12 / 13
12 ※
しおりを挟む
そうやって食ってた頃が懐かしい。
はい。どうも。
俺です。
あれから1年が経ちました。
あ、今飛んだなって思ったでしょ?
そうだね。
俺もそう思うよ。
まぁあれからサクサクと話が進んで神様が俺の世界へと旅立ち、王子様と騎士、魔導士を国へと帰して。
魔王封印報告はどうしたのかは俺は知らない。
聖女が帰ったことも報告したんだろうけど、怒られなかったのかなーと思ったり。
でもたまたま様子を見に行ったときに会って話をしたけど大丈夫だったみたいだ。
よかったよかった。
んで、俺たち。
王子様たちと話し合ったあの空間で一緒に暮らしてる。
あの空間、オルの魔力を押さえてくれてるみたいで、もしかしたら神様が住んでた空間なんじゃないかって思ってる。
じゃなければ、オル以上の魔力を持ってる神様がのんびり過ごす、なんてことはありえないと思うんだ。
それにここの空間、何もかも魔法でやってくれるから便利なんだよー。
なんせ俺の腰が抜けてるからね。
毎日毎日えっち三昧だよ。
神様が言った通り。
いや、一度今日はやめようぜ、みたいなこと言ってイチャイチャして過ごしてたらどっかの国が大嵐かなんかで壊滅的被害をおったらしく、王子様からめっちゃ怒られた。
落雷が百発百中。
もちろん俺たちに落ちてくる。
だからえっちは必須なわけで。
そんで王子様。
今はまともな第一王子が王様やってるらしくてさ。
聖女崇拝も徐々になくなるだろうって教えてくれた。
代わりに変な宗教団体がぼこぼこできてるけど、それらは全て育ちきる前に潰れていくらしい。
理由は不明。
王子様も不思議そうにしてた。
何となくオルの機嫌がいいからまぁそういうことなんだろうな…。
それでもって騎士。
あんまり話さなかったけど、彼はオルが撃ち漏らした魔力から作られた魔物退治に忙しいんだって。
大変だねー。
魔導士はどうやらポーションの改良に勤しんでいるようで。
俺のついうっかり漏らした「青いポーション」を作ってるらしい。
すまん!
マジですまん!
この世界の人たち…!
あ、でも味は改良して美味しくなってきたからそれで許してくれ!
ああ、そうそう。
神様なんだけど、1週間に一度こっちに連絡入れてくれるんだ。
悠里も俺のことを心配してくれてたみたいで、初めての連絡の時は泣いてた。
俺もつられて泣いちゃってさ…。
オルと神様にそれぞれ慰められた。
んで、あまりに余った魔力を使って今度スマホみたいなのを作ろうって話になって。
それらは俺たちが知ってる人間だけに配ろう、ってことになってさ。
で、その魔力ってやつさ、俺の胎、温かいなって思ってたやつだった。
いや胎ん中で温かいって言ったら精液しかないと思ってのよ。でも違った。
ほら、よくオルが下腹部撫でてただろ?
なんでぐるぐるしてたのか今更聞いてみたら「魔力をショーマの身体に馴染ませてたんだよ」って言われてさ。
神様もそんなこと言ってたな。
でさ、毎日えっちするという爛れた生活を送っているわけだけどさ。
えっちじゃなくて、普通に魔法を使ったらその分消費するんじゃないか、って思ってたのよ。
それで、善は急げといわんばかりに外に出てあの森で風魔法使って遊んでいたら、いつの間にか本気の鬼ごっこを開始したわけよ。
えげつない条件付けて。
オルの魔力を溜めに溜めまくった俺なら奇跡があるかもしれないだろう、なんて淡い期待を抱えながら。
で、それが一番初めのあれだよ。
覚えてるか?
あの鬼ごっこ。
ま、無理だよね!
当たり前だよ!
それでまぁ…ちょっとアレなえっちに挑戦したことはいいけど、それをたまたま訪ねてきた王子様に見られるという失態を犯しまして…。
いや!
だって、ここの空間俺かオルが許可しないと入れないんだぞ?!
そうだよ! オルだよ!
