9 / 15
#30 たくさんのプレゼントを
しおりを挟む
「えーと、プレゼントはここに隠して・・」
王都に行っているカミルが戻って来るまでに、念入りにいろいろと準備しておく。
今日の0時に日付が変われば、カミルの誕生日なのだ。
ご馳走も用意したし、プレゼントもあるし、完璧!びっくりさせようと、今からワクワクする。ただ問題なのは、当の本人が自分の誕生日を忘れていそうなことだ・・。
キッチンに戻り、ビーフシチューをぐるぐると掻き混ぜていると、ふわっと温かいものに包まれる。
「わわっ!カミル、びっくりするでしょ!」
慌てて後ろを振り向けば、騎士服姿の背の高いカミルに唇を啄まれる。
「は・・りっちゃんただいま・・」
帰って来て早速唇に何度も吸い付かれて、後ろに体を捻じったこの体勢は辛い。
「おか・・えり、カミル・・んんっ!」
お玉を取り上げられ、カミルの方に向かされ、本格的にキスが始まる。
「ちょ・・ちょっと・・、ご飯にしよう!」
このままじゃ埒が明かないので無理やり離れれば、やっとカミルが離してくれた。
「わ、りっちゃん美味しそうだね。僕の好物ばか・・り?」
キッチンに並んでいる料理を見て驚いているカミルに、胸を張りたくなる。
「そうだよ!がんばってつく・・」
「怪しい・・・」
「・・・え?」
「何で普通の日なのにこんなご馳走ばかり・・」
やっぱり忘れてる!
「それは明日がカミルの・・」
「何か後ろめたいことでもあるの?りっちゃん」
美形が凄んでいる。え、なぜ?
「ちょっと待ってカ」
「僕の留守中になに、他の男とか?」
「ひ・・・っ」
少し屈んだカミルに耳元で囁かれ、ぞわっと鳥肌が立つ。
「これは、取り調べをしないといけないな」
恐ろしい顔をしたカミルに横抱きにされ、寝室へと運ばれる。
ちょっと・・せっかくご飯作ったのに!
ベットに下ろされ、抗議しようとする私に圧し掛かったカミルが、魔法で紐を取り出す。
「なにす・・・!」
素早く私は全裸にされ、仰向けのまま両手をそれぞれベットに紐で固定されて、万歳する格好で寝かされる。
「ちょっと解いてよ!」
「だめだよ。りっちゃんにはいろいろ聞かないといけないからね」
そう言って、まさかの足は、あそこを見せつけるような曲げた形のまま固定されてしまった。
「やだぁ・・カミルこれ・・っ!」
恥ずかしがる私をよそに、更に動けない私の目元に布が巻かれ、目隠しされる。
「やめて、見えない・・」
真っ暗になってしまった視界に怖くなっていると、服を着たままのカミルが再び私に圧し掛かってきたのを感じる。
すると突然、耳に温かいものが這った。
「ひん・・っ」
「はぁ・・っ、悪い子だな、りっちゃんは・・僕のいない間に何してたの?」
ねっとりと左耳を舐められて、時々含まれて吸われる。
耳の中に尖らせた舌を入れられると、思わず声が出てしまった。
「はぁん・・やめ・・カミル・・」
耳を舐められる、ちゅくちゅくと官能的な音を聞かされて、体が反応し出してしまう。
首筋も何度も何度も舐め上げられ、ようやく私の開いた足の間に座って身を起こしたらしいカミルが、じっと黙っている。
「や・・見ないで・・」
カミルに視姦されている気がして身を隠そうとするも、紐のせいで全然動けない。
黙っているカミルに怯えていると、すっと脇腹を撫でられる。
「んん・・・っ」
驚いて身を捩るも、カミルは羽のように両脇腹に何度も指を滑らせてくる。
「ん・・・はぁ・・っ、あぁっ・・」
見えないせいで、どこを触られるかわからなくて、撫でられる度に体がびくびくと震えてしまう。脇腹もお腹も何本も指を這わされて、震えが止まらない。
すると、ふいに乳首に弾く様に触れられ、大きく戦慄いてしまう。
「あああっ・・・!」
突然の乳首への刺激に震えていると、今度は乳輪の辺りを優しく撫でられる。
「あ・・・はぁ・・・っ」
くるくると撫でられる刺激がもどかしい。乳首に触れてほしいのに、カミルは全然触れてくれない。
「ああ、カミル・・・っ」
「どうしたの?」
大きな刺激が欲しくて、思わず声に出してしまった。
