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リンデア王国侵攻
新生、第3師団
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邪神軍の将軍会議の第4席にオレはなった。
というか、オレが将軍になった将軍会議の席上で、
「次はライザスの第3師団にはリンデア王国に侵攻して貰うぞ」
さらりとユーロエス将軍が言ったので、オレが慌てて、
「待った。準備期間は?」
「必要なのか?」
「はい、まだラスタロス王国東部のラッタ山のドワーフ族が残ってますので。交渉する必要がありまして」
そっちは方便だ。
本当の狙いは第3師団のテコ入れだから。
巨大化したから再編成して責任の所在と命令系統を明確にしないと軍隊として機能しないから。
「ふむ。90日間の準備期間を認めてやる」
「ありがとうございます」
そんな会話をした。
という訳で、次は東のリンデア王国侵攻だ。
まあ、大丈夫でしょう。
負けたら邪神軍から逃げればいいだけなんだし。
邪神軍とは名前だけで、こちとら、まだ邪神様に忠誠も契約も捧げてないんだから。
◇
正式に第3師団を貰えたのでオレはちゃんと編成した。
師団長、ゼータデーロ。ハイオーガ族。中佐。
脳筋だが危険察知の直感もある。前師団長ガルダロゼ嫌い。オーガ族内の旧ガルダロゼ派をボコってる。オレへのオベンチャラではなくて嫌いとの理由で。そこがいい。
副師団長、アシュロン。アラクネー族。少佐。
知将。悪食。蜘蛛なので罠が得意。東部遠征で蜘蛛族3匹をアラクネー族にクラスチェンジさせた。同胞思いっぽい。
参謀、ドレサード。ラミア族。少佐。
キレ者だが性格が悪い。簡単に部下を消費出来る。東部遠征で蛇族7匹をラミア族にクラスチェンジさせた。
参謀、エリエリ。ダークエルフ族。中尉。
第4大隊所属の古参。はぐれ者や変わり者な訳がなく、ユーロエス将軍サイドの密偵の可能性大。ドレサードの推薦。ダークエルフ族だからバカじゃないだろう。でも足を引っ張るかも。
将軍特別伝令係。エイミー。大悪魔族。中佐。
オレの情婦。おバカ。大悪魔族なので戦闘も期待出来ない。
師団長伝令係。レクレ。ハーピー族。大尉。
弱い種族を馬鹿にする。大嫌いだったが上司になってからはイビるのが楽しい今日この頃。
第1大隊長、ゼータン。ハイオーガ族。少佐。
ゼータデーロの弟。東部侵攻でクラスチェンジした。
第2大隊長、ヨハル。ワーベア族。大尉(少佐から降格)。
隊長だが権力なし。ワーベア族からも厄病神扱い。もう用済み。第2大隊に入ったオーク族の奴が実際は第2大隊を率いてる。よくオーク族に理由もなく殴られてる。
第3大隊長、クーロ。ナイトフロッグマン族。大尉。
新参者。フロッグマン族の族長。とりあえず様子見。
第4大隊長、ワンダ。コボルトエース族。少佐。
新参者。コボルト族のリーダー。とりあえず様子見。副師団長だったシャランは更に降格。下働きと娼婦をやってる。
第5大隊長、オドエ。トロール族。大尉。
新参者。トロール族は図体だけでも敵を威圧出来る。大切にしよう。
第6大隊長、ビー。ダークエルフ族。大尉。
新参者。ルパーゾの半分くらいの強さかな?
第7大隊長、オスカン。人間族(暗黒騎士長)。大尉。
第1大隊に居た古参。東部遠征で暗黒騎士の上位職の暗黒騎士長になる。邪神様に帰依した人間族なので仲間扱い。
第8大隊、ベルデオ。リッチ族。大佐。
第2大隊に居た古参の元人間族の死霊術師。第3師団のゾンビ、骸骨兵の製造総監。第3師団が作る死体の山でゾンビや骸骨兵を製造しまくり死霊術の最高職の死霊術導師に到達。クラスチェンジして人間族を辞めた。
第3師団の規模は・・・・・・
(北部のゴブリン軍団を数えずに)人と匹を合わせて1万2000ってところか。
まあ、こんなもんだ。
というか、オレが将軍になった将軍会議の席上で、
「次はライザスの第3師団にはリンデア王国に侵攻して貰うぞ」
さらりとユーロエス将軍が言ったので、オレが慌てて、
「待った。準備期間は?」
「必要なのか?」
「はい、まだラスタロス王国東部のラッタ山のドワーフ族が残ってますので。交渉する必要がありまして」
そっちは方便だ。
本当の狙いは第3師団のテコ入れだから。
巨大化したから再編成して責任の所在と命令系統を明確にしないと軍隊として機能しないから。
「ふむ。90日間の準備期間を認めてやる」
「ありがとうございます」
そんな会話をした。
という訳で、次は東のリンデア王国侵攻だ。
まあ、大丈夫でしょう。
負けたら邪神軍から逃げればいいだけなんだし。
邪神軍とは名前だけで、こちとら、まだ邪神様に忠誠も契約も捧げてないんだから。
◇
正式に第3師団を貰えたのでオレはちゃんと編成した。
師団長、ゼータデーロ。ハイオーガ族。中佐。
脳筋だが危険察知の直感もある。前師団長ガルダロゼ嫌い。オーガ族内の旧ガルダロゼ派をボコってる。オレへのオベンチャラではなくて嫌いとの理由で。そこがいい。
副師団長、アシュロン。アラクネー族。少佐。
知将。悪食。蜘蛛なので罠が得意。東部遠征で蜘蛛族3匹をアラクネー族にクラスチェンジさせた。同胞思いっぽい。
参謀、ドレサード。ラミア族。少佐。
キレ者だが性格が悪い。簡単に部下を消費出来る。東部遠征で蛇族7匹をラミア族にクラスチェンジさせた。
参謀、エリエリ。ダークエルフ族。中尉。
第4大隊所属の古参。はぐれ者や変わり者な訳がなく、ユーロエス将軍サイドの密偵の可能性大。ドレサードの推薦。ダークエルフ族だからバカじゃないだろう。でも足を引っ張るかも。
将軍特別伝令係。エイミー。大悪魔族。中佐。
オレの情婦。おバカ。大悪魔族なので戦闘も期待出来ない。
師団長伝令係。レクレ。ハーピー族。大尉。
弱い種族を馬鹿にする。大嫌いだったが上司になってからはイビるのが楽しい今日この頃。
第1大隊長、ゼータン。ハイオーガ族。少佐。
ゼータデーロの弟。東部侵攻でクラスチェンジした。
第2大隊長、ヨハル。ワーベア族。大尉(少佐から降格)。
隊長だが権力なし。ワーベア族からも厄病神扱い。もう用済み。第2大隊に入ったオーク族の奴が実際は第2大隊を率いてる。よくオーク族に理由もなく殴られてる。
第3大隊長、クーロ。ナイトフロッグマン族。大尉。
新参者。フロッグマン族の族長。とりあえず様子見。
第4大隊長、ワンダ。コボルトエース族。少佐。
新参者。コボルト族のリーダー。とりあえず様子見。副師団長だったシャランは更に降格。下働きと娼婦をやってる。
第5大隊長、オドエ。トロール族。大尉。
新参者。トロール族は図体だけでも敵を威圧出来る。大切にしよう。
第6大隊長、ビー。ダークエルフ族。大尉。
新参者。ルパーゾの半分くらいの強さかな?
第7大隊長、オスカン。人間族(暗黒騎士長)。大尉。
第1大隊に居た古参。東部遠征で暗黒騎士の上位職の暗黒騎士長になる。邪神様に帰依した人間族なので仲間扱い。
第8大隊、ベルデオ。リッチ族。大佐。
第2大隊に居た古参の元人間族の死霊術師。第3師団のゾンビ、骸骨兵の製造総監。第3師団が作る死体の山でゾンビや骸骨兵を製造しまくり死霊術の最高職の死霊術導師に到達。クラスチェンジして人間族を辞めた。
第3師団の規模は・・・・・・
(北部のゴブリン軍団を数えずに)人と匹を合わせて1万2000ってところか。
まあ、こんなもんだ。
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