異世界転生 勝手やらせていただきます

仏白目

文字の大きさ
上 下
10 / 24
ストレイヤ王国

9. ローズ家2

しおりを挟む
ユリシア様の魔法で、あっという間にストレイヤ王国のローズ家の庭に到着した

夜も遅いので客室に通され、家族への挨拶は明日することとなった、
メリダがスープとサンドウィッチを持って来てくれた、 食べた後お風呂に入り髪を乾かして
ベッドに横になったらあっというまに眠りに着いた




朝になりメリダが 起こしに来てくれた
横に黒髪にグリーンの目のスレンダーな女の人が立っている
「おはようございます、アンジェラ様
よく眠れましたか?」

「おはよう、メリダ!もうぐっすりと寝たわ」

「それはようございました、今日はこれからアンジェラ様の身の回りをお世話するメイドを紹介しますね」

「ライラです、今日からアンジェラ様付きのメイドになりました、何なりとお申し付け下さい」

「アンジェラよ、よろしくね」

「それではライラ アンジェラ様の朝の支度をお願いね」「はい」

ライラに手伝って貰い朝の身支度をすませる 
持って来ていたワンピースに着替えて、朝食の席に向かう、
 
「ねえ、ライラは何歳なの?」

「はい、私は16歳です」

「ふーん、大人なんだねぇ」

ライラはエリナとは違ってなんかクールだわ、余計なことは話さないって感じ
会ってすぐだし、こんなものかな?


食堂に行くとユリシア様とヨハン様が席に着いて和やかな雰囲気で迎えてくれた
その横に黒髪の紫色の瞳の男の子と女の子が座っている
「おはようございます、アンジェラです
今日からよろしくお願いします。」
スカートを摘んでペコリと挨拶する 

「おはよう!アンジェラよく眠れたかしら? 
早速だけど、紹介するわね 息子のミハイルと娘のアリエルよ 2人は双子で8歳よ


「ミハイル.ローズだよ よろしく!」

「アリエル.ローズよ アンジェラよろしくね!
突然で驚いたけどこんなに可愛い妹ができたなんて、嬉しいわ!」

2人とも良い人そうだ、少し安心した。




食事をしてからは、ローズ邸の案内を2人がしてくれた。

「アンジェラ!今から私の事はお姉様と呼んで頂戴ね?さぁ どうぞ?」
 
「はい、お姉様!」

「きゃー!ミハイル聞いた?お姉様よ!私お姉様なのよ!」

「ああ、良かったな」ミハイル様は少し引いてるわね

喜んで貰えて何よりだわ

メリダも一緒に案内をしてくれて、執事や料理長や使用人にも挨拶をした

庭園に行きましょうとアリエルお姉様がいうと、2人の男の人が一緒について来た、
護衛の騎士もミハイル様とアリエル様に1人 ずついると、多分私にも1人護衛が付くようになるよ、と教えてくれた。

ミハイル様付きの騎士は茶髪金眼で18歳のカール
アリエル様付きの騎士は金髪青眼13歳のダニエル. 

挨拶したけど、2人共ライラと同じ様に
さらっと挨拶を返してくれた、 

広い庭園を案内してもらって、少し疲れたなと思った矢先に蹴躓いて転んでしまった、「いたたっ」膝をすりむいて血が出ている
体は3歳児だもんね、仕方ないなと思っていると、アリエルお姉様が
「大変!血が出てるわ、手当てしないと!ダニエル急いで家の中に連れて行ってあげて」
金髪青眼のダニエルが私をお姫様抱っこしてくれ
みんなも後ろから一緒に来ているが、
ダニエルは急いで連れて行ってくれた
先に部屋に入ると、メリダが気がついて
手当するから こちらの部屋で待っていてくださいねと部屋を出て行った

「ダニエルさんありがとうございました」
と、お礼を言うと

「チッ、これだからガキは嫌なんだ
ドンくせえ」

小さな声で毒づいた・・・驚いた

聞こえるようにいったよね?
ふーん

まだ抱っこしてくれているけど、ムカついたのでシャツの上から胸をコショコショっとして、立ち上がった乳首を思い切りつねってやった!

「⁈ はっ あっ!」

ダニエルが情け無い声と共に手を離したのでそのまま床に着地して、自分で椅子に座る

すぐメリダと、お姉様が部屋に入って来て手当をしてくれた
チラッとダニエルをみると、顔を赤くして咳こんで部屋からでていった。

ふん!





