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ガミガミ女の轡
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「楽しかったね~」
「いやあ、さすがに夜中になると暗いね~」
「うちは全然平気~」
二人の女性は夜道でそんな会話をしていたはずだった。
目覚めたBはうちっぱしのコンクリートの部屋にいた。
「は?なにこれ?意味わかんない!」
壁には金属の輪がついていて、天井にも滑車や輪がついていた。
「ここどこ?うちは確か友達と飲みに行って…??」状況が呑み込めず心臓がバクバクした。
頭には金属の被り物をされているようで、重たくて、しかも口に平べったい金属がねじ込まれて話すことができなくされていた。
鉄でできたパンツのようなものも履かされていた。
「なによこれ?」Bは混乱と怒りの混ざった言葉を吐いた。
おまけに手には球体の金属がかぶせらえており、指が全く使えなかった。
頭を差立ったが球体がかぶせられた手が被り物をこするだけだった。
「ねえ!出してよ!!誰かいないの??」
Bはとにかく四つの壁をガンガン叩いて音を鳴らした。ドアのある側の壁だけ音が響いている感じがした。Bは必死でドアをたたき続けた。
「Cはどこに行ったのだろうか。たしかCと一緒に帰っていたはず。まさか私だけ?」Bは壁を叩きながら思った。Bの着ている服は間違いなく飲み会で来ていた服だ。ただしバッグも携帯もない。
「起きたか。しかしうるさいな。ガミガミ女の轡がよく似合うな。」と見知らぬ男の声がしてドアが開いた。Aは一目散にドアの方へ走った。しかし、向こう側の部屋のドアは手にかぶされた球のせいで回すことができなかった。
「そんなことよりここがどこか知りたくないかね?拷問部屋だ。素敵だろ?」と男は嬉しそうに言った。
「ほら、こいつは俺の下僕だ。まだ盛んでな。」
もう一人の男はどうもマスクをつけていて顔はわからなかったが、この前行方不明になった男のようだった。男は全裸で貞操帯をつけていた。
「ここからだして」とBは轡のせいで不明瞭だったが言った。
「ここから出してほしいのか?」
「殺そうという気はないよ。ただ俺の拷問器具たちを試してみたいだけだよ。向こうの部屋にはCもいるぞ。」
「だ し て」
Bは力の限り暴れた。
「うおっ女って思ったより強いな。」
そういうと男はBに注射をした。
「痛っ」
Bの意識はすぐに遠のいた。
つぎに目覚めたときはCも一緒にいた。Bは晒し台で手と足を拘束されていた。Cは樽の中に入れられて頭だけを出していた。今度は全裸になっていた。しかし羞恥心よりも恐怖心が勝っていた。
「せっかく二人捕まえたからな。もっと拘束具で遊ばせてくれ。そしておとなしくしてたら轡は外してやる。俺は性器には興味ないから安心してくれ」男は嬉々として言った。
「さあ、お前からだ。」
Bはおとなしく男に従った。Bは天井につながれたうえでバイオリンでも弾くように腕を前に持ってくる形で拘束された。
「ものたりんな。」と言ってBの股にとげが放射状に取り付けられた歯車がついた貞操帯をつけた。
Bは、がに股で立たないとイガイガしてしまうようになった。
「C、さっきのし返した。」というとBに大きなアルファベットのAのような形をした拘束具で拘束した。「じきに苦しくなる。大いに反省しろ。」と男は言った。
Bは男の態度に腹が立ち、後ろからけりを入れた。
「せっかくの楽しみをよくもやってくれたな。二人とも後悔させてやる。」そう言って二人に注射すると男は部屋を出て行った。
「ねえ。」とCがいった。
「なに」
「早く出たい。」不明瞭だったがCはそういったようだった。
「大人しくするしかなさそうね」
会話をして意識を保つつもりだったが二人とも寝てしまった。
こんどは天井の滑車鎖が垂れている以外何もない部屋で後手で拘束衣のようなのを着せられていた。下半身はむき出しにされていた。脚はベルトで拘束されて動かすことができなかったが、ガミガミ女とかいう轡は取られていてBは話すことができた。
「ねえ、C、起きてよ」
「んん?わたしたちまだここにいるのね。」
「さっきあの男後悔させてやるって言ってたね。」
「一生返さないつもりだったり?」
