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#30 たくさんのプレゼントを

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「えーと、プレゼントはここに隠して・・」

王都に行っているカミルが戻って来るまでに、念入りにいろいろと準備しておく。
今日の0時に日付が変われば、カミルの誕生日なのだ。

ご馳走も用意したし、プレゼントもあるし、完璧!びっくりさせようと、今からワクワクする。ただ問題なのは、当の本人が自分の誕生日を忘れていそうなことだ・・。


キッチンに戻り、ビーフシチューをぐるぐると掻き混ぜていると、ふわっと温かいものに包まれる。

「わわっ!カミル、びっくりするでしょ!」

慌てて後ろを振り向けば、騎士服姿の背の高いカミルに唇を啄まれる。

「は・・りっちゃんただいま・・」

帰って来て早速唇に何度も吸い付かれて、後ろに体を捻じったこの体勢は辛い。

「おか・・えり、カミル・・んんっ!」

お玉を取り上げられ、カミルの方に向かされ、本格的にキスが始まる。

「ちょ・・ちょっと・・、ご飯にしよう!」

このままじゃ埒が明かないので無理やり離れれば、やっとカミルが離してくれた。

「わ、りっちゃん美味しそうだね。僕の好物ばか・・り?」

キッチンに並んでいる料理を見て驚いているカミルに、胸を張りたくなる。

「そうだよ!がんばってつく・・」
「怪しい・・・」




「・・・え?」

「何で普通の日なのにこんなご馳走ばかり・・」

やっぱり忘れてる!

「それは明日がカミルの・・」
「何か後ろめたいことでもあるの?りっちゃん」

美形が凄んでいる。え、なぜ?

「ちょっと待ってカ」
「僕の留守中になに、他の男とか?」
「ひ・・・っ」

少し屈んだカミルに耳元で囁かれ、ぞわっと鳥肌が立つ。

「これは、取り調べをしないといけないな」

恐ろしい顔をしたカミルに横抱きにされ、寝室へと運ばれる。
ちょっと・・せっかくご飯作ったのに!



ベットに下ろされ、抗議しようとする私に圧し掛かったカミルが、魔法で紐を取り出す。

「なにす・・・!」

素早く私は全裸にされ、仰向けのまま両手をそれぞれベットに紐で固定されて、万歳する格好で寝かされる。

「ちょっと解いてよ!」
「だめだよ。りっちゃんにはいろいろ聞かないといけないからね」

そう言って、まさかの足は、あそこを見せつけるような曲げた形のまま固定されてしまった。

「やだぁ・・カミルこれ・・っ!」

恥ずかしがる私をよそに、更に動けない私の目元に布が巻かれ、目隠しされる。

「やめて、見えない・・」

真っ暗になってしまった視界に怖くなっていると、服を着たままのカミルが再び私に圧し掛かってきたのを感じる。

すると突然、耳に温かいものが這った。

「ひん・・っ」
「はぁ・・っ、悪い子だな、りっちゃんは・・僕のいない間に何してたの?」

ねっとりと左耳を舐められて、時々含まれて吸われる。
耳の中に尖らせた舌を入れられると、思わず声が出てしまった。

「はぁん・・やめ・・カミル・・」

耳を舐められる、ちゅくちゅくと官能的な音を聞かされて、体が反応し出してしまう。
首筋も何度も何度も舐め上げられ、ようやく私の開いた足の間に座って身を起こしたらしいカミルが、じっと黙っている。

「や・・見ないで・・」

カミルに視姦されている気がして身を隠そうとするも、紐のせいで全然動けない。

黙っているカミルに怯えていると、すっと脇腹を撫でられる。

「んん・・・っ」

驚いて身を捩るも、カミルは羽のように両脇腹に何度も指を滑らせてくる。

「ん・・・はぁ・・っ、あぁっ・・」

見えないせいで、どこを触られるかわからなくて、撫でられる度に体がびくびくと震えてしまう。脇腹もお腹も何本も指を這わされて、震えが止まらない。

すると、ふいに乳首に弾く様に触れられ、大きく戦慄いてしまう。

「あああっ・・・!」

突然の乳首への刺激に震えていると、今度は乳輪の辺りを優しく撫でられる。

「あ・・・はぁ・・・っ」

くるくると撫でられる刺激がもどかしい。乳首に触れてほしいのに、カミルは全然触れてくれない。

「ああ、カミル・・・っ」
「どうしたの?」

大きな刺激が欲しくて、思わず声に出してしまった。

「お願い・・乳首を・・」
「乳首?」

わかっているだろうに、くるくると周りをなぞるだけで、肝心なとこには触れてくれない。

「乳首も触って・・っ」
「うん、勃起してこりこりだね」

そう言いながらも触ってくれない。
あそこが熱くなってきて、焦れてどうしようもなくて、もう一度おねだりしてしまう。

「お願い、お願い・・乳首触って・・っ」

そう言えば、カミルがふっと息を吐いたのが聞こえ、乳首に強烈な刺激が走る。

「ああああ・・・っ!」

指で乳首を摘ままれて、軽くイってしまった。

「ほら、りっちゃんのこりこり乳首、こんなに摘まめるよ?」

くりくりと引っ張るように何度も何度も摘ままれて、体が跳ねる。

すると今度は左の乳首が温かいものに包まれた。
吸われ、舌で扱かれ、たまに歯で軽く挟まれる、右の乳首もくりくりと摘ままれ、気持ちが良くてしょうがない。

「んんん・・・っ、いやぁ・・・っ」
「他の男にここを咥えさせたの?こんなに快楽に弱くてどうするの?りっちゃん」

乳首を歯で扱きながら、喋ってくるカミルに震えてしまう。

「そんなことしてない・・・っ」
「それは今から、ここに聞くよ」

ようやく乳首が解放され、腫れあがったであろう乳首が空気にさらされ、それだけでまた感じてしまう。

「りっちゃん、こんなに足を開いて、そんなに僕に大事なところを見てもらいたいの?」

ちょっと笑いながら言ったカミルが、私の足の間に陣取る気配がする。

「やだぁ・・見ないで・・!」

そうは言うものの、身を捩っても全く動けない。

「さぁ、ここを開いてよく見てあげようね・・」

そこを両手で開かれるのがわかって、恥ずかしくて声を上げてしまう。

「やだああ・・・・っ!」

カミルがじっと見ているのを感じると、中からとろりと愛液が零れたのを感じて慌てる。

「あ・・・」
「あれ、垂れてきた。感じちゃったの?」

そう言ったきり、黙ってしまうカミルに恥ずかしくなる。
するとそこに温かい空気が触れ、足をバタつかせるが、びくともしない。

「見えないりっちゃんのために言ってあげるね。今ね、クリトリスの匂いを嗅いでいるんだよ」

続けて鼻を鳴らす音が聞こえ、恥ずかしさに見悶えてしまう。

「いやぁぁぁぁぁ」
「ああ、おっきめのクリトリスが立ってて美味しそうだ・・」

そう言って、クリトリスに微かに舌が触れる。その小さな刺激だけで、体中に刺激が走った。

「ん・・く・・・・っ!」

尖らせた舌を何度か僅かに当ててくるだけで、それ以上はしてくれない。

「ここも嗅いであげようね」

腰を持ち上げられ、よく見える位置に固定すると、蜜が垂れている部分に熱い息がかかる。

「いや・・・!」
「ん・・はぁ・・っ、こんないやらしい匂いさせて・・」

くんくんと嗅いだ後、穴の極浅いところをちろちろと舐められる。その細かい舌遣いに、体はまた震えてしまう。

「んんん・・・っ!」

しかし、もどかしいその動きに、もっと奥まで舌を入れられ、思い切り吸ってもらいたい衝動に駆られる。我慢できない!

「かみる・・・っ!お願いもっと・・!」
「らあに?りっちゃん」

舌でそこをちろちろと舐めながら返事するカミル。

「もっと、す・・吸って・・!」
「ふふ、啜っていいの?」

するとクリトリスに指が当てられ、撫でながら、蜜の出るとこを思いっきり吸われる。

「あああああっっ!」

ずずずっ!と恥ずかしい音を立てながらそこを吸われ、燻ぶっていた熱が解放されて、私は一気に昇り詰めてしまった。
震える私を気にせずに、カミルはクリトリスを撫でながら愛液を啜り続けている。

「いやぁ・・・もうやめ・・っ」
「はぁっ、おいし・・・っ」

「も、もうやめて・・・っ!」

そう懇願するも、興奮したように啜り続けているカミルはやめてくれない。
更にクリトリスを執拗に吸引され、歯で扱かれ、私は気を失いそうになってしまった。

夢中で吸っていたカミルが、ちゅぽっとようやくクリトリスから口を離した頃には、私はぐったりとして動けなくなっていた。

「さぁ、奥の方も確かめないとね・・っ」

そう言って、服が擦れる音が聞こえてくる。もう無理!

「やめてかみる・・もう動けないから・・ぁっ!」

ずぶぅっと灼熱の太い棒が突き刺さり、私ははくっと息ができない。

「ああ、すっご・・吸い付かれる・・」

入れたまま止まっているカミルがそう言った後、猛然と腰を振りだした。

ずぼっじゅぼぉっずぶっ!
「ああああ・・・もうむり・・・っ!」
「まんこ汁の音凄いね・・っ」

中をごりごりと抉られて、出し入れされる度に愛液の音が凄くて、また一気に快楽に飲み込まれる。

「やだ・・カミル・・見えないのぉ・・っ」

目隠しを取って欲しい・・

「うん、見えないね?見えないまま穴をちんぽで犯されるのどう・・っ?」
「・・んっ・・・やぁ・・・っ」

カミルの傘の部分で中が擦られる感覚が、目隠しされているせいで集中してしまい、いつもより感じてしまう。

じゅぼっぢゅっじゅぼっ!
「あー目隠しのりっちゃん犯すの、すっごい興奮する・・っ」

そう言うと、温かい何かが目隠しの下に侵入してきた。

「・・・・っっ!」

腰を振りながら、目隠しの下の皮膚を舌でねっとりと舐められて、その感触に震えてしまう。ねちっこく何度も何度も舌でなぞられて、そのいやらしさに感じてしまう。

「あ・・・ぐ・・・っ!」

狭い中を硬いものでこじ開けられ、荒らされて、更にどんどん締まっていく。

私の顔から離れたカミルが、今度は私の脇にしゃぶりつく。

「だめ・・・そこいや・・・っ!」
「・・つるつるの脇おいし・・・っ」

興奮したのか、中のカミルのものが更に大きくなった。
じゅぼっぢゅぼっと出し入れされる音に、更に私の脇汗を啜る音が混ざって、恥ずかしくてしょうがない。

「ああ・・たまんないっ・・」

カミルが奥をがつがつと突いて、私は一気に昇り詰める。

「あ・・イっちゃう・・イ・・っく・・!」

びくびく震えながら中で思い切り締め付けると、その刺激でカミルのどろっとしたものが流れ込んでくる。

口づけてこようとするカミルを避け、声を出せば、恨みがましい声が出た。

「ひどい・・」

目隠しが取られ、顔を両手で固定されて、数えきれないくらいキスをされる。

「ごめんね。りっちゃんがあまりにもかわいいから・・僕の誕生日を祝ってくれようとしてたんだよね?」
「なっ、知ってたの!?」

知っててこの仕打ち・・。

「王達が先に祝ってくれたからね」

そう言うカミルは少し照れている。
やっと紐が解かれ、中に入っていたカミルのものが抜かれ、一息ついた。
カミルを引き寄せて抱きしめる。

「少し早いけど、カミル、お誕生日おめでとう」

そう伝えれば、カミルが少し震えた。

「生まれてきてくれてありがとう。私をこんなに幸せにしてくれてありがとう」

ぎゅっと抱きしめられた後、カミルからも言葉を返される。

「りっちゃんが・・りっちゃんも生まれてきてくれてありがとう。僕を幸せにしてくれてありがとう」

嬉しそうにはにかんでるカミル。私も嬉しい。
と思っていたら、太ももに硬いものが当たる。

「また硬くなってきちゃった・・ほら、一番の誕生日プレゼントはりっちゃんでしょ?今度は、目隠ししたりっちゃんを四つん這いにして、後ろから犯そうか・・」

そう言って、獣のような目をしたカミルに私は何も言えなかった。


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