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chapter.12 ◇
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「ん…あれ?」
ぱちりと目を開ければ、俺の部屋じゃない天井が映る。
「なんだ、夢か…」
そう思って目を閉じて、寝返りを打とうとして身体の違和感に気付く。
「――いっ?!」
身体、というよりは腰と尻が痛い。
腰はとにかく重く、尻は…。尻…というより穴がひりひりと痛む。
「な、なんでこんなとこが…?」
痛みで完全に意識がはっきりしたのはいいが、状況が分からない。
「あだだ…。つか、ここどこだ?」
うおぉぉ…と小さく呻きながらなんとか四つん這いになると部屋を見回す。
俺の視界には障子がと床の間が見える。さながら旅館の部屋のようだ。
「つかなんで和室?」
首を捻ると、俺の着ているものも制服ではなく浴衣。
「…旅館に来てたっけか?」
とりあえず腰も尻の穴も痛いからうつ伏せで横になると、最後の記憶を思い出す。
「確か『狐』―北斗と斗真がどっかに帰って、残った碧斗と一緒に…?」
そうだ。あの後なぜか碧斗にキスされて…。
「ってなんで碧斗が俺にキスなんかするんだ?!」
この世界はれっきとした男女間の恋愛ゲームのはずだ。
それなのに『男』である俺にキスとか…。どうなってんだ?
考えても分からないことが多すぎて、だんだんと頭が痛くなってくる。腰と尻の穴に加え、頭痛も加わるのは勘弁してほしい。
すると、なにやら話し声と共に足音が聞こえてくる。
その話し声と足音はどうやらこちらに向かってきているようで、身体を固くする。
「お前はヤりすぎだ!」
「今まで我慢していたんだ。これくらいいいだろう」
「だめだってば。暁は体力がないんだから」
聞き慣れた声に安心と同時に疑問が浮かんでくる。
そんな俺のことなど無視して障子が開かれると、やはりあの三人がそこにはいて。
「暁! 目が覚めたのか!」
ぱちりと樹享と目が合った瞬間、二人を押しのけて俺の方へと走ってくる。
そんな樹享の後を碧斗と恒晟が追ってくる。
「痛い所は?」
「腰と…頭?」
「そうか。なら痛みを和らげる薬を持ってくる」
「あ、うん」
そう言うと樹享が駆け出していく。その背中を見送ると、恒晟と碧斗が苦笑いを浮かべながら枕元に座った。
「無理させたね」
「あー…っと…。それも気になるんだけど、ここ、どこ?」
痛みの正体も気になるけれど、やはりまずはここがどこなのかが気になる。
俺の質問に答えてくれたのは恒晟だ。
「ここは通称『狐の里』。九尾、北斗がいる里だよ」
「はい?」
『狐の里』? そんなの聞いたこともないけど…。
俺の知らないゲーム情報?
首を傾げると恒晟の手が俺の頭を撫でる。
「ここはね、暁が知ってる『ゲーム』にはない場所だよ」
「――――ッ?!」
にこりと微笑みながらそう告げる恒晟にひゅっと息を飲む。
そして、嫌な汗が背中を流れ落ちる。
「な、何言って…」
「ふふっ。暁はおれたちがまだ『ゲーム』の登場人物だと思ってる?」
くすくすと笑う恒晟に俺はひくりと口元を引きつらせる。
どう…どういうことだ? この三人は自分たちが『ゲーム』の登場人物だと知っている?
だとしたら俺のことも知っているのか?
こくりとつばを飲み込むと、震える唇で二人に聞いてみる。
「な、んで…」
「知ってるの? って?」
にこりと微笑む碧斗にぞわりとしたものが身体中を駆け抜ける。
どくどくと耳元で聞こえる心臓の音に、口を開こうとした瞬間。
「暁! 持ってきたぞ!」
すぱーん!と勢いよく障子が開き、それにびくりと肩を震わせると湯呑を持った樹享がそこにいて。
どこまで行ったのかは分からないけれど、息一つ乱さないあたりさすがだ。
「話はあとでね」
「あ、うん」
恒晟にそう言われて頷けば、樹享が俺の側までやって来る。
「起きられそうか?」
「…頑張る」
痛む腰をかばいながらのろのろとまずは四つん這いになると「ごくり」と音が聞こえたような気がしたけど…気のせいだな! うん!