「怖いこと言わないでよ」
そんな会話を聞いていたかのようにドアがタイミングよく開いた。
「さあ、反省の時間だ。」男と下僕が先端に球がついた金属の長いフックのようなものをもって現れた。
男はそういうと「お前はCだ」下僕に指示した。
男と下僕が二人を立たせた。男はBの肛門にフックの球を押し付けた。
「何するのよ。」とBが言った。
「お仕置きだ」と男が言った。
「性器には興味ないって言ったじゃない。」
「性器にはな。肛門は性器じゃないしな。」そういうと男はAの肛門に金属の球をねじ込んだ。
「やめて! ん あっ…痛い!」Bは肛門に力を入れたが抵抗もむなしくすんなりと入ってしまった。
「気分はどうだい?」と男はニヤニヤしながら聞いた。
「気持ちよくなんかないわ。なんか出そうで気持ち悪いわ。いったい何がしたいのよ。」とAは男の問いに不快そうに答えた。
「すぐにわかるさ」と男はBに言った。
「嫌あ!やめて!!」Cも同様のことをされていた。
男たちはBとCにフックを入れ終わると、フックを滑車から垂れた天井の鎖とつないだ。BとCはおたがい釣り合うようにされ、普通に立つには少し短く、つま先立ちをしないと肛門がフックに引っ張られる形にされた。
もうフックの異物感は擦れる痛みへと変わっていた。
ずっとつま先立ちを続けられるわけもなくBは踵を下ろしてしまった。
「B!痛い!」
「ごめんなさい。」
「ははは。お互いに苦しみ合え。」と男は笑いながら言った。
「お前たち、俺への謝罪はないのか?」
「ごめんなさい。」とBは言った。
「許してください。」とCも言った。
男と下僕は再びガミガミ女の轡をつけると二人の拘束衣を脱がせた。
「まだ許す気にはなれない。しばらくそのまま苦しむといい。ガミガミ女の轡よく似合ってるぞ。ほら鍵だ。」と男は言って鍵をぎりぎり届くか届かないかの位置に置き、部屋を出て行った。
「ねえ、B、わたし鍵を取ってみたいんだけどいい?」
「いいけど」
そういうとCは「ふぅう…んん…」うなりながら鍵まで足を延ばした。「C!痛い!」
「我慢して。私も痛いのよ。」
二回目には鍵を取るのに成功した。
「やったBとれたよ」とCは言って鍵を試した。
「え?この鍵ちがうじゃん。あのくそ男。どこも全然合わない」
「合わない鍵を置いていったってこと?」
「ひど~い」
「私たちが何したっていうのよ!!」
そんなことを言っていたが二人とも肛門のフックもつま先立ちもつらくなり、どちらともく泣き出していた。
「やっと反省したようだな。」といいながら下僕が拷問部屋に入ってきた。下僕は二人を吊り上げている鎖を緩めて下ろした。Bはフックを外そうとして滑車の真下でつま先立ちをしたが深くて取れなかった。
「そんなことをしたって無駄だよ。ほら水だ。だんな様からだ。」と下僕が二人に水を差しだした。Cはのどが渇いていたのか何も考えずに一気に飲み干した。
「何この水。苦いじゃない。」Cはそう文句を言うとすぐに眠りこけた。Cはだらりと体を曲げたままつられる格好になった。
「あなたは誰なの?」Bは水に口をつける前に聞いた。
「俺はだんな様の下僕だ。他のことはもう忘れてしまった。」と下僕は言った。
「あなたは敵なの?味方なの?」とBは尋ねた。
「味方だよ。同じ立場だろ?」と下僕は言ってニヤリとした。
「味方ならここから降ろしてよ。おろしてくれたらなんでもするわ。」
「ああ降ろすよ。約束は絶対だぞ?」そう言って下僕は笑いかけた。
「お願い。なんでもするから。」
「やってくれるなら逃がしてやる。眠ったままでいい。運び出してやる。」
やって??ふと下僕の股間に目をやると起っていた。
Aたちは全く気付かなかったが下僕は’貞操帯’をつけていなかった。
「いいわ」この変な部屋から出られるならばとBはおもった。Bは一気に水を飲んで眠った。
下僕がBに手をかけた。
行為の真っ最中、男が拷問部屋に入ってきた。
「風呂に入ってくるといいながら何やってんだ。」
「欲動に駆られてつい…」
「お前たちお仕置きだ。」そういうと男は二人に注射を刺した。
「ん?」また動けなかった。
真っ暗で何も見えなかった。
おしりを思いっきり突き出した形で四つ這いになっていた。
しかも四肢は曲げた状態でベルトで留められていて延ばすことができなくなっていた。
