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青福寺の呪詛の黒幕、愛の今後、最近の就寝事情
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五車火葬場の聖炎で焼かれた東条院青蓮の骨を東条院分家の藤名金城らが骨壷に収めるのを遠方より『眼』を飛ばして確認してから青夜は田中ビルに帰った訳だが。
「お帰り、青夜。塩で清めるわね」
葉月が3階の玄関で青夜の身体を塩で清めてくれた。
尚、葉月は田中家が末端過ぎて青蓮の葬儀は一家に代表者1人の通達により(弥生が出席してて)遠慮してる。
「ありがと、葉月」
「宗家が亡くなったけど、大丈夫?」
「まあね。呪詛に侵されて助からないのを事前に教えられて知ってたから」
と答えた青夜は『それでも少し早過ぎるきらいはあるけど』と心の中で付け足した。
「そう」
青夜を心配したのか葉月がべったりとハグしてきて、
「甘えてくれていいのよ」
「葉月こそ、大丈夫なの?」
「ん? パパの事? 私なら大丈夫よ。ママを何人も新しく作って好き勝手やってたんだから。それほどダメージはないわ、今のママとは違ってね」
「まだ落ち込んでるの?」
「それだけ好きだったって事でしょ、パパの異能力の『フェロモン』が凄かったって事だけど」
「パパも十分魅力的な人間だったと思うよ」
「あら、ありがとね、パパを褒めてくれて」
玄関でハグをしながら葉月と青夜がイチャイチャしてると、外出着のドレスを着たアンジェリカが顔を出して、
「青夜、帰ってきたところ悪いけど、BB財団の事で少し話があるわ。付き合って」
「いいけど」
「夕食は食べるのよね、アン?」
「ええ、作っておいて」
アンジェリカが玄関でヒールを履き、青夜は一緒に階段で1階に降りた。
階段を降りる間、アンジェリカが無言だったので青夜は不思議に思ったが、田中ビルの前に迎えに来たリムジンに乗り込むと、広々空間のリムジンの車内でアンジェリカが青夜に密着する事なく、
「青夜、一度しか言わないからちゃんと聞くのよ」
「? うん」
「悪かったわね」
プイッと顔を逸らして言ってきた。
頭を下げてはいないが、ブラッディームーン一族のアンジェリカなりの謝罪だと悟る。
だが、何に謝罪しているのか理解に苦しみ、
「何が?」
「私のママの命令だったらしいのよ。今日、青夜のパパの葬儀で、青夜に呪詛を掛けようとして間違って別のタナカセイヤに呪詛を掛かったのって」
「ああ、そんな話もあったような。気にしてないから謝らなくても良かったのに」
青夜は笑って許したが、アンジェリカの方が、
「本当に? アフリカ系の呪詛で洒落にならない威力だって聞いてたのに?」
「遠隔での呪詛なんて東条院では日常茶飯事だったからね」
「なら、この話はこれで終わりね」
と打ち切ると、アンジェリカは速攻で抱き付くように青夜の太股に横乗りで座って、
「青夜、パパが死んで大変だったでしょう、お姉様の私が慰めてあげるわ」
青夜の手を取ると自分の胸に導いたのだった。
柔らかな感触がダイレクトに伝わる。アンジェリカはドレス姿だがノーブラっぽかった。
アンジェリカの方も青蓮の葬儀はBB財団の名代を立てて欠席だ。
「いやいや、大丈夫だから、アン。それとさすがに父親の葬儀の日にイチャつくのは不謹慎だから」
「本音は?」
「アンの胸に触れて凄く嬉しいよ」
「素直でよろしい」
笑ったアンジェリカは青夜の手を胸に押し付けたまま、
「明日からは茨城県なのよね、青夜は?」
「学校の行事の宿泊研修でね」
「少し拙いらしいわよ、あっち」
「バビロン?」
「名前までは覚えてないけど、ゴブリンのタトゥーの黒幕は『十字軍』らしいわ」
BB財団の日本支部の支配人として得た情報を青夜に囁いた。
青夜もまだ知らなかった極秘情報を聞き、
「また面倒臭いのが・・・・・・」
そう呆れ果て、さすがに父親の葬儀もあって精神的に疲弊したのか、アンジェリカにハグされて車内で癒して貰ったのだった。
◇
