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衝動
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*無理やりな性描写があります、苦手な方はおやめ下さい。
アナベラ様に頬を打たれたショックでミシェルは後ろに倒れ座り込んでいた、そんなミシェルを気遣い、セイン.ランバード公爵はミシェルを抱き上げて、アナベラ様を糾弾した
「君とは結婚は出来ない そんな乱暴者を妻にする気はない!」
酷くショックを受けた顔をしたアナベラは泣きたいのを堪えて無言でその場を去った
その時のランバード公爵は婚約者に向ける眼差しよりも、甘く愛しい者を見る目でミシェルを見つめている
『一体何故こんな事になっているの? アナベラ様に言われて私はお茶を淹れただけ、茶葉もアナベラ様が持参した物を使っていつものように私は淹れただけよ? 』
ミシェルはアナベラ様に打たれた頬の痛みよりも、今にも泣きそうな顔で去っていったアナベラ様を想うと、悲しくて仕方がなかった
「アナベラ様・・」
ミシェルは呟くと涙がポロポロと、流れてきた
「ああ、ミシェル泣かないでおくれ、可哀想に頬が真っ赤になっている 部屋に行って直ぐに冷そう」
セイン公爵はメイドに指示をしてから、ミシェルを邸内へと抱いたまま連れて行く
「あ、あの公爵様自分で歩けます、大丈夫ですので降ろして下さい それに私は侯爵家に帰らないと」
「駄目だ、君は私が保護をするよ あんな暴力を振るわれて帰せる訳がないだろう」
「あ、あれは何かの間違いです、アナベラ様はあんな事をする方ではありません、恐れ多いですが、公爵様の発言を何か・・」
ここまでミシェルが話している間に部屋に着いてしまいベッドの上に降ろされた、
「あ、あのここは?」
「私の部屋だ、気にしないでいい」
なぜ、公爵様の自室に連れて来られたの?どうして?
メイドが冷やしたタオルを私の赤い頬にあててくれた
「ありがとうございます」
「ああ、後は私が見るからもういいぞ」
「はい」
メイドは部屋を出ていき公爵様と2人になってしまった
ミシェルは気まずいが、先程のアナベラとのやり取りを口にする
「あの、公爵様?先程のアナベラ様との結婚は出来ないと言ったのは、あれは本気じゃないですよね?ひと月後の結婚式をアナベラ様は本当に楽しみにしていて・・・」
どうか、嘘だと言って欲しい・・・祈るような気持ちで問いかけたミシェルに対し、公爵が言った言葉は・・
「取り消す事はない、もとより侯爵家に利はある結婚だか、私には旨味などない相手だったからな、王弟が権力を持たないように、力を持っていない貴族で丁度良かっただけの相手だ」
そんな酷い、アナベラはこの結婚が決まり本当に喜んでいた その姿を見ていたミシェルはどうしてこんな事に・・とある事が浮かぶ
「まさか、公爵様はこの結婚を辞める為に、私に気のあるような事を言って・・・アナベラ様を怒らせたのですか?」
「まさか、そんな事がある訳ないだろう、私は君と出会ってしまったこれは運命だ!どうか私をセインと呼んでほしい そしてミシェル私と一緒になって欲しい」
そう言って公爵様はベッドの上に私を押し倒して 私の首すじに口づけをしてそれから顔を上げて私を見つめる、その顔はうっとりとして情欲の浮かんだ表情で目はギラギラとしている まるで猛禽類に狙われたように・・ミシェルは身動きすら出来ない
男女がベッドの上で・・この感じは・・
「あ、駄目です いやっあっ・・んっんっ」
公爵様に口づけをされ 舌を強引に押し込まれてミシェルは驚く 口内をぬるぬると舌で這いまわられ 舌を絡められ チュッと舌を吸われる ミシェルは初めての事に息も絶え絶えになり、それが喘いでいる様な息づかいになり、セインはより興奮して行く
気がつくといつの間にか服を脱がされ
