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情報収集の旅へ
153.山の天候は変わりやすいんだよね
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ルイがくれた飾り紐は剣の護符らしいから、俺の短剣につけてもらった。あまり出番はないかもだけど、なんとなく達人の武器みたいだ。かっこいい!
歩き出せば結構すぐに魔物と遭遇する。
遭遇率は、俺が初めてルイと会ったときと同じくらいかな。多すぎるわけじゃないけど、それなりにっていうか。
「イクミ!」
「はい!」
俺も意外と戦いには参加してる。俺のほうを見ていなくても、打てって指示が飛んでくるんだもん。そんでもって、こういうときはタメ語じゃなくて、つい「はい」って言っちゃう。なんでかな。よくわからないけど、「うん」より気合入るんだよな。
ヴァンは俺をあまり意識せず、ガンガン攻めていく感じだけど、ルイは俺によく声をかけてくれる。助けてもらったとき、ひぃひぃ言いながらしゃがみこんで怯えてた俺が、今はルイと一緒に戦ってるっていうのがなんていうか不思議だよ。しかも、まったく意図してなかった弓矢なんて扱っちゃってさ。
「ルイとイクミに戦わせて、オレはイクミの安全に気を配ってればいいのかもしれないって気になってきた……」
仕留めた魔物を捌きながら、ヴァンがふとつぶやいた。
「なんでだよ。好きに動いていいってば」
「うん。そう思っただけで、オレは攻撃したいからしちゃうんだけどね」
ヴァンって結構好戦的だよね。身体能力も魔法攻撃もすごいんだから、力を持て余しちゃうのかもしれない。その割に村では自警団所属ってわけでもなかったのが不思議。
どうやらヴァンの師匠がやっていた仕事を引き継いだら、自警団に割く時間がなかったみたいなんだけどね。
「イクミのことは俺がずっと見てるから」
「あ……うん、ありがと……」
魔物に襲われないように見守ってるって意味なのはわかってるのに、心臓がピョンって跳ねたみたいだった。本当にいつも突然こういうこと言うから、俺が挙動不審になるんだよ。もうやだ……俺ばっか意識しててさぁ。
捌いた肉はヴァンが軽く処理をして、マジックバッグへ収納していく。ルイとは違って、魔法なのか魔力コントロールなのかよくわからない方法で余剰魔力を抜いてるみたいだ。
「さてぇ、サクサク進もうか」
「渓谷周辺ってアップダウンあるから、歩いてるようで全然進んでないみたい」
「そうだな。イクミはそういうのわかるのか?」
「わかってるってほどじゃないんだ……登山、えっと山を登って自然を楽しむみたいな趣味があったから、雰囲気だけね。歩いても標高差の距離だけで、地点地点の距離はなかなか進まないってのはわかるよ」
そんな話をしながら歩いていたら、ポツポツと雨が降ってきてあっという間に土砂降りになった。2人はいつも通りそこまで慌ててなかったけど、俺はもうばたばただよ。
マントがあったって、土砂降りじゃ薄い革で防ぎきれない。フードをかぶっても、隙間から服に染みてきて冷えちゃってさ。
「ああ、ほらほら、もっと前閉めて。魔導具は? つけてないの? だめだよ、スイッチ入れて? そしたら少し水分飛ばしてあげるから」
ヴァンがオカンみたいになってる。いやまあ、うちの母親はこんなタイプではなかったけど。
「ううう……前見えないよ」
「このロープをベルトに繋いどけ。魔物が出たら基本ヴァンに任せる」
「了解」
村にいたときは、強い雨なら外での練習は延期になったり別メニューになったりしてたからな。小雨ならやってたけど……土砂降りでも構わずになんかやる練習しとけばよかった。
ていうか、旅を意識した鍛錬になってから、微妙に雨の日が少なかったんだよね。周りは雪だったし。だから、こういうのが練習不足なんだ。
「め……迷惑、かけてごめんね」
「そんなことないから」
「自然のことは俺たちにはコントロールできることじゃない。イクミは気にするな。それより、冷えてないか?」
「少し。でも乾かしてもらったからなんとか……」
こんな気候にも体温調節の魔導具が活躍するんだな。思ってもみなかった。だって歩いてたら暑いくらいだったから想定外だったよ。
もうね、しっかり身体の前までマントを重ねて留めてるから、何か出ても俺は戦えないの。フードも目深にかぶってるせいで、頼ってる目視もできないし。
「ルイとロープで繋げちゃったら、ルイが危なくない?」
「ヴァンがいるから気にするな」
「でも俺が荷物になっちゃって、ルイ逃げられないかもよ?」
「担ぐから大丈夫だ」
「か、つぐ……」
