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黒勇者バギンの死
お姉さまの声に従わなきゃ死んでた【イザベラside】
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お姉さまが王宮の出発前に言われてた通りになったわ。
◇
「移動中に襲われるはずだから、ちゃんと私の言った通りに飛竜を動かすのよ、イザベラ?」
「どうして襲われるんですか?」
「そっちのナルシーンが邪魔だからよ。【五星眼】は【聖】陣営だからね。【邪】陣営の者達からしたら邪魔だから」
「えっ、ナルちゃんが狙われるんですか?」
「ええ、イザベラが守ってあげるのよ、姉なんだから」
「はい」
と私は不安がって手を握ってきたナルちゃんの手をあの時、握り返したけど。
◇
今のお姉さまの声に従って飛竜を下に移動させてなきゃ今ので多分死んでたわ。
私も、それに後部席に乗ってるナルちゃんも。
私はそう緊張する中、
「みんな、移動するわよ」
仮面のセーラさまの指示で8頭に減った飛竜は移動を続けた。
数が減ってるので私は緊張し続けたけど・・・・・・・
また攻撃があった。
地上から魔法攻撃が。
でも、今回の攻撃は飛竜に直撃しなかったけどね。威力も弱いし。
お姉さまも興味がないらしく、飛竜を操縦してるセーラさまに、
「何あれ? 無視でいいのよね? それとも潰すの?」
「必要ないでしょ、攻撃を当てれないような連中なら。先を急ぎましょう」
と言われたので、私達は無視して地上から魔法攻撃を撃ってくる3人くらいを無視した。
そして、私達は国境へと到着した。
国境にはチコルピア公国の一団が待っていた。
向こうは1000人くらいで陸獣も100頭以上の大軍勢で、私達の飛竜8頭はそこに着地したのだった。
◇
「移動中に襲われるはずだから、ちゃんと私の言った通りに飛竜を動かすのよ、イザベラ?」
「どうして襲われるんですか?」
「そっちのナルシーンが邪魔だからよ。【五星眼】は【聖】陣営だからね。【邪】陣営の者達からしたら邪魔だから」
「えっ、ナルちゃんが狙われるんですか?」
「ええ、イザベラが守ってあげるのよ、姉なんだから」
「はい」
と私は不安がって手を握ってきたナルちゃんの手をあの時、握り返したけど。
◇
今のお姉さまの声に従って飛竜を下に移動させてなきゃ今ので多分死んでたわ。
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私はそう緊張する中、
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数が減ってるので私は緊張し続けたけど・・・・・・・
また攻撃があった。
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でも、今回の攻撃は飛竜に直撃しなかったけどね。威力も弱いし。
お姉さまも興味がないらしく、飛竜を操縦してるセーラさまに、
「何あれ? 無視でいいのよね? それとも潰すの?」
「必要ないでしょ、攻撃を当てれないような連中なら。先を急ぎましょう」
と言われたので、私達は無視して地上から魔法攻撃を撃ってくる3人くらいを無視した。
そして、私達は国境へと到着した。
国境にはチコルピア公国の一団が待っていた。
向こうは1000人くらいで陸獣も100頭以上の大軍勢で、私達の飛竜8頭はそこに着地したのだった。
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