まだ何かいれられてるのか肛門の違和感はまだ消えていなかった。また鉄の轡がされている。
「ちょっと!話が違うじゃん」Bは姿の見えない下僕に向かって言った。
「う、うぅ…」
いや、下僕はいる。轡をかまされていて何かをされているのかうなり声をあげている。
「残念ながら約束は守られなかったな。」と男の声がした。
「Cは?」Cの姿が見えなかった。
「もう返した。お前は置いて逃げるつもりだっただろ?友情なんてあったもんじゃないな。Cにはちゃんと伝えておいたぞ。」
男が電気をつけた。
下僕もBと同じように四つ這いになっていた。下僕は睾丸を後ろから挟まれていて立ちたくても立てないようだった。口枷をされた下僕の口からは本物よりも立派な男根が飛び出していた。
「貴様、その玉の板を外してほしいだろ?」
下僕は必死の形相で男を見た。
「求められていることはわかるだろ?」と男は言ってBの肛門に入れていたものを無造作にとった。
「んん…」Bは気持ち悪さのあまり声を出した。
下僕は必死でBめがけて這ってきた。Aは下僕から逃げようとしたが、四肢を曲げられていては圧倒的に不利だった。「やめて」とBは轡をされた口で必死に言った。
Bは懸命に尻穴を締めたり尻を振って挿入されまいとしたが
下僕は容赦なくAの肛門に口から伸びた棒を挿入した。
「痛い。やめて!!ぎゃー!!」Bは喚いた。
Bの喚きもむなしく男根は挿入されてしまった。
「そうだ。頭を前後させろ。」男は息を荒げて興奮しながら言った。
その言葉にこたえて下僕は頭を前後させた。
大便が前後しているような違和感がBの直腸を走った。
「あ、あぁ…」
声を出すつもりなどなかったが気持ち悪さと快感が入り混じりAは思わず声を出した。
Bはハッと目が覚めた「ここは?夢?」
Bは辺りを見回した。
「家?」
なじみの家具が並んでいた。
「やっと帰れた…」とBは安堵の気持ちをつぶやいた。
現実感は全くなかったがあの肛門が擦れた感覚はありまだひりひりとしていて現実であったことを思い知らされた。
携帯にはCからの着信が何件もあった。
電話をかけると、Cは警察には言わなかったと話した。Bも警察には言わないことにした。説明するのが嫌だから…
Cはあの裏切りのことは気にしてないと話していた。
しかし、あの一件以来Bともほかの飲み仲間ともだんだん疎遠になってしまった。
Bは仕事もやめてしまった。
しかし、Bはなぜか無性にあの場所に行きたいという欲求が高まっていた。
ある日ポストに見知らぬ子供用携帯電話が入っていた。連絡先は一件だけだった。Bは直感であの男だと思った。
「もしもし?…」
彼女はその携帯を使って電話を掛けた。彼女はその後すべてのものを残して行方が分からなくなってしまった。
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頭には金属の被り物をされているようで、重たくて、しかも口に平べったい金属がねじ込まれて話すことができなくされていた。
鉄でできたパンツのようなものも履かされていた。
「なによこれ?」Bは混乱と怒りの混ざった言葉を吐いた。
おまけに手には球体の金属がかぶせらえており、指が全く使えなかった。
頭を差立ったが球体がかぶせられた手が被り物をこするだけだった。
「ねえ!出してよ!!誰かいないの??」
Bはとにかく四つの壁をガンガン叩いて音を鳴らした。ドアのある側の壁だけ音が響いている感じがした。Bは必死でドアをたたき続けた。
「Cはどこに行ったのだろうか。たしかCと一緒に帰っていたはず。まさか私だけ?」Bは壁を叩きながら思った。Bの着ている服は間違いなく飲み会で来ていた服だ。ただしバッグも携帯もない。
「起きたか。しかしうるさいな。ガミガミ女の轡がよく似合うな。」と見知らぬ男の声がしてドアが開いた。Aは一目散にドアの方へ走った。しかし、向こう側の部屋のドアは手にかぶされた球のせいで回すことができなかった。
「そんなことよりここがどこか知りたくないかね?拷問部屋だ。素敵だろ?」と男は嬉しそうに言った。
「ほら、こいつは俺の下僕だ。まだ盛んでな。」
もう一人の男はどうもマスクをつけていて顔はわからなかったが、この前行方不明になった男のようだった。男は全裸で貞操帯をつけていた。
「ここからだして」とBは轡のせいで不明瞭だったが言った。