あいつ俺があんあんよがってるのを王子様に見せつけたわけで。
その後、王子様がここに入り浸ったりとなかなか大変だったんだけど、一番大変だったのは王子様がこともあろうか「オルに飽きたら私のところに来い」と宣言しやがりまして。
それにしずかーに切れたオルが世界を見て王子様に合う人を探したんだよ。
そんで王子様の好みを聞いたら俺みたいな人と、恥ずかしげもなく言いやがりまして。
ていうかいつ俺は王子様のハートをキャッチしたのか全然わかんないんだよ!
オルはなんとなく気付いてたらしいんだけど、俺はさっぱりだよ!
それでオルが探し出した結果。
1件ヒットしました。
なんと隣の王子様。
てか男なのかよ!
いいのかよ!と思ったんだけど「私は王位継承権がほとんどないからな。さっさと結婚でもして兄上たちの助けにでもなるさ」と言っていた。
それに「子供は争いの種にしかならんから今はいらない」ときっぱりおっしゃっていた。
そんなもんなんだね。
「魔物もお前たちがうち漏らさなきゃ強いものは出ないからな」と意味ありげに笑ったので、オルがぐるぐると威嚇してたけどな。
オルが見つけてきたお隣の王子様とうまくいきはじめた頃からやはり俺たちのところに来ては、えっちのことを聞きまくる王子様。
終いには「私たちの前で実践してくれ!」と、とち狂ったことを言い始めたから静かに追い出したよ。
オルが少し残念そうにしてたけど、まだ俺にはハードルが高いんだ。
もう少し、俺の覚悟が決まったら、な。
「で、何考えてるの?」
「やぁ…ぁっ! だめぇ…っ!」
はい。
今、えっちの最中です。
あの鬼ごっこの報酬ですよ。
「ショーマのここ、毎日抉ってもすぐに元に戻っちゃうから、さ」
「あああっ! らめぇ! そこ! おく…ぅ! はいっちゃらめぇ…!」
オルに背を向けて両膝を胸に付くように持ち上げられてじゅぽじゅぽ奥を突かれて喘ぐ俺。
直腸の先の曲がった先にちんこの先をずっぽりと入れられて、がくがくと揺さぶられてるんだけど、めっちゃ気持ちいい。
精液が出ないで、ひたすら身体がイってる。
俗に言うメスイキ状態でさらにがんがん突かれるから、口が閉じられない。
舌も突き出してるから唾液がぱたぱたシーツに垂れていくけどそんなことを気にしている余裕はない。
ただこれだと乳首がなー…。
そんなことを考えていると、足を下ろされそのまま前に押し倒され覆い被さられた。
それに驚くよりも早く、突く角度が変わって「あぁん!」と大きな声が出ちゃったけど、中のオルのちんこがびくんと震えたからお気に召したようだ。
それからするりと胸に手が伸びてきて、まるで牛の乳しぼりのようにきゅうぅっと摘ままれ伸ばされる。
「んっ、あぁ…ん! ちくび…きたぁ」
「ショーマは乳首いじめられるの好きだからね。どうやっていじめられたい?」
耳元で熱っぽく囁かれただけで、オルのちんこをぎゅうぎゅう締め付けてちゃう。
オルもそれが気持ちいいのか「っく…ぅ」と色っぽく呻いてくれるのが俺のお気に入りだ。
そんで俺はあれ(1日えっちの乳首開発)から乳首を弄られるのが癖になっちまった訳だが…。
「もっとぉ…! つぶして、ひっぱって…っ! ちくびとれちゃってもいいから…ぁ! あああぁっ!」
叫ぶようにして欲しいことを言えば、すぐに応えてくれるオル。
けど待った待った!
乳首引っ張りながらちんこもぐいぐいくるから、声が抑えられない。
まぁ俺たちしかいないから気にする事もないんだけどねー。
パンパン、ぐちゅぐちゅという音と共に、ベッドがギッギッ、と鳴く音がミックスされて興奮が更に増す。
「おゆ…ぅ! きもちいい…、おゆのちんこも、ちくびもいい…ひああぁっ!」
あー、気持ちよすぎて完全に舌が回らなくなっちゃってきたよー。
おぁ、乳輪までにゅーっと引っ張られてたぶん摘ままれて真っ赤になってる先端をすりすりと捏ねるのダメー!
気持ちよすぎてオルのちんこもっとぺろぺろしちゃうからー!
「んゃあ…ぅうう!」
「…っ、ぅ! ショーマ、乳首もお尻も気持ちいね」
やめろやめろー!
