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青夜の16歳の誕生日、その2、白鳳院からの誕生日プレゼント
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昼下がりの昼1時30分頃に白鳳院から青夜の誕生日を祝う使者が来た。
当主代理の枢ではない。使者は白鳳院の当主の次席侍従、流川守という82歳のお爺ちゃん執事だった。身長は169センチで背筋はまだピンとしてる。
白鳳院の(首席侍従が桑原一族の世襲なので、実質トップの)次席侍従にまで登り詰めた者が普通な訳がなく、守は『国内最強の影使い』で有名だった。
「お誕生日おめでとうございます、田中青夜様。これは御当主様からです」
「ははぁ~、ありがたき幸せにございまするぅ~」
芝居がかった口調で恭しく立派な御祝儀式を受け取ってから、
「内容は?」
「婚約者が居なくなって寂しかろうとの事で新たな婚約者を・・・」
「御辞退させていただきまするぅ~」
「はあ? 名もなき田中とかいう氏の分際で白鳳院に逆らうぅ~?」
守が突如常人ならチビるくらいの殺気を放ってブチキレるも、青夜は一々リアクションを取らず涼しい顔で普通に、
「そういうのはいいからさ。それよりも東条院の宗家屋敷を落とした四乃森の抹殺命令をちょうだいよ」
「それですよ」
怒る演技を止めた守がそう青夜に伝えて、御祝儀袋の内容を確認すると確かに四乃森の処刑許可書だった。
「本当に御前様には『青夜が『ありがとうございます』と感謝していた』と伝えておいて下さいね」
「いいでしょう」
「まあ、あの邪気爆発、知ってたんなら白鳳院で止めろよなぁ~って感じですけどね」
「そちらも確かに伝えておきましょう」
「いやいや、今のは伝えないでよね」
青夜が焦る中、守が、
「自分だって止めずに1人で逃げた癖に」
「いやいや、誤解だよ、それは。宗家屋敷ごと狙われてるとはオレ、本当に知らなかったし」
「・・・死相が消えた今、隠してた実力はもう解禁されるので?」
青夜の真の実力を知ってる守が質問すると、
「別に隠してませんよ。東条院を出たかっただけで」
「そんなに鈴姫との婚約が嫌だったので?」
「まさか。恐れ多くも、かの麗しき・・・・・・」
「本音は?」
「知ってる癖に言質を取ろうとしないでよ、流川さん」
「ふむ。では私はこれで」
「これ、ありがと」
許可書を指で挟みながら青夜が軽く礼を言うと、守が去り際に、
「そうそう、宗家屋敷に居た青刃、青花と思われてた者達はそちらの御指摘通り影武者でした。どうやら宗家屋敷から外に出て運良く難を逃れたらしいですな」
「・・・『当主生誕の儀』の当日の夜に運良くねぇ~。法子さんは?」
「無論、呪詛塗れです。顔が少し呪詛で変形してますが」
「顔が変形? それって・・・」
皆まで聞かずに守が、
「でしょうな。どこまでやられるので?」
「さあぁ~」
肩を竦めて馬鹿にしたように青夜はオチャラケたのだった。
母方の実家の二千院からも使者が来た。
タコ入道こと当主である二千院目高本人だ。93歳。青夜の母親の貴子の父方の祖父に当たるので、青夜から見れば曾爺様だった。
悪人顔で、頭は禿げてて地図のようなシミがある。頭部の横側に白髪が少しだけ残っていた。上等な着物を纏っているが紋付ではない。
曾祖父の醜悪な顔を見る度に『将来、オレもこうなるのか』と青夜は絶望したものだが。
「これはこれは。二千院の御当主自ら、鎌倉からお出になられるとは珍しい」
二千院家の本拠地は今でこそ神奈川県の鎌倉だが、それは明治天皇の東京行幸以降の話だ。それまでは当然、京都だった。
「いつものように『曾お祖父ちゃん』でいいんじゃよ、青夜」
「いえ、東条院の宗家様からちゃんと伝言を受け取っておりますので。『無能者はいらん』との」
「青夜は無能者でないから関係なかろうが。曾お祖父ちゃんからの『東条院の家を出る為の愛のある援護射撃』が分からんとは悲しいぞ」
「おや、そうだったのですか?」
「そうじゃよ」
「それで訪問の用向きは?」
「タコ入道」
「何です、それ?」
「しらばっくれるな、青夜が長門を操って言わせたのであろうが。お陰で今やワシの陰口のあだ名は『タコ入道』なんじゃぞ。どうしてくれる?」
「知りませんよ。彰さんが内心で思ってた事なんて」
「ったく。青夜、悪い事は言わん、『二千院』の姓を名乗れ」
「嫌ですよ」
「貴子の言葉でもか?」
「お母様の名前を使って操られるのが一番嫌いなんですが」
不機嫌そうに青夜が曾祖父の目高を睨むと、
「嘘じゃないぞ。貴子が・・・」
「言ってないよね?」
目高の言葉を遮るように青夜が最後通牒とばかりに菩薩のように優しく諭した。
「・・・青夜は貴子の異能を継承してはおらなんだよな? どうして分かった?」
「そりゃあ分かりますよ。お母様にとって名字なんかどうでもいいはずですから。重要なのはオレという看板ですし」
「ったく。分かったわい。ほれ」
裸の2000万円の小切手をちり紙でも渡すように手渡された。お陰で妙に有難味がない。
「誕生日プレゼントじゃ」
「ありがとうございます」
「それと忠告じゃが、田中の血統は典型的な女系じゃから、他の娘とも子供を作れよ」
「はいはい」
その後も縁者の目高と密談した。
目高が帰る際には高級車に乗り込むのを青夜は外に出て見送り、
「報告通り、鴨川の娘まで居るんじゃな」
「ええ。凄いでしょ、この家、意外に?」
「ああ、フェロモンの異能も馬鹿には出来んな」
そう言って二千院目高は帰っていった。
当主代理の枢ではない。使者は白鳳院の当主の次席侍従、流川守という82歳のお爺ちゃん執事だった。身長は169センチで背筋はまだピンとしてる。
白鳳院の(首席侍従が桑原一族の世襲なので、実質トップの)次席侍従にまで登り詰めた者が普通な訳がなく、守は『国内最強の影使い』で有名だった。
「お誕生日おめでとうございます、田中青夜様。これは御当主様からです」
「ははぁ~、ありがたき幸せにございまするぅ~」
芝居がかった口調で恭しく立派な御祝儀式を受け取ってから、
「内容は?」
「婚約者が居なくなって寂しかろうとの事で新たな婚約者を・・・」
「御辞退させていただきまするぅ~」
「はあ? 名もなき田中とかいう氏の分際で白鳳院に逆らうぅ~?」
守が突如常人ならチビるくらいの殺気を放ってブチキレるも、青夜は一々リアクションを取らず涼しい顔で普通に、
「そういうのはいいからさ。それよりも東条院の宗家屋敷を落とした四乃森の抹殺命令をちょうだいよ」
「それですよ」
怒る演技を止めた守がそう青夜に伝えて、御祝儀袋の内容を確認すると確かに四乃森の処刑許可書だった。
「本当に御前様には『青夜が『ありがとうございます』と感謝していた』と伝えておいて下さいね」
「いいでしょう」
「まあ、あの邪気爆発、知ってたんなら白鳳院で止めろよなぁ~って感じですけどね」
「そちらも確かに伝えておきましょう」
「いやいや、今のは伝えないでよね」
青夜が焦る中、守が、
「自分だって止めずに1人で逃げた癖に」
「いやいや、誤解だよ、それは。宗家屋敷ごと狙われてるとはオレ、本当に知らなかったし」
「・・・死相が消えた今、隠してた実力はもう解禁されるので?」
青夜の真の実力を知ってる守が質問すると、
「別に隠してませんよ。東条院を出たかっただけで」
「そんなに鈴姫との婚約が嫌だったので?」
「まさか。恐れ多くも、かの麗しき・・・・・・」
「本音は?」
「知ってる癖に言質を取ろうとしないでよ、流川さん」
「ふむ。では私はこれで」
「これ、ありがと」
許可書を指で挟みながら青夜が軽く礼を言うと、守が去り際に、
「そうそう、宗家屋敷に居た青刃、青花と思われてた者達はそちらの御指摘通り影武者でした。どうやら宗家屋敷から外に出て運良く難を逃れたらしいですな」
「・・・『当主生誕の儀』の当日の夜に運良くねぇ~。法子さんは?」
「無論、呪詛塗れです。顔が少し呪詛で変形してますが」
「顔が変形? それって・・・」
皆まで聞かずに守が、
「でしょうな。どこまでやられるので?」
「さあぁ~」
肩を竦めて馬鹿にしたように青夜はオチャラケたのだった。
母方の実家の二千院からも使者が来た。
タコ入道こと当主である二千院目高本人だ。93歳。青夜の母親の貴子の父方の祖父に当たるので、青夜から見れば曾爺様だった。
悪人顔で、頭は禿げてて地図のようなシミがある。頭部の横側に白髪が少しだけ残っていた。上等な着物を纏っているが紋付ではない。
曾祖父の醜悪な顔を見る度に『将来、オレもこうなるのか』と青夜は絶望したものだが。
「これはこれは。二千院の御当主自ら、鎌倉からお出になられるとは珍しい」
二千院家の本拠地は今でこそ神奈川県の鎌倉だが、それは明治天皇の東京行幸以降の話だ。それまでは当然、京都だった。
「いつものように『曾お祖父ちゃん』でいいんじゃよ、青夜」
「いえ、東条院の宗家様からちゃんと伝言を受け取っておりますので。『無能者はいらん』との」
「青夜は無能者でないから関係なかろうが。曾お祖父ちゃんからの『東条院の家を出る為の愛のある援護射撃』が分からんとは悲しいぞ」
「おや、そうだったのですか?」
「そうじゃよ」
「それで訪問の用向きは?」
「タコ入道」
「何です、それ?」
「しらばっくれるな、青夜が長門を操って言わせたのであろうが。お陰で今やワシの陰口のあだ名は『タコ入道』なんじゃぞ。どうしてくれる?」
「知りませんよ。彰さんが内心で思ってた事なんて」
「ったく。青夜、悪い事は言わん、『二千院』の姓を名乗れ」
「嫌ですよ」
「貴子の言葉でもか?」
「お母様の名前を使って操られるのが一番嫌いなんですが」
不機嫌そうに青夜が曾祖父の目高を睨むと、
「嘘じゃないぞ。貴子が・・・」
「言ってないよね?」
目高の言葉を遮るように青夜が最後通牒とばかりに菩薩のように優しく諭した。
「・・・青夜は貴子の異能を継承してはおらなんだよな? どうして分かった?」
「そりゃあ分かりますよ。お母様にとって名字なんかどうでもいいはずですから。重要なのはオレという看板ですし」
「ったく。分かったわい。ほれ」
裸の2000万円の小切手をちり紙でも渡すように手渡された。お陰で妙に有難味がない。
「誕生日プレゼントじゃ」
「ありがとうございます」
「それと忠告じゃが、田中の血統は典型的な女系じゃから、他の娘とも子供を作れよ」
「はいはい」
その後も縁者の目高と密談した。
目高が帰る際には高級車に乗り込むのを青夜は外に出て見送り、
「報告通り、鴨川の娘まで居るんじゃな」
「ええ。凄いでしょ、この家、意外に?」
「ああ、フェロモンの異能も馬鹿には出来んな」
そう言って二千院目高は帰っていった。
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