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異世界生活編
20.村長夫妻
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次に俺が目を覚ました時、俺はベッドに寝ていた。
外は明るい……朝っていうより昼って感じの明るさっぽい? あれ? 夜中に門に着いたはず、と思って上半身を起こした。
ベッドの足元側、そこに寄り掛かるようにルイが寝ている。野営の焚き火の傍でウトウトしていた時とは違って俺の動きですぐに目を開けないってことは完全に寝ているのかな。
というか、この状況……俺、倒れて運ばれて寝かされたのか。やっちまった。
ルイを起こさないように、と、そっとベッドから出ようとしたんだけど、さすがにギシッとベッドが軋んでルイが目を覚ます。
「イクミ、起きたか。身体は?」
「ご、ご、ごめん……。俺、気を……」
「謝らなくていいって何度も言ってるだろ。昨日、イクミが無理してるのはわかってたんだ。なのにイクミが望むからって野営を挟まなかったのは俺だ」
あ、バレてたんだ。そりゃそうか。
なんて思ってたら盛大に腹が鳴る。そういえば昨日はロクに食べてなかった……。
「腹減ってるだろ。とりあえず、干し肉かじっててくれ。なんか貰ってくる」
と、2切れの干し肉と水の入ったカップを渡され、ルイが部屋を出ていく。
貰ってくる? というか、ここはどこなんだろ。ベッドとサイドテーブルがあるだけで、ほとんど何もないような質素な部屋。俺のザックも置いてある。
でも、何もわからないのにうろつくのも憚られてベッドに座り直すとゴクゴクと水を飲んで干し肉をかじる。ルイがいつもしてくれたみたいに炙ってあるわけじゃないから、あの美味しさより一段下がる気がする。でも空きっ腹に染みるよ。
それが呼び水になったのかグルグルと腸が動くような感じがしてくる。
すると、コンコンとドアがノックされた。
「……ルイ?」
「入るわよー?」
と、入ってきたのはトレイにいくつかの器を乗せた女性だ。ルイだと思っていた俺は飛び上がってぎょっとした顔をしてしまった。
「あらあら、驚かせちゃったわね。大丈夫?」
「あ、え、……あの」
「ルイから話を聞いているから落ち着いて。ね、私もコレつけているから話わかるわよ?」
と、サイドテーブルにトレイを置くと俺と目線を合わせてくれる。
コレというのは額の魔導具だ。自分の祖母くらいの歳だろうか、優しそうな女性がゆったりとした口調で話しかけてくる。
「あなたも色々言いたいこともあるかもしれないけど、とりあえず食事を持ってきたから食べてね。ルイもすぐ上がって来るわよ」
コクコクと頷くと女性はニッコリと笑って、「見てたら食べにくいでしょう?」と部屋を出ていった。
(ビックリしたー!)
ルイの知り合いなら警戒しなくていいんだろうけどと、持ってきてくれた食事を見るとスープと芋かな? どうしよう、と戸惑っているとルイが戻ってきた。
「まだ食べてなかったのか?」
「あ、ちょっとビックリしちゃって……」
「イクミの作るような料理じゃないだろうけど、不味くはないから安心しろ」
「うん……いただきます……」
両手を合わせてからペコっとお辞儀をして、そっとスープをすくって飲んでみる。優しい味だ。素材の組み合わせがいいのかな? 多分味付けは塩くらいだと思うのに味が引き出されてるような感じでスプーンを口に運ぶ手が止まらない。
何かの芋を蒸かしたようなものは淡白な味だった。ややしっとりした食感はメークインと里芋の間みたいな感じ。味があまりないけど、スープと一緒に食べるといい感じになる。
俺のそんな様子をルイが見てるんだけど、昨日まで見てたルイと違ってラフな格好をしているからなんかイメージ違ってちょっとドキドキした。
「落ち着いてきたか?」
「うん。食事も美味しかった」
「なら良かった。動けるか? 下で村長たちが待ってる」
「はぇ? 村長!?」
え、ここ村長の家なの? じゃあさっきの人って村長夫人? 俺、失礼な態度取っちゃったかなって急に緊張してきた。荷物も持って降りたほうがいいかなってワタワタしていると、「そのままでいいから」ってルイに言われた。
さすがに気になったので、ちょっと申し訳ないけどルイに頼んで身体を綺麗にする――浄化の魔法をかけてもらって身体をスッキリさせてもらってからルイに着いて階下に降りた。
「あの、ごちそうさまでした。美味しかったです」
と言うと女性は「良かったわ」と笑って俺からトレイを受け取った。
ダイニングテーブルみたいな大きめのテーブルに、こちらも人の良さそうな男性が座っていて、ルイと何か話している。俺がどうしようと部屋の隅で棒立ちになっていると、ルイが声をかけてきて座らされた。
「イクミ、こちらがこのムル村の村長のアルモスさんと奥さんのサディさんだ」
すぐ二人を紹介してくれたんだけど、あれ? サディさんって……。
「ルイはね、お母さんって言ってくれないのよ」
「……言えるか」
ルイがボソッと呟いたのが聞こえたんだが。ていうか、村長夫妻がルイの親代わりってことだったのか!
