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ファンタジーな世界
6. いい女だったわ
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今日はリンゼアナ王国の建国祭
街中もお祭りで彩られとても賑やかになる
昼には国王からの国民に向けてのお言葉が聞けると王城前の広場も開放されてにぎわっているそうだ
城内では他国の要人も招かれて夜には盛大な舞踏会が開かれるとか、
その中にユリシア様も招待されているって言ってたよね どんな人か会って見たかったな。
子供は舞踏会出れないんだってさ
オルソン家に来てくれないかな?
夫婦喧嘩を目撃してから今日で1週間、お母様も3日前の朝食から食堂に来る様にはなったらしい、エリナに言われた
「奥様も食堂にいらっしゃるのでお嬢様も行かれては?皆様と食べられた方が美味しいですよ?」と、
私は飯が不味くなるのであの人達とは食べたくない!
と言うのはまずいので ただただ、頭を横に振って行かないと意思表示をしといた。
1人で食べる食事は美味しいですよ、
はい!
そんなことより、私の頭の中はお祭りにいきたい!
建国祭行ってみたいけど 幼児が1人で街中歩いていたら、 攫われるよね 間違いなく!こんな可愛い子が1人でウロチョロしてたら貴族の子じゃなくても攫われるよねー
かと言って連れて行ってくれそうな大人はこの家にはいないし、ましてや平民のお祭りなんて絶対だめだろう・・・
透明人間?買い物できないなぁ
大人になって、平民のお祭り見てみたいな
あっ!変身すればいいじゃん
瞬間移動で行き来すれば時間も少しで済むし、やった事ないけど出来るだろう!
なんてったって♾️なんだし
後は私の想像力しだい!
部屋に戻り ステルス魔法をかける
目を閉じて、ひとり鏡の前でイメージする 前世の自分をあまり若い時では無く、
30代くらいの姿を想像する
目を開けて鏡の自分を見ると そこには
懐かしい 前世の自分「カオル」がいた
「私だ・・」記憶の中の自分がいる、涙が滲んできた
前世の私は美人ですね、とかたまーに言われる程度の美人だった、いやいや自称じゃ無いぞ、なんなら巨乳だったしスタイルも悪くない いや、ハッキリいおう!
いい女だったわ! 見た目はね!
でも自己肯定感が低くてね、男選ぶのも
本当はかっこいい人が好きなくせに、
自分なんかには、これぐらいで丁度いいんだとか、これ位の人なら私を裏切らないだろうとか、安心できるとか勝手に決め付けてた 私も考えが未熟だったよね
結果 たいした男でなくても、裏切るしダメになる時はなる、ならカッコよくて顔のいい男に裏切られたほうがマシだったなって、結論が出た。
(いや、裏切られたくは無いが、)せっかくの綺麗な年頃をもったい無い事したなーと40歳前で気が付いた
今世では妥協は無いわ!妥協するくらいならおひとり様でいいわ! って、思う!
なんて事を取り留めも無く鏡の前で考えていると、ノックの音がする
瞬時に魔法を解く
「はい、だれ?」
「エリナです、はいりますね」
「どうぞ」
エリナが急いで入ってきて
「アンジェラ様急いで身支度をしましょう」
「えっ?」
「お客様がいらしております、公爵様が御家族みな様応接室に集まるようにと言われました」
ワンピースからオシャレなワンピースに着替えて応接室の前まで行くとお父様とお母様が入って行く所が見えた
お兄様お姉様が続いて来たのでその後に私も部屋に入った
応接室の大きなソファにはハニーブロンドの髪に水色の瞳の女性と、黒髪で紫色の瞳の男性が並んで座っていた
「ユリシア様お久しぶりでございます」
「ああ、オルソン公爵突然で申し訳ないわね、舞踏会では子供達に会えないだろうから、公爵家まで来てしまったのよ」
「わあ!ユリシア様ですか!私ヴィクトリアです 初めまして、ずっとお会いしたかったんです!」
「ヴィクトリア!失礼ですよ」
興奮してユリシア様の手をにぎり、話し出したお姉様をお母様が止めようと注意する
「かまわないわよ、
ヴィクトリア私も会えてうれいわ、それにクレアも久しぶりね、元気にしていた?」
「ええ、ご無沙汰しておりますお姉様」
乳母がシャーロットを抱いて部屋に入ってきた
お父様がシャーロットを私の横に、と乳母に指示をしてから、
「子供達を紹介します 上の子から、長男のジェームズ、長女のヴィクトリア、次女のアンジェラ、三女のシャーロットです」
「初めまして、私はユリシア.ローズよ、貴方達のお母様の姉よ、よろしくね」
ユリシア様は私達の側にきて 1人ずつ話しかけてくれた
「アンジェラ 会えてうれしいわ!まぁ、あなたは髪も瞳の色も私にそっくりね うふふ、自分の子供時代を見ている様で不思議な感じだわ」
「お会いできて光栄です ユリシア様」
私も嬉しくなって微笑む、 うん、お母様より私と似てるし優しそうな人だわ
街中もお祭りで彩られとても賑やかになる
昼には国王からの国民に向けてのお言葉が聞けると王城前の広場も開放されてにぎわっているそうだ
城内では他国の要人も招かれて夜には盛大な舞踏会が開かれるとか、
その中にユリシア様も招待されているって言ってたよね どんな人か会って見たかったな。
子供は舞踏会出れないんだってさ
オルソン家に来てくれないかな?