「…無理かも」
「少し痛むかも知らないけど、俺の膝に乗せてもいいか?」
「あー…、うん。いいよ」
腰が痛いから自分であんまり動きたくないんだよね。
だからもう好きにしてくれ、と言えばすぐに腕を掴まれ樹享と向き合う形に座らせられた。
「うおおぉぉぉ…!」
「少し我慢しろ」
腰が…! 腰がああぁぁぁっ!
痛みをこらえながら樹享に抱きつけば腰を擦られる。
「煎薬だけど、飲めそうか?」
「…頑張る」
「ダメそうだね」
さっきも頑張るって言ったけどダメだったからなー…。
恒晟が笑っているけど反応すると腰にびきそうだから今はやめとく。
「樹享が飲ませてあげなよ」
「え?」
「そうだね。このままだと絶対に零すよ?」
くすくすと笑う恒晟と碧斗にそう言われて「マジで?」と顔で聞けば「その方がいいと思う」と碧斗に言われた。
「…暁は嫌じゃないか?」
「いいよ。好きにしてくれよ」
樹享にぐったりと身体を預けてあきらめ気味にそう言えば、股間に何かが…。
「…樹享?」
「あー…。悪い」
「暁がそんなに無防備だもんね。無理もないよ」
恒晟が困ったように笑うけどやっぱり意味が分からない。
つか当たってるのって。
いや、考えるのはやめよう。
「ごほん。少し居心地は悪いかと思うけど我慢してくれ」
「…おう」
肩に顎を乗せて俎板の鯉状態の俺がそう言えば、樹享が何かを口に含んだ。
そして手の平で背中を支えられながら、キスをするとそのまま舌を差し込まれ口移しでそれを飲ませてもらう。
「ん、ふぅ…」
鼻で息をする、ということだけは知っていたからそれを実践してみたが、何やら気恥ずかしい声が漏れてしまう。
それよりもなんでかキスが気持ちがいい。初めてキスしたのは樹享…だけど、舌を入れられたのは碧斗で。
あれ? それからどうなったんだっけ?
「暁」
「んぇ?」
「考え事は後にしろ」
「ぅん」
樹享から与えられる飲み物と絡んでくる舌が気持ちよくて、与えてくれるものがなくなっても舌を絡め合い唾液を貪れば樹享も応えてくれる。
くちゅくちゅと舌を絡め、キスを繰り返していると肩が大きくはだけていて。
「しゅう♡ もっとぉ♡」
舌を出しながら、腰を揺らめかせば樹享の喉仏が上下に動いて。
「だ、だが…」
「いいからぁ♡ もう俺のちんこ痛いんだよぉ♡」
そう言いながら浴衣を左右に開けばちんこはもうばっきばきで。
「ね?♡ えっちしよ♡」
「いいと思うよ? もちろんおれたちも加わるけどね?」
「あー…そうですね…」
がしがしと後頭部を掻く樹享にむっとしてキスを仕掛けるとそのまま押し倒す。
そして舌を絡ませ邪魔な浴衣を上半身だけ脱げばまた喉が上下に動いた。
「ね?♡ 樹享のみるくもオレの腹ン中にちょうだい?♡♡」
にやりと笑いながら腹を擦れば、あとはなし崩しだった。
恒晟に乳首を弄られ、樹享のちんこを腹の中に収めてただただ下から突き上げられてはぐっぽりと奥まで入れられて。
四つん這いになって碧斗のちんこを扱きながら、後ろで恒晟のちんこを受け入れて俺のちんこは樹享に食われて。
代わる代わる腹ン中にちんこを埋めてはみるくを大量に受け止めて。
気付けば俺の腹はたっぷりとみるくを溜めこんだためか膨らんでいて。
それを見ながら腹を擦れば、碧斗に突かれて。
乱れに乱れた俺たちはそのまま汚れた布団で眠ってしまったのだった。
ぱちりと目を開ければ、俺の部屋じゃない天井が映る。
「なんだ、夢か…」
そう思って目を閉じて、寝返りを打とうとして身体の違和感に気付く。
「――いっ?!」
身体、というよりは腰と尻が痛い。