あらわになった胸の頂きを指の間に挟み.大きな手で胸を揉みしだかれていた
「ああ、綺麗だ それに私の手のひらに収まってもはみ出るこの乳房 まるで君の体は私の為にあるようだ はぁ 我慢できる訳がない・・」
公爵はミシェルの胸の頂きに吸い付き、舌で転がし刺激をあたえてくる
ミシェルは電気が走った様に強い快楽を感じたまらなくなり、声を上げてしまう
「あっあっ、いやっいやっ やめて あっ」
「気持ちいいかい?」
「あっ、もうやめて いやぁ」
今のセインには、ミシェルの嫌がる姿さえ興奮の後押しになってしまい、ミシェルを感じさせたくてたまらない
ミシェルの「いやっ」「やめて」を聞くたびにセインの脳内には 「もっと」と言っているように伝わっていく、それは・・
「こんなに濡らして ああ、今あげるよ」
恍惚とした表情で、猛るそのものを割り込む
ミシェルは熱い痛みに我慢できず 声を上げた
「ああっ!いっ、痛い・・」
「はじめだけだよ痛いのは、後は気持ちよくなるから ごめんねミシェル はあ、
ああっ、凄い たまらない ああ 」
その日 ミシェルは純潔を奪われ、正式にセイン.ランバード公爵に嫁ぐ事になった
ロザリンド侯爵もアナベラに対する多額の慰謝料を早々に支払われ、公爵に対して不満はあれど、逆らえずに従うしかなかった
ミシェルを心配して何度か合わせて欲しいと願うも叶う事はなかった
結婚式は行なわず
あの日以降、ミシェルの姿を見た者はいない、
アナベラの結婚無効を気の毒に思う者達も、相手が王弟で公爵相手では、悪く言う者はいない むしろアナベラに非がありこの様な結果になったのだろうとか、虐げられていたミシェルを公爵が助けて愛が生まれた・・そんな作り話しまで生まれていた
王族に対する忖度が働いたのか 2人のロマンスまで物語のように勝手に噂が広がった
実際の所、セインは誰かにミシェルを攫われるのを恐れて、他人に合わせる事をしなかった
結婚して一年、ランバード公爵に息子が生まれた時もセインは子がミシェルの乳を吸うことも許さず、全て乳母にさせた
それ以上、子は望まず セインはミシェルを自分だけの者にしておきたがった
異常なまでのミシェルに対する独占欲で、それは愛なのか執着なのか・・・
人は順応性を持つ、それが自分に対して優しい世界なら尚更だ、ミシェルは繰り返す公爵の愛情表現と独占欲に慣れて来ていたが、
『愛とは一体なんだろう』と心の中で自問自答していた
求められて与えられて 一方的に公爵の愛情をぶつけられていた、公爵の自己満足、エゴなのだ
だって、ミシェルはセインを愛してはいない、心の何処かでは囚われた身で逆らえないでいた、 セインは優しい、アナベラ様から聞いていたセインはとても素敵な人物で、金髪碧眼で眉目秀麗なまさに王子様だった
ミシェルに突然向けられた好意が ミシェル自身を不安にさせる
まるで何かの力が働いているようで・・・
公爵家での生活が5年経ち、ミシェルも21歳になっていた、すっかり少女の面影は消えて大人の女性らしくなっていた
その姿は妖艶さまで醸し出している
4歳の息子セシルはとても可愛い、金髪、顔立ちはセイン似では瞳の色は紫色のミシェル似だった
セインの留守にしている時間は親子の時間
を作れていた、
どうしても、我が子と近くに居たい想いから、ミシェルは勇気を振り絞りセインにお願いをした 母と子供として触れ合う時間を欲しい、思いつめてようやく言えば、セインからは軽く 君のしたい様にしたらいいと返事が返ってきた その代わり優先順位は私が1番だよとついてきたが、
そこでミシェルは気がついた、身分の違いや幼く経験の無さから、セインを恐れていたが、ある程度の事は受け入れてくれる
私は捕虜では無いのだから、ここで幸せに生活してもいいのだろうか?
セインが私に向ける愛情を私は受け取って
彼に甘えてもいいのだろうか?
アナベラ様 許してください・・・
ミシェルは、ただ幸せになりたかった
そんな風に考えるようになり、少し気持ちが明るくなり、セインとも壁がなくなってきていた頃、国王主催の舞踏会にでないか?とセインから言われた
「私が出てもよろしいのですか?」
「ああ、私の独占欲から、兄上に、君もセシルも合わせていないからね、そろそろいいかと、思うんだ
舞踏会が始まる前にセシルも連れて行って、挨拶しようと思う いいかい?」
「はい、喜んで」
国王様に会うの緊張するけど、舞踏会なら侯爵家の誰かと会えるかも知れない、ゆるしてもらえなくても、ロザリンド侯爵家の
誰かの姿を見る事が出来れば・・・
侯爵家を懐かしむミシェルの心とは裏腹に
舞踏会で待ち受ける運命は誰も知る由もなかった
アナベラ様に頬を打たれたショックでミシェルは後ろに倒れ座り込んでいた、そんなミシェルを気遣い、セイン.ランバード公爵はミシェルを抱き上げて、アナベラ様を糾弾した
「君とは結婚は出来ない そんな乱暴者を妻にする気はない!」
酷くショックを受けた顔をしたアナベラは泣きたいのを堪えて無言でその場を去った
その時のランバード公爵は婚約者に向ける眼差しよりも、甘く愛しい者を見る目でミシェルを見つめている
『一体何故こんな事になっているの? アナベラ様に言われて私はお茶を淹れただけ、茶葉もアナベラ様が持参した物を使っていつものように私は淹れただけよ? 』
ミシェルはアナベラ様に打たれた頬の痛みよりも、今にも泣きそうな顔で去っていったアナベラ様を想うと、悲しくて仕方がなかった
「アナベラ様・・」
ミシェルは呟くと涙がポロポロと、流れてきた
「ああ、ミシェル泣かないでおくれ、可哀想に頬が真っ赤になっている 部屋に行って直ぐに冷そう」
セイン公爵はメイドに指示をしてから、ミシェルを邸内へと抱いたまま連れて行く
「あ、あの公爵様自分で歩けます、大丈夫ですので降ろして下さい それに私は侯爵家に帰らないと」
「駄目だ、君は私が保護をするよ あんな暴力を振るわれて帰せる訳がないだろう」
「あ、あれは何かの間違いです、アナベラ様はあんな事をする方ではありません、恐れ多いですが、公爵様の発言を何か・・」
ここまでミシェルが話している間に部屋に着いてしまいベッドの上に降ろされた、
「あ、あのここは?」
「私の部屋だ、気にしないでいい」
なぜ、公爵様の自室に連れて来られたの?どうして?
メイドが冷やしたタオルを私の赤い頬にあててくれた
「ありがとうございます」
「ああ、後は私が見るからもういいぞ」
「はい」
メイドは部屋を出ていき公爵様と2人になってしまった
ミシェルは気まずいが、先程のアナベラとのやり取りを口にする
「あの、公爵様?先程のアナベラ様との結婚は出来ないと言ったのは、あれは本気じゃないですよね?ひと月後の結婚式をアナベラ様は本当に楽しみにしていて・・・」
どうか、嘘だと言って欲しい・・・祈るような気持ちで問いかけたミシェルに対し、公爵が言った言葉は・・
「取り消す事はない、もとより侯爵家に利はある結婚だか、私には旨味などない相手だったからな、王弟が権力を持たないように、力を持っていない貴族で丁度良かっただけの相手だ」
そんな酷い、アナベラはこの結婚が決まり本当に喜んでいた その姿を見ていたミシェルはどうしてこんな事に・・とある事が浮かぶ
「まさか、公爵様はこの結婚を辞める為に、私に気のあるような事を言って・・・アナベラ様を怒らせたのですか?」
「まさか、そんな事がある訳ないだろう、私は君と出会ってしまったこれは運命だ!どうか私をセインと呼んでほしい そしてミシェル私と一緒になって欲しい」
そう言って公爵様はベッドの上に私を押し倒して 私の首すじに口づけをしてそれから顔を上げて私を見つめる、その顔はうっとりとして情欲の浮かんだ表情で目はギラギラとしている まるで猛禽類に狙われたように・・ミシェルは身動きすら出来ない
男女がベッドの上で・・この感じは・・
「あ、駄目です いやっあっ・・んっんっ」
公爵様に口づけをされ 舌を強引に押し込まれてミシェルは驚く 口内をぬるぬると舌で這いまわられ 舌を絡められ チュッと舌を吸われる ミシェルは初めての事に息も絶え絶えになり、それが喘いでいる様な息づかいになり、セインはより興奮して行く
気がつくといつの間にか服を脱がされ
あらわになった胸の頂きを指の間に挟み.大きな手で胸を揉みしだかれていた
「ああ、綺麗だ それに私の手のひらに収まってもはみ出るこの乳房 まるで君の体は私の為にあるようだ はぁ 我慢できる訳がない・・」
公爵はミシェルの胸の頂きに吸い付き、舌で転がし刺激をあたえてくる
ミシェルは電気が走った様に強い快楽を感じたまらなくなり、声を上げてしまう
「あっあっ、いやっいやっ やめて あっ」
「気持ちいいかい?」
「あっ、もうやめて いやぁ」
今のセインには、ミシェルの嫌がる姿さえ興奮の後押しになってしまい、ミシェルを感じさせたくてたまらない
ミシェルの「いやっ」「やめて」を聞くたびにセインの脳内には 「もっと」と言っているように伝わっていく、それは・・
「こんなに濡らして ああ、今あげるよ」
恍惚とした表情で、猛るそのものを割り込む
ミシェルは熱い痛みに我慢できず 声を上げた
「ああっ!いっ、痛い・・」
「はじめだけだよ痛いのは、後は気持ちよくなるから ごめんねミシェル はあ、
ああっ、凄い たまらない ああ 」
その日 ミシェルは純潔を奪われ、正式にセイン.ランバード公爵に嫁ぐ事になった
ロザリンド侯爵もアナベラに対する多額の慰謝料を早々に支払われ、公爵に対して不満はあれど、逆らえずに従うしかなかった
ミシェルを心配して何度か合わせて欲しいと願うも叶う事はなかった
結婚式は行なわず
あの日以降、ミシェルの姿を見た者はいない、
アナベラの結婚無効を気の毒に思う者達も、相手が王弟で公爵相手では、悪く言う者はいない むしろアナベラに非がありこの様な結果になったのだろうとか、虐げられていたミシェルを公爵が助けて愛が生まれた・・そんな作り話しまで生まれていた
王族に対する忖度が働いたのか 2人のロマンスまで物語のように勝手に噂が広がった
実際の所、セインは誰かにミシェルを攫われるのを恐れて、他人に合わせる事をしなかった
結婚して一年、ランバード公爵に息子が生まれた時もセインは子がミシェルの乳を吸うことも許さず、全て乳母にさせた
それ以上、子は望まず セインはミシェルを自分だけの者にしておきたがった
異常なまでのミシェルに対する独占欲で、それは愛なのか執着なのか・・・
人は順応性を持つ、それが自分に対して優しい世界なら尚更だ、ミシェルは繰り返す公爵の愛情表現と独占欲に慣れて来ていたが、
『愛とは一体なんだろう』と心の中で自問自答していた
求められて与えられて 一方的に公爵の愛情をぶつけられていた、公爵の自己満足、エゴなのだ
だって、ミシェルはセインを愛してはいない、心の何処かでは囚われた身で逆らえないでいた、 セインは優しい、アナベラ様から聞いていたセインはとても素敵な人物で、金髪碧眼で眉目秀麗なまさに王子様だった
ミシェルに突然向けられた好意が ミシェル自身を不安にさせる
まるで何かの力が働いているようで・・・
公爵家での生活が5年経ち、ミシェルも21歳になっていた、すっかり少女の面影は消えて大人の女性らしくなっていた
その姿は妖艶さまで醸し出している
4歳の息子セシルはとても可愛い、金髪、顔立ちはセイン似では瞳の色は紫色のミシェル似だった
セインの留守にしている時間は親子の時間
を作れていた、
どうしても、我が子と近くに居たい想いから、ミシェルは勇気を振り絞りセインにお願いをした 母と子供として触れ合う時間を欲しい、思いつめてようやく言えば、セインからは軽く 君のしたい様にしたらいいと返事が返ってきた その代わり優先順位は私が1番だよとついてきたが、
そこでミシェルは気がついた、身分の違いや幼く経験の無さから、セインを恐れていたが、ある程度の事は受け入れてくれる
私は捕虜では無いのだから、ここで幸せに生活してもいいのだろうか?
セインが私に向ける愛情を私は受け取って
彼に甘えてもいいのだろうか?
アナベラ様 許してください・・・
ミシェルは、ただ幸せになりたかった
そんな風に考えるようになり、少し気持ちが明るくなり、セインとも壁がなくなってきていた頃、国王主催の舞踏会にでないか?とセインから言われた
「私が出てもよろしいのですか?」
「ああ、私の独占欲から、兄上に、君もセシルも合わせていないからね、そろそろいいかと、思うんだ
舞踏会が始まる前にセシルも連れて行って、挨拶しようと思う いいかい?」
「はい、喜んで」
国王様に会うの緊張するけど、舞踏会なら侯爵家の誰かと会えるかも知れない、ゆるしてもらえなくても、ロザリンド侯爵家の
誰かの姿を見る事が出来れば・・・
侯爵家を懐かしむミシェルの心とは裏腹に
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