ローズ邸はとても 広くて 立派な作りだった 昨日使った部屋では無く
私専用に陽当たりのいい部屋をもらえた

内装など好きな様に変えるといいと言わたけど、白ベースの明るい部屋で素敵だったから、そのまま使わせて貰う、
余りゴテゴテしたり可愛らしい過ぎるのは
落ちつかないのよね

ベッドの上でゴロゴロしていると、気が付いたら寝てしまっていた

この家では楽しく暮らせるといいな






しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

転生したので好きに生きよう!

ゆっけ
ファンタジー
前世では妹によって全てを奪われ続けていた少女。そんな少女はある日、事故にあい亡くなってしまう。 不思議な場所で目覚める少女は女神と出会う。その女神は全く人の話を聞かないで少女を地上へと送る。 奪われ続けた少女が異世界で周囲から愛される話。…にしようと思います。 ※見切り発車感が凄い。 ※マイペースに更新する予定なのでいつ次話が更新するか作者も不明。

【完結】それはダメなやつと笑われましたが、どうやら最高級だったみたいです。

まりぃべる
ファンタジー
「あなたの石、屑石じゃないの!?魔力、入ってらっしゃるの?」 ええよく言われますわ…。 でもこんな見た目でも、よく働いてくれるのですわよ。 この国では、13歳になると学校へ入学する。 そして1年生は聖なる山へ登り、石場で自分にだけ煌めいたように見える石を一つ選ぶ。その石に魔力を使ってもらって生活に役立てるのだ。 ☆この国での世界観です。

ひめさまはおうちにかえりたい

あかね
ファンタジー
政略結婚と言えど、これはない。帰ろう。とヴァージニアは決めた。故郷の兄に気に入らなかったら潰して帰ってこいと言われ嫁いだお姫様が、王冠を手にするまでのお話。(おうちにかえりたい編)

異世界転生ファミリー

くろねこ教授
ファンタジー
辺境のとある家族。その一家には秘密があった?! 辺境の村に住む何の変哲もないマーティン一家。 アリス・マーティンは美人で料理が旨い主婦。 アーサーは元腕利きの冒険者、村の自警団のリーダー格で頼れる男。 長男のナイトはクールで賢い美少年。 ソフィアは産まれて一年の赤ん坊。 何の不思議もない家族と思われたが…… 彼等には実は他人に知られる訳にはいかない秘密があったのだ。

華都のローズマリー

みるくてぃー
ファンタジー
ひょんな事から前世の記憶が蘇った私、アリス・デュランタン。意地悪な義兄に『超』貧乏騎士爵家を追い出され、無一文の状態で妹と一緒に王都へ向かうが、そこは若い女性には厳しすぎる世界。一時は妹の為に身売りの覚悟をするも、気づけば何故か王都で人気のスィーツショップを経営することに。えっ、私この世界のお金の単位って全然わからないんですけど!?これは初めて見たお金が金貨の山だったという金銭感覚ゼロ、ハチャメチャ少女のラブ?コメディな物語。 新たなお仕事シリーズ第一弾、不定期掲載にて始めます!

リリゼットの学園生活 〜 聖魔法?我が家では誰でも使えますよ?

あくの
ファンタジー
 15になって領地の修道院から王立ディアーヌ学園、通称『学園』に通うことになったリリゼット。 加護細工の家系のドルバック伯爵家の娘として他家の令嬢達と交流開始するも世間知らずのリリゼットは令嬢との会話についていけない。 また姉と婚約者の破天荒な行動からリリゼットも同じなのかと学園の男子生徒が近寄ってくる。 長女気質のダンテス公爵家の長女リーゼはそんなリリゼットの危うさを危惧しており…。 リリゼットは楽しい学園生活を全うできるのか?!

異世界リナトリオン〜平凡な田舎娘だと思った私、実は転生者でした?!〜

青山喜太
ファンタジー
ある日、母が死んだ 孤独に暮らす少女、エイダは今日も1人分の食器を片付ける、1人で食べる朝食も慣れたものだ。 そしてそれは母が死んでからいつもと変わらない日常だった、ドアがノックされるその時までは。 これは1人の少女が世界を巻き込む巨大な秘密に立ち向かうお話。 小説家になろう様からの転載です!

私って何者なの

根鳥 泰造
ファンタジー
記憶を無くし、魔物の森で倒れていたミラ。テレパシーで支援するセージと共に、冒険者となり、仲間を増やし、剣や魔法の修行をして、最強チームを作り上げる。 そして、国王に気に入られ、魔王討伐の任を受けるのだが、記憶が蘇って……。 とある異世界で語り継がれる美少女勇者ミラの物語。

処理中です...