腰はとにかく重く、尻は…。尻…というより穴がひりひりと痛む。
「な、なんでこんなとこが…?」
痛みで完全に意識がはっきりしたのはいいが、状況が分からない。
「あだだ…。つか、ここどこだ?」
うおぉぉ…と小さく呻きながらなんとか四つん這いになると部屋を見回す。
俺の視界には障子がと床の間が見える。さながら旅館の部屋のようだ。
「つかなんで和室?」
首を捻ると、俺の着ているものも制服ではなく浴衣。
「…旅館に来てたっけか?」
とりあえず腰も尻の穴も痛いからうつ伏せで横になると、最後の記憶を思い出す。
「確か『狐』―北斗と斗真がどっかに帰って、残った碧斗と一緒に…?」
そうだ。あの後なぜか碧斗にキスされて…。
「ってなんで碧斗が俺にキスなんかするんだ?!」
この世界はれっきとした男女間の恋愛ゲームのはずだ。
それなのに『男』である俺にキスとか…。どうなってんだ?
考えても分からないことが多すぎて、だんだんと頭が痛くなってくる。腰と尻の穴に加え、頭痛も加わるのは勘弁してほしい。
すると、なにやら話し声と共に足音が聞こえてくる。
その話し声と足音はどうやらこちらに向かってきているようで、身体を固くする。
「お前はヤりすぎだ!」
「今まで我慢していたんだ。これくらいいいだろう」
「だめだってば。暁は体力がないんだから」
聞き慣れた声に安心と同時に疑問が浮かんでくる。
そんな俺のことなど無視して障子が開かれると、やはりあの三人がそこにはいて。
「暁! 目が覚めたのか!」
ぱちりと樹享と目が合った瞬間、二人を押しのけて俺の方へと走ってくる。
そんな樹享の後を碧斗と恒晟が追ってくる。
「痛い所は?」
「腰と…頭?」
「そうか。なら痛みを和らげる薬を持ってくる」
「あ、うん」
そう言うと樹享が駆け出していく。その背中を見送ると、恒晟と碧斗が苦笑いを浮かべながら枕元に座った。
「無理させたね」
「あー…っと…。それも気になるんだけど、ここ、どこ?」
痛みの正体も気になるけれど、やはりまずはここがどこなのかが気になる。
俺の質問に答えてくれたのは恒晟だ。
「ここは通称『狐の里』。九尾、北斗がいる里だよ」
「はい?」
『狐の里』? そんなの聞いたこともないけど…。
俺の知らないゲーム情報?
首を傾げると恒晟の手が俺の頭を撫でる。
「ここはね、暁が知ってる『ゲーム』にはない場所だよ」
「――――ッ?!」
にこりと微笑みながらそう告げる恒晟にひゅっと息を飲む。
そして、嫌な汗が背中を流れ落ちる。
「な、何言って…」
「ふふっ。暁はおれたちがまだ『ゲーム』の登場人物だと思ってる?」
くすくすと笑う恒晟に俺はひくりと口元を引きつらせる。
どう…どういうことだ? この三人は自分たちが『ゲーム』の登場人物だと知っている?
だとしたら俺のことも知っているのか?
こくりとつばを飲み込むと、震える唇で二人に聞いてみる。
「な、んで…」
「知ってるの? って?」
にこりと微笑む碧斗にぞわりとしたものが身体中を駆け抜ける。
どくどくと耳元で聞こえる心臓の音に、口を開こうとした瞬間。
「暁! 持ってきたぞ!」
すぱーん!と勢いよく障子が開き、それにびくりと肩を震わせると湯呑を持った樹享がそこにいて。
どこまで行ったのかは分からないけれど、息一つ乱さないあたりさすがだ。
「話はあとでね」
「あ、うん」
恒晟にそう言われて頷けば、樹享が俺の側までやって来る。
「起きられそうか?」
「…頑張る」
痛む腰をかばいながらのろのろとまずは四つん這いになると「ごくり」と音が聞こえたような気がしたけど…気のせいだな! うん!