「ここから出してほしいのか?」
「殺そうという気はないよ。ただ俺の拷問器具たちを試してみたいだけだよ。向こうの部屋にはCもいるぞ。」
「だ し て」
Bは力の限り暴れた。
「うおっ女って思ったより強いな。」
そういうと男はBに注射をした。
「痛っ」
Bの意識はすぐに遠のいた。
つぎに目覚めたときはCも一緒にいた。Bは晒し台で手と足を拘束されていた。Cは樽の中に入れられて頭だけを出していた。今度は全裸になっていた。しかし羞恥心よりも恐怖心が勝っていた。
「せっかく二人捕まえたからな。もっと拘束具で遊ばせてくれ。そしておとなしくしてたら轡は外してやる。俺は性器には興味ないから安心してくれ」男は嬉々として言った。
「さあ、お前からだ。」
Bはおとなしく男に従った。Bは天井につながれたうえでバイオリンでも弾くように腕を前に持ってくる形で拘束された。
「ものたりんな。」と言ってBの股にとげが放射状に取り付けられた歯車がついた貞操帯をつけた。
Bは、がに股で立たないとイガイガしてしまうようになった。
「C、さっきのし返した。」というとBに大きなアルファベットのAのような形をした拘束具で拘束した。「じきに苦しくなる。大いに反省しろ。」と男は言った。
Bは男の態度に腹が立ち、後ろからけりを入れた。
「せっかくの楽しみをよくもやってくれたな。二人とも後悔させてやる。」そう言って二人に注射すると男は部屋を出て行った。
「ねえ。」とCがいった。
「なに」
「早く出たい。」不明瞭だったがCはそういったようだった。
「大人しくするしかなさそうね」
会話をして意識を保つつもりだったが二人とも寝てしまった。
こんどは天井の滑車鎖が垂れている以外何もない部屋で後手で拘束衣のようなのを着せられていた。下半身はむき出しにされていた。脚はベルトで拘束されて動かすことができなかったが、ガミガミ女とかいう轡は取られていてBは話すことができた。
「ねえ、C、起きてよ」
「んん?わたしたちまだここにいるのね。」
「さっきあの男後悔させてやるって言ってたね。」
「一生返さないつもりだったり?」
「怖いこと言わないでよ」
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「気分はどうだい?」と男はニヤニヤしながら聞いた。
「気持ちよくなんかないわ。なんか出そうで気持ち悪いわ。いったい何がしたいのよ。」とAは男の問いに不快そうに答えた。
「すぐにわかるさ」と男はBに言った。
「嫌あ!やめて!!」Cも同様のことをされていた。
男たちはBとCにフックを入れ終わると、フックを滑車から垂れた天井の鎖とつないだ。BとCはおたがい釣り合うようにされ、普通に立つには少し短く、つま先立ちをしないと肛門がフックに引っ張られる形にされた。
もうフックの異物感は擦れる痛みへと変わっていた。
ずっとつま先立ちを続けられるわけもなくBは踵を下ろしてしまった。
「B!痛い!」
「ごめんなさい。」
「ははは。お互いに苦しみ合え。」と男は笑いながら言った。
「お前たち、俺への謝罪はないのか?」
「ごめんなさい。」とBは言った。
「許してください。」とCも言った。
男と下僕は再びガミガミ女の轡をつけると二人の拘束衣を脱がせた。
「まだ許す気にはなれない。しばらくそのまま苦しむといい。ガミガミ女の轡よく似合ってるぞ。ほら鍵だ。」と男は言って鍵をぎりぎり届くか届かないかの位置に置き、部屋を出て行った。
「ねえ、B、わたし鍵を取ってみたいんだけどいい?」
「いいけど」
そういうとCは「ふぅう…んん…」うなりながら鍵まで足を延ばした。「C!痛い!」
「我慢して。私も痛いのよ。」
二回目には鍵を取るのに成功した。
「やったBとれたよ」とCは言って鍵を試した。
「え?この鍵ちがうじゃん。あのくそ男。どこも全然合わない」
「合わない鍵を置いていったってこと?」
「ひど~い」
「私たちが何したっていうのよ!!」
そんなことを言っていたが二人とも肛門のフックもつま先立ちもつらくなり、どちらともく泣き出していた。
「やっと反省したようだな。」といいながら下僕が拷問部屋に入ってきた。下僕は二人を吊り上げている鎖を緩めて下ろした。Bはフックを外そうとして滑車の真下でつま先立ちをしたが深くて取れなかった。
