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異世界生活編
134.しれっと浄化できちゃったり村のことを考えたり……
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ドマノンさんの料理教室から1週間ほど経ったんだけど、俺はとうとう浄化を習得した。
ていうかね、何度も繰り返しててあれ? と思ったらできちゃってるから、生活魔法の練習はいつも劇的な感じがないんだよな。つまんない……。
とはいえ俺の浄化は、他人にしてあげたり物を洗ったりはできてなくて、自分の身体をきれいにするだけね。いや、本当はそれだけでもすごいんだけど!
「マジ難しかった。仕組みは理解しててもコントロールがさぁ。それにまたしばらく練習できないのがね……」
「そうみたいだね。イクミに魔力がたっぷりあったら結構早かったんだろうけど。いや、でもその魔力量だと結構ギリギリだろうからすごいと思うよ」
「弓のおかげだよ。水魔法と相性いいもん、この子」
料理するときやくつろいでいるとき以外は、ほとんど弓を持ち歩くようになったもんね。デカいけど慣れればそんなに気になるもんでもないかなって感じ。それもこの世界だからだよなとは思うけど。
「でも、出来てると言ってもらったとはいえ、ルイがやってくれたほうがスッキリするんだよなぁ」
「えー? 気持ち次第なんじゃない?」
「そうだぞ、自信持て」
「そういうことなのかねぇ……でもどうせルイには頼むしね。迷惑じゃないって言ってたし」
「それは構わない」
ヴァンがまたそうやって甘やかしてとかブツブツ言ってるけど、だってまだ魔力量の問題で、毎日自分でできるわけじゃないんだからしょうがないじゃんね。魔力の回復は食材のおかげで前より早くなってきてるけどさ。
それに考えてみると、矢筒に魔力を流して矢を回収するのを頻繁にするとなると、あんまり自由に使える魔力がないと思うんだよ。じわじわと魔力も増えてはいるみたいだけどさ。
思うんだよっていうのは……村の中での練習では俺の魔力で矢の回収をしてないから。
裏の広場では近いから自分の手で回収してるし、見晴らし台からやったときは、ルイが魔力を流してくれちゃうっていうサービス付きというかなんというか。いや、それは俺の浄化の練習のために魔力温存だったからなんだけど。
「矢の回収も自分でやったほうがいいよねぇ?」
「いや、まだ1回しかできてないから、浄化の練習をもっと重ねたほうがいいね。矢筒に魔力を流すのは何も考えないでできると思うから」
「そうなんだ……簡単? 俺でも?」
「ああ。魔導具のランプをつけるときみたいな感じで、だが、あれより少し意識を向けるようなもんだな」
ってことで、俺の魔力はまだまだ浄化の練習に使うことに決定。
もうね、毎日魔力抜きしてない魔物肉食べるのも当たり前になってきたよ。あの実験の時みたいな量はとても無理だけど、その分毎日食べてこまめな補給ってやつかな。
おかげで半分の魔力を使っても3日で回復するようになった。最初はもっと少ない量の回復でも1週間はかかってたからめっちゃ早くなったように感じる。
というか、この世界に魔力ゼロで迷い込んでから、少し魔力溜まってるよって言われるまでがものすごく長かったよね。
「弓の命中率に関してはほとんど心配ないようになってきたし、ヴァンも前に言ってたが……本音を言えば魔力が増えて身体強化に回せると威力があがるんだがな」
「それはどのくらいかかるんだろうね……」
身体強化できたら、ルイみたいに高くジャンプしたり大きな力が出せたりするんだろうな……。それはちょっとだけ憧れるけど、子ども未満の魔力量の俺じゃあねぇ。
「いや……まあ、使う魔力の量を調節すればできないことはないはずなんだがな。ただ調節を間違えれば今の量だと疲れて終わる可能性もあるからな」
「浄化がもうちょい安定してできるようになったら、またヴァンに相談しながらかな?」
「そうだねぇ。旅立つ前に少し基礎だけでもできるといいと思うよ」
最近は身体系の鍛錬が安定してるから、どうしても話題が魔力系になってきちゃうんだよね。でも弓だって上を目指そうと思えばいくらでも練習は難しくできるから、そういうのも2人と相談しつつやってるって感じ。
前にも言ってたけど、筋トレについては筋肥大より使える筋肉を目指すってことで、やたらと負荷を上げるってわけじゃないんだってさ。そのへんは俺にはちょっと差がわからないからおまかせコースだ。
ここに魔力での身体強化が乗るってのが前提なんだろうなとは思うんだけど、できないもんはしょうがないよね。
「そういえば俺の2回目の演習がそろそろなんでしょ? 上に行ってたガルフさんなんかも帰ってくる?」
「そうだな。近々戻ってくるんじゃないか?」
「いよいよ本格的な村の春なんだね」
村の中は結界のおかげで十分春だったけど、外はまだ雪や氷が残ってるところも沢山あるんだもんね。みんなが無事に戻ってきてくれるといいなって思う。