耳元で吐息を付きながら話すのやめろー!
ぞくぞくが止まらないんだよー!
あ、こら! そんなずこずこされたら…っ!
「ひぁ…ぅ、ああぁん!」
「ん…っ」
ああああああ!
もー!
イっちゃったじゃんかー!
それはオルもだけどさ。
あー…奥でびゅるびゅる出されるのいい…。
これすごい好き…。
あ、そうそう。
オルに出されて分ったことがもう1つある。
オルの魔力が分かるようになったんだ。
中に出されると温かい物がきゅうううぅ、と前立腺の側に吸い込まれるようになった。
初めてこれに気付いた時、めっちゃ驚いてオルに泣きついた。
それでオルの魔力でいろいろと調べてもらったら、女の子の子宮に値する空間がそこにあるらしく、そこに魔力が溜まっていくらしい。
たぶんこれが神様の言っていた【吸収】なんだと思う。
まさかこんな感じになってるとは…。
それでこの溜め込んだ魔力。
それが限界に達すると、光の玉になって腹から出てきて卵っぽくなる。
その卵っぽいものを、妊娠中のお母さんや、受精したそれにその魔力の塊を宿すことにしてるんだ。
酷い?
そりゃそうだ。
赤の他人の魔力を宿すんだからな。
けど、聖女が必要がなくなったから当然【治癒】もちはいなくなる。
どうやら【治癒】もちは小人数ながらいるらしいんだけど、その力は傷を治せるかどうかも怪しい程度。
だからみんな持ってても言わないことが多いらしいんだって。
それを補うために【治癒】のスキルを魔力に宿して選別した魂へと渡している。
もちろんその【治癒】を持っている人たちに最優先で力を与えていったけどすぐに終わっちゃったんだよね。
そんで、これが神様の言っていた「子供を作る」ってことらしくてね。
そのままの意味で「子供」を作ってもいいけど、オルは「ショーマが欲しいと思った時でいいよ」と言ってくれた。
しばらくは2人でらぶいちゃしたいしな。
ある日突然【治癒】の力が強くなったことで多少の混乱はあったものの、今では「聖女様からの贈り物」として定着したらしい。
王子様たち頑張ったんだなー。
でもまだまだ【治癒】もちは足りないんだけど、もう少し増やしてしばらくは様子を見るかなーってところまで来てる。
増えすぎても困っちゃうからね。
「ショーマ」
「ん…? んぁああぁ?!」
あれ?!
俺が意識を飛ばしてる間に体位が変わってる?!
「や、ふこれふかああぁぁっ!」
「でも、ショーマは好きでしょ? この体位」
「しゅき! これオルのちんこいっぱいぺろぺろできるからすきぃ!」
覆い被さってくるオルにとろとろのであろう表情で笑えば「んっ」という小さなうめき声と共に、オルのちんこが元気になった。
それにくふりと笑い、腕を伸ばしてオルの首に絡めて引き寄せキスを強請れば、すぐに舌が絡まってきて気持ちいい。
んー…。
やっぱキス気持ちいなー。
「んふ?!」
お?!
いきなり突くのやめろよー!
これ意外と苦しいんだよー!
でも最近は痛いのも、苦しいのも好きになっちゃったんだよねー…。
オルのおかげで。
「んっ、んっ!」
ふうふうと鼻で息をしながら、お互いの口の中を犯し合う。
舐めて舐められて、舌を吸われて甘く噛まれて。
唾液を飲みながら、何度もキスを繰り返す。
その間、オルがゆさゆさと腰をゆっくり動かしてくるから、気持ちよさで頭が真っ白になる。
「ほら、まだ魔力が溜まってないんだから。ここがいっぱいになるまで頑張ろうね、ショーマ」
「うん、頑張る! おるの魔力とみるく溜めるー」
そんなこんなで俺の異世界転移から始まった異世界管理。
神様が戻るまで何年かかるかは分からないけど、それまでなんとかオルとやってみるよ。
まぁ、よくある異世界転移話にはならなかったけど、俺は満足だからいいや。
終
はい。どうも。
俺です。
あれから1年が経ちました。
あ、今飛んだなって思ったでしょ?