俵みたいに担がれてる俺が頭に浮かんだ。うん……まあ、ルイが無事ならいい、か。
でも歩きだしてすぐ「これめちゃめちゃ怖い!」って思った。一応ルイは俺の歩くスピードには合わせてくれていて、ロープが引っ張られることはなかったんだけど、よく見えないってやばいね。
それに雨音がすごくて恐怖感を煽る。
「このまま天気が回復しなさそうなら早めに野営準備しよう。雨宿りにもなるところ探してみるからさ」
「そうだな。イクミにはきついだろうから、安全そうなとこを頼む」
2人が大きな声で話してくれて俺は顔を上げたけど、フードを伝って水が滝みたいに流れてくるからどうしようもなくて……「任せる」とだけ叫んだ。
この雨音の中、俺にはかなりくっきりと2人の声が聞こえていた。肉声は聞こえてないはずだけど、魔導具のおかげなんだろうなぁ。相手に伝えたいという意思と、発声してるっていうなにかの波長をトリガーにしてるっぽいこの魔導具、ホントに意味わからん。俺の声も魔導具のおかげで2人に伝わっているなら、叫ばなくてもいいんじゃないかな、とか思うけど……。
それにしても……なんていうか、俺ってこういうのも想像できなかった間抜けだなって反省したよ。
そりゃあね、雨の中でキャンプしたことはあるけど、それって止むまでテントの中にいるだけなわけ。登山中に雨が降ったこともある……けど、ビバーク──緊急野営──するほどの目にあったこともなかった。それに山荘とかも一定距離にあるんだから、こういうのとは違うよな。
一応、キャンプ用のザックには軽い雨具は入ってるんだ。でもあのイベントのときの天気予報は、連日晴れ時々曇りだったし、本格的な雨具は持ってこなかったんだよね。
そんな状態で、はじめの頃の俺は1人で旅するつもりだったとか……自殺行為すぎる。長く旅をするなら雨もあれば、もしかしたら嵐もあるだろうし、逆にカンカン照りが続くこともあるよな。
そりゃ、俺みたいな物知らずが、1人で手がかりを探しに行くとか言い出したら、ルイも心配するだろうよ。魔物だって出るんだし……。
「ルイ! あっちの方に、いい感じのえぐれた崖あるっぽい。少しだけ方向違うけど」
「方向はずれても戻ればいいから、雨を防げる安全なとこに野営しよう」
「じゃあ、こっち!」
「イクミ、大丈夫か? 右手に進むぞ」
「わかった!」
なんとかルイが軽くロープで示してくれる方向に足を進めて、俺は2人に着いていった。ロープ繋ぐとか散歩の犬みたいだなって最初は少し思ったけど、今の俺はもう必死で……命綱にしか思えなくなってた。
歩き出せば結構すぐに魔物と遭遇する。
遭遇率は、俺が初めてルイと会ったときと同じくらいかな。多すぎるわけじゃないけど、それなりにっていうか。
「イクミ!」
「はい!」
俺も意外と戦いには参加してる。俺のほうを見ていなくても、打てって指示が飛んでくるんだもん。そんでもって、こういうときはタメ語じゃなくて、つい「はい」って言っちゃう。なんでかな。よくわからないけど、「うん」より気合入るんだよな。
ヴァンは俺をあまり意識せず、ガンガン攻めていく感じだけど、ルイは俺によく声をかけてくれる。助けてもらったとき、ひぃひぃ言いながらしゃがみこんで怯えてた俺が、今はルイと一緒に戦ってるっていうのがなんていうか不思議だよ。しかも、まったく意図してなかった弓矢なんて扱っちゃってさ。
「ルイとイクミに戦わせて、オレはイクミの安全に気を配ってればいいのかもしれないって気になってきた……」
仕留めた魔物を捌きながら、ヴァンがふとつぶやいた。
「なんでだよ。好きに動いていいってば」
「うん。そう思っただけで、オレは攻撃したいからしちゃうんだけどね」
ヴァンって結構好戦的だよね。身体能力も魔法攻撃もすごいんだから、力を持て余しちゃうのかもしれない。その割に村では自警団所属ってわけでもなかったのが不思議。
どうやらヴァンの師匠がやっていた仕事を引き継いだら、自警団に割く時間がなかったみたいなんだけどね。
「イクミのことは俺がずっと見てるから」
「あ……うん、ありがと……」
魔物に襲われないように見守ってるって意味なのはわかってるのに、心臓がピョンって跳ねたみたいだった。本当にいつも突然こういうこと言うから、俺が挙動不審になるんだよ。もうやだ……俺ばっか意識しててさぁ。
捌いた肉はヴァンが軽く処理をして、マジックバッグへ収納していく。ルイとは違って、魔法なのか魔力コントロールなのかよくわからない方法で余剰魔力を抜いてるみたいだ。
「さてぇ、サクサク進もうか」
「渓谷周辺ってアップダウンあるから、歩いてるようで全然進んでないみたい」
「そうだな。イクミはそういうのわかるのか?」
「わかってるってほどじゃないんだ……登山、えっと山を登って自然を楽しむみたいな趣味があったから、雰囲気だけね。歩いても標高差の距離だけで、地点地点の距離はなかなか進まないってのはわかるよ」
そんな話をしながら歩いていたら、ポツポツと雨が降ってきてあっという間に土砂降りになった。2人はいつも通りそこまで慌ててなかったけど、俺はもうばたばただよ。
マントがあったって、土砂降りじゃ薄い革で防ぎきれない。フードをかぶっても、隙間から服に染みてきて冷えちゃってさ。
「ああ、ほらほら、もっと前閉めて。魔導具は? つけてないの? だめだよ、スイッチ入れて? そしたら少し水分飛ばしてあげるから」
ヴァンがオカンみたいになってる。いやまあ、うちの母親はこんなタイプではなかったけど。
「ううう……前見えないよ」
「このロープをベルトに繋いどけ。魔物が出たら基本ヴァンに任せる」
「了解」
村にいたときは、強い雨なら外での練習は延期になったり別メニューになったりしてたからな。小雨ならやってたけど……土砂降りでも構わずになんかやる練習しとけばよかった。
ていうか、旅を意識した鍛錬になってから、微妙に雨の日が少なかったんだよね。周りは雪だったし。だから、こういうのが練習不足なんだ。
「め……迷惑、かけてごめんね」
「そんなことないから」
「自然のことは俺たちにはコントロールできることじゃない。イクミは気にするな。それより、冷えてないか?」
「少し。でも乾かしてもらったからなんとか……」
こんな気候にも体温調節の魔導具が活躍するんだな。思ってもみなかった。だって歩いてたら暑いくらいだったから想定外だったよ。
もうね、しっかり身体の前までマントを重ねて留めてるから、何か出ても俺は戦えないの。フードも目深にかぶってるせいで、頼ってる目視もできないし。
「ルイとロープで繋げちゃったら、ルイが危なくない?」
「ヴァンがいるから気にするな」
「でも俺が荷物になっちゃって、ルイ逃げられないかもよ?」
「担ぐから大丈夫だ」
「か、つぐ……」
俵みたいに担がれてる俺が頭に浮かんだ。うん……まあ、ルイが無事ならいい、か。
でも歩きだしてすぐ「これめちゃめちゃ怖い!」って思った。一応ルイは俺の歩くスピードには合わせてくれていて、ロープが引っ張られることはなかったんだけど、よく見えないってやばいね。
それに雨音がすごくて恐怖感を煽る。
「このまま天気が回復しなさそうなら早めに野営準備しよう。雨宿りにもなるところ探してみるからさ」
「そうだな。イクミにはきついだろうから、安全そうなとこを頼む」
2人が大きな声で話してくれて俺は顔を上げたけど、フードを伝って水が滝みたいに流れてくるからどうしようもなくて……「任せる」とだけ叫んだ。
この雨音の中、俺にはかなりくっきりと2人の声が聞こえていた。肉声は聞こえてないはずだけど、魔導具のおかげなんだろうなぁ。相手に伝えたいという意思と、発声してるっていうなにかの波長をトリガーにしてるっぽいこの魔導具、ホントに意味わからん。俺の声も魔導具のおかげで2人に伝わっているなら、叫ばなくてもいいんじゃないかな、とか思うけど……。
それにしても……なんていうか、俺ってこういうのも想像できなかった間抜けだなって反省したよ。
そりゃあね、雨の中でキャンプしたことはあるけど、それって止むまでテントの中にいるだけなわけ。登山中に雨が降ったこともある……けど、ビバーク──緊急野営──するほどの目にあったこともなかった。それに山荘とかも一定距離にあるんだから、こういうのとは違うよな。
一応、キャンプ用のザックには軽い雨具は入ってるんだ。でもあのイベントのときの天気予報は、連日晴れ時々曇りだったし、本格的な雨具は持ってこなかったんだよね。
そんな状態で、はじめの頃の俺は1人で旅するつもりだったとか……自殺行為すぎる。長く旅をするなら雨もあれば、もしかしたら嵐もあるだろうし、逆にカンカン照りが続くこともあるよな。
そりゃ、俺みたいな物知らずが、1人で手がかりを探しに行くとか言い出したら、ルイも心配するだろうよ。魔物だって出るんだし……。
「ルイ! あっちの方に、いい感じのえぐれた崖あるっぽい。少しだけ方向違うけど」
「方向はずれても戻ればいいから、雨を防げる安全なとこに野営しよう」
「じゃあ、こっち!」
「イクミ、大丈夫か? 右手に進むぞ」
「わかった!」
なんとかルイが軽くロープで示してくれる方向に足を進めて、俺は2人に着いていった。ロープ繋ぐとか散歩の犬みたいだなって最初は少し思ったけど、今の俺はもう必死で……命綱にしか思えなくなってた。
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