渓谷の反対側は切り立った高い山になっていて、あっちの上の方は万年雪だそうだ。強い魔物もいるっぽいんだけど、深くて大きな渓谷を飛んでまでは来ないのか、誰も討伐には行かない。
わざわざ危険に踏み入れには行かないで、ひっそりと村の周辺を守るって感じなんだろうね。細く長く村を維持するにはそういうのも大事だと思う。
ただ、魔核持ちの討伐なんかで冒険者が高山に行くことはあるみたい。反対側だからそこまで大袈裟に注意してるわけじゃないみたいだけど、そういうときは流れでこの村に来ないようにって少しピリピリするみたいだね。
なんか不思議だよ。こんなにいい人しかいない村なのに、よそ者に対してすごく警戒してる。その割に、村長は元々外部の人だし、俺にもこんなに良くしてくれるってのがね。
「どうした?」
「あ……ごめん、いろいろ考え込んでた。ここって不思議な村だよなって」
「そうか。確かにそうだな。これは聞いた話だが、ここはそれこそ竜人族が滅びたあと、かなり初期にできた人族の村の一部らしい……正確には上の神殿遺跡の周り、な。守護者との関わりも強かったらしいんだが、まあ、諍いもあったようだな。そういったことから残った人たちで隠れるように作った村みたいだ。今の村長の前に村長してた人が詳しかったんだ……昔話みたいに聞かせてくれたことがある。今かなり若いやつら以外は昔話として知ってるんじゃないか?」
「オレも先代の話聞くの好きだったよ」
「今は先代の村長いない……よね?」
たまに話に出てくる先代村長だけど、紹介されたことないからそういうことなんだよね?
「ああ。俺がガキの当時でも相当な爺さんだったからなぁ。でもあの人が今の村長に惚れ込んで、頼みに頼み込んで村長を継いでもらったらしい。他の人からは文句も出なかったらしいけど……村長は今から自分が引退するときは村の誰に座を返そうか悩んでるな」
村長もサディさんもびっくりしただろうねぇ……。今の俺みたいに『なんでよそ者の自分に?』ってなったかもしれないよな。
「人を見る目がすごいんだ。本質を見抜くっていう才能なんだろうなぁ。多分、先代もな。だから文句も出ない。……イクミが悪いやつだったら、子どもだったとしても村長から相当教育入ったと思うぞ?」
「……はは。セーフだったね」
「ルイが言うと実感がこもっ……痛いってば」
また余計なこと言ってヴァンが殴られてるや。もう恒例行事みたいなもんだね。
ていうか、そもそも子どもと認識されてなかったらルイに助けてももらえてないし、村に連れて行ってももらえてないんだから悔しいけどラッキーだった。
今となっちゃ、中身は合格ってことだろ? それは素直に嬉しいよな。
ていうかね、何度も繰り返しててあれ? と思ったらできちゃってるから、生活魔法の練習はいつも劇的な感じがないんだよな。つまんない……。
とはいえ俺の浄化は、他人にしてあげたり物を洗ったりはできてなくて、自分の身体をきれいにするだけね。いや、本当はそれだけでもすごいんだけど!
「マジ難しかった。仕組みは理解しててもコントロールがさぁ。それにまたしばらく練習できないのがね……」
「そうみたいだね。イクミに魔力がたっぷりあったら結構早かったんだろうけど。いや、でもその魔力量だと結構ギリギリだろうからすごいと思うよ」
「弓のおかげだよ。水魔法と相性いいもん、この子」
料理するときやくつろいでいるとき以外は、ほとんど弓を持ち歩くようになったもんね。デカいけど慣れればそんなに気になるもんでもないかなって感じ。それもこの世界だからだよなとは思うけど。
「でも、出来てると言ってもらったとはいえ、ルイがやってくれたほうがスッキリするんだよなぁ」
「えー? 気持ち次第なんじゃない?」
「そうだぞ、自信持て」
「そういうことなのかねぇ……でもどうせルイには頼むしね。迷惑じゃないって言ってたし」
「それは構わない」
ヴァンがまたそうやって甘やかしてとかブツブツ言ってるけど、だってまだ魔力量の問題で、毎日自分でできるわけじゃないんだからしょうがないじゃんね。魔力の回復は食材のおかげで前より早くなってきてるけどさ。
それに考えてみると、矢筒に魔力を流して矢を回収するのを頻繁にするとなると、あんまり自由に使える魔力がないと思うんだよ。じわじわと魔力も増えてはいるみたいだけどさ。
思うんだよっていうのは……村の中での練習では俺の魔力で矢の回収をしてないから。
裏の広場では近いから自分の手で回収してるし、見晴らし台からやったときは、ルイが魔力を流してくれちゃうっていうサービス付きというかなんというか。いや、それは俺の浄化の練習のために魔力温存だったからなんだけど。
「矢の回収も自分でやったほうがいいよねぇ?」
「いや、まだ1回しかできてないから、浄化の練習をもっと重ねたほうがいいね。矢筒に魔力を流すのは何も考えないでできると思うから」
「そうなんだ……簡単? 俺でも?」
「ああ。魔導具のランプをつけるときみたいな感じで、だが、あれより少し意識を向けるようなもんだな」