夫婦喧嘩を目撃してから今日で1週間、お母様も3日前の朝食から食堂に来る様にはなったらしい、エリナに言われた
「奥様も食堂にいらっしゃるのでお嬢様も行かれては?皆様と食べられた方が美味しいですよ?」と、
私は飯が不味くなるのであの人達とは食べたくない!
と言うのはまずいので ただただ、頭を横に振って行かないと意思表示をしといた。
1人で食べる食事は美味しいですよ、
はい!
そんなことより、私の頭の中はお祭りにいきたい!
建国祭行ってみたいけど 幼児が1人で街中歩いていたら、 攫われるよね 間違いなく!こんな可愛い子が1人でウロチョロしてたら貴族の子じゃなくても攫われるよねー
かと言って連れて行ってくれそうな大人はこの家にはいないし、ましてや平民のお祭りなんて絶対だめだろう・・・
透明人間?買い物できないなぁ
大人になって、平民のお祭り見てみたいな
あっ!変身すればいいじゃん
瞬間移動で行き来すれば時間も少しで済むし、やった事ないけど出来るだろう!
なんてったって♾️なんだし
後は私の想像力しだい!
部屋に戻り ステルス魔法をかける
目を閉じて、ひとり鏡の前でイメージする 前世の自分をあまり若い時では無く、
30代くらいの姿を想像する
目を開けて鏡の自分を見ると そこには
懐かしい 前世の自分「カオル」がいた
「私だ・・」記憶の中の自分がいる、涙が滲んできた
前世の私は美人ですね、とかたまーに言われる程度の美人だった、いやいや自称じゃ無いぞ、なんなら巨乳だったしスタイルも悪くない いや、ハッキリいおう!
いい女だったわ! 見た目はね!
でも自己肯定感が低くてね、男選ぶのも
本当はかっこいい人が好きなくせに、
自分なんかには、これぐらいで丁度いいんだとか、これ位の人なら私を裏切らないだろうとか、安心できるとか勝手に決め付けてた 私も考えが未熟だったよね
結果 たいした男でなくても、裏切るしダメになる時はなる、ならカッコよくて顔のいい男に裏切られたほうがマシだったなって、結論が出た。
(いや、裏切られたくは無いが、)せっかくの綺麗な年頃をもったい無い事したなーと40歳前で気が付いた
今世では妥協は無いわ!妥協するくらいならおひとり様でいいわ! って、思う!
なんて事を取り留めも無く鏡の前で考えていると、ノックの音がする
瞬時に魔法を解く
「はい、だれ?」
「エリナです、はいりますね」
「どうぞ」
エリナが急いで入ってきて
「アンジェラ様急いで身支度をしましょう」
「えっ?」
「お客様がいらしております、公爵様が御家族みな様応接室に集まるようにと言われました」
ワンピースからオシャレなワンピースに着替えて応接室の前まで行くとお父様とお母様が入って行く所が見えた
お兄様お姉様が続いて来たのでその後に私も部屋に入った
応接室の大きなソファにはハニーブロンドの髪に水色の瞳の女性と、黒髪で紫色の瞳の男性が並んで座っていた
「ユリシア様お久しぶりでございます」
「ああ、オルソン公爵突然で申し訳ないわね、舞踏会では子供達に会えないだろうから、公爵家まで来てしまったのよ」
「わあ!ユリシア様ですか!私ヴィクトリアです 初めまして、ずっとお会いしたかったんです!」
「ヴィクトリア!失礼ですよ」
興奮してユリシア様の手をにぎり、話し出したお姉様をお母様が止めようと注意する
「かまわないわよ、
ヴィクトリア私も会えてうれいわ、それにクレアも久しぶりね、元気にしていた?」
「ええ、ご無沙汰しておりますお姉様」
乳母がシャーロットを抱いて部屋に入ってきた
お父様がシャーロットを私の横に、と乳母に指示をしてから、
「子供達を紹介します 上の子から、長男のジェームズ、長女のヴィクトリア、次女のアンジェラ、三女のシャーロットです」
「初めまして、私はユリシア.ローズよ、貴方達のお母様の姉よ、よろしくね」
ユリシア様は私達の側にきて 1人ずつ話しかけてくれた
「アンジェラ 会えてうれしいわ!まぁ、あなたは髪も瞳の色も私にそっくりね うふふ、自分の子供時代を見ている様で不思議な感じだわ」
「お会いできて光栄です ユリシア様」
私も嬉しくなって微笑む、 うん、お母様より私と似てるし優しそうな人だわ
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