「そんなことをしたって無駄だよ。ほら水だ。だんな様からだ。」と下僕が二人に水を差しだした。Cはのどが渇いていたのか何も考えずに一気に飲み干した。
「何この水。苦いじゃない。」Cはそう文句を言うとすぐに眠りこけた。Cはだらりと体を曲げたままつられる格好になった。
「あなたは誰なの?」Bは水に口をつける前に聞いた。
「俺はだんな様の下僕だ。他のことはもう忘れてしまった。」と下僕は言った。
「あなたは敵なの?味方なの?」とBは尋ねた。
「味方だよ。同じ立場だろ?」と下僕は言ってニヤリとした。
「味方ならここから降ろしてよ。おろしてくれたらなんでもするわ。」
「ああ降ろすよ。約束は絶対だぞ?」そう言って下僕は笑いかけた。
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やって??ふと下僕の股間に目をやると起っていた。
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「いいわ」この変な部屋から出られるならばとBはおもった。Bは一気に水を飲んで眠った。
下僕がBに手をかけた。
行為の真っ最中、男が拷問部屋に入ってきた。
「風呂に入ってくるといいながら何やってんだ。」
「欲動に駆られてつい…」
「お前たちお仕置きだ。」そういうと男は二人に注射を刺した。
「ん?」また動けなかった。
真っ暗で何も見えなかった。
おしりを思いっきり突き出した形で四つ這いになっていた。
しかも四肢は曲げた状態でベルトで留められていて延ばすことができなくなっていた。
まだ何かいれられてるのか肛門の違和感はまだ消えていなかった。また鉄の轡がされている。
「ちょっと!話が違うじゃん」Bは姿の見えない下僕に向かって言った。
「う、うぅ…」
いや、下僕はいる。轡をかまされていて何かをされているのかうなり声をあげている。
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「Cは?」Cの姿が見えなかった。
「もう返した。お前は置いて逃げるつもりだっただろ?友情なんてあったもんじゃないな。Cにはちゃんと伝えておいたぞ。」
男が電気をつけた。
下僕もBと同じように四つ這いになっていた。下僕は睾丸を後ろから挟まれていて立ちたくても立てないようだった。口枷をされた下僕の口からは本物よりも立派な男根が飛び出していた。
「貴様、その玉の板を外してほしいだろ?」
下僕は必死の形相で男を見た。
「求められていることはわかるだろ?」と男は言ってBの肛門に入れていたものを無造作にとった。
「んん…」Bは気持ち悪さのあまり声を出した。
下僕は必死でBめがけて這ってきた。Aは下僕から逃げようとしたが、四肢を曲げられていては圧倒的に不利だった。「やめて」とBは轡をされた口で必死に言った。
Bは懸命に尻穴を締めたり尻を振って挿入されまいとしたが
下僕は容赦なくAの肛門に口から伸びた棒を挿入した。
「痛い。やめて!!ぎゃー!!」Bは喚いた。
Bの喚きもむなしく男根は挿入されてしまった。
「そうだ。頭を前後させろ。」男は息を荒げて興奮しながら言った。
その言葉にこたえて下僕は頭を前後させた。
大便が前後しているような違和感がBの直腸を走った。
「あ、あぁ…」
声を出すつもりなどなかったが気持ち悪さと快感が入り混じりAは思わず声を出した。
Bはハッと目が覚めた「ここは?夢?」
Bは辺りを見回した。
「家?」
なじみの家具が並んでいた。
「やっと帰れた…」とBは安堵の気持ちをつぶやいた。
現実感は全くなかったがあの肛門が擦れた感覚はありまだひりひりとしていて現実であったことを思い知らされた。
携帯にはCからの着信が何件もあった。
電話をかけると、Cは警察には言わなかったと話した。Bも警察には言わないことにした。説明するのが嫌だから…
Cはあの裏切りのことは気にしてないと話していた。
しかし、あの一件以来Bともほかの飲み仲間ともだんだん疎遠になってしまった。
Bは仕事もやめてしまった。
しかし、Bはなぜか無性にあの場所に行きたいという欲求が高まっていた。
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