ってことで、俺の魔力はまだまだ浄化の練習に使うことに決定。
もうね、毎日魔力抜きしてない魔物肉食べるのも当たり前になってきたよ。あの実験の時みたいな量はとても無理だけど、その分毎日食べてこまめな補給ってやつかな。
おかげで半分の魔力を使っても3日で回復するようになった。最初はもっと少ない量の回復でも1週間はかかってたからめっちゃ早くなったように感じる。
というか、この世界に魔力ゼロで迷い込んでから、少し魔力溜まってるよって言われるまでがものすごく長かったよね。
「弓の命中率に関してはほとんど心配ないようになってきたし、ヴァンも前に言ってたが……本音を言えば魔力が増えて身体強化に回せると威力があがるんだがな」
「それはどのくらいかかるんだろうね……」
身体強化できたら、ルイみたいに高くジャンプしたり大きな力が出せたりするんだろうな……。それはちょっとだけ憧れるけど、子ども未満の魔力量の俺じゃあねぇ。
「いや……まあ、使う魔力の量を調節すればできないことはないはずなんだがな。ただ調節を間違えれば今の量だと疲れて終わる可能性もあるからな」
「浄化がもうちょい安定してできるようになったら、またヴァンに相談しながらかな?」
「そうだねぇ。旅立つ前に少し基礎だけでもできるといいと思うよ」
最近は身体系の鍛錬が安定してるから、どうしても話題が魔力系になってきちゃうんだよね。でも弓だって上を目指そうと思えばいくらでも練習は難しくできるから、そういうのも2人と相談しつつやってるって感じ。
前にも言ってたけど、筋トレについては筋肥大より使える筋肉を目指すってことで、やたらと負荷を上げるってわけじゃないんだってさ。そのへんは俺にはちょっと差がわからないからおまかせコースだ。
ここに魔力での身体強化が乗るってのが前提なんだろうなとは思うんだけど、できないもんはしょうがないよね。
「そういえば俺の2回目の演習がそろそろなんでしょ? 上に行ってたガルフさんなんかも帰ってくる?」
「そうだな。近々戻ってくるんじゃないか?」
「いよいよ本格的な村の春なんだね」
村の中は結界のおかげで十分春だったけど、外はまだ雪や氷が残ってるところも沢山あるんだもんね。みんなが無事に戻ってきてくれるといいなって思う。
渓谷の反対側は切り立った高い山になっていて、あっちの上の方は万年雪だそうだ。強い魔物もいるっぽいんだけど、深くて大きな渓谷を飛んでまでは来ないのか、誰も討伐には行かない。
わざわざ危険に踏み入れには行かないで、ひっそりと村の周辺を守るって感じなんだろうね。細く長く村を維持するにはそういうのも大事だと思う。
ただ、魔核持ちの討伐なんかで冒険者が高山に行くことはあるみたい。反対側だからそこまで大袈裟に注意してるわけじゃないみたいだけど、そういうときは流れでこの村に来ないようにって少しピリピリするみたいだね。
なんか不思議だよ。こんなにいい人しかいない村なのに、よそ者に対してすごく警戒してる。その割に、村長は元々外部の人だし、俺にもこんなに良くしてくれるってのがね。
「どうした?」
「あ……ごめん、いろいろ考え込んでた。ここって不思議な村だよなって」
「そうか。確かにそうだな。これは聞いた話だが、ここはそれこそ竜人族が滅びたあと、かなり初期にできた人族の村の一部らしい……正確には上の神殿遺跡の周り、な。守護者との関わりも強かったらしいんだが、まあ、諍いもあったようだな。そういったことから残った人たちで隠れるように作った村みたいだ。今の村長の前に村長してた人が詳しかったんだ……昔話みたいに聞かせてくれたことがある。今かなり若いやつら以外は昔話として知ってるんじゃないか?」
「オレも先代の話聞くの好きだったよ」
「今は先代の村長いない……よね?」
たまに話に出てくる先代村長だけど、紹介されたことないからそういうことなんだよね?
「ああ。俺がガキの当時でも相当な爺さんだったからなぁ。でもあの人が今の村長に惚れ込んで、頼みに頼み込んで村長を継いでもらったらしい。他の人からは文句も出なかったらしいけど……村長は今から自分が引退するときは村の誰に座を返そうか悩んでるな」
村長もサディさんもびっくりしただろうねぇ……。今の俺みたいに『なんでよそ者の自分に?』ってなったかもしれないよな。
「人を見る目がすごいんだ。本質を見抜くっていう才能なんだろうなぁ。多分、先代もな。だから文句も出ない。……イクミが悪いやつだったら、子どもだったとしても村長から相当教育入ったと思うぞ?」
「……はは。セーフだったね」
「ルイが言うと実感がこもっ……痛いってば」
また余計なこと言ってヴァンが殴られてるや。もう恒例行事みたいなもんだね。
ていうか、そもそも子どもと認識されてなかったらルイに助けてももらえてないし、村に連れて行ってももらえてないんだから悔しいけどラッキーだった。
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