そうだね。
俺もそう思うよ。
まぁあれからサクサクと話が進んで神様が俺の世界へと旅立ち、王子様と騎士、魔導士を国へと帰して。
魔王封印報告はどうしたのかは俺は知らない。
聖女が帰ったことも報告したんだろうけど、怒られなかったのかなーと思ったり。
でもたまたま様子を見に行ったときに会って話をしたけど大丈夫だったみたいだ。
よかったよかった。
んで、俺たち。
王子様たちと話し合ったあの空間で一緒に暮らしてる。
あの空間、オルの魔力を押さえてくれてるみたいで、もしかしたら神様が住んでた空間なんじゃないかって思ってる。
じゃなければ、オル以上の魔力を持ってる神様がのんびり過ごす、なんてことはありえないと思うんだ。
それにここの空間、何もかも魔法でやってくれるから便利なんだよー。
なんせ俺の腰が抜けてるからね。
毎日毎日えっち三昧だよ。
神様が言った通り。
いや、一度今日はやめようぜ、みたいなこと言ってイチャイチャして過ごしてたらどっかの国が大嵐かなんかで壊滅的被害をおったらしく、王子様からめっちゃ怒られた。
落雷が百発百中。
もちろん俺たちに落ちてくる。
だからえっちは必須なわけで。
そんで王子様。
今はまともな第一王子が王様やってるらしくてさ。
聖女崇拝も徐々になくなるだろうって教えてくれた。
代わりに変な宗教団体がぼこぼこできてるけど、それらは全て育ちきる前に潰れていくらしい。
理由は不明。
王子様も不思議そうにしてた。
何となくオルの機嫌がいいからまぁそういうことなんだろうな…。
それでもって騎士。
あんまり話さなかったけど、彼はオルが撃ち漏らした魔力から作られた魔物退治に忙しいんだって。
大変だねー。
魔導士はどうやらポーションの改良に勤しんでいるようで。
俺のついうっかり漏らした「青いポーション」を作ってるらしい。
すまん!
マジですまん!
この世界の人たち…!
あ、でも味は改良して美味しくなってきたからそれで許してくれ!
ああ、そうそう。
神様なんだけど、1週間に一度こっちに連絡入れてくれるんだ。
悠里も俺のことを心配してくれてたみたいで、初めての連絡の時は泣いてた。
俺もつられて泣いちゃってさ…。
オルと神様にそれぞれ慰められた。
んで、あまりに余った魔力を使って今度スマホみたいなのを作ろうって話になって。
それらは俺たちが知ってる人間だけに配ろう、ってことになってさ。
で、その魔力ってやつさ、俺の胎、温かいなって思ってたやつだった。
いや胎ん中で温かいって言ったら精液しかないと思ってのよ。でも違った。
ほら、よくオルが下腹部撫でてただろ?
なんでぐるぐるしてたのか今更聞いてみたら「魔力をショーマの身体に馴染ませてたんだよ」って言われてさ。
神様もそんなこと言ってたな。
でさ、毎日えっちするという爛れた生活を送っているわけだけどさ。
えっちじゃなくて、普通に魔法を使ったらその分消費するんじゃないか、って思ってたのよ。
それで、善は急げといわんばかりに外に出てあの森で風魔法使って遊んでいたら、いつの間にか本気の鬼ごっこを開始したわけよ。
えげつない条件付けて。
オルの魔力を溜めに溜めまくった俺なら奇跡があるかもしれないだろう、なんて淡い期待を抱えながら。
で、それが一番初めのあれだよ。
覚えてるか?
あの鬼ごっこ。
ま、無理だよね!
当たり前だよ!
それでまぁ…ちょっとアレなえっちに挑戦したことはいいけど、それをたまたま訪ねてきた王子様に見られるという失態を犯しまして…。
いや!
だって、ここの空間俺かオルが許可しないと入れないんだぞ?!
そうだよ! オルだよ!
あいつ俺があんあんよがってるのを王子様に見せつけたわけで。
その後、王子様がここに入り浸ったりとなかなか大変だったんだけど、一番大変だったのは王子様がこともあろうか「オルに飽きたら私のところに来い」と宣言しやがりまして。
それにしずかーに切れたオルが世界を見て王子様に合う人を探したんだよ。
そんで王子様の好みを聞いたら俺みたいな人と、恥ずかしげもなく言いやがりまして。
ていうかいつ俺は王子様のハートをキャッチしたのか全然わかんないんだよ!
