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ストレイヤ王国
8.ローズ公爵家
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あれから、ユリシア様とヨハン様は舞踏会に出た
急遽時間を取って貰い リンゼアナ国王に事情を話して、その日のうちに手続きを済ませてしまったと言っていた。
ローズ公爵家恐るべし、他国の王に無理を言えるとは・・
初めて来た王城の豪華な客室でユリシア様の侍女とイケメンの護衛のお兄さん2人と、待っていた
侍女のメリダは40代くらいの、明るい人でユリシア様の子供の頃からずっと一緒にいると教えてくれた、
ユリシア様には2人子供がいて、男女の双子で8歳、ヴィクトリアお姉様と同い年だ
「会うのが楽しみだわ」
まぁ、ユリシア様の子供だからって私を歓迎してくれるとは限らないだろう、
前例は、あのクレアはユリシア様の実の妹だ
16歳になるまで、どうにかしてお世話になろう
頑張って1人立ち出来るようにしないと!
「ストレイヤ王国はどんな国なの?」
「そうですね他国との交流が盛んですので、色んな国の人達が街中におられますよ、リンゼアナ王国は閉鎖的ですよね、国交のある国のみの交流、それは一緒なんですが国交を結んでいる国の数がストレイヤは多いんですよ!
アンジェラ様は、獣人国の人は見た事ありますか?」
「ないわ?獣人って 初めて聞いたわ」
「まぁ、なら楽しみにしてくださいな、ストレイヤには沢山いらっしゃいますよ、色んな国で容姿は違うのが当たり前なのですが、ストレイヤは差別は禁止していますので、貴族と平民の差はありますが、他国から来た方達を差別してはいけないと、国王が決めた事なんですよ
ですので、街中で異国の買い物が気軽にできて楽しいですよ!」
「わぁ、行ってみたいわ!」
ストレイヤ王国の方がよりファンタジー色が強そうね
他にも料理やお菓子、など美味しい食べ物の話しに目を輝かせていると、
ユリシア様とヨハン様が戻って来た
「待たせたわね、あら、メリダとはすっかり仲良くなったみたいね ちょっと妬けちゃうわ」
「アンジェラ様の可愛いさには敵う者はいませんよ!もうメリダは虜です」
メリダが鼻息荒く返事をしてる
「ふふふ!私の子供の頃にそっくりだもの
それはそれはメリダも可愛くみえるのでしょう?」
「・・・? そういえば似てはいますが、アンジェラ様は天使クラスの可愛さですね!もう大人になったら女神だと思います」
え?やめてやめて、似てますね!で終わればいいじゃない?
そんなに私を持ち上げなくていいですってば!
「ふふふ!メリダは美少女好きなのよ!驚いたでしょ?」
思わず頷いてしまう
「それでは天使を連れて、ストレイヤに帰ろう」
「旦那様、舞踏会はよろしいのですか?」
「やる事はやって来たから大丈夫だよ」
今から帰る? 外は真っ暗なのに・・・
「ローズ家の馬車は大きくて扉が二つ付いていた 前の扉から私達は入り、メリダと護衛の2人は後ろの扉からの入る
中は6人位座れる椅子が向かい合わせにあり
車内が分かれている
馬車ってこんな感じだっけ? 二つ分くっついた感じ
椅子に座るとすぐに動き出す、揺れはほとんど感じない、馬車はそのまましばらく走る
王城の門を出て少し走ると、ユリシア様が杖を取り出して、
「そろそろいいかしら?」
「ああ、頼むよ」
「?」何が始まるの?
ユリシア様が杖を振りながら
何か呪文を唱えた
一瞬体がズンと重くなりそして軽くなった
何が?と不思議に思っていると、馬車が止まる
御者の「到着いたしました」
と外から声が聞こえた
「さあ、アンジェラ降りますよ」
「?え?もう着いたの?」
「ただいま我が家だ!」
「ええ?」
「ふふふ、アンジェラ驚いてるわね 凄いでしょう?瞬間移動の魔法よ?私って凄い魔法使いなのよ!」
ユリシア様がはしゃいでいる・・・
私は驚いた顔で頷きながら 色々勉強させて頂きますと心の中で手を合わせた。
急遽時間を取って貰い リンゼアナ国王に事情を話して、その日のうちに手続きを済ませてしまったと言っていた。
ローズ公爵家恐るべし、他国の王に無理を言えるとは・・
初めて来た王城の豪華な客室でユリシア様の侍女とイケメンの護衛のお兄さん2人と、待っていた
侍女のメリダは40代くらいの、明るい人でユリシア様の子供の頃からずっと一緒にいると教えてくれた、
ユリシア様には2人子供がいて、男女の双子で8歳、ヴィクトリアお姉様と同い年だ
「会うのが楽しみだわ」
まぁ、ユリシア様の子供だからって私を歓迎してくれるとは限らないだろう、
前例は、あのクレアはユリシア様の実の妹だ
16歳になるまで、どうにかしてお世話になろう
頑張って1人立ち出来るようにしないと!
「ストレイヤ王国はどんな国なの?」
「そうですね他国との交流が盛んですので、色んな国の人達が街中におられますよ、リンゼアナ王国は閉鎖的ですよね、国交のある国のみの交流、それは一緒なんですが国交を結んでいる国の数がストレイヤは多いんですよ!
アンジェラ様は、獣人国の人は見た事ありますか?」
「ないわ?獣人って 初めて聞いたわ」
「まぁ、なら楽しみにしてくださいな、ストレイヤには沢山いらっしゃいますよ、色んな国で容姿は違うのが当たり前なのですが、ストレイヤは差別は禁止していますので、貴族と平民の差はありますが、他国から来た方達を差別してはいけないと、国王が決めた事なんですよ
ですので、街中で異国の買い物が気軽にできて楽しいですよ!」
「わぁ、行ってみたいわ!」
ストレイヤ王国の方がよりファンタジー色が強そうね
他にも料理やお菓子、など美味しい食べ物の話しに目を輝かせていると、
ユリシア様とヨハン様が戻って来た
「待たせたわね、あら、メリダとはすっかり仲良くなったみたいね ちょっと妬けちゃうわ」
「アンジェラ様の可愛いさには敵う者はいませんよ!もうメリダは虜です」
メリダが鼻息荒く返事をしてる
「ふふふ!私の子供の頃にそっくりだもの
それはそれはメリダも可愛くみえるのでしょう?」
「・・・? そういえば似てはいますが、アンジェラ様は天使クラスの可愛さですね!もう大人になったら女神だと思います」
え?やめてやめて、似てますね!で終わればいいじゃない?
そんなに私を持ち上げなくていいですってば!
「ふふふ!メリダは美少女好きなのよ!驚いたでしょ?」
思わず頷いてしまう
「それでは天使を連れて、ストレイヤに帰ろう」
「旦那様、舞踏会はよろしいのですか?」
「やる事はやって来たから大丈夫だよ」
今から帰る? 外は真っ暗なのに・・・
「ローズ家の馬車は大きくて扉が二つ付いていた 前の扉から私達は入り、メリダと護衛の2人は後ろの扉からの入る
中は6人位座れる椅子が向かい合わせにあり
車内が分かれている
馬車ってこんな感じだっけ? 二つ分くっついた感じ
椅子に座るとすぐに動き出す、揺れはほとんど感じない、馬車はそのまましばらく走る
王城の門を出て少し走ると、ユリシア様が杖を取り出して、
「そろそろいいかしら?」
「ああ、頼むよ」
「?」何が始まるの?
ユリシア様が杖を振りながら
何か呪文を唱えた
一瞬体がズンと重くなりそして軽くなった
何が?と不思議に思っていると、馬車が止まる
御者の「到着いたしました」
と外から声が聞こえた
「さあ、アンジェラ降りますよ」
「?え?もう着いたの?」
「ただいま我が家だ!」
「ええ?」
「ふふふ、アンジェラ驚いてるわね 凄いでしょう?瞬間移動の魔法よ?私って凄い魔法使いなのよ!」
ユリシア様がはしゃいでいる・・・
私は驚いた顔で頷きながら 色々勉強させて頂きますと心の中で手を合わせた。
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