「…無理かも」
「少し痛むかも知らないけど、俺の膝に乗せてもいいか?」
「あー…、うん。いいよ」
腰が痛いから自分であんまり動きたくないんだよね。
だからもう好きにしてくれ、と言えばすぐに腕を掴まれ樹享と向き合う形に座らせられた。
「うおおぉぉぉ…!」
「少し我慢しろ」
腰が…! 腰がああぁぁぁっ!
痛みをこらえながら樹享に抱きつけば腰を擦られる。
「煎薬だけど、飲めそうか?」
「…頑張る」
「ダメそうだね」
さっきも頑張るって言ったけどダメだったからなー…。
恒晟が笑っているけど反応すると腰にびきそうだから今はやめとく。
「樹享が飲ませてあげなよ」
「え?」
「そうだね。このままだと絶対に零すよ?」
くすくすと笑う恒晟と碧斗にそう言われて「マジで?」と顔で聞けば「その方がいいと思う」と碧斗に言われた。
「…暁は嫌じゃないか?」
「いいよ。好きにしてくれよ」
樹享にぐったりと身体を預けてあきらめ気味にそう言えば、股間に何かが…。
「…樹享?」
「あー…。悪い」
「暁がそんなに無防備だもんね。無理もないよ」
恒晟が困ったように笑うけどやっぱり意味が分からない。
つか当たってるのって。
いや、考えるのはやめよう。
「ごほん。少し居心地は悪いかと思うけど我慢してくれ」
「…おう」
肩に顎を乗せて俎板の鯉状態の俺がそう言えば、樹享が何かを口に含んだ。
そして手の平で背中を支えられながら、キスをするとそのまま舌を差し込まれ口移しでそれを飲ませてもらう。
「ん、ふぅ…」
鼻で息をする、ということだけは知っていたからそれを実践してみたが、何やら気恥ずかしい声が漏れてしまう。
それよりもなんでかキスが気持ちがいい。初めてキスしたのは樹享…だけど、舌を入れられたのは碧斗で。
あれ? それからどうなったんだっけ?
「暁」
「んぇ?」
「考え事は後にしろ」
「ぅん」
樹享から与えられる飲み物と絡んでくる舌が気持ちよくて、与えてくれるものがなくなっても舌を絡め合い唾液を貪れば樹享も応えてくれる。
くちゅくちゅと舌を絡め、キスを繰り返していると肩が大きくはだけていて。
「しゅう♡ もっとぉ♡」
舌を出しながら、腰を揺らめかせば樹享の喉仏が上下に動いて。
「だ、だが…」
「いいからぁ♡ もう俺のちんこ痛いんだよぉ♡」
そう言いながら浴衣を左右に開けばちんこはもうばっきばきで。
「ね?♡ えっちしよ♡」
「いいと思うよ? もちろんおれたちも加わるけどね?」
「あー…そうですね…」
がしがしと後頭部を掻く樹享にむっとしてキスを仕掛けるとそのまま押し倒す。
そして舌を絡ませ邪魔な浴衣を上半身だけ脱げばまた喉が上下に動いた。
「ね?♡ 樹享のみるくもオレの腹ン中にちょうだい?♡♡」
にやりと笑いながら腹を擦れば、あとはなし崩しだった。
恒晟に乳首を弄られ、樹享のちんこを腹の中に収めてただただ下から突き上げられてはぐっぽりと奥まで入れられて。
四つん這いになって碧斗のちんこを扱きながら、後ろで恒晟のちんこを受け入れて俺のちんこは樹享に食われて。
代わる代わる腹ン中にちんこを埋めてはみるくを大量に受け止めて。
気付けば俺の腹はたっぷりとみるくを溜めこんだためか膨らんでいて。
それを見ながら腹を擦れば、碧斗に突かれて。
乱れに乱れた俺たちはそのまま汚れた布団で眠ってしまったのだった。
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