎながら樹享の言葉に期待を込めてそう言えば、腰を掴まれる。
それに「ああ、深いのが来る」と思いながら前を向けば、そこには北斗のちんこがぺちぺちと前後に動いていて。
「んむ♡」
「んぎゅ♡」
それを躊躇いなく口に含んでフェラをすれば、斗真の眉間に深い皺が生まれて。
ぱんぱんという肉同士がぶつかる音と、粘ついた水の音。そしていい匂いを嗅ぎながら、がぼんと子宮へと侵入してきた頭を感じると俺のちんこからどぷりと精液が吐き出されて。
それを受けてか、北斗のちんこからも勢いよく精液が口の中に放たれ、俺の子宮の中にも樹享のどろどろのざーめんみるくが注がれて。
北斗の身体がびくびくと跳ねているから、斗真も北斗の中にざーめんみるくを放ったのだろう。
はぁはぁと俺たちが呼吸を整えていると、ばたばたという足音とすぱーん!という障子の開く小気味いい音が聞こえたかと思えば、再び身体を揺らされたのだった。
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美貌の騎士候補生のカーディアスは何を考えてパスティに付きまとうのか……。
秘密を抱えた二人が幸せになるまでのお話。


悪役令嬢の兄、閨の講義をする。
猫宮乾
BL
ある日前世の記憶がよみがえり、自分が悪役令嬢の兄だと気づいた僕(フェルナ)。断罪してくる王太子にはなるべく近づかないで過ごすと決め、万が一に備えて語学の勉強に励んでいたら、ある日閨の講義を頼まれる。
臣下が王の乳首を吸って服従の意を示す儀式の話
八億児
BL
架空の国と儀式の、真面目騎士×どスケベビッチ王。
古代アイルランドには臣下が王の乳首を吸って服従の意を示す儀式があったそうで、それはよいものだと思いましたので古代アイルランドとは特に関係なく王の乳首を吸ってもらいました。
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