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ストレイヤ王国
14. ローズ家5
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アリエルお姉様が嫁いでいった
リンゼアナ王国であげた結婚式は盛大で
ユリシア様やヨハン様も感激されていた、
何より、2人が幸せそうで嬉しかった。
私の学園生活も日々穏やかに過ぎていき、
15歳になった頃 私に縁談の話しが来た、
同じ学園の一学年上の方で、公爵家の次男で成績優秀なアトラス.キース・・・キース?公爵家? ダニエル.キースの弟か
ふーん、
アトラス.キース様ね、どんな人だろう?
魔術師の才能豊かなひとで、特性を4種持ち4種同時に発動させる事が出来る
同時発動? ん?
こんな感じ?とやってみる
風水火土の同時発動 ステルス魔法
小さく手のひらで4種を少しずつエネルギー発現させてみる エネルギーが混ざり合い球体を作り激しい旋回をしだす 思い付きで雷を混ぜると面白いかもとイメージすると旋回しながらバチバチいっている
あれこれ、攻撃系の魔法だな、まずいまずい エネルギーを霧散させ、イメージで消す
同時発動は使い方次第ではお互いのエネルギーを高めて膨大な力を発揮するのね、
是非、アトラス.キース様の魔法が見てみたいわ!楽しみ!
アンジェラは縁談のことはすっかり頭から抜けている
学園ので友人達に、アトラス.キース様の事をきいてみた、ダニエル.キース様ファンが多い中、弟の情報は 優秀なキース家の次男としか出てこない
もしくは、ダニエル様の弟とだけ、
情報量少な!
そんな時、「あら噂をすればあの方がアトラス.キース様よ」
ひとりで本を脇に抱えて東屋に入って行く姿が見えた
ふーん ダニエルと同じ金髪だけど前髪長すぎて顔ははっきりと分からないわね、
認識阻害の魔法でも使っているのか
うん、存在感がうすいわね
ステルス魔法鑑定を通してみたアトラスは
魔力量8000000/特性 風 水 火 土
うん 今まで見た中でユリシア様の次に多い魔力量だわ
そう思って見ていると、アトラス様もこちらを見ている
せっかくだし挨拶してこよう
友人達にちょっと行ってくるわねと挨拶をして、東屋に向かう
私から声をかける
「初めまして、アンジェラ.ローズです
貴方はアトラス.キース様でよろしいでしょうか?」
「ああ、アトラス.キースだ 君がアンジェラか、ユリシア様に似ていると聞いたが
本当だったんだな」
いきなり私のことは、呼び捨てかい
「まあ、ユリシア様とは似ているとよく言われますわ
それで、失礼ですが、アトラス.キース様は4種の魔法を同時発動できると伺いました」
「ああ、アトラスでいいよ 」
「それでは、アトラス 同時発動を見たいのですが、やってもらえませんか?」
「え?ここで? ちょっとここでは無理
色々迷惑かけちゃうから、放課後に空いてる実技場を借りるから、そこでならやれるよ?」
よっしゃ!見せて貰えるようだぞ!
「ありがとうございます!是非お願いします」
「うん、いいよ、じゃあ放課後に実技場の入り口で会おう。」
「はい 」
なんだ、ダニエルの弟いい奴じゃん!
その後 午後の授業も終わり やった!と喜んで実技場に向かおうとすると、ダニエル様推しの友人、カロリーナ侯爵令嬢が話しかけてきた、
「アンジェラ様?お昼休みにキース公爵令息と話していたでしょう?良ければ私も仲間に入れて貰えるとうれしいんだけど、いえ!アトラス様に気があるのでは無く
あくまでも推しのダニエル様情報がほしくて!」
「あら、じゃあ今度お昼を一緒にどうか誘ってみるわね、その時にでも上手いこと聞き出せるといいわね」
「きゃー、嬉しい!ダニエル様に近づけたきがするぅ!」
じゃあ、また明日と別れた後、実技場へ向かうと、入り口で背の高い人影が立っているのが見えて来た どうやら1人では無いようだ
「あ、あれ?なんで?」
ダニエル.キースが?アトラスと何か話している、あれから一度も会って無いから
少し離れたとこで話しが終わるのを待ってから声をかけた、
「アトラス様よろしくお願いします」
「ああ、待たせたね、紹介するよ
兄のダニエル.キースだよ」
「初めまして、アンジェラ.ローズです」
「ああ、小さい頃に会っているんだが覚えていないかな?
よろしくダニエル.キースだ」
「?えっ?小さい頃?」
「この学園の騎士科にいた頃、ローズ家の護衛騎士をひと月体験でお世話になったんだよ 今日も騎士団と学園側の打ち合わせがあってね」
え?ダニエルってあのダニエル?うわー
「あ、そうなんですね?」
とりあえず笑顔!小さな頃で覚えていないふりでいいわ それでやり過ごす
やりとりを静観していたアトラスが言う
「それじゃ、さっさと実技場を利用しないと、一時間後は教師の実習で使えなくなるから急ごうか?」
「はい」
「兄上は忙しいのでしょうから、」
「いや、保護者として立ち会おう、魔法をつかうのだろう?」
「まあ、いいですけど」
兄弟仲は悪くないのかな? まあ、見せて貰えるならなんでもいいや
魔法実技場は建物内のうち壁が防御魔法で守られていて、攻撃魔法を使っても建物を破壊する心配はない
中にいる者たちは自身を防御魔法で守るのは必須だが 練習するには便利な場所である
「じゃあ、早速やるよ!」
アトラスは杖をふり風 火 水 土を同時に出し呪文をとなえるとエネルギーの圧縮玉が生まれた
それを1番離れた壁、目掛けて杖を振ると
壁にぶつかり爆発を起こした
「ドッゴオォーン」空気の振動と建物の揺れと 身体防御を直前にかけたけど 振動はビリビリ伝わってきた!
「凄い!4種発動は攻撃系なのね」
「うーん、まだ研究中なんだ 他も出来ると思うけどね」
私も試してみたいけど、表向き風と水しか特性もってないからな、残念。
今度 誰もいないとこでやってみよう
「アトラス、見せてくれてありがとう」
「どういたしまして、」
「今度 昼をご一緒しても?
友人がダニエル様のファンでお話しを聞きたいそうです」
「俺の事を?弟に聞くのか?
ダニエル様が困惑している
「ええ、凄いファンなんです、良ければダニエル様がお茶にでも誘ってくださると、最高なんですけど?カロリーナ.ロフト侯爵令嬢ですよ」
「ロフト侯爵家は知っているが・・」
「可愛い子ですよ!体は小さいのにボインです。ピンクヘアの小悪魔的なキュートさを持つ令嬢です どうです!」ふんすっと鼻息荒くおススメをする
あっと口を押さえて、やばい調子に乗って私ったら、
「出過ぎた真似をいたしました」
「では、アトラス様、本日はありがとうございました」
「ああ、またな!」
「それでは、ダニエル様ごきげんよう」
「ああ・・」
ハニーブロンドのふわふわな髪の毛を揺らしながら去って行くアンジェラの後ろ姿を男2人で見送った
「なあ、アンジェラもボインだよな?」
「兄上!」
「なあ、やっぱり俺の婚約者にしたい」
「兄さん!」
「なあ、可愛いなあの子」
「・・・」
その日のうちにローズ家に釣書が届いた
アトラス.キースではなく、
キース家嫡男ダニエルからのアンジェラへの求婚だった
リンゼアナ王国であげた結婚式は盛大で
ユリシア様やヨハン様も感激されていた、
何より、2人が幸せそうで嬉しかった。
私の学園生活も日々穏やかに過ぎていき、
15歳になった頃 私に縁談の話しが来た、
同じ学園の一学年上の方で、公爵家の次男で成績優秀なアトラス.キース・・・キース?公爵家? ダニエル.キースの弟か
ふーん、
アトラス.キース様ね、どんな人だろう?
魔術師の才能豊かなひとで、特性を4種持ち4種同時に発動させる事が出来る
同時発動? ん?
こんな感じ?とやってみる
風水火土の同時発動 ステルス魔法
小さく手のひらで4種を少しずつエネルギー発現させてみる エネルギーが混ざり合い球体を作り激しい旋回をしだす 思い付きで雷を混ぜると面白いかもとイメージすると旋回しながらバチバチいっている
あれこれ、攻撃系の魔法だな、まずいまずい エネルギーを霧散させ、イメージで消す
同時発動は使い方次第ではお互いのエネルギーを高めて膨大な力を発揮するのね、
是非、アトラス.キース様の魔法が見てみたいわ!楽しみ!
アンジェラは縁談のことはすっかり頭から抜けている
学園ので友人達に、アトラス.キース様の事をきいてみた、ダニエル.キース様ファンが多い中、弟の情報は 優秀なキース家の次男としか出てこない
もしくは、ダニエル様の弟とだけ、
情報量少な!
そんな時、「あら噂をすればあの方がアトラス.キース様よ」
ひとりで本を脇に抱えて東屋に入って行く姿が見えた
ふーん ダニエルと同じ金髪だけど前髪長すぎて顔ははっきりと分からないわね、
認識阻害の魔法でも使っているのか
うん、存在感がうすいわね
ステルス魔法鑑定を通してみたアトラスは
魔力量8000000/特性 風 水 火 土
うん 今まで見た中でユリシア様の次に多い魔力量だわ
そう思って見ていると、アトラス様もこちらを見ている
せっかくだし挨拶してこよう
友人達にちょっと行ってくるわねと挨拶をして、東屋に向かう
私から声をかける
「初めまして、アンジェラ.ローズです
貴方はアトラス.キース様でよろしいでしょうか?」
「ああ、アトラス.キースだ 君がアンジェラか、ユリシア様に似ていると聞いたが
本当だったんだな」
いきなり私のことは、呼び捨てかい
「まあ、ユリシア様とは似ているとよく言われますわ
それで、失礼ですが、アトラス.キース様は4種の魔法を同時発動できると伺いました」
「ああ、アトラスでいいよ 」
「それでは、アトラス 同時発動を見たいのですが、やってもらえませんか?」
「え?ここで? ちょっとここでは無理
色々迷惑かけちゃうから、放課後に空いてる実技場を借りるから、そこでならやれるよ?」
よっしゃ!見せて貰えるようだぞ!