その日の夕食時、田中家の3階のキッチンダイニングで(仕事で不在の弥生以外の)家族でテーブルを囲んでいると、一狼を亡くして未亡人となり、沈んでいた愛が、
「みんな、私、出家する事にしたから」
さらりと報告してきた。
『はい?』『何それ?』と娘達が尋ねる中、
「一狼さんをちゃんと弔いたいから」
「まあ、『夫殺し』の悪評もあるし、いいんじゃない」
とアンジェリカがさらりと言い、
「そうなの?」
初耳だった愛が閏事情が周囲に漏洩してる事を知って嫌そうな顔をした。
「四十九日法要(6月4日)までは待った方がいいかもね。今度は『娘達が若妻を追い出した』って噂になりかねないし」
「そうね。あれだけヤッてるんなら孕んでるかもしれないし」
シャンリーと葉月が真顔で答える中、
「葉月さん、若い子がヤッてるとか言わないの。アナタ、まだ処女でしょ」
愛が母親として窘めてから、
「後、私、妊娠してないからね。残念だけど」
「分かるの?」
「そりゃあ、異能力者だから、ねえ?」
愛が葉月以外の子供達に問い、
「生命力でね」
「私は星かしら」
「何となく」
アンジェリカ、シャンリー、青夜が答えたのだった。
分からない葉月が、
「へえ」
「それでどこの尼寺に入るの?」
アンジェリカが問う中、愛が、
「違う違う。私、尼寺じゃなくてキリスト教系の教会に出家するから」
「そうなの?」
「ええ、日本の尼寺なんかに入ったら、私の京都の実家が方々の御寺さんに頼み込んで取り返すに決まってるし、他にも色々と柵があってね。かと言って聖ガラシャ教会は娘さんの栞さんや環さんの負担になるし。そんな訳で、アンちゃん、お世話してちょうだい」
「私が? 日本国内の教会なら青夜の方が・・・」
「東条院なんかに借りなんて作ったら、それこそ洒落にならないわよ」
『違いない』と青夜が苦笑する中、
「まあ、いいけど」
アンジェリカは答え、新米の家族の青夜は発言権がなかったので無言を貫いたが『BB教団も大概だと思うけどな』と内心では思ったのだった。
◇
入浴時でさえ義理の姉達の乱入がある田中家だ。
今や青夜の自室も姉達が平気でやってきている。
そればかりか、就寝時の青夜の自室のフローリングには何故か布団が3組敷かれており、寝着姿の葉月とアンジェリカも居た。
葉月の寝着はTシャツとスエットズボンだったが、アンジェリカの寝着に至ってはアダルトな黒のスケスケのシースルーのネグリジェと黒パンツだった。パンツの方はさすがに透けてはいない。
「ええっと、オレ、明日からは宿泊研修で出来れば今夜はちゃんと寝たいんだけど」
「だからじゃないの。明日は一緒に寝れないんだから、今日くらいは青夜と一緒に寝ないとね」
「ホントよ。明日は離れ離れなんだから」
葉月とアンジェリカが答えた。
「ってか、オレ、使ってないけど。葉月に誕生日に貰った添い寝チケット」
「気にしない気にしない」
「私はチケットなんか無くてもいつでも一緒に寝てあげるからね」
「・・・今日、父の葬儀があって、さすがにその夜にこれは不謹慎かと・・・」
「どこがよ? 家族が仲良く川の字で眠るだけなのに?」
「父親を亡くした弟を慰めてあげようという姉の優しさが分からないなんてダメよ、青夜」
故意に論点をズラしてくるので説得は不可能だった。
結局は押し切られて川の字で眠る事になったのだが、2人とも左右から青夜の布団に侵入して来ていた。
それどころか腕枕を強要されて、右腕には葉月、左腕にはアンジェリカが頭を乗せる中、
「今日はちゃんと寝たいんだけど、オレ?」
「こっちの方が青夜もちゃんと寝れるわよ、きっと」
「これに慣れておきなさい」
葉月とアンジェリカが左右から囁いてくる。
と言うか、柔らかい胸が左右から青夜の身体で潰れていた。
(ここまで密着されたら紙人形の身代わりを置いて、茨城県に前乗りして『十字軍を秘密裡に先に始末』という訳にはいかないか)
「お願いだからちゃんと寝かせてね。明日の夜は異能力バトルになるんだから」
「任せなさい」
「青夜は普段通りにしてればいいのよ」
と言ってた癖に、
「青夜はウエディングドレスと文金高島田と白無垢、どれがいいの?」
「青夜はどの色の下着を付けて欲しい?」
「青夜はロングとショート、どっちの髪型が好きなの?」
「青夜は首筋と胸とお尻と足首のどこにフェチを感じるの?」
左右からずっと質問攻めをしてきて、なかなか眠れなかった。
「お帰り、青夜。塩で清めるわね」
葉月が3階の玄関で青夜の身体を塩で清めてくれた。
尚、葉月は田中家が末端過ぎて青蓮の葬儀は一家に代表者1人の通達により(弥生が出席してて)遠慮してる。
「ありがと、葉月」
「宗家が亡くなったけど、大丈夫?」
「まあね。呪詛に侵されて助からないのを事前に教えられて知ってたから」
と答えた青夜は『それでも少し早過ぎるきらいはあるけど』と心の中で付け足した。
「そう」
青夜を心配したのか葉月がべったりとハグしてきて、
「甘えてくれていいのよ」
「葉月こそ、大丈夫なの?」
「ん? パパの事? 私なら大丈夫よ。ママを何人も新しく作って好き勝手やってたんだから。それほどダメージはないわ、今のママとは違ってね」
「まだ落ち込んでるの?」
「それだけ好きだったって事でしょ、パパの異能力の『フェロモン』が凄かったって事だけど」
「パパも十分魅力的な人間だったと思うよ」
「あら、ありがとね、パパを褒めてくれて」
玄関でハグをしながら葉月と青夜がイチャイチャしてると、外出着のドレスを着たアンジェリカが顔を出して、
「青夜、帰ってきたところ悪いけど、BB財団の事で少し話があるわ。付き合って」
「いいけど」
「夕食は食べるのよね、アン?」
「ええ、作っておいて」
アンジェリカが玄関でヒールを履き、青夜は一緒に階段で1階に降りた。
階段を降りる間、アンジェリカが無言だったので青夜は不思議に思ったが、田中ビルの前に迎えに来たリムジンに乗り込むと、広々空間のリムジンの車内でアンジェリカが青夜に密着する事なく、
「青夜、一度しか言わないからちゃんと聞くのよ」
「? うん」
「悪かったわね」
プイッと顔を逸らして言ってきた。
頭を下げてはいないが、ブラッディームーン一族のアンジェリカなりの謝罪だと悟る。
だが、何に謝罪しているのか理解に苦しみ、
「何が?」
「私のママの命令だったらしいのよ。今日、青夜のパパの葬儀で、青夜に呪詛を掛けようとして間違って別のタナカセイヤに呪詛を掛かったのって」
「ああ、そんな話もあったような。気にしてないから謝らなくても良かったのに」
青夜は笑って許したが、アンジェリカの方が、
「本当に? アフリカ系の呪詛で洒落にならない威力だって聞いてたのに?」
「遠隔での呪詛なんて東条院では日常茶飯事だったからね」
「なら、この話はこれで終わりね」
と打ち切ると、アンジェリカは速攻で抱き付くように青夜の太股に横乗りで座って、
「青夜、パパが死んで大変だったでしょう、お姉様の私が慰めてあげるわ」
青夜の手を取ると自分の胸に導いたのだった。
柔らかな感触がダイレクトに伝わる。アンジェリカはドレス姿だがノーブラっぽかった。
アンジェリカの方も青蓮の葬儀はBB財団の名代を立てて欠席だ。
「いやいや、大丈夫だから、アン。それとさすがに父親の葬儀の日にイチャつくのは不謹慎だから」
「本音は?」
「アンの胸に触れて凄く嬉しいよ」
「素直でよろしい」
笑ったアンジェリカは青夜の手を胸に押し付けたまま、
「明日からは茨城県なのよね、青夜は?」
「学校の行事の宿泊研修でね」
「少し拙いらしいわよ、あっち」
「バビロン?」
「名前までは覚えてないけど、ゴブリンのタトゥーの黒幕は『十字軍』らしいわ」
BB財団の日本支部の支配人として得た情報を青夜に囁いた。
青夜もまだ知らなかった極秘情報を聞き、
「また面倒臭いのが・・・・・・」
そう呆れ果て、さすがに父親の葬儀もあって精神的に疲弊したのか、アンジェリカにハグされて車内で癒して貰ったのだった。
◇
その日の夕食時、田中家の3階のキッチンダイニングで(仕事で不在の弥生以外の)家族でテーブルを囲んでいると、一狼を亡くして未亡人となり、沈んでいた愛が、
「みんな、私、出家する事にしたから」
さらりと報告してきた。
『はい?』『何それ?』と娘達が尋ねる中、
「一狼さんをちゃんと弔いたいから」
「まあ、『夫殺し』の悪評もあるし、いいんじゃない」
とアンジェリカがさらりと言い、
「そうなの?」
初耳だった愛が閏事情が周囲に漏洩してる事を知って嫌そうな顔をした。
「四十九日法要(6月4日)までは待った方がいいかもね。今度は『娘達が若妻を追い出した』って噂になりかねないし」
「そうね。あれだけヤッてるんなら孕んでるかもしれないし」
シャンリーと葉月が真顔で答える中、
「葉月さん、若い子がヤッてるとか言わないの。アナタ、まだ処女でしょ」
愛が母親として窘めてから、
「後、私、妊娠してないからね。残念だけど」
「分かるの?」
「そりゃあ、異能力者だから、ねえ?」
愛が葉月以外の子供達に問い、
「生命力でね」
「私は星かしら」
「何となく」
アンジェリカ、シャンリー、青夜が答えたのだった。
分からない葉月が、
「へえ」
「それでどこの尼寺に入るの?」
アンジェリカが問う中、愛が、
「違う違う。私、尼寺じゃなくてキリスト教系の教会に出家するから」
「そうなの?」
「ええ、日本の尼寺なんかに入ったら、私の京都の実家が方々の御寺さんに頼み込んで取り返すに決まってるし、他にも色々と柵があってね。かと言って聖ガラシャ教会は娘さんの栞さんや環さんの負担になるし。そんな訳で、アンちゃん、お世話してちょうだい」
「私が? 日本国内の教会なら青夜の方が・・・」
「東条院なんかに借りなんて作ったら、それこそ洒落にならないわよ」
『違いない』と青夜が苦笑する中、
「まあ、いいけど」
アンジェリカは答え、新米の家族の青夜は発言権がなかったので無言を貫いたが『BB教団も大概だと思うけどな』と内心では思ったのだった。
◇
入浴時でさえ義理の姉達の乱入がある田中家だ。
今や青夜の自室も姉達が平気でやってきている。
そればかりか、就寝時の青夜の自室のフローリングには何故か布団が3組敷かれており、寝着姿の葉月とアンジェリカも居た。
葉月の寝着はTシャツとスエットズボンだったが、アンジェリカの寝着に至ってはアダルトな黒のスケスケのシースルーのネグリジェと黒パンツだった。パンツの方はさすがに透けてはいない。
「ええっと、オレ、明日からは宿泊研修で出来れば今夜はちゃんと寝たいんだけど」
「だからじゃないの。明日は一緒に寝れないんだから、今日くらいは青夜と一緒に寝ないとね」
「ホントよ。明日は離れ離れなんだから」
葉月とアンジェリカが答えた。
「ってか、オレ、使ってないけど。葉月に誕生日に貰った添い寝チケット」
「気にしない気にしない」
「私はチケットなんか無くてもいつでも一緒に寝てあげるからね」
「・・・今日、父の葬儀があって、さすがにその夜にこれは不謹慎かと・・・」
「どこがよ? 家族が仲良く川の字で眠るだけなのに?」
「父親を亡くした弟を慰めてあげようという姉の優しさが分からないなんてダメよ、青夜」
故意に論点をズラしてくるので説得は不可能だった。
結局は押し切られて川の字で眠る事になったのだが、2人とも左右から青夜の布団に侵入して来ていた。
それどころか腕枕を強要されて、右腕には葉月、左腕にはアンジェリカが頭を乗せる中、
「今日はちゃんと寝たいんだけど、オレ?」
「こっちの方が青夜もちゃんと寝れるわよ、きっと」
「これに慣れておきなさい」
葉月とアンジェリカが左右から囁いてくる。
と言うか、柔らかい胸が左右から青夜の身体で潰れていた。
(ここまで密着されたら紙人形の身代わりを置いて、茨城県に前乗りして『十字軍を秘密裡に先に始末』という訳にはいかないか)
「お願いだからちゃんと寝かせてね。明日の夜は異能力バトルになるんだから」
「任せなさい」
「青夜は普段通りにしてればいいのよ」
と言ってた癖に、
「青夜はウエディングドレスと文金高島田と白無垢、どれがいいの?」
「青夜はどの色の下着を付けて欲しい?」
「青夜はロングとショート、どっちの髪型が好きなの?」
「青夜は首筋と胸とお尻と足首のどこにフェチを感じるの?」
左右からずっと質問攻めをしてきて、なかなか眠れなかった。
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