「お願い・・乳首を・・」
「乳首?」
わかっているだろうに、くるくると周りをなぞるだけで、肝心なとこには触れてくれない。
「乳首も触って・・っ」
「うん、勃起してこりこりだね」
そう言いながらも触ってくれない。
あそこが熱くなってきて、焦れてどうしようもなくて、もう一度おねだりしてしまう。
「お願い、お願い・・乳首触って・・っ」
そう言えば、カミルがふっと息を吐いたのが聞こえ、乳首に強烈な刺激が走る。
「ああああ・・・っ!」
指で乳首を摘ままれて、軽くイってしまった。
「ほら、りっちゃんのこりこり乳首、こんなに摘まめるよ?」
くりくりと引っ張るように何度も何度も摘ままれて、体が跳ねる。
すると今度は左の乳首が温かいものに包まれた。
吸われ、舌で扱かれ、たまに歯で軽く挟まれる、右の乳首もくりくりと摘ままれ、気持ちが良くてしょうがない。
「んんん・・・っ、いやぁ・・・っ」
「他の男にここを咥えさせたの?こんなに快楽に弱くてどうするの?りっちゃん」
乳首を歯で扱きながら、喋ってくるカミルに震えてしまう。
「そんなことしてない・・・っ」
「それは今から、ここに聞くよ」
ようやく乳首が解放され、腫れあがったであろう乳首が空気にさらされ、それだけでまた感じてしまう。
「りっちゃん、こんなに足を開いて、そんなに僕に大事なところを見てもらいたいの?」
ちょっと笑いながら言ったカミルが、私の足の間に陣取る気配がする。
「やだぁ・・見ないで・・!」
そうは言うものの、身を捩っても全く動けない。
「さぁ、ここを開いてよく見てあげようね・・」
そこを両手で開かれるのがわかって、恥ずかしくて声を上げてしまう。
「やだああ・・・・っ!」
カミルがじっと見ているのを感じると、中からとろりと愛液が零れたのを感じて慌てる。
「あ・・・」
「あれ、垂れてきた。感じちゃったの?」
そう言ったきり、黙ってしまうカミルに恥ずかしくなる。
するとそこに温かい空気が触れ、足をバタつかせるが、びくともしない。
「見えないりっちゃんのために言ってあげるね。今ね、クリトリスの匂いを嗅いでいるんだよ」
続けて鼻を鳴らす音が聞こえ、恥ずかしさに見悶えてしまう。
「いやぁぁぁぁぁ」
「ああ、おっきめのクリトリスが立ってて美味しそうだ・・」
そう言って、クリトリスに微かに舌が触れる。その小さな刺激だけで、体中に刺激が走った。
「ん・・く・・・・っ!」
尖らせた舌を何度か僅かに当ててくるだけで、それ以上はしてくれない。
「ここも嗅いであげようね」
腰を持ち上げられ、よく見える位置に固定すると、蜜が垂れている部分に熱い息がかかる。
「いや・・・!」
「ん・・はぁ・・っ、こんないやらしい匂いさせて・・」
くんくんと嗅いだ後、穴の極浅いところをちろちろと舐められる。その細かい舌遣いに、体はまた震えてしまう。
「んんん・・・っ!」
しかし、もどかしいその動きに、もっと奥まで舌を入れられ、思い切り吸ってもらいたい衝動に駆られる。我慢できない!
「かみる・・・っ!お願いもっと・・!」
「らあに?りっちゃん」
舌でそこをちろちろと舐めながら返事するカミル。
「もっと、す・・吸って・・!」
「ふふ、啜っていいの?」
するとクリトリスに指が当てられ、撫でながら、蜜の出るとこを思いっきり吸われる。
「あああああっっ!」
ずずずっ!と恥ずかしい音を立てながらそこを吸われ、燻ぶっていた熱が解放されて、私は一気に昇り詰めてしまった。
震える私を気にせずに、カミルはクリトリスを撫でながら愛液を啜り続けている。
「いやぁ・・・もうやめ・・っ」
「はぁっ、おいし・・・っ」
「も、もうやめて・・・っ!」
そう懇願するも、興奮したように啜り続けているカミルはやめてくれない。
更にクリトリスを執拗に吸引され、歯で扱かれ、私は気を失いそうになってしまった。
夢中で吸っていたカミルが、ちゅぽっとようやくクリトリスから口を離した頃には、私はぐったりとして動けなくなっていた。
「さぁ、奥の方も確かめないとね・・っ」
そう言って、服が擦れる音が聞こえてくる。もう無理!