オルはなんとなく気付いてたらしいんだけど、俺はさっぱりだよ!
それでオルが探し出した結果。
1件ヒットしました。
なんと隣の王子様。
てか男なのかよ!
いいのかよ!と思ったんだけど「私は王位継承権がほとんどないからな。さっさと結婚でもして兄上たちの助けにでもなるさ」と言っていた。
それに「子供は争いの種にしかならんから今はいらない」ときっぱりおっしゃっていた。
そんなもんなんだね。
「魔物もお前たちがうち漏らさなきゃ強いものは出ないからな」と意味ありげに笑ったので、オルがぐるぐると威嚇してたけどな。
オルが見つけてきたお隣の王子様とうまくいきはじめた頃からやはり俺たちのところに来ては、えっちのことを聞きまくる王子様。
終いには「私たちの前で実践してくれ!」と、とち狂ったことを言い始めたから静かに追い出したよ。
オルが少し残念そうにしてたけど、まだ俺にはハードルが高いんだ。
もう少し、俺の覚悟が決まったら、な。
「で、何考えてるの?」
「やぁ…ぁっ! だめぇ…っ!」
はい。
今、えっちの最中です。
あの鬼ごっこの報酬ですよ。
「ショーマのここ、毎日抉ってもすぐに元に戻っちゃうから、さ」
「あああっ! らめぇ! そこ! おく…ぅ! はいっちゃらめぇ…!」
オルに背を向けて両膝を胸に付くように持ち上げられてじゅぽじゅぽ奥を突かれて喘ぐ俺。
直腸の先の曲がった先にちんこの先をずっぽりと入れられて、がくがくと揺さぶられてるんだけど、めっちゃ気持ちいい。
精液が出ないで、ひたすら身体がイってる。
俗に言うメスイキ状態でさらにがんがん突かれるから、口が閉じられない。
舌も突き出してるから唾液がぱたぱたシーツに垂れていくけどそんなことを気にしている余裕はない。
ただこれだと乳首がなー…。
そんなことを考えていると、足を下ろされそのまま前に押し倒され覆い被さられた。
それに驚くよりも早く、突く角度が変わって「あぁん!」と大きな声が出ちゃったけど、中のオルのちんこがびくんと震えたからお気に召したようだ。
それからするりと胸に手が伸びてきて、まるで牛の乳しぼりのようにきゅうぅっと摘ままれ伸ばされる。
「んっ、あぁ…ん! ちくび…きたぁ」
「ショーマは乳首いじめられるの好きだからね。どうやっていじめられたい?」
耳元で熱っぽく囁かれただけで、オルのちんこをぎゅうぎゅう締め付けてちゃう。
オルもそれが気持ちいいのか「っく…ぅ」と色っぽく呻いてくれるのが俺のお気に入りだ。
そんで俺はあれ(1日えっちの乳首開発)から乳首を弄られるのが癖になっちまった訳だが…。
「もっとぉ…! つぶして、ひっぱって…っ! ちくびとれちゃってもいいから…ぁ! あああぁっ!」
叫ぶようにして欲しいことを言えば、すぐに応えてくれるオル。
けど待った待った!
乳首引っ張りながらちんこもぐいぐいくるから、声が抑えられない。
まぁ俺たちしかいないから気にする事もないんだけどねー。
パンパン、ぐちゅぐちゅという音と共に、ベッドがギッギッ、と鳴く音がミックスされて興奮が更に増す。
「おゆ…ぅ! きもちいい…、おゆのちんこも、ちくびもいい…ひああぁっ!」
あー、気持ちよすぎて完全に舌が回らなくなっちゃってきたよー。
おぁ、乳輪までにゅーっと引っ張られてたぶん摘ままれて真っ赤になってる先端をすりすりと捏ねるのダメー!
気持ちよすぎてオルのちんこもっとぺろぺろしちゃうからー!
「んゃあ…ぅうう!」
「…っ、ぅ! ショーマ、乳首もお尻も気持ちいね」
やめろやめろー!
耳元で吐息を付きながら話すのやめろー!
ぞくぞくが止まらないんだよー!
あ、こら! そんなずこずこされたら…っ!
「ひぁ…ぅ、ああぁん!」
「ん…っ」
ああああああ!
もー!
イっちゃったじゃんかー!
それはオルもだけどさ。
あー…奥でびゅるびゅる出されるのいい…。
これすごい好き…。
あ、そうそう。
オルに出されて分ったことがもう1つある。
オルの魔力が分かるようになったんだ。
中に出されると温かい物がきゅうううぅ、と前立腺の側に吸い込まれるようになった。
初めてこれに気付いた時、めっちゃ驚いてオルに泣きついた。
それでオルの魔力でいろいろと調べてもらったら、女の子の子宮に値する空間がそこにあるらしく、そこに魔力が溜まっていくらしい。
たぶんこれが神様の言っていた【吸収】なんだと思う。
まさかこんな感じになってるとは…。
それでこの溜め込んだ魔力。
それが限界に達すると、光の玉になって腹から出てきて卵っぽくなる。
その卵っぽいものを、妊娠中のお母さんや、受精したそれにその魔力の塊を宿すことにしてるんだ。
酷い?
そりゃそうだ。
赤の他人の魔力を宿すんだからな。
けど、聖女が必要がなくなったから当然【治癒】もちはいなくなる。
どうやら【治癒】もちは小人数ながらいるらしいんだけど、その力は傷を治せるかどうかも怪しい程度。
だからみんな持ってても言わないことが多いらしいんだって。
それを補うために【治癒】のスキルを魔力に宿して選別した魂へと渡している。
もちろんその【治癒】を持っている人たちに最優先で力を与えていったけどすぐに終わっちゃったんだよね。
そんで、これが神様の言っていた「子供を作る」ってことらしくてね。
そのままの意味で「子供」を作ってもいいけど、オルは「ショーマが欲しいと思った時でいいよ」と言ってくれた。
しばらくは2人でらぶいちゃしたいしな。
ある日突然【治癒】の力が強くなったことで多少の混乱はあったものの、今では「聖女様からの贈り物」として定着したらしい。
王子様たち頑張ったんだなー。
でもまだまだ【治癒】もちは足りないんだけど、もう少し増やしてしばらくは様子を見るかなーってところまで来てる。
増えすぎても困っちゃうからね。
「ショーマ」
「ん…? んぁああぁ?!」
あれ?!
俺が意識を飛ばしてる間に体位が変わってる?!
「や、ふこれふかああぁぁっ!」
「でも、ショーマは好きでしょ? この体位」
「しゅき! これオルのちんこいっぱいぺろぺろできるからすきぃ!」
覆い被さってくるオルにとろとろのであろう表情で笑えば「んっ」という小さなうめき声と共に、オルのちんこが元気になった。
それにくふりと笑い、腕を伸ばしてオルの首に絡めて引き寄せキスを強請れば、すぐに舌が絡まってきて気持ちいい。
んー…。
やっぱキス気持ちいなー。
「んふ?!」
お?!
いきなり突くのやめろよー!
これ意外と苦しいんだよー!
でも最近は痛いのも、苦しいのも好きになっちゃったんだよねー…。
オルのおかげで。
「んっ、んっ!」
ふうふうと鼻で息をしながら、お互いの口の中を犯し合う。
舐めて舐められて、舌を吸われて甘く噛まれて。
唾液を飲みながら、何度もキスを繰り返す。
その間、オルがゆさゆさと腰をゆっくり動かしてくるから、気持ちよさで頭が真っ白になる。
「ほら、まだ魔力が溜まってないんだから。ここがいっぱいになるまで頑張ろうね、ショーマ」
「うん、頑張る! おるの魔力とみるく溜めるー」
そんなこんなで俺の異世界転移から始まった異世界管理。
神様が戻るまで何年かかるかは分からないけど、それまでなんとかオルとやってみるよ。
まぁ、よくある異世界転移話にはならなかったけど、俺は満足だからいいや。
終
13
お気に入りに追加
581
あなたにおすすめの小説
どうせ全部、知ってるくせに。
楽川楽
BL
【腹黒美形×単純平凡】
親友と、飲み会の悪ふざけでキスをした。単なる罰ゲームだったのに、どうしてもあのキスが忘れられない…。
飲み会のノリでしたキスで、親友を意識し始めてしまった単純な受けが、まんまと腹黒攻めに捕まるお話。
※fujossyさんの属性コンテスト『ノンケ受け』部門にて優秀賞をいただいた作品です。

彼はオレを推しているらしい
まと
BL
クラスのイケメン男子が、なぜか平凡男子のオレに視線を向けてくる。
どうせ絶対に嫌われているのだと思っていたんだけど...?
きっかけは突然の雨。
ほのぼのした世界観が書きたくて。
4話で完結です(執筆済み)
需要がありそうでしたら続編も書いていこうかなと思っておいます(*^^*)
もし良ければコメントお待ちしております。
⚠️趣味で書いておりますので、誤字脱字のご報告や、世界観に対する批判コメントはご遠慮します。そういったコメントにはお返しできませんので宜しくお願いします。

30歳まで独身だったので男と結婚することになった
あかべこ
BL
4年前、酒の席で学生時代からの友人のオリヴァーと「30歳まで独身だったら結婚するか?」と持ちかけた冒険者のエドウィン。そして4年後のオリヴァーの誕生日、エドウィンはその約束の履行を求められてしまう。
キラキラしくて頭いいイケメン貴族×ちょっと薄暗い過去持ち平凡冒険者、の予定

家事代行サービスにdomの溺愛は必要ありません!
灯璃
BL
家事代行サービスで働く鏑木(かぶらぎ) 慧(けい)はある日、高級マンションの一室に仕事に向かった。だが、住人の男性は入る事すら拒否し、何故かなかなか中に入れてくれない。
何度かの押し問答の後、なんとか慧は中に入れてもらえる事になった。だが、男性からは冷たくオレの部屋には入るなと言われてしまう。
仕方ないと気にせず仕事をし、気が重いまま次の日も訪れると、昨日とは打って変わって男性、秋水(しゅうすい) 龍士郎(りゅうしろう)は慧の料理を褒めた。
思ったより悪い人ではないのかもと慧が思った時、彼がdom、支配する側の人間だという事に気づいてしまう。subである慧は彼と一定の距離を置こうとするがーー。
みたいな、ゆるいdom/subユニバース。ふんわり過ぎてdom/subユニバースにする必要あったのかとか疑問に思ってはいけない。
※完結しました!ありがとうございました!

言い逃げしたら5年後捕まった件について。
なるせ
BL
「ずっと、好きだよ。」
…長年ずっと一緒にいた幼馴染に告白をした。
もちろん、アイツがオレをそういう目で見てないのは百も承知だし、返事なんて求めてない。
ただ、これからはもう一緒にいないから…想いを伝えるぐらい、許してくれ。
そう思って告白したのが高校三年生の最後の登校日。……あれから5年経ったんだけど…
なんでアイツに馬乗りにされてるわけ!?
ーーーーー
美形×平凡っていいですよね、、、、

信じて送り出した養い子が、魔王の首を手柄に俺へ迫ってくるんだが……
鳥羽ミワ
BL
ミルはとある貴族の家で使用人として働いていた。そこの末息子・レオンは、不吉な赤目や強い黒魔力を持つことで忌み嫌われている。それを見かねたミルは、レオンを離れへ隔離するという名目で、彼の面倒を見ていた。
そんなある日、魔王復活の知らせが届く。レオンは勇者候補として戦地へ向かうこととなった。心配でたまらないミルだが、レオンはあっさり魔王を討ち取った。
これでレオンの将来は安泰だ! と喜んだのも束の間、レオンはミルに求婚する。
「俺はずっと、ミルのことが好きだった」
そんなこと聞いてないが!? だけどうるうるの瞳(※ミル視点)で迫るレオンを、ミルは拒み切れなくて……。
お人よしでほだされやすい鈍感使用人と、彼をずっと恋い慕い続けた令息。長年の執着の粘り勝ちを見届けろ!
※エブリスタ様、カクヨム様、pixiv様にも掲載しています


僕はお別れしたつもりでした
まと
BL
遠距離恋愛中だった恋人との関係が自然消滅した。どこか心にぽっかりと穴が空いたまま毎日を過ごしていた藍(あい)。大晦日の夜、寂しがり屋の親友と二人で年越しを楽しむことになり、ハメを外して酔いつぶれてしまう。目が覚めたら「ここどこ」状態!!
親友と仲良すぎな主人公と、別れたはずの恋人とのお話。
⚠️趣味で書いておりますので、誤字脱字のご報告や、世界観に対する批判コメントはご遠慮します。そういったコメントにはお返しできませんので宜しくお願いします。
大晦日あたりに出そうと思ったお話です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる