実力を隠し「例え長男でも無能に家は継がせん。他家に養子に出す」と親父殿に言われたところまでは計算通りだったが、まさかハーレム生活になるとは

竹井ゴールド

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青花の護衛(のようなもの)、鵜殿の屋敷、夕食後のプレゼン大会

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 東条院青花あらため小巻園青花は小6なので現在、卑弥呼道女子大学付属の初等部に通学している。

 卑弥呼道女子大学は神道系学校で護衛も女しか敷地内に入る事が許されなかったが、今は緊急事態だったので青夜はチョイとその決まりを無視した。

 昼間っから都内の上空を超高速の大跳躍と空中着地で移動し、卑弥呼道女子大の敷地内へと侵入する。

 初等部の校舎を覗ける木の上に着地した青夜は校舎の窓から授業を受けてる青花の姿を確認して安堵した訳だが、すぐに敷地内を警戒して初等部の校舎に入ろうとしている既に敷地内に居る不審者5人を発見した。

 黒服でサングラス。性別が男なのだから、この卑弥呼道女子大の敷地内に居る時点で実に怪しい。

 青夜は木の上から5人全員の意識を遠隔で奪い、操って警備員の前に移動させた。警備員に5人全員を捕縛させる。

 『これで一安心』な訳もなく、直後に校舎の火災報知器が鳴った。

 青夜は静かに眼を瞑って、五月蠅い火災報知器を無視して校舎内を全スキャンするように探知する。

 訓練のように避難を始める生徒や教師、火災報知器が鳴って動き回る護衛も居るが、怪しいのは青夜が意識を奪った5人以外には居なかった。

(火災報知器を鳴らして混乱に乗じて青花を暗殺、または誘拐する? ・・・白鳳院が黒幕でこの程度などあり得ない。何かを見落としてるな、これは)

 と木の上で思考する青夜の横を何かが通り過ぎた。

 人じゃない。

 風だった。

(・・・悪魔? いや、アラブ系のジンか? 中位クラスだが日本では最高クラスだな。護衛か、襲撃の本命か判断に迷うが、とりあえず排除っと)

 青夜はまとわりつく虫でも払うかのように手を振って簡単に3メートル離れたジンを消滅させたのだった。





 その後、20分間見守ったが何もなかった。





(『ぬらりひょん女』にハメられたのか、もしかして? 真の狙いは残してきたママとの会談とか? それともあの駆除した連中やジンがそうなのか? ・・・白鳳院か。まさかとは思うが義兄上殿が死んだ事で後継争いの暗闘とかが始まってるんじゃないだろうな?)

 ここまで来たのだ。

 鵜殿家の送迎の車内で待ち、火災報知器騒ぎで下校となって校舎から出てきた青花が、

「お兄ちゃん、どうしたの?」

「ん? 学校が休みだから青花に会いにな」

「嬉しい」

 と青花は素直に喜んでたが、青夜としては微妙だ。

 『まだ何かあるのか』と無駄に感覚を研ぎ澄まして警戒する破目になったのだから。





 ◇





 東条院分家の小巻園に籍を置く青花だが、小巻園の邸宅には住んではいない。

 青刃が住む東条院分家の鵜殿の屋敷に住んでいた。

 兄妹をこれ以上引き離すのは酷だという事で。

 鵜殿の屋敷も都内にある。建築は20年前だが明治西洋建築を踏襲した様式の建物だった。

 本日は火武祭の翌日で中等部も休校なので青刃も居り、広々空間の玄関ホールで、

「ただいまぁ~、青刃お兄様」

「お帰り、青花。早いな、学校は? ってか、兄貴も? どうしたの?」

「エヘへ、私に会いに来てくれたんだって」

 得意げな青花が自慢する中、

「帰宅したら、うがいと手洗いをするようにな」

 『はぁ~い』と洗面台に向かう青花を見送りながら、青刃が青夜に、

「本当は?」

「『ぬらりひょん女』が出て青花が狙われてるって教えてくれてな。卑弥呼道女子大に出向いたら妙なのは居るわ、火災報知機が鳴って下校は早まるわ、アラブ系のジンは出るわで大騒ぎさ」

「黒幕は?」

「『ぬらりひょん女』が言うには白鳳院の下っ端に雇われた部外者だってさ」

「マジで白鳳院って・・・」

 周囲に使用人や護衛が居たので青刃もそれ以上は言わなかったが、

「帰るの、兄貴? ここ、東条院の分家屋敷だけど?」

「いや、少し休ませて貰おう。鵜殿家の現在いまの様子にも興味があるし」

 と青夜も手を洗いに洗面所へと向かった。





 鵜殿家の屋敷は東条院の本家屋敷よりは狭かったが、それでも青刃、青花の2人が住むには広かった。

 地下に6レーン、25メートルのプールがあるくらいには。

 屋敷の維持や警備の方が大変で、使用人や護衛を合わせると20人以上が常駐していた。

 鵜殿家の前当主の飛雅は反逆罪で処刑なので、『当主生誕の儀』で呪詛汚染した鵜殿一族は全員が呪詛の状態で一般病棟に放置されて既に御臨終している。

 西洋風だが仏間もちゃんとあったが、反逆者と反逆者一族なので遺影や位牌はない。遺骨も鵜殿家代々の墓には入れず共同墓地送りとなっていた。

「鵜殿の屋敷での暮らしに問題ないんだな、青刃?」

「まあね。あるとすれば青花の教育かな? 大変で」

「? 家庭教師は東条院の宗家屋敷に来てたのと一緒だろ? 何が問題なんだ?」

「全部。お母様が居ないからわがまま放題で」

「さすがは青花だな」

 それには青夜も苦笑するしかなかった。





 学校が臨時の早終わりだったので家庭教師がまだ着ておらず、青夜は青花の生け花を見る事となった。

「何だ、上手いじゃないか、青花。華道の皆伝はあると思うけど」

 それが青夜の感想で、青花も、

「でしょ? もう教わる必要なんてないと思うよね、お兄ちゃんも?」

「ああ。先生はなんて?」

「お花と道具の名前を全部覚えるまではダメだって」

「そっちか」

 青夜が苦笑してるとピアノの家庭教師が来たので、

「お兄ちゃん、まだ帰らないよね?」

「ああ、見学させて貰うよ」

 この日は夕方まで青花が家庭教師にピアノを習う様子を見学したのだった。





 ◇





 ソフトンニューヨークホテル東京内には宿泊客に料理を作る1流シェフも当然居り、レストランなどもあったがロイヤルスイートともなれば料理が部屋まで運ばれてくるので毎食、田中家の家族は顔を合わせて食事をする訳だが、本日の夕食の話題は当然、

「『ぬらりひょん』の異能力者がこの部屋に来たの? 縁起が悪いんだっけ、『ぬらりひょん』って」

「部外者が入るなんて気味が悪いわね。青夜、倒したのよね、そいつ?」

「倒せる異能力じゃないって聞いてたけど?」

 葉月、アンジェリカ、シャンリーに問われて、

「さあ、『妹が狙われてる』って追い払われて、そっちに行っちゃって。ママが対処したから。どうだったの?」

「全然よ。攻撃も出来なかったわ、脅迫されて」

「脅迫? そんなタイプには見えなかったけど、どう脅迫されたの?」

 本日は和食の豪華料理だったのでそれに舌鼓を打ってる青夜が義務で尋ねれば、

「『義理の息子とエッチしてたって言い振らすわよ』って」

 『あのね』と青夜は呆れたが、葉月が、

「してたの、エッチな事?」

「するんじゃない? ママは肉食系だから」

 アンジェリカも疑う中、

「しないわよ。私は一狼さん一筋なんだから」

「でも今日はデートしてたんでしょ?」

「デートじゃなくて墓地見学よ、一狼さんの遺骨が入る。青夜君が協力的じゃなくて全然決まらなかったけどね」

「決まる訳ないでしょ。一流のお寺ばっかり故意に選んで。後、東条院系じゃないお寺も混ざってたし」

 という青夜の言葉を聞いて、シャンリーが軽く、

「ママも『ダイヤモンド葬』にしたら?」

「絶対にそれだけはしないわよ。故人を馬鹿にし過ぎよ、それは」

 と愛はきっぱりと否定し、その後も田中家の面々は楽しい夕食の時間を過ごしたのだった。





 BB財団が優秀なのか、それとも昼間の4人が大した事なかったのか、夕食時には昼間のホテルの1階ロビーで殺気を放った新聞男とエレベーターで一緒になった3人の素性が判明した。

 4人とも全国規模の異能系右翼団体『武蔵』の玄孫やしゃご組織『黒乃須くろのす』という埼玉県のグループだった。

 異能右翼の『武蔵』は青夜も知ってる。有名だから。

 だが、さすがに『黒乃須』は青夜も知らなかった。

 アンジェリカの家族を狙ったそうだが、田中青夜は皇居吽軍の最高司令官だ。その青夜が狙われるのは変な訳で『どういう事か』と突っ込んで調査すれば、皇居吽軍の最高司令官がアメリカ合衆国を陰から操るブラッディームーン一族と義理の姉弟なのがお気に召さない勢力が居るとかで、それの使いっぱしりとして送られてきたと判明した。

「思想か、面倒臭いな」

 報告を聞いた青夜はそう呟き、

「埼玉県・・・・・・最悪、四乃森に罪を着せるつもりだったのかもな」

 と考えを修正した。





 田中ビルでは夕食後は各々好きな事をして夜を過ごしていたが、ソフトンニューヨークホテル東京では夕食後は毎日のようにプレゼン大会が開かれていた。

 無論、プレゼンする内容は田中家が次に住居となる物件で、アンジェリカ、シャンリー、青夜の三つ巴の戦いとなっていた。

 因みに、愛は出家が決まってるのでノータッチ(そうじゃないとアンジェリカに賛同するから)。

 葉月もお金を出さないのでよっぽどあり得ない物件以外は口を出さなかった。

 タブレットを手にアンジェリカが、

「ほら、これがホテルからも見える都内を見下すあの四井パリジェンヌタワーマンションから見える都内の風景よっ! あそこにしましょう。間取りはこれよ」

「却下だね、四井って白虎寺系でしょ、あり得ないから、アン」

「そうよ。それよりもこの一軒家にしましょうよ。7LDKの」

「シャンリー、アナタ、自分の学校から徒歩1分だから選んだでしょ、これ?」

「いいじゃないの」

「それよりも、オレが選んだこの豪邸で決定ね」

「嫌よ、どうして日本に来てまで西洋建築の屋敷に住まないといけないのよ? せめて日本屋敷にしてよね」

 と自分のプレゼンした物件を有利にする為に相手の物件の欠点を指摘し、この日もノーサイドになるかと思いきや、弥生が『ただいまぁ~』と帰ってきて、

「まだ決めてないの? 3日以内に決めないと青夜、アナタ、桑原家に下宿だからいい加減早く決めなさいね」

 さらりと言って、

「絶対に嫌に決まってるじゃないですか。何言ってるんですか、弥生さん?」

「そうよ、何言ってるの、弥生?」

 青夜とアンジェリカが反発する中、

「でも間もなくその通知が来るわよ。皇居吽軍の最高司令官が長々とホテル住まいで日本の緊急事態の時に連絡が取れないのは拙いとかで」

「いやいや、ちゃんとホテルに住んでるんだから連絡は取れるでしょ?」

「それと一軒家しかダメだからね。警備面の都合上」

 さらりと弥生が付け足して、

「ええぇ~、そうなのぉ?」

 タワーマンションのペントハウスが良かったアンジェリカはガッカリしたのだった。





 結局、弥生と葉月も物件の選考に加わり、その夜、1時間の論争の末、ようやく田中家の転居先の候補が決まり、





 アンジェリカ、葉月、シャンリー、愛、それに青夜が平日に時間を見付けて『内見ないけん』(物件の『内』部『見』学)を済ませ、全員のGOサインが出た後の日曜日、その物件に引っ越す事となった訳だが・・・
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