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異世界生活編
31.トレーニングの合間の休憩
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とりあえず、俺らは村長の家まで戻ってきた。戻るまでの間にいろんな人から声かけられて俺はもうずっとペコペコしまくってたよ……。
「なんか違う意味で、疲れた気がする」
「話題の中心だな」
「倒れたって話ででしょ! 嬉しくない……」
村長とサディさんは外出中みたいだ。サディさんはまだ畑かな、それか、ラキさんと薬の作業場かもしれないか。俺も薬作りはいつかちょこっと覗かせてもらいたいな。
ヴァンさんも勝手知ったるって感じで村長の家なのにくつろいでる。ていうか、帰らないのか? 俺の夕方のトレーニングにまで付き合うつもりなのかな。
「ヴァン、勝手にうちの夕飯に手をつけるな」
振り返るとヴァンさんが大鍋の蓋を開けてる。
本当に我が家みたいに振る舞うんだねってちょっと笑っちゃう。ルイの兄貴分ってことは実際我が家みたいに育ってきたのかもしれない。
あの煮込みはやたら美味しかったから気持ちはわかるよ。朝も俺たちは食べたからこの辺匂い残ってるもんね。てか、ルイと俺が村に着いたとき、ヴァンさんは村の外だったからムシャーフ肉が貰えなかったのかもしれない……。結局ヴァンさんがごねてルイが少しだけならいいって言ったのか、ヴァンさんは小鍋によそって温めてる。しかも炭火を熾さないで鍋を両手で包んで魔法でやってる。さすが村一番の魔導士!
俺はと言えば、気持ちを切り替えようと水瓶の水をシェラカップに汲んで飲んでた。
帰り道でのあの生暖かい視線と励ましの声掛けが、なんていうか、思っていた以上に男のメンツをゴリゴリ削ってきたから。昨日は小さい子と頑張るもんとか思ったけど、やっぱ、ねぇ? ……って、むむぅという顔をしてたのをルイは見てたようだ。
「眉間にシワが寄ってる」
「あっ」
トンっとそこを突かれて俺は額を押さえた。
「さっきは、悪かったな。もう少しちゃんとイクミに合わせるべきだった」
「あ、えっと、ルイのせいじゃないよ……俺がひ弱だから……」
「でも、それでも、居心地悪くさせただろ?」
まあ、ちょっとね……俺、日本人だから『恥』ってのは気にしちゃうんだよね。
今まで鍛えたことなかったからしょうがないとは思うんだよ。誰でも『最初』があるもんだし最初からできる人なんていないし。でも頭で思うのと心は違うっていうか。俺っていい加減なのか完璧主義者なのかどっちなんだ……まあ、変なとこにこだわっちゃうのは認める……。
「居心地悪いとは違うよ。村の人はみんないい人たちだと思うし。俺が勝手に恥ずかしくなっちゃっただけ」
「そうか……でも、何かあったら言ってくれ」
「ん、ありがと。気持ち切り替えて頑張ろうって思ってるから大丈夫!」
俺に合わせてトレーニングしてたら、多分……出来る範囲でしかやらなくて成長がゆっくりすぎになる気がするんだよ。動けなくなるほど負荷かける必要はないと思うけど、せっかく付きっきりのコーチがいるんだから頑張らないとだよね。
それに、少しでも早く村長たちから村を出ていいって言われたい。
「えっと、筋力トレーニングはどこでするの?」
「ここの裏手の広場でいいんじゃないか? 基礎的なのしかしないつもりだから」
「室内じゃないんだ」
「トレーニングを室内で?」
ああ、こっちだと室内ではやらない感じなのか。そりゃそうか……ジムとかないもんな。中高でも運動部は外でトレーニングしてたんだったわ。俺は文化部系だったから見てただけだけど。
服の汚れもこっちだとあまり気にしなくても良さそうだしね。浄化魔法すごい。ただ、血液汚れはモノによって落ちないっぽいね。聞いたら、俺のパーカーの血が落ちなかったみたいに、本人の血は無理っぽいんだ。魔物とか他人の血が付着した場合は汚れ判定になるらしいんだけど。そういうの聞くと、魔法って万能ってんでもないんだなぁって思う。よくわからないけどなんか法則があるんだね。
俺も魔法が使えたらまずは水属性使いたいよ。お水も出せるし汚れキレイにできるし絶対便利だもん。
「あとどのくらいでトレーニングの時間?」
「イクミ次第? 今日はサディさんとなんかやるのか知らないけど」
「うわ、マジか」
俺も畑で夕飯の用意については特には言われなかったな……。まだ煮込みが残ってるからかもしれない。午後の走るのがなくなったから早めに筋トレしたほうがいいのかも。今日はヴァンさんがずっと付いていてくれるみたいだし。
「じゃあ、もうちょっとしたらにしようかな。実はちょっと寝不足もあって、少しだけ身も心も休めたい……かも」
「昼寝してきてもいいぞ。声かけるし」
「起こしてもらうってのは悪い気もするけど。でも……言葉に甘えちゃおうかな」
「そうしろ。ヴァンのことは気にしなくていい」
ありゃ、ヴァンさんのこと気にしてたのバレてたか。だって俺まだルイ以外の人には遠慮しちゃうもん……。ルイにお礼を言って部屋に戻るとベッドに横になる。マッサージされて身体のつらさは消えてたけど、それでも昨夜は熟睡してなかったからか横になった途端にすぅっと眠りに引きずり込まれた。
寝すぎた!? ってハッと目が覚めると結構スッキリした感覚があった。頭も身体もね。でも、ルイが起こしにきてないからそこまで長時間寝てないのかな。ぐーっと伸びをして窓に寄って外を見下ろしてみたらルイとヴァンさんが戦って(遊んで?)た。
「うっわ、すげー」
ヴァンさんは魔導士のはずなのに短剣持ってるし、魔法を使ってないからそういう縛りでやってるのかな。本当に魔導士なのかなってくらい動いてるし、ヒラリヒラリとルイの攻撃を躱していく姿はまさにニャンコ。俺からは手元が見えなくて素早く移動しては衝突するって感じで、なんかアニメのワンシーンを見てるみたいだった。
村に着くまでは目の前でルイが魔物を倒してくれても、俺は正直びびっちゃっててあまり見れてなかったんだよね。だからこうやって落ち着いて見るのは初めてだった。二人ともかっこよすぎる。
俺は棚に置いてたザックからすっかり存在を忘れそうになってたスマホを取り出してみたんだけど充電切れしてた。電波ないのに機内モードとかにしてなかったから早く充電が切れちゃったんだと思う……。せっかくカッコイイ動画が撮れると思ったのにと、とりあえずモバイルソーラーバッテリーに繋いでおく。ソーラー機能がここでどのくらい使えるのかは全くの謎だけど、今はまだ家で満充電にしてきているから問題ない。
「よし! また倒れる覚悟で……行くか!」
俺は階段を降りて裏の広場に向かった。
「なんか違う意味で、疲れた気がする」
「話題の中心だな」
「倒れたって話ででしょ! 嬉しくない……」
村長とサディさんは外出中みたいだ。サディさんはまだ畑かな、それか、ラキさんと薬の作業場かもしれないか。俺も薬作りはいつかちょこっと覗かせてもらいたいな。
ヴァンさんも勝手知ったるって感じで村長の家なのにくつろいでる。ていうか、帰らないのか? 俺の夕方のトレーニングにまで付き合うつもりなのかな。
「ヴァン、勝手にうちの夕飯に手をつけるな」
振り返るとヴァンさんが大鍋の蓋を開けてる。
本当に我が家みたいに振る舞うんだねってちょっと笑っちゃう。ルイの兄貴分ってことは実際我が家みたいに育ってきたのかもしれない。
あの煮込みはやたら美味しかったから気持ちはわかるよ。朝も俺たちは食べたからこの辺匂い残ってるもんね。てか、ルイと俺が村に着いたとき、ヴァンさんは村の外だったからムシャーフ肉が貰えなかったのかもしれない……。結局ヴァンさんがごねてルイが少しだけならいいって言ったのか、ヴァンさんは小鍋によそって温めてる。しかも炭火を熾さないで鍋を両手で包んで魔法でやってる。さすが村一番の魔導士!
俺はと言えば、気持ちを切り替えようと水瓶の水をシェラカップに汲んで飲んでた。
帰り道でのあの生暖かい視線と励ましの声掛けが、なんていうか、思っていた以上に男のメンツをゴリゴリ削ってきたから。昨日は小さい子と頑張るもんとか思ったけど、やっぱ、ねぇ? ……って、むむぅという顔をしてたのをルイは見てたようだ。
「眉間にシワが寄ってる」
「あっ」
トンっとそこを突かれて俺は額を押さえた。
「さっきは、悪かったな。もう少しちゃんとイクミに合わせるべきだった」
「あ、えっと、ルイのせいじゃないよ……俺がひ弱だから……」
「でも、それでも、居心地悪くさせただろ?」
まあ、ちょっとね……俺、日本人だから『恥』ってのは気にしちゃうんだよね。
今まで鍛えたことなかったからしょうがないとは思うんだよ。誰でも『最初』があるもんだし最初からできる人なんていないし。でも頭で思うのと心は違うっていうか。俺っていい加減なのか完璧主義者なのかどっちなんだ……まあ、変なとこにこだわっちゃうのは認める……。
「居心地悪いとは違うよ。村の人はみんないい人たちだと思うし。俺が勝手に恥ずかしくなっちゃっただけ」
「そうか……でも、何かあったら言ってくれ」
「ん、ありがと。気持ち切り替えて頑張ろうって思ってるから大丈夫!」
俺に合わせてトレーニングしてたら、多分……出来る範囲でしかやらなくて成長がゆっくりすぎになる気がするんだよ。動けなくなるほど負荷かける必要はないと思うけど、せっかく付きっきりのコーチがいるんだから頑張らないとだよね。
それに、少しでも早く村長たちから村を出ていいって言われたい。
「えっと、筋力トレーニングはどこでするの?」
「ここの裏手の広場でいいんじゃないか? 基礎的なのしかしないつもりだから」
「室内じゃないんだ」
「トレーニングを室内で?」
ああ、こっちだと室内ではやらない感じなのか。そりゃそうか……ジムとかないもんな。中高でも運動部は外でトレーニングしてたんだったわ。俺は文化部系だったから見てただけだけど。
服の汚れもこっちだとあまり気にしなくても良さそうだしね。浄化魔法すごい。ただ、血液汚れはモノによって落ちないっぽいね。聞いたら、俺のパーカーの血が落ちなかったみたいに、本人の血は無理っぽいんだ。魔物とか他人の血が付着した場合は汚れ判定になるらしいんだけど。そういうの聞くと、魔法って万能ってんでもないんだなぁって思う。よくわからないけどなんか法則があるんだね。
俺も魔法が使えたらまずは水属性使いたいよ。お水も出せるし汚れキレイにできるし絶対便利だもん。
「あとどのくらいでトレーニングの時間?」
「イクミ次第? 今日はサディさんとなんかやるのか知らないけど」
「うわ、マジか」
俺も畑で夕飯の用意については特には言われなかったな……。まだ煮込みが残ってるからかもしれない。午後の走るのがなくなったから早めに筋トレしたほうがいいのかも。今日はヴァンさんがずっと付いていてくれるみたいだし。
「じゃあ、もうちょっとしたらにしようかな。実はちょっと寝不足もあって、少しだけ身も心も休めたい……かも」
「昼寝してきてもいいぞ。声かけるし」
「起こしてもらうってのは悪い気もするけど。でも……言葉に甘えちゃおうかな」
「そうしろ。ヴァンのことは気にしなくていい」
ありゃ、ヴァンさんのこと気にしてたのバレてたか。だって俺まだルイ以外の人には遠慮しちゃうもん……。ルイにお礼を言って部屋に戻るとベッドに横になる。マッサージされて身体のつらさは消えてたけど、それでも昨夜は熟睡してなかったからか横になった途端にすぅっと眠りに引きずり込まれた。
寝すぎた!? ってハッと目が覚めると結構スッキリした感覚があった。頭も身体もね。でも、ルイが起こしにきてないからそこまで長時間寝てないのかな。ぐーっと伸びをして窓に寄って外を見下ろしてみたらルイとヴァンさんが戦って(遊んで?)た。
「うっわ、すげー」
ヴァンさんは魔導士のはずなのに短剣持ってるし、魔法を使ってないからそういう縛りでやってるのかな。本当に魔導士なのかなってくらい動いてるし、ヒラリヒラリとルイの攻撃を躱していく姿はまさにニャンコ。俺からは手元が見えなくて素早く移動しては衝突するって感じで、なんかアニメのワンシーンを見てるみたいだった。
村に着くまでは目の前でルイが魔物を倒してくれても、俺は正直びびっちゃっててあまり見れてなかったんだよね。だからこうやって落ち着いて見るのは初めてだった。二人ともかっこよすぎる。
俺は棚に置いてたザックからすっかり存在を忘れそうになってたスマホを取り出してみたんだけど充電切れしてた。電波ないのに機内モードとかにしてなかったから早く充電が切れちゃったんだと思う……。せっかくカッコイイ動画が撮れると思ったのにと、とりあえずモバイルソーラーバッテリーに繋いでおく。ソーラー機能がここでどのくらい使えるのかは全くの謎だけど、今はまだ家で満充電にしてきているから問題ない。
「よし! また倒れる覚悟で……行くか!」
俺は階段を降りて裏の広場に向かった。
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