「ありがとうございます!是非お願いします」
「うん、いいよ、じゃあ放課後に実技場の入り口で会おう。」
「はい 」
なんだ、ダニエルの弟いい奴じゃん!
その後 午後の授業も終わり やった!と喜んで実技場に向かおうとすると、ダニエル様推しの友人、カロリーナ侯爵令嬢が話しかけてきた、
「アンジェラ様?お昼休みにキース公爵令息と話していたでしょう?良ければ私も仲間に入れて貰えるとうれしいんだけど、いえ!アトラス様に気があるのでは無く
あくまでも推しのダニエル様情報がほしくて!」
「あら、じゃあ今度お昼を一緒にどうか誘ってみるわね、その時にでも上手いこと聞き出せるといいわね」
「きゃー、嬉しい!ダニエル様に近づけたきがするぅ!」
じゃあ、また明日と別れた後、実技場へ向かうと、入り口で背の高い人影が立っているのが見えて来た どうやら1人では無いようだ
「あ、あれ?なんで?」
ダニエル.キースが?アトラスと何か話している、あれから一度も会って無いから
少し離れたとこで話しが終わるのを待ってから声をかけた、
「アトラス様よろしくお願いします」
「ああ、待たせたね、紹介するよ
兄のダニエル.キースだよ」
「初めまして、アンジェラ.ローズです」
「ああ、小さい頃に会っているんだが覚えていないかな?
よろしくダニエル.キースだ」
「?えっ?小さい頃?」
「この学園の騎士科にいた頃、ローズ家の護衛騎士をひと月体験でお世話になったんだよ 今日も騎士団と学園側の打ち合わせがあってね」
え?ダニエルってあのダニエル?うわー
「あ、そうなんですね?」
とりあえず笑顔!小さな頃で覚えていないふりでいいわ それでやり過ごす
やりとりを静観していたアトラスが言う
「それじゃ、さっさと実技場を利用しないと、一時間後は教師の実習で使えなくなるから急ごうか?」
「はい」
「兄上は忙しいのでしょうから、」
「いや、保護者として立ち会おう、魔法をつかうのだろう?」
「まあ、いいですけど」
兄弟仲は悪くないのかな? まあ、見せて貰えるならなんでもいいや
魔法実技場は建物内のうち壁が防御魔法で守られていて、攻撃魔法を使っても建物を破壊する心配はない
中にいる者たちは自身を防御魔法で守るのは必須だが 練習するには便利な場所である
「じゃあ、早速やるよ!」
アトラスは杖をふり風 火 水 土を同時に出し呪文をとなえるとエネルギーの圧縮玉が生まれた
それを1番離れた壁、目掛けて杖を振ると
壁にぶつかり爆発を起こした
「ドッゴオォーン」空気の振動と建物の揺れと 身体防御を直前にかけたけど 振動はビリビリ伝わってきた!
「凄い!4種発動は攻撃系なのね」
「うーん、まだ研究中なんだ 他も出来ると思うけどね」
私も試してみたいけど、表向き風と水しか特性もってないからな、残念。
今度 誰もいないとこでやってみよう
「アトラス、見せてくれてありがとう」
「どういたしまして、」
「今度 昼をご一緒しても?
友人がダニエル様のファンでお話しを聞きたいそうです」
「俺の事を?弟に聞くのか?
ダニエル様が困惑している
「ええ、凄いファンなんです、良ければダニエル様がお茶にでも誘ってくださると、最高なんですけど?カロリーナ.ロフト侯爵令嬢ですよ」
「ロフト侯爵家は知っているが・・」
「可愛い子ですよ!体は小さいのにボインです。ピンクヘアの小悪魔的なキュートさを持つ令嬢です どうです!」ふんすっと鼻息荒くおススメをする
あっと口を押さえて、やばい調子に乗って私ったら、
「出過ぎた真似をいたしました」
「では、アトラス様、本日はありがとうございました」
「ああ、またな!」
「それでは、ダニエル様ごきげんよう」
「ああ・・」
ハニーブロンドのふわふわな髪の毛を揺らしながら去って行くアンジェラの後ろ姿を男2人で見送った
「なあ、アンジェラもボインだよな?」
「兄上!」
「なあ、やっぱり俺の婚約者にしたい」
「兄さん!」
「なあ、可愛いなあの子」
「・・・」
その日のうちにローズ家に釣書が届いた
アトラス.キースではなく、
キース家嫡男ダニエルからのアンジェラへの求婚だった
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