21 / 60
第1章 (人間とお友達 覚醒編)
さぁー、ここで第一章のフィナーレといきますか!
しおりを挟む
俺は屍の山を足で踏まないに気を付けながら進んだ。案の定クリーチャーも俺の後ろをしっかりと着いて来た。でも、クリーチャーは屍の山の死体が気になったのか、いきなり死体を貪り食い始めた。
うげー……!
この世で一番見たくない食事シーンを見てしまった。だけど、クリーチャーは今食べる事に夢中で少し逃げる時間が稼げたかもしれない。
クリーチャーの隙を見て俺は急いで通路を駆け抜けた。通路を抜けるとそこは石と土で出来た広い造りの部屋だった。
でも、この部屋は何だか工事が途中で中断されてしまって、至る所が建設途中のように見える。それに、建設道具や資材にはシートが掛けらいてそこに土埃が溜まっていた。
とりあえず、詩をクリーチャーから見えない左側の安全そうな場所に置き、そこら辺に置いてあった資材やシートで詩を覆い隠した。
「詩、すぐ終わるから少しの間だけココで待ってて……」
俺は一人、最後の決戦に挑んだ。
この戦いはきっと勝つ見込みはゼロに等しいかもしれない。それでも、今ここで絶対に逃げ出したくない。
だって、俺まだ皆にちゃんと証明してない。仲間達が命を懸けて守ってくれた価値ある漢だと!
「それを証明する為に、俺がココで何としでも食い止めるんだ!」
床に転がっていた丁度いいサイズの鉄パイプを見つけ、俺は手に取り強く握りしめた。
「律様、ドウスルオツモリデスカ?」
「わからないけど、やるだけの事はやってみるよ!」
俺がこの部屋の中央に立った時だった、急に誰かの視線を感じ反対側を振り向き見上げてみた。そこには、三体の立派に完成された女神様の石像がそびえ立っていた。
その凄さに俺は思わず魅入られてしまった。中央の女神様の石像は人々に優しく微笑みかけ、両手で手を差し伸べていた。左側の女神様は両手で壊れてしまった地球をすくい上げていた。右側の女神様は両手で地球を優しく包み込んでいた。
どうしてココの通路に屍の山が出来ていたのか、今ならわかる気がする……。
この部屋は、人々が女神様に祈りを捧げるために作られた場所だったんだ。
最後に人々は女神様に助けを求める為にココまで来たのかもしれない。
「不思議だ! まるで、この女神様達はそれぞれ創造と破壊、再生を司ってるように見える……」
でも、石像は大分時が経ち脆く至る所が今にも崩れ落ちそうだった。そんな状態の女神様の石像を見て俺は一か八かの賭けをする事にした。
俺は女神様の石像の方へ向き、そっと目を閉じ胸に手をあてた。
「今、神様とか女神様見ると言いたい事山ほどあるけど、どうか俺に力をお貸しください……」
俺が目を開けた時、クリーチャーも通路からやって来て入口に手を掛けこの部屋を覗き込んできた。
俺は息を深く吐き、クリーチャーに向かって真っ直ぐ鉄パイプを突き立てわざと煽るように言った。
「こっちに来いよ! ノロマ野郎……」
クリーチャーは俺の方目掛けて突進してきた。そうだ、こっちに来い!
あの時、KAGUYAと長々と作戦会議してた訳じゃない。実はちゃんと強化ガラス越しからクリーチャーの攻撃パターンや癖をしっかり見てたんだ!
「RPGプレイヤーを舐めるなよ!」
俺なら出来る!
たっくんや直人さんが生き抜く戦い方を教えてくれたんだ。それに、ここで見せないでいつ見せるだよ!
俺は必死に戦って途中、何度か殺り合う場面の時に持っていた鉄パイプをクリーチャーの右目に刺す事に成功した。
クリーチャーは悶え苦しみ、その場で立ち止まり俺の事を睨みながら吠えた。そして、ジリジリと俺を壁際まで追い込み攻めるような攻撃に変えた。俺は今、クリーチャーは対峙する様な格好になっていた。
「こんな時響きならどうするかな……?
彼奴ならきっとこうするに決まってる!」
俺とクリーチャーはほぼ同時にお互いに走り出していた。俺は走りながら響の身軽さをに頭の中で、ゲームのボス戦の時みたいに何回もイメトレし呼び起こした。そのままのイメージで身体を委ねたらクリーチャーの背中に飛び乗る事が出来た。よし、成功した!
「響流で言ったら、あばよかな?」
暴れるクリーチャーの背中でまだ見える左眼を鉄パイプで突きさした。クリーチャーは絶叫し、仰け反った拍子に俺は床に叩き落とされた。
視界を全て絶たれたクリーチャーは己を制止する出来ず、無我夢中で走り最後は転がるようにして女神様の石像に盛大にぶつかった。そして、女神様の石像が折り重なるように倒れ込みクリーチャーはそのまま下敷きになってしまった。一瞬で土埃が舞い上がった。
「俺、やったのか? 俺があのクリーチャーを倒したんだよな!」
あれ、可笑しいな……。皆にちゃんと伝えたいのに涙が溢れてきて止まらない……。こんな、泣いてばかりいたら、たっくんや直人さん、それに響に笑われちゃうな。けどね、俺一人でもちゃんとあの物凄く強いクリーチャー倒せたんだよ!
「俺さぁー、皆にかっこいい姿を一番近くで見て欲しかったな……」
「キット今ノ律様ノ姿ヲ見タラ、皆サンカッコイイッテ笑イナガラ喜ンデクレマスヨ」
「うん……」
しばらく泣いた後俺は涙を手で拭い、眠っている詩をおんぶして新たな扉の前に来た。そして、心の中で出口に通じてますようにとお願いをしながら扉を開けた。
願いが通じたのか……?
俺達が開けた扉は外に通じていた。そこから一歩出た瞬間、太陽がやけに眩しく感じた。俺は久しぶりに外の空気を鼻から吸って吐いた。凄く新鮮に感じた……。
まだ、俺は新鮮な空気を吸いたいのにKAGUYAは慌てた様子で話し掛けてきた。
「律様、大変デス!
体力ガ1上がりC+になりました」
「何だよそれ……」
喜んでいいのやら泣きたい様な、そんな気持ちになった。
俺は沢山のモノを仲間から貰ったけど、それと同じくら失ってしまった。
だけど、それでも生きる事はやめない!
ココにはもう臆病で弱虫なダメな俺はもういないから……。
うげー……!
この世で一番見たくない食事シーンを見てしまった。だけど、クリーチャーは今食べる事に夢中で少し逃げる時間が稼げたかもしれない。
クリーチャーの隙を見て俺は急いで通路を駆け抜けた。通路を抜けるとそこは石と土で出来た広い造りの部屋だった。
でも、この部屋は何だか工事が途中で中断されてしまって、至る所が建設途中のように見える。それに、建設道具や資材にはシートが掛けらいてそこに土埃が溜まっていた。
とりあえず、詩をクリーチャーから見えない左側の安全そうな場所に置き、そこら辺に置いてあった資材やシートで詩を覆い隠した。
「詩、すぐ終わるから少しの間だけココで待ってて……」
俺は一人、最後の決戦に挑んだ。
この戦いはきっと勝つ見込みはゼロに等しいかもしれない。それでも、今ここで絶対に逃げ出したくない。
だって、俺まだ皆にちゃんと証明してない。仲間達が命を懸けて守ってくれた価値ある漢だと!
「それを証明する為に、俺がココで何としでも食い止めるんだ!」
床に転がっていた丁度いいサイズの鉄パイプを見つけ、俺は手に取り強く握りしめた。
「律様、ドウスルオツモリデスカ?」
「わからないけど、やるだけの事はやってみるよ!」
俺がこの部屋の中央に立った時だった、急に誰かの視線を感じ反対側を振り向き見上げてみた。そこには、三体の立派に完成された女神様の石像がそびえ立っていた。
その凄さに俺は思わず魅入られてしまった。中央の女神様の石像は人々に優しく微笑みかけ、両手で手を差し伸べていた。左側の女神様は両手で壊れてしまった地球をすくい上げていた。右側の女神様は両手で地球を優しく包み込んでいた。
どうしてココの通路に屍の山が出来ていたのか、今ならわかる気がする……。
この部屋は、人々が女神様に祈りを捧げるために作られた場所だったんだ。
最後に人々は女神様に助けを求める為にココまで来たのかもしれない。
「不思議だ! まるで、この女神様達はそれぞれ創造と破壊、再生を司ってるように見える……」
でも、石像は大分時が経ち脆く至る所が今にも崩れ落ちそうだった。そんな状態の女神様の石像を見て俺は一か八かの賭けをする事にした。
俺は女神様の石像の方へ向き、そっと目を閉じ胸に手をあてた。
「今、神様とか女神様見ると言いたい事山ほどあるけど、どうか俺に力をお貸しください……」
俺が目を開けた時、クリーチャーも通路からやって来て入口に手を掛けこの部屋を覗き込んできた。
俺は息を深く吐き、クリーチャーに向かって真っ直ぐ鉄パイプを突き立てわざと煽るように言った。
「こっちに来いよ! ノロマ野郎……」
クリーチャーは俺の方目掛けて突進してきた。そうだ、こっちに来い!
あの時、KAGUYAと長々と作戦会議してた訳じゃない。実はちゃんと強化ガラス越しからクリーチャーの攻撃パターンや癖をしっかり見てたんだ!
「RPGプレイヤーを舐めるなよ!」
俺なら出来る!
たっくんや直人さんが生き抜く戦い方を教えてくれたんだ。それに、ここで見せないでいつ見せるだよ!
俺は必死に戦って途中、何度か殺り合う場面の時に持っていた鉄パイプをクリーチャーの右目に刺す事に成功した。
クリーチャーは悶え苦しみ、その場で立ち止まり俺の事を睨みながら吠えた。そして、ジリジリと俺を壁際まで追い込み攻めるような攻撃に変えた。俺は今、クリーチャーは対峙する様な格好になっていた。
「こんな時響きならどうするかな……?
彼奴ならきっとこうするに決まってる!」
俺とクリーチャーはほぼ同時にお互いに走り出していた。俺は走りながら響の身軽さをに頭の中で、ゲームのボス戦の時みたいに何回もイメトレし呼び起こした。そのままのイメージで身体を委ねたらクリーチャーの背中に飛び乗る事が出来た。よし、成功した!
「響流で言ったら、あばよかな?」
暴れるクリーチャーの背中でまだ見える左眼を鉄パイプで突きさした。クリーチャーは絶叫し、仰け反った拍子に俺は床に叩き落とされた。
視界を全て絶たれたクリーチャーは己を制止する出来ず、無我夢中で走り最後は転がるようにして女神様の石像に盛大にぶつかった。そして、女神様の石像が折り重なるように倒れ込みクリーチャーはそのまま下敷きになってしまった。一瞬で土埃が舞い上がった。
「俺、やったのか? 俺があのクリーチャーを倒したんだよな!」
あれ、可笑しいな……。皆にちゃんと伝えたいのに涙が溢れてきて止まらない……。こんな、泣いてばかりいたら、たっくんや直人さん、それに響に笑われちゃうな。けどね、俺一人でもちゃんとあの物凄く強いクリーチャー倒せたんだよ!
「俺さぁー、皆にかっこいい姿を一番近くで見て欲しかったな……」
「キット今ノ律様ノ姿ヲ見タラ、皆サンカッコイイッテ笑イナガラ喜ンデクレマスヨ」
「うん……」
しばらく泣いた後俺は涙を手で拭い、眠っている詩をおんぶして新たな扉の前に来た。そして、心の中で出口に通じてますようにとお願いをしながら扉を開けた。
願いが通じたのか……?
俺達が開けた扉は外に通じていた。そこから一歩出た瞬間、太陽がやけに眩しく感じた。俺は久しぶりに外の空気を鼻から吸って吐いた。凄く新鮮に感じた……。
まだ、俺は新鮮な空気を吸いたいのにKAGUYAは慌てた様子で話し掛けてきた。
「律様、大変デス!
体力ガ1上がりC+になりました」
「何だよそれ……」
喜んでいいのやら泣きたい様な、そんな気持ちになった。
俺は沢山のモノを仲間から貰ったけど、それと同じくら失ってしまった。
だけど、それでも生きる事はやめない!
ココにはもう臆病で弱虫なダメな俺はもういないから……。
0
お気に入りに追加
11
あなたにおすすめの小説
ニートの俺がサイボーグに改造されたと思ったら異世界転移させられたンゴwwwwwwwww
刺狼(しろ)
ファンタジー
ニートの主人公は一回50万の報酬を貰えるという治験に参加し、マッドサイエンティストの手によってサイボーグにされてしまう。
さらに、その彼に言われるがまま謎の少女へ自らの血を与えると、突然魔法陣が現れ……。
という感じの話です。
草生やしたりアニメ・ゲーム・特撮ネタなど扱います。フリーダムに書き連ねていきます。
小説の書き方あんまり分かってません。
表紙はフリー素材とカスタムキャスト様で作りました。暇つぶしになれば幸いです。
悪魔勇者
製作する黒猫
ファンタジー
後世では悪魔召喚と呼ばれる儀式で召喚された勇者。
召喚された当時は、誰もが彼を慈悲深い存在と認識し、彼なら魔王を倒し平和な世界を与えてくれると思われていた。
しかし、最後には、彼は人々を死に誘う悪魔だったと、彼を悪魔勇者と呼んだ。
彼は、すべて承知の上で、非道を行う。
カクヨム 小説家になろうにも載せています。
異世界へ誤召喚されちゃいました~女神の加護でほのぼのスローライフ送ります~
モーリー
ファンタジー
⭐︎第4回次世代ファンタジーカップ16位⭐︎
飛行機事故で両親が他界してしまい、社会人の長男、高校生の長女、幼稚園児の次女で生きることになった御剣家。
保険金目当てで寄ってくる奴らに嫌気がさしながらも、3人で支え合いながら生活を送る日々。
そんな矢先に、3人揃って異世界に召喚されてしまった。
召喚特典として女神たちが加護やチート能力を与え、異世界でも生き抜けるようにしてくれた。
強制的に放り込まれた異世界。
知らない土地、知らない人、知らない世界。
不安をはねのけながら、時に怖い目に遭いながら、3人で異世界を生き抜き、平穏なスローライフを送る。
そんなほのぼのとした物語。

収納魔法を極めた魔術師ですが、勇者パーティを追放されました。ところで俺の追放理由って “どれ” ですか?
木塚麻弥
ファンタジー
収納魔法を活かして勇者パーティーの荷物持ちをしていたケイトはある日、パーティーを追放されてしまった。
追放される理由はよく分からなかった。
彼はパーティーを追放されても文句の言えない理由を無数に抱えていたからだ。
結局どれが本当の追放理由なのかはよく分からなかったが、勇者から追放すると強く言われたのでケイトはそれに従う。
しかし彼は、追放されてもなお仲間たちのことが好きだった。
たった四人で強大な魔王軍に立ち向かおうとするかつての仲間たち。
ケイトは彼らを失いたくなかった。
勇者たちとまた一緒に食事がしたかった。
しばらくひとりで悩んでいたケイトは気づいてしまう。
「追放されたってことは、俺の行動を制限する奴もいないってことだよな?」
これは収納魔法しか使えない魔術師が、仲間のために陰で奮闘する物語。
【改稿版】休憩スキルで異世界無双!チートを得た俺は異世界で無双し、王女と魔女を嫁にする。
ゆう
ファンタジー
剣と魔法の異世界に転生したクリス・レガード。
剣聖を輩出したことのあるレガード家において剣術スキルは必要不可欠だが12歳の儀式で手に入れたスキルは【休憩】だった。
しかしこのスキル、想像していた以上にチートだ。
休憩を使いスキルを強化、更に新しいスキルを獲得できてしまう…
そして強敵と相対する中、クリスは伝説のスキルである覇王を取得する。
ルミナス初代国王が有したスキルである覇王。
その覇王発現は王国の長い歴史の中で悲願だった。
それ以降、クリスを取り巻く環境は目まぐるしく変化していく……
※アルファポリスに投稿した作品の改稿版です。
ホットランキング最高位2位でした。
カクヨムにも別シナリオで掲載。
うっかり女神さまからもらった『レベル9999』は使い切れないので、『譲渡』スキルで仲間を強化して最強パーティーを作ることにしました
akairo
ファンタジー
「ごめんなさい!貴方が死んだのは私のクシャミのせいなんです!」
帰宅途中に工事現場の足台が直撃して死んだ、早良 悠月(さわら ゆずき)が目覚めた目の前には女神さまが土下座待機をして待っていた。
謝る女神さまの手によって『ユズキ』として転生することになったが、その直後またもや女神さまの手違いによって、『レベル9999』と職業『譲渡士』という謎の職業を付与されてしまう。
しかし、女神さまの世界の最大レベルは99。
勇者や魔王よりも強いレベルのまま転生することになったユズキの、使い切ることもできないレベルの使い道は仲間に譲渡することだった──!?
転生先で出会ったエルフと魔族の少女。スローライフを掲げるユズキだったが、二人と共に世界を回ることで国を巻き込む争いへと巻き込まれていく。
※9月16日
タイトル変更致しました。
前タイトルは『レベル9999は転生した世界で使い切れないので、仲間にあげることにしました』になります。
仲間を強くして無双していく話です。
『小説家になろう』様でも公開しています。

巻き込まれ召喚されたおっさん、無能だと追放され冒険者として無双する
高鉢 健太
ファンタジー
とある県立高校の最寄り駅で勇者召喚に巻き込まれたおっさん。
手違い鑑定でスキルを間違われて無能と追放されたが冒険者ギルドで間違いに気付いて無双を始める。
最強の職業は解体屋です! ゴミだと思っていたエクストラスキル『解体』が実は超有能でした
服田 晃和
ファンタジー
旧題:最強の職業は『解体屋』です!〜ゴミスキルだと思ってたエクストラスキル『解体』が実は最強のスキルでした〜
大学を卒業後建築会社に就職した普通の男。しかし待っていたのは設計や現場監督なんてカッコいい職業ではなく「解体作業」だった。来る日も来る日も使わなくなった廃ビルや、人が居なくなった廃屋を解体する日々。そんなある日いつものように廃屋を解体していた男は、大量のゴミに押しつぶされてしまい突然の死を迎える。
目が覚めるとそこには自称神様の金髪美少女が立っていた。その神様からは自分の世界に戻り輪廻転生を繰り返すか、できれば剣と魔法の世界に転生して欲しいとお願いされた俺。だったら、せめてサービスしてくれないとな。それと『魔法』は絶対に使えるようにしてくれよ!なんたってファンタジーの世界なんだから!
そうして俺が転生した世界は『職業』が全ての世界。それなのに俺の職業はよく分からない『解体屋』だって?貴族の子に生まれたのに、『魔導士』じゃなきゃ追放らしい。優秀な兄は勿論『魔導士』だってさ。
まぁでもそんな俺にだって、魔法が使えるんだ!えっ?神様の不手際で魔法が使えない?嘘だろ?家族に見放され悲しい人生が待っていると思った矢先。まさかの魔法も剣も極められる最強のチート職業でした!!
魔法を使えると思って転生したのに魔法を使う為にはモンスター討伐が必須!まずはスライムから行ってみよう!そんな男の楽しい冒険ファンタジー!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる