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第1章 (人間とお友達 覚醒編)
ヒロインとの出会いは突然に
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「もしもーし、ねぇー君大丈夫?」
誰かの呼ぶ声が聞こえる……。あの優しい声は一体誰なんだろう? 女の子の声のような気がするけど、そうだったら嬉しいな。
でも、ちょっと待って! 俺の体をそんなに揺さぶらないでくれ。そんなに揺さぶると今さっき食べた物が全部リバースしそうになるから。ほんと、やめて差し上げて!
ドサッ!
えっ?! 今、俺の身体を無造作に地面に落とさなかった? ねぇーちょっと背中痛いんですけど、やっぱり落としたよね。俺、一様病人なんで、もう少し労わってくれるとほんとありがたいんですが……。あぁ、ダメだ。そう言いたくても身体が言う事を聞いてくれないし、目もまだ開けられそうにないみたいだ。
「近くにゾンビが居た形跡はないし、噛み跡もないし一先ず安心。だけど、今もの凄く怪しいといえばこの食べかけのカレーだけど……。他に辺りにはこれっといったモノは何も無いし、異常な事態もない。私の推理が正しければ……。間違いない! これは絶対にカレー殺人事件なんだ」
「いや、全然違うから!」
「えっ?!」
「えっ……?」
俺がいきなり起き上がったから、そこに居た女の子は固まってしまった。ついで俺も釣られて固まってしまった。
俺と彼女の謎の沈黙が続く……。この沈黙は一体なに待ちなんだろう? なんか、凄く気まづくなってきた。俺そんなに変なこと言ったか? いや、あの場面であれは的確なツッコミだったよ間違いなく。
だけど俺、まともに女の子なんて見た事ないから、目も一体どこに焦点を合わせたらいいんだよ! どこにも合わせられる所が無さすぎて、俺の目がめちゃくちゃ困って泳いでるよ。
もう、こうなったら焼けだ!
思い残すことないくらい、目の前の彼女の事を見てやろうじゃないか!!
男なら覚悟を決めろ!
「ジィーーーー!」
彼女を見てよくわかった事がある。まつ毛は長くて瞳は大きく、髪はサラサラしてて薄いブラウンでほんの少しピンクがかっている。そのサラサラな髪を一つに結んである。
あっ、今彼女と目が合った!
照れた? 彼女は顔を赤くして、俺に見ないでと手で顔を隠す姿は何とも可愛らしいな。
俺こんなに近くで女のコを見たのは、生まれて初めてかもしれない。いや、だって前世じゃあ彼女なんて一人もいたことなかったし、それにこう見えても俺仕事一筋だったから!?
今、俺やっちゃったな……。仕事一筋っていうのは嘘です。ごめんなさい!
「ごめんなさい、わたしてっきり何かの事件かと思っちゃった! ところで、君大丈夫なの?」
「多分、大丈夫だよ」
「ほんとに?」
大丈夫って言ったものの、なんか今になって俺の身体が上も下もこの上ないくらいヤバくなってきた。
これは絶対リバースするやつじゃん!
どうしよう、このままここに居たら全部ここでリバースしそうだよ。それは、絶対になんとしてでも回避しなくては……。
頑張れ、俺! 持ちこたえろ、俺!
なんとかして、急いでこの場を離れなくちゃ。そうだ、こーゆう時は最高の笑顔を彼女に振り撒けばいいんだ!
俺は最後の力を振り絞り、これにまでに無い最高の笑顔を彼女に見せて急いでコンテナの物陰に隠れた。
「ねぇ、君急にどうしたの?」
彼女に呼び止められた気もしたけど、今は答える事は出来ない。すまない……。今は目の前の事に集中するんだ。
よし、準備は万全だ!
今日はなんていい天気なんだ……!
この場所はいつも空が澄み切ってて綺麗だ。それに、出すもの全部だしたからかな、最高に清しい気分だ。
身体が凄く軽くなった。
あの気持ち悪さがまるで嘘のようだ! 今はもう何ともない。俺は軽やかな足取りて彼女の元へ行った。
「ごめん、お待たせ」
「うんうん、全然待ってないよ。それより君、顔色が大分よくなったね。元気になって良かったよ」
なんてやさいい人なんだ! こんなにやさしい人が世の中にまだ居たなんて、あれ? また涙が出てきた。
「どうしたの?」
「なんだか、すごくホッとしちゃって」
俺、こんなに涙脆かったけ?
何だろ……ようやく、安心出来る場所をみつけたからかなのかな。ここまで来るのに色々な事がありすぎて、考えるのも恐ろしいけど、過ぎてしまえばだんだん可笑しくなってきた。
もうこれ、笑うしかないよな!
「変な顔」
彼女はくしゃくしゃで泣いてる様な笑ってる様な俺の顔を見て笑い始めた。
俺もまた釣られてさらに変な顔になりながら一緒に笑いあった。
「ちょっと遅くなっちゃったけど、自己紹介がまだだったね。改めまして、わたしの名前は詩っていいます。よろしくねっ!」
「かわいい……」
笑顔が最高にかわいい人だ!
ハッ、余りの可愛さにうっとりしすぎて自己紹介忘れるところだった。
「あっ、俺の名前は律です。よろしく!」
「かわいいなんて....そんな、ずっともう誰れにも言われた事なかったから…………。本当に、ほんとうにかわいいって思う?」
「うん!」
俺は万遍の笑みで答えたら、詩からボッ、シューって変な音が鳴ったと思ったら蒸気みたいに頭から煙が出てきて爆発しちゃったみたい?! 詩は慌てて赤面した顔を前髪で隠し恥ずかしそうにしていた。
これは、俺のせいなのか!?
俺が可愛いって言った一言で、ヒロインの詩が故障してしまったんだ! けど、こんなに可愛い子に会ったの初めてだったから、つい可愛いって思ったこと言ちゃったけどダメだったのかな?
でもちょっと待てよ、これってよくよく考えたら普通に恥ずかしい奴じゃん俺っ! だって、会って間もない奴にそんな事言われたら普通引くよな。変な奴だって思われてたらどうしよう……。
そしたら俺生きていけないよ。出会いは第一印象が一番重要だっていうしな。はぁ~、ため息しか出ない。俺なんであんな事言っちゃったんだ!
あぁー、もう俺のバカバカッ!!
「でも、わたしには心に決めた人がいるから、ごめんなさい」
「えっ、なに? 今なんか言った??」
自問自答しててうっかり、聞くのを忘れてしまった。最悪すぎる……もう一度聞き直すか。
「いいの、聞こえてないならなんでもないんだ。しっかりしなくちゃ私!」
詩はかなり焦った様子で大きく身振り手振りを交えたと思ったら、自分自身に気合いを入れ直すためにほっぺたを両手で叩いた。
ほっぺた叩くなんてびっくりした……!だけど、何でもない話みたいで良かった。本当に詩には驚かされてばかりだな……。俺にとって詩との出会いは間違いなく衝撃だ!
これが恋に変わったりして……?
今はそんな事ある訳ないか。うん、ないよな!
誰かの呼ぶ声が聞こえる……。あの優しい声は一体誰なんだろう? 女の子の声のような気がするけど、そうだったら嬉しいな。
でも、ちょっと待って! 俺の体をそんなに揺さぶらないでくれ。そんなに揺さぶると今さっき食べた物が全部リバースしそうになるから。ほんと、やめて差し上げて!
ドサッ!
えっ?! 今、俺の身体を無造作に地面に落とさなかった? ねぇーちょっと背中痛いんですけど、やっぱり落としたよね。俺、一様病人なんで、もう少し労わってくれるとほんとありがたいんですが……。あぁ、ダメだ。そう言いたくても身体が言う事を聞いてくれないし、目もまだ開けられそうにないみたいだ。
「近くにゾンビが居た形跡はないし、噛み跡もないし一先ず安心。だけど、今もの凄く怪しいといえばこの食べかけのカレーだけど……。他に辺りにはこれっといったモノは何も無いし、異常な事態もない。私の推理が正しければ……。間違いない! これは絶対にカレー殺人事件なんだ」
「いや、全然違うから!」
「えっ?!」
「えっ……?」
俺がいきなり起き上がったから、そこに居た女の子は固まってしまった。ついで俺も釣られて固まってしまった。
俺と彼女の謎の沈黙が続く……。この沈黙は一体なに待ちなんだろう? なんか、凄く気まづくなってきた。俺そんなに変なこと言ったか? いや、あの場面であれは的確なツッコミだったよ間違いなく。
だけど俺、まともに女の子なんて見た事ないから、目も一体どこに焦点を合わせたらいいんだよ! どこにも合わせられる所が無さすぎて、俺の目がめちゃくちゃ困って泳いでるよ。
もう、こうなったら焼けだ!
思い残すことないくらい、目の前の彼女の事を見てやろうじゃないか!!
男なら覚悟を決めろ!
「ジィーーーー!」
彼女を見てよくわかった事がある。まつ毛は長くて瞳は大きく、髪はサラサラしてて薄いブラウンでほんの少しピンクがかっている。そのサラサラな髪を一つに結んである。
あっ、今彼女と目が合った!
照れた? 彼女は顔を赤くして、俺に見ないでと手で顔を隠す姿は何とも可愛らしいな。
俺こんなに近くで女のコを見たのは、生まれて初めてかもしれない。いや、だって前世じゃあ彼女なんて一人もいたことなかったし、それにこう見えても俺仕事一筋だったから!?
今、俺やっちゃったな……。仕事一筋っていうのは嘘です。ごめんなさい!
「ごめんなさい、わたしてっきり何かの事件かと思っちゃった! ところで、君大丈夫なの?」
「多分、大丈夫だよ」
「ほんとに?」
大丈夫って言ったものの、なんか今になって俺の身体が上も下もこの上ないくらいヤバくなってきた。
これは絶対リバースするやつじゃん!
どうしよう、このままここに居たら全部ここでリバースしそうだよ。それは、絶対になんとしてでも回避しなくては……。
頑張れ、俺! 持ちこたえろ、俺!
なんとかして、急いでこの場を離れなくちゃ。そうだ、こーゆう時は最高の笑顔を彼女に振り撒けばいいんだ!
俺は最後の力を振り絞り、これにまでに無い最高の笑顔を彼女に見せて急いでコンテナの物陰に隠れた。
「ねぇ、君急にどうしたの?」
彼女に呼び止められた気もしたけど、今は答える事は出来ない。すまない……。今は目の前の事に集中するんだ。
よし、準備は万全だ!
今日はなんていい天気なんだ……!
この場所はいつも空が澄み切ってて綺麗だ。それに、出すもの全部だしたからかな、最高に清しい気分だ。
身体が凄く軽くなった。
あの気持ち悪さがまるで嘘のようだ! 今はもう何ともない。俺は軽やかな足取りて彼女の元へ行った。
「ごめん、お待たせ」
「うんうん、全然待ってないよ。それより君、顔色が大分よくなったね。元気になって良かったよ」
なんてやさいい人なんだ! こんなにやさしい人が世の中にまだ居たなんて、あれ? また涙が出てきた。
「どうしたの?」
「なんだか、すごくホッとしちゃって」
俺、こんなに涙脆かったけ?
何だろ……ようやく、安心出来る場所をみつけたからかなのかな。ここまで来るのに色々な事がありすぎて、考えるのも恐ろしいけど、過ぎてしまえばだんだん可笑しくなってきた。
もうこれ、笑うしかないよな!
「変な顔」
彼女はくしゃくしゃで泣いてる様な笑ってる様な俺の顔を見て笑い始めた。
俺もまた釣られてさらに変な顔になりながら一緒に笑いあった。
「ちょっと遅くなっちゃったけど、自己紹介がまだだったね。改めまして、わたしの名前は詩っていいます。よろしくねっ!」
「かわいい……」
笑顔が最高にかわいい人だ!
ハッ、余りの可愛さにうっとりしすぎて自己紹介忘れるところだった。
「あっ、俺の名前は律です。よろしく!」
「かわいいなんて....そんな、ずっともう誰れにも言われた事なかったから…………。本当に、ほんとうにかわいいって思う?」
「うん!」
俺は万遍の笑みで答えたら、詩からボッ、シューって変な音が鳴ったと思ったら蒸気みたいに頭から煙が出てきて爆発しちゃったみたい?! 詩は慌てて赤面した顔を前髪で隠し恥ずかしそうにしていた。
これは、俺のせいなのか!?
俺が可愛いって言った一言で、ヒロインの詩が故障してしまったんだ! けど、こんなに可愛い子に会ったの初めてだったから、つい可愛いって思ったこと言ちゃったけどダメだったのかな?
でもちょっと待てよ、これってよくよく考えたら普通に恥ずかしい奴じゃん俺っ! だって、会って間もない奴にそんな事言われたら普通引くよな。変な奴だって思われてたらどうしよう……。
そしたら俺生きていけないよ。出会いは第一印象が一番重要だっていうしな。はぁ~、ため息しか出ない。俺なんであんな事言っちゃったんだ!
あぁー、もう俺のバカバカッ!!
「でも、わたしには心に決めた人がいるから、ごめんなさい」
「えっ、なに? 今なんか言った??」
自問自答しててうっかり、聞くのを忘れてしまった。最悪すぎる……もう一度聞き直すか。
「いいの、聞こえてないならなんでもないんだ。しっかりしなくちゃ私!」
詩はかなり焦った様子で大きく身振り手振りを交えたと思ったら、自分自身に気合いを入れ直すためにほっぺたを両手で叩いた。
ほっぺた叩くなんてびっくりした……!だけど、何でもない話みたいで良かった。本当に詩には驚かされてばかりだな……。俺にとって詩との出会いは間違いなく衝撃だ!
これが恋に変わったりして……?
今はそんな事ある訳ないか。うん、ないよな!
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