通訳の魔導具を付けているのはルイとサディさんだけで、村長さんはしてないから何か呟いていることはあるのに理解できない。それがなんか申し訳ない。
「私たちは昨日ルイがあなたを担いて帰ってきてから、一応何があったか話は聞いているの。大変だったわね。まだ、こんな子どもなのに可哀想に……」
「いやいや! 待って!! 俺18ですけどっ!?」
あまりにも聞き捨てならない言葉が聞こえて村長の奥さんなのにツッコミ入れてしまったんだけど、さらに衝撃的なことに、俺の言葉を聞いたルイまでも驚愕の表情を浮かべていた……待ってくれ。
(え、俺ずっと子どもと思われてたの!? 保護対象ってそういうこと? だから頭ポンポンだったのかよ!)
俺と目が合ってルイが気まずいといったようにフッと視線を逸らした。冗談じゃなく本気でそう思ってたみたいだな、チクショー……。
ルイは俺にむかって商人かとか料理人かとか言ってきたし、子どもと思われてるとは想定外だった。俺は俺で「学生だよ」って伝えてたし……いや、学生でわかるわけないか。
俺たちのそんな様子を見たサディさんが「世界が違うならしょうがないわよ」なんて、動じない態度でフォローしてくる。しかも、かなり歳上だと思っていたルイと俺って4歳しか違わなかった……マジかよ。
そうだね、そうだよ、あっちでも日本人は幼く見えるんだ……でもさ、悔しい。
少しばかり衝撃で固まってしまったけど、立ち直ってまた話を再開する。
俺の話はルイとサディさんが都度村長に通訳してくれている。
ルイの魔導具を村長が付けて話すという案も出たんだけど、村長からは細かい事情はルイが把握していたほうが良いだろうと言われてこういう形になった。でも、ルイの通訳の魔道具は元々は村長の物だったんだって。本当は村長は冒険者になった息子さんにあげようとしたけど、時代遅れとか言われて貰ってくれなかったのをルイが引き継いだってのを聞いた。
ルイが村長夫妻に俺のことをざっくりと話しているとは聞いたけど、俺からも経緯や俺の考えなんかを改めて話した。
「――って感じで、俺が違和感を覚えた後すぐルイに出会っているのでお二人がルイに聞いたことでほとんど間違いはないと思います。……それで、俺は元の世界に帰る方法を探したいと思ってるんです」
「でも、それにはここを出て各地に行ってみなくてはならないんじゃないかしら? 少なくとも私たちはこの村に何十年も住んでいて、その前は別のところも行ったけどそういう話は聞いたことがないもの」
サディさんは頬に手を当て少し困り顔で答えてくれる。
マジか……。こういう事例は全くのゼロってことなのか? と思っているとルイが村長の言葉を通訳してくれた。
「村長が言うには、自分たちが冒険者をしていたときにはそういうことを意識して調べたり聞いたりしていなかったから耳に入ってこなかっただけかもってことだ。大昔からの色々な記録のある大神殿の神官なら少しは特別なことを知っている可能性があるって。あくまでも可能性だけみたいだが」
「本当? 可能性が少しでもあるなら確かめたいよ」
「ただし!」
逸る気持ちで大神殿のことを聞きたがった俺に釘を刺すようにルイが言う。
「村の者たちがある程度の腕前にならないと外に出してもらえないのと同様に、イクミも一度村に入ったからには村長の許可なしに出ることは許されない」
「え……」
「ごめんなさいね、イクミくん。こればかりはルイも私たちも破らせる訳にはいかないわ。例外を作ると他の者に示しがつかないもの」
ちょっと言葉を失う俺。村長は難しい顔をしているし、サディさんは眉尻を下げたような顔になっているし。
俺だって、ここに来なければ野垂れ死にだったから、村に来ない選択肢はなかったけど……困ったな。
「じゃあ、俺、どうしたら……」
「鍛錬するしかないだろ」
「そうよ? イクミくん、ここに来るまでにルイに守られていたんでしょう? 大神殿のことを知ったとしてどうやって行くつもりだったの?」
「う……」
痛いところを突く。でも、そうだよな。ナチュラルにルイに一緒に行ってもらえばいいやって思いかけてた。なんて失礼なんだろ、俺。
**********
いつもより長くなってしまいました。区切りが……。
ここからは村人との交流も出てきます。
本日も妄想垂れ流しにお付き合いくださりありがとうございます!
外は明るい……朝っていうより昼って感じの明るさっぽい? あれ? 夜中に門に着いたはず、と思って上半身を起こした。
ベッドの足元側、そこに寄り掛かるようにルイが寝ている。野営の焚き火の傍でウトウトしていた時とは違って俺の動きですぐに目を開けないってことは完全に寝ているのかな。
というか、この状況……俺、倒れて運ばれて寝かされたのか。やっちまった。
ルイを起こさないように、と、そっとベッドから出ようとしたんだけど、さすがにギシッとベッドが軋んでルイが目を覚ます。
「イクミ、起きたか。身体は?」
「ご、ご、ごめん……。俺、気を……」
「謝らなくていいって何度も言ってるだろ。昨日、イクミが無理してるのはわかってたんだ。なのにイクミが望むからって野営を挟まなかったのは俺だ」
あ、バレてたんだ。そりゃそうか。
なんて思ってたら盛大に腹が鳴る。そういえば昨日はロクに食べてなかった……。
「腹減ってるだろ。とりあえず、干し肉かじっててくれ。なんか貰ってくる」
と、2切れの干し肉と水の入ったカップを渡され、ルイが部屋を出ていく。
貰ってくる? というか、ここはどこなんだろ。ベッドとサイドテーブルがあるだけで、ほとんど何もないような質素な部屋。俺のザックも置いてある。
でも、何もわからないのにうろつくのも憚られてベッドに座り直すとゴクゴクと水を飲んで干し肉をかじる。ルイがいつもしてくれたみたいに炙ってあるわけじゃないから、あの美味しさより一段下がる気がする。でも空きっ腹に染みるよ。
それが呼び水になったのかグルグルと腸が動くような感じがしてくる。
すると、コンコンとドアがノックされた。
「……ルイ?」
「入るわよー?」
と、入ってきたのはトレイにいくつかの器を乗せた女性だ。ルイだと思っていた俺は飛び上がってぎょっとした顔をしてしまった。
「あらあら、驚かせちゃったわね。大丈夫?」
「あ、え、……あの」
「ルイから話を聞いているから落ち着いて。ね、私もコレつけているから話わかるわよ?」
と、サイドテーブルにトレイを置くと俺と目線を合わせてくれる。
コレというのは額の魔導具だ。自分の祖母くらいの歳だろうか、優しそうな女性がゆったりとした口調で話しかけてくる。
「あなたも色々言いたいこともあるかもしれないけど、とりあえず食事を持ってきたから食べてね。ルイもすぐ上がって来るわよ」
コクコクと頷くと女性はニッコリと笑って、「見てたら食べにくいでしょう?」と部屋を出ていった。
(ビックリしたー!)
ルイの知り合いなら警戒しなくていいんだろうけどと、持ってきてくれた食事を見るとスープと芋かな? どうしよう、と戸惑っているとルイが戻ってきた。
「まだ食べてなかったのか?」
「あ、ちょっとビックリしちゃって……」
「イクミの作るような料理じゃないだろうけど、不味くはないから安心しろ」
「うん……いただきます……」
両手を合わせてからペコっとお辞儀をして、そっとスープをすくって飲んでみる。優しい味だ。素材の組み合わせがいいのかな? 多分味付けは塩くらいだと思うのに味が引き出されてるような感じでスプーンを口に運ぶ手が止まらない。
何かの芋を蒸かしたようなものは淡白な味だった。ややしっとりした食感はメークインと里芋の間みたいな感じ。味があまりないけど、スープと一緒に食べるといい感じになる。
俺のそんな様子をルイが見てるんだけど、昨日まで見てたルイと違ってラフな格好をしているからなんかイメージ違ってちょっとドキドキした。
「落ち着いてきたか?」
「うん。食事も美味しかった」
「なら良かった。動けるか? 下で村長たちが待ってる」
「はぇ? 村長!?」
え、ここ村長の家なの? じゃあさっきの人って村長夫人? 俺、失礼な態度取っちゃったかなって急に緊張してきた。荷物も持って降りたほうがいいかなってワタワタしていると、「そのままでいいから」ってルイに言われた。
さすがに気になったので、ちょっと申し訳ないけどルイに頼んで身体を綺麗にする――浄化の魔法をかけてもらって身体をスッキリさせてもらってからルイに着いて階下に降りた。
「あの、ごちそうさまでした。美味しかったです」
と言うと女性は「良かったわ」と笑って俺からトレイを受け取った。
ダイニングテーブルみたいな大きめのテーブルに、こちらも人の良さそうな男性が座っていて、ルイと何か話している。俺がどうしようと部屋の隅で棒立ちになっていると、ルイが声をかけてきて座らされた。
「イクミ、こちらがこのムル村の村長のアルモスさんと奥さんのサディさんだ」
すぐ二人を紹介してくれたんだけど、あれ? サディさんって……。
「ルイはね、お母さんって言ってくれないのよ」
「……言えるか」
ルイがボソッと呟いたのが聞こえたんだが。ていうか、村長夫妻がルイの親代わりってことだったのか!
通訳の魔導具を付けているのはルイとサディさんだけで、村長さんはしてないから何か呟いていることはあるのに理解できない。それがなんか申し訳ない。
「私たちは昨日ルイがあなたを担いて帰ってきてから、一応何があったか話は聞いているの。大変だったわね。まだ、こんな子どもなのに可哀想に……」
「いやいや! 待って!! 俺18ですけどっ!?」
あまりにも聞き捨てならない言葉が聞こえて村長の奥さんなのにツッコミ入れてしまったんだけど、さらに衝撃的なことに、俺の言葉を聞いたルイまでも驚愕の表情を浮かべていた……待ってくれ。
(え、俺ずっと子どもと思われてたの!? 保護対象ってそういうこと? だから頭ポンポンだったのかよ!)
俺と目が合ってルイが気まずいといったようにフッと視線を逸らした。冗談じゃなく本気でそう思ってたみたいだな、チクショー……。
ルイは俺にむかって商人かとか料理人かとか言ってきたし、子どもと思われてるとは想定外だった。俺は俺で「学生だよ」って伝えてたし……いや、学生でわかるわけないか。
俺たちのそんな様子を見たサディさんが「世界が違うならしょうがないわよ」なんて、動じない態度でフォローしてくる。しかも、かなり歳上だと思っていたルイと俺って4歳しか違わなかった……マジかよ。
そうだね、そうだよ、あっちでも日本人は幼く見えるんだ……でもさ、悔しい。
少しばかり衝撃で固まってしまったけど、立ち直ってまた話を再開する。
俺の話はルイとサディさんが都度村長に通訳してくれている。
ルイの魔導具を村長が付けて話すという案も出たんだけど、村長からは細かい事情はルイが把握していたほうが良いだろうと言われてこういう形になった。でも、ルイの通訳の魔道具は元々は村長の物だったんだって。本当は村長は冒険者になった息子さんにあげようとしたけど、時代遅れとか言われて貰ってくれなかったのをルイが引き継いだってのを聞いた。
ルイが村長夫妻に俺のことをざっくりと話しているとは聞いたけど、俺からも経緯や俺の考えなんかを改めて話した。
「――って感じで、俺が違和感を覚えた後すぐルイに出会っているのでお二人がルイに聞いたことでほとんど間違いはないと思います。……それで、俺は元の世界に帰る方法を探したいと思ってるんです」
「でも、それにはここを出て各地に行ってみなくてはならないんじゃないかしら? 少なくとも私たちはこの村に何十年も住んでいて、その前は別のところも行ったけどそういう話は聞いたことがないもの」
サディさんは頬に手を当て少し困り顔で答えてくれる。
マジか……。こういう事例は全くのゼロってことなのか? と思っているとルイが村長の言葉を通訳してくれた。
「村長が言うには、自分たちが冒険者をしていたときにはそういうことを意識して調べたり聞いたりしていなかったから耳に入ってこなかっただけかもってことだ。大昔からの色々な記録のある大神殿の神官なら少しは特別なことを知っている可能性があるって。あくまでも可能性だけみたいだが」
「本当? 可能性が少しでもあるなら確かめたいよ」
「ただし!」
逸る気持ちで大神殿のことを聞きたがった俺に釘を刺すようにルイが言う。
「村の者たちがある程度の腕前にならないと外に出してもらえないのと同様に、イクミも一度村に入ったからには村長の許可なしに出ることは許されない」
「え……」
「ごめんなさいね、イクミくん。こればかりはルイも私たちも破らせる訳にはいかないわ。例外を作ると他の者に示しがつかないもの」
ちょっと言葉を失う俺。村長は難しい顔をしているし、サディさんは眉尻を下げたような顔になっているし。
俺だって、ここに来なければ野垂れ死にだったから、村に来ない選択肢はなかったけど……困ったな。
「じゃあ、俺、どうしたら……」
「鍛錬するしかないだろ」
「そうよ? イクミくん、ここに来るまでにルイに守られていたんでしょう? 大神殿のことを知ったとしてどうやって行くつもりだったの?」
「う……」
痛いところを突く。でも、そうだよな。ナチュラルにルイに一緒に行ってもらえばいいやって思いかけてた。なんて失礼なんだろ、俺。
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いつもより長くなってしまいました。区切りが……。
ここからは村人との交流も出てきます。
本日も妄想垂れ流しにお付き合いくださりありがとうございます!
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