「やめてかみる・・もう動けないから・・ぁっ!」
ずぶぅっと灼熱の太い棒が突き刺さり、私ははくっと息ができない。
「ああ、すっご・・吸い付かれる・・」
入れたまま止まっているカミルがそう言った後、猛然と腰を振りだした。
ずぼっじゅぼぉっずぶっ!
「ああああ・・・もうむり・・・っ!」
「まんこ汁の音凄いね・・っ」
中をごりごりと抉られて、出し入れされる度に愛液の音が凄くて、また一気に快楽に飲み込まれる。
「やだ・・カミル・・見えないのぉ・・っ」
目隠しを取って欲しい・・
「うん、見えないね?見えないまま穴をちんぽで犯されるのどう・・っ?」
「・・んっ・・・やぁ・・・っ」
カミルの傘の部分で中が擦られる感覚が、目隠しされているせいで集中してしまい、いつもより感じてしまう。
じゅぼっぢゅっじゅぼっ!
「あー目隠しのりっちゃん犯すの、すっごい興奮する・・っ」
そう言うと、温かい何かが目隠しの下に侵入してきた。
「・・・・っっ!」
腰を振りながら、目隠しの下の皮膚を舌でねっとりと舐められて、その感触に震えてしまう。ねちっこく何度も何度も舌でなぞられて、そのいやらしさに感じてしまう。
「あ・・・ぐ・・・っ!」
狭い中を硬いものでこじ開けられ、荒らされて、更にどんどん締まっていく。
私の顔から離れたカミルが、今度は私の脇にしゃぶりつく。
「だめ・・・そこいや・・・っ!」
「・・つるつるの脇おいし・・・っ」
興奮したのか、中のカミルのものが更に大きくなった。
じゅぼっぢゅぼっと出し入れされる音に、更に私の脇汗を啜る音が混ざって、恥ずかしくてしょうがない。
「ああ・・たまんないっ・・」
カミルが奥をがつがつと突いて、私は一気に昇り詰める。
「あ・・イっちゃう・・イ・・っく・・!」
びくびく震えながら中で思い切り締め付けると、その刺激でカミルのどろっとしたものが流れ込んでくる。
口づけてこようとするカミルを避け、声を出せば、恨みがましい声が出た。
「ひどい・・」
目隠しが取られ、顔を両手で固定されて、数えきれないくらいキスをされる。
「ごめんね。りっちゃんがあまりにもかわいいから・・僕の誕生日を祝ってくれようとしてたんだよね?」
「なっ、知ってたの!?」
知っててこの仕打ち・・。
「王達が先に祝ってくれたからね」
そう言うカミルは少し照れている。
やっと紐が解かれ、中に入っていたカミルのものが抜かれ、一息ついた。
カミルを引き寄せて抱きしめる。
「少し早いけど、カミル、お誕生日おめでとう」
そう伝えれば、カミルが少し震えた。
「生まれてきてくれてありがとう。私をこんなに幸せにしてくれてありがとう」
ぎゅっと抱きしめられた後、カミルからも言葉を返される。
「りっちゃんが・・りっちゃんも生まれてきてくれてありがとう。僕を幸せにしてくれてありがとう」
嬉しそうにはにかんでるカミル。私も嬉しい。
と思っていたら、太ももに硬いものが当たる。
「また硬くなってきちゃった・・ほら、一番の誕生日プレゼントはりっちゃんでしょ?今度は、目隠ししたりっちゃんを四つん這いにして、後ろから犯そうか・・」
そう言って、獣のような目をしたカミルに私は何も言えなかった。
王都に行っているカミルが戻って来るまでに、念入りにいろいろと準備しておく。
今日の0時に日付が変われば、カミルの誕生日なのだ。
ご馳走も用意したし、プレゼントもあるし、完璧!びっくりさせようと、今からワクワクする。ただ問題なのは、当の本人が自分の誕生日を忘れていそうなことだ・・。
キッチンに戻り、ビーフシチューをぐるぐると掻き混ぜていると、ふわっと温かいものに包まれる。
「わわっ!カミル、びっくりするでしょ!」
慌てて後ろを振り向けば、騎士服姿の背の高いカミルに唇を啄まれる。
「は・・りっちゃんただいま・・」
帰って来て早速唇に何度も吸い付かれて、後ろに体を捻じったこの体勢は辛い。
「おか・・えり、カミル・・んんっ!」
お玉を取り上げられ、カミルの方に向かされ、本格的にキスが始まる。
「ちょ・・ちょっと・・、ご飯にしよう!」
このままじゃ埒が明かないので無理やり離れれば、やっとカミルが離してくれた。
「わ、りっちゃん美味しそうだね。僕の好物ばか・・り?」
キッチンに並んでいる料理を見て驚いているカミルに、胸を張りたくなる。
「そうだよ!がんばってつく・・」
「怪しい・・・」
「・・・え?」
「何で普通の日なのにこんなご馳走ばかり・・」
やっぱり忘れてる!
「それは明日がカミルの・・」
「何か後ろめたいことでもあるの?りっちゃん」
美形が凄んでいる。え、なぜ?
「ちょっと待ってカ」
「僕の留守中になに、他の男とか?」
「ひ・・・っ」
少し屈んだカミルに耳元で囁かれ、ぞわっと鳥肌が立つ。
「これは、取り調べをしないといけないな」
恐ろしい顔をしたカミルに横抱きにされ、寝室へと運ばれる。
ちょっと・・せっかくご飯作ったのに!
ベットに下ろされ、抗議しようとする私に圧し掛かったカミルが、魔法で紐を取り出す。
「なにす・・・!」
素早く私は全裸にされ、仰向けのまま両手をそれぞれベットに紐で固定されて、万歳する格好で寝かされる。
「ちょっと解いてよ!」
「だめだよ。りっちゃんにはいろいろ聞かないといけないからね」
そう言って、まさかの足は、あそこを見せつけるような曲げた形のまま固定されてしまった。
「やだぁ・・カミルこれ・・っ!」
恥ずかしがる私をよそに、更に動けない私の目元に布が巻かれ、目隠しされる。
「やめて、見えない・・」
真っ暗になってしまった視界に怖くなっていると、服を着たままのカミルが再び私に圧し掛かってきたのを感じる。
すると突然、耳に温かいものが這った。
「ひん・・っ」
「はぁ・・っ、悪い子だな、りっちゃんは・・僕のいない間に何してたの?」
ねっとりと左耳を舐められて、時々含まれて吸われる。
耳の中に尖らせた舌を入れられると、思わず声が出てしまった。
「はぁん・・やめ・・カミル・・」
耳を舐められる、ちゅくちゅくと官能的な音を聞かされて、体が反応し出してしまう。
首筋も何度も何度も舐め上げられ、ようやく私の開いた足の間に座って身を起こしたらしいカミルが、じっと黙っている。
「や・・見ないで・・」
カミルに視姦されている気がして身を隠そうとするも、紐のせいで全然動けない。
黙っているカミルに怯えていると、すっと脇腹を撫でられる。
「んん・・・っ」
驚いて身を捩るも、カミルは羽のように両脇腹に何度も指を滑らせてくる。
「ん・・・はぁ・・っ、あぁっ・・」
見えないせいで、どこを触られるかわからなくて、撫でられる度に体がびくびくと震えてしまう。脇腹もお腹も何本も指を這わされて、震えが止まらない。
すると、ふいに乳首に弾く様に触れられ、大きく戦慄いてしまう。
「あああっ・・・!」
突然の乳首への刺激に震えていると、今度は乳輪の辺りを優しく撫でられる。
「あ・・・はぁ・・・っ」
くるくると撫でられる刺激がもどかしい。乳首に触れてほしいのに、カミルは全然触れてくれない。
「ああ、カミル・・・っ」
「どうしたの?」
大きな刺激が欲しくて、思わず声に出してしまった。
「お願い・・乳首を・・」
「乳首?」
わかっているだろうに、くるくると周りをなぞるだけで、肝心なとこには触れてくれない。
「乳首も触って・・っ」
「うん、勃起してこりこりだね」
そう言いながらも触ってくれない。
あそこが熱くなってきて、焦れてどうしようもなくて、もう一度おねだりしてしまう。
「お願い、お願い・・乳首触って・・っ」
そう言えば、カミルがふっと息を吐いたのが聞こえ、乳首に強烈な刺激が走る。
「ああああ・・・っ!」
指で乳首を摘ままれて、軽くイってしまった。
「ほら、りっちゃんのこりこり乳首、こんなに摘まめるよ?」
くりくりと引っ張るように何度も何度も摘ままれて、体が跳ねる。
すると今度は左の乳首が温かいものに包まれた。
吸われ、舌で扱かれ、たまに歯で軽く挟まれる、右の乳首もくりくりと摘ままれ、気持ちが良くてしょうがない。
「んんん・・・っ、いやぁ・・・っ」
「他の男にここを咥えさせたの?こんなに快楽に弱くてどうするの?りっちゃん」
乳首を歯で扱きながら、喋ってくるカミルに震えてしまう。
「そんなことしてない・・・っ」
「それは今から、ここに聞くよ」
ようやく乳首が解放され、腫れあがったであろう乳首が空気にさらされ、それだけでまた感じてしまう。
「りっちゃん、こんなに足を開いて、そんなに僕に大事なところを見てもらいたいの?」
ちょっと笑いながら言ったカミルが、私の足の間に陣取る気配がする。
「やだぁ・・見ないで・・!」
そうは言うものの、身を捩っても全く動けない。
「さぁ、ここを開いてよく見てあげようね・・」
そこを両手で開かれるのがわかって、恥ずかしくて声を上げてしまう。
「やだああ・・・・っ!」
カミルがじっと見ているのを感じると、中からとろりと愛液が零れたのを感じて慌てる。
「あ・・・」
「あれ、垂れてきた。感じちゃったの?」
そう言ったきり、黙ってしまうカミルに恥ずかしくなる。
するとそこに温かい空気が触れ、足をバタつかせるが、びくともしない。
「見えないりっちゃんのために言ってあげるね。今ね、クリトリスの匂いを嗅いでいるんだよ」
続けて鼻を鳴らす音が聞こえ、恥ずかしさに見悶えてしまう。
「いやぁぁぁぁぁ」
「ああ、おっきめのクリトリスが立ってて美味しそうだ・・」
そう言って、クリトリスに微かに舌が触れる。その小さな刺激だけで、体中に刺激が走った。
「ん・・く・・・・っ!」
尖らせた舌を何度か僅かに当ててくるだけで、それ以上はしてくれない。
「ここも嗅いであげようね」
腰を持ち上げられ、よく見える位置に固定すると、蜜が垂れている部分に熱い息がかかる。
「いや・・・!」
「ん・・はぁ・・っ、こんないやらしい匂いさせて・・」
くんくんと嗅いだ後、穴の極浅いところをちろちろと舐められる。その細かい舌遣いに、体はまた震えてしまう。
「んんん・・・っ!」
しかし、もどかしいその動きに、もっと奥まで舌を入れられ、思い切り吸ってもらいたい衝動に駆られる。我慢できない!
「かみる・・・っ!お願いもっと・・!」
「らあに?りっちゃん」
舌でそこをちろちろと舐めながら返事するカミル。
「もっと、す・・吸って・・!」
「ふふ、啜っていいの?」
するとクリトリスに指が当てられ、撫でながら、蜜の出るとこを思いっきり吸われる。
「あああああっっ!」
ずずずっ!と恥ずかしい音を立てながらそこを吸われ、燻ぶっていた熱が解放されて、私は一気に昇り詰めてしまった。
震える私を気にせずに、カミルはクリトリスを撫でながら愛液を啜り続けている。
「いやぁ・・・もうやめ・・っ」
「はぁっ、おいし・・・っ」
「も、もうやめて・・・っ!」
そう懇願するも、興奮したように啜り続けているカミルはやめてくれない。
更にクリトリスを執拗に吸引され、歯で扱かれ、私は気を失いそうになってしまった。
夢中で吸っていたカミルが、ちゅぽっとようやくクリトリスから口を離した頃には、私はぐったりとして動けなくなっていた。
「さぁ、奥の方も確かめないとね・・っ」
そう言って、服が擦れる音が聞こえてくる。もう無理!
「やめてかみる・・もう動けないから・・ぁっ!」
ずぶぅっと灼熱の太い棒が突き刺さり、私ははくっと息ができない。
「ああ、すっご・・吸い付かれる・・」
入れたまま止まっているカミルがそう言った後、猛然と腰を振りだした。
ずぼっじゅぼぉっずぶっ!
「ああああ・・・もうむり・・・っ!」
「まんこ汁の音凄いね・・っ」
中をごりごりと抉られて、出し入れされる度に愛液の音が凄くて、また一気に快楽に飲み込まれる。
「やだ・・カミル・・見えないのぉ・・っ」
目隠しを取って欲しい・・
「うん、見えないね?見えないまま穴をちんぽで犯されるのどう・・っ?」
「・・んっ・・・やぁ・・・っ」
カミルの傘の部分で中が擦られる感覚が、目隠しされているせいで集中してしまい、いつもより感じてしまう。
じゅぼっぢゅっじゅぼっ!
「あー目隠しのりっちゃん犯すの、すっごい興奮する・・っ」
そう言うと、温かい何かが目隠しの下に侵入してきた。
「・・・・っっ!」
腰を振りながら、目隠しの下の皮膚を舌でねっとりと舐められて、その感触に震えてしまう。ねちっこく何度も何度も舌でなぞられて、そのいやらしさに感じてしまう。
「あ・・・ぐ・・・っ!」
狭い中を硬いものでこじ開けられ、荒らされて、更にどんどん締まっていく。
私の顔から離れたカミルが、今度は私の脇にしゃぶりつく。
「だめ・・・そこいや・・・っ!」
「・・つるつるの脇おいし・・・っ」
興奮したのか、中のカミルのものが更に大きくなった。
じゅぼっぢゅぼっと出し入れされる音に、更に私の脇汗を啜る音が混ざって、恥ずかしくてしょうがない。
「ああ・・たまんないっ・・」
カミルが奥をがつがつと突いて、私は一気に昇り詰める。
「あ・・イっちゃう・・イ・・っく・・!」
びくびく震えながら中で思い切り締め付けると、その刺激でカミルのどろっとしたものが流れ込んでくる。
口づけてこようとするカミルを避け、声を出せば、恨みがましい声が出た。
「ひどい・・」
目隠しが取られ、顔を両手で固定されて、数えきれないくらいキスをされる。
「ごめんね。りっちゃんがあまりにもかわいいから・・僕の誕生日を祝ってくれようとしてたんだよね?」
「なっ、知ってたの!?」
知っててこの仕打ち・・。
「王達が先に祝ってくれたからね」
そう言うカミルは少し照れている。
やっと紐が解かれ、中に入っていたカミルのものが抜かれ、一息ついた。
カミルを引き寄せて抱きしめる。
「少し早いけど、カミル、お誕生日おめでとう」
そう伝えれば、カミルが少し震えた。
「生まれてきてくれてありがとう。私をこんなに幸せにしてくれてありがとう」
ぎゅっと抱きしめられた後、カミルからも言葉を返される。
「りっちゃんが・・りっちゃんも生まれてきてくれてありがとう。僕を幸せにしてくれてありがとう」
嬉しそうにはにかんでるカミル。私も嬉しい。
と思っていたら、太ももに硬いものが当たる。
「また硬くなってきちゃった・・ほら、一番の誕生日プレゼントはりっちゃんでしょ?今度は、目隠ししたりっちゃんを四つん這いにして、後ろから犯そうか・・」
そう言って、獣のような目をしたカミルに私は何も言えなかった。
68
お気に入りに追加
690
あなたにおすすめの小説

今夜は帰さない~憧れの騎士団長と濃厚な一夜を
澤谷弥(さわたに わたる)
恋愛
ラウニは騎士団で働く事務官である。
そんな彼女が仕事で第五騎士団団長であるオリベルの執務室を訪ねると、彼の姿はなかった。
だが隣の部屋からは、彼が苦しそうに呻いている声が聞こえてきた。
そんな彼を助けようと隣室へと続く扉を開けたラウニが目にしたのは――。

愛する殿下の為に身を引いたのに…なぜかヤンデレ化した殿下に囚われてしまいました
Karamimi
恋愛
公爵令嬢のレティシアは、愛する婚約者で王太子のリアムとの結婚を約1年後に控え、毎日幸せな生活を送っていた。
そんな幸せ絶頂の中、両親が馬車の事故で命を落としてしまう。大好きな両親を失い、悲しみに暮れるレティシアを心配したリアムによって、王宮で生活する事になる。
相変わらず自分を大切にしてくれるリアムによって、少しずつ元気を取り戻していくレティシア。そんな中、たまたま王宮で貴族たちが話をしているのを聞いてしまう。その内容と言うのが、そもそもリアムはレティシアの父からの結婚の申し出を断る事が出来ず、仕方なくレティシアと婚約したという事。
トンプソン公爵がいなくなった今、本来婚約する予定だったガルシア侯爵家の、ミランダとの婚約を考えていると言う事。でも心優しいリアムは、その事をレティシアに言い出せずに悩んでいると言う、レティシアにとって衝撃的な内容だった。
あまりのショックに、フラフラと歩くレティシアの目に飛び込んできたのは、楽しそうにお茶をする、リアムとミランダの姿だった。ミランダの髪を優しく撫でるリアムを見た瞬間、先ほど貴族が話していた事が本当だったと理解する。
ずっと自分を支えてくれたリアム。大好きなリアムの為、身を引く事を決意。それと同時に、国を出る準備を始めるレティシア。
そして1ヶ月後、大好きなリアムの為、自ら王宮を後にしたレティシアだったが…
追記:ヒーローが物凄く気持ち悪いです。
今更ですが、閲覧の際はご注意ください。

抱かれたい騎士No.1と抱かれたく無い騎士No.1に溺愛されてます。どうすればいいでしょうか!?
ゆきりん(安室 雪)
恋愛
ヴァンクリーフ騎士団には見目麗しい抱かれたい男No.1と、絶対零度の鋭い視線を持つ抱かれたく無い男No.1いる。
そんな騎士団の寮の厨房で働くジュリアは何故かその2人のお世話係に任命されてしまう。どうして!?
貧乏男爵令嬢ですが、家の借金返済の為に、頑張って働きますっ!

美幼女に転生したら地獄のような逆ハーレム状態になりました
市森 唯
恋愛
極々普通の学生だった私は……目が覚めたら美幼女になっていました。
私は侯爵令嬢らしく多分異世界転生してるし、そして何故か婚約者が2人?!
しかも婚約者達との関係も最悪で……
まぁ転生しちゃったのでなんとか上手く生きていけるよう頑張ります!

お腹の子と一緒に逃げたところ、結局お腹の子の父親に捕まりました。
下菊みこと
恋愛
逃げたけど逃げ切れなかったお話。
またはチャラ男だと思ってたらヤンデレだったお話。
あるいは今度こそ幸せ家族になるお話。
ご都合主義の多分ハッピーエンド?
小説家になろう様でも投稿しています。

義兄に甘えまくっていたらいつの間にか執着されまくっていた話
よしゆき
恋愛
乙女ゲームのヒロインに意地悪をする攻略対象者のユリウスの義妹、マリナに転生した。大好きな推しであるユリウスと自分が結ばれることはない。ならば義妹として目一杯甘えまくって楽しもうと考えたのだが、気づけばユリウスにめちゃくちゃ執着されていた話。
「義兄に嫌われようとした行動が裏目に出て逆に執着されることになった話」のifストーリーですが繋がりはなにもありません。
イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?
すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。
「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」
家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。
「私は母親じゃない・・・!」
そう言って家を飛び出した。
夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。
「何があった?送ってく。」
それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。
「俺と・・・結婚してほしい。」
「!?」
突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。
かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。
そんな彼に、私は想いを返したい。
「俺に・・・全てを見せて。」
苦手意識の強かった『営み』。
彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。
「いあぁぁぁっ・・!!」
「感じやすいんだな・・・。」
※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。
※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。
それではお楽しみください。すずなり。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる