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家事でイチャイチャ
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東条院の宗家嫡子育ちの青夜は、はっきり言ってお坊ちゃんである。
その為、田中家の生活の総てが新鮮だった。
例えば、食器洗い。
食後の食器洗いや流し台に食器を運ぶのは完全に母親の愛の担当な訳だが、正直言って物珍しい青夜が、ある日の昼食後にその様子を眺めており、その視線に気付いた愛が、
「もしかして青夜君、やってみたいの?」
「うん、凄く」
「食器洗いをやりたいなんて本当に青夜君って箱入りだったのね? まあ、私も最初の頃は面白がってたんだけど」
そう苦笑した愛が持ってたスポンジを突き出して、
「はい、青夜君、スポンジを握って食器洗剤を泡立てて、お皿の汚れを取ってみて。私が受け取って、お湯でお皿の泡を流すから」
青夜はスポンジを受け取って食器洗剤を泡立てて、食器を綺麗にし始めた。
横で愛が皿を受け取って泡を流していく。
青夜は食器洗いを初めてしたが、不器用ではないので食器を割る事もなかった。
「鴨川のお嬢様なのにママは凄いよね」
「そう?」
「だって料理も完璧だし」
「ええっと・・・」
実は愛は料理が出来ず、作ってたのは葉月だったので、どう答えようか愛の頭の中で『プライド』と『嘘の罪悪』とで天秤がグラついた訳だが、結局は、
「田中家のお料理担当は葉月さんよ。私はまだあんなに美味くは作れなくって」
「えっ? 葉月さんが? へぇ~。ママは出来ないの?」
「だって、包丁なんて実家では持たせて貰えなかったから。炊事場にも入れなかったし。匕首の扱いなら得意なんだけど」
などと愛と並んで食器を洗ってると、
「何、2人でイチャイチャしてるの?」
3階のキッチンにお米の残量を確認にきた葉月が声を掛けてきた。
「どうしてそうなるのよ、葉月さんの料理が美味しいって褒めてたのに。ねえ、青夜君?」
「うん、葉月さんは強いだけじゃなくて料理も出来て凄いなって」
「そう?」
青夜に褒められて葉月は満更でもない顔で機嫌を良くしたのだった。
田中家の洗濯機は5階にある。
5階にある理由は屋上が洗濯物を干す場所だからだ。
なので4階に部屋のある青夜の許に葉月がやってきて、
「洗濯物はある、青夜?」
確認してきたが、別にない。
洗濯物は入浴の際に脱衣所のカゴに入れてるので。
「ないよ」
「そう」
「あっ、持つよ、葉月さん」
「いいわよ、軽いから」
「じゃあ、ついて行く」
「あのね。まあ、いいけど」
そんな訳で5階の洗濯機のある場所まで移動した。
葉月が洗濯用のネットに洗濯物を入れて洗濯機の中に入れていく様子を眺める。
無論、お坊ちゃん育ちの青夜には物珍しい光景だったからだ。
「もしかして、青夜は洗濯もした事がないの?」
「うん」
「なら教えるわね」
その後、手順を教えられて洗濯機のボタン押しの栄誉を授かり、青夜はホースの繋がる蛇口の元栓をひねって、ボタンを押した。
洗濯機が動き始めて青夜は感動したが、
「でも洗濯物は青夜はノータッチの方がいいわよ」
「どうして?」
『せっかく覚えたのに』とばかりに青夜が尋ねると、
「私やアンは青夜に触られても別に平気だけど、普通は使用済みの下着を男に触られるの女は嫌だから」
「へぇ~」
青夜が1つ賢くなる中、葉月が試すように、
「因みに、青夜は女性の下着に興味ある?」
「裸じゃなくて?」
青夜が質問の意味が分からずに不思議そうに聞くと、
「それもそうよね。今日も一緒にお風呂に入りましょうね、青夜」
葉月はそう言って青夜にハグしたのだった。
東条院の宗家屋敷にも自動掃除機はあった。
だが、自動掃除機の集めたゴミ捨てなどしてるところを見た事はなかった。
なので、お坊ちゃん育ちの青夜には珍しい。
葉月が4階の自動掃除機のゴミ捨てをしてる現場に通り掛かった時は青夜は足を止めた。
「いやいや、足を止めて見るようなものじゃないわよ。こうするだけだから」
葉月は呆れながらも実演して見せてくれて、3階の自動掃除機のゴミ捨てをやらせてくれた。
天気の良い日には葉月に、
「今日は降水確率ゼロだから布団を干してね、青夜」
と言われて布団を屋上まで運んだ。
屋上の手すりではなく、葉月に教えられ、専用の布団干しのパイプハンガーを立てて、そこに布団を干す。
「こう?」
「ええ、良く出来たわね、いい子いい子」
頭を撫でられた。
◇
さて、青夜のマイブームはスマホだ。
東条院では自分のスマホなんか持たせて貰えなかった。
東条院に居た時には、連絡の際には傍に居る専属護衛のスマホを借りてたくらいだ。
なので、田中ビルに来た養子初日の夕食時に一狼に、
「これを使うようにね、青夜」
自分専用のスマホを貰った時は素直に感激したものだ。
「アドレスを交換しましょ」
「私も」
こうして田中家の(その場に居なかった弥生以外の)家族と青夜はアドレスを交換したがスマホの操作がたどたどしく、
「もしかして、青夜ってスマホ、初めてなの?」
アンジェリカに尋ねられて、
「うん、普通に持たせて貰えなかったから」
「私も大概お嬢様だけど、スマホは持ってたわよ」
「私も」
アンジェリカと愛は呆れたのだった。
その後、SNSやメールや電話の練習に付き合って貰ったのだった。
このように青夜自身は田中家の生活を楽しんでいた。
その為、田中家の生活の総てが新鮮だった。
例えば、食器洗い。
食後の食器洗いや流し台に食器を運ぶのは完全に母親の愛の担当な訳だが、正直言って物珍しい青夜が、ある日の昼食後にその様子を眺めており、その視線に気付いた愛が、
「もしかして青夜君、やってみたいの?」
「うん、凄く」
「食器洗いをやりたいなんて本当に青夜君って箱入りだったのね? まあ、私も最初の頃は面白がってたんだけど」
そう苦笑した愛が持ってたスポンジを突き出して、
「はい、青夜君、スポンジを握って食器洗剤を泡立てて、お皿の汚れを取ってみて。私が受け取って、お湯でお皿の泡を流すから」
青夜はスポンジを受け取って食器洗剤を泡立てて、食器を綺麗にし始めた。
横で愛が皿を受け取って泡を流していく。
青夜は食器洗いを初めてしたが、不器用ではないので食器を割る事もなかった。
「鴨川のお嬢様なのにママは凄いよね」
「そう?」
「だって料理も完璧だし」
「ええっと・・・」
実は愛は料理が出来ず、作ってたのは葉月だったので、どう答えようか愛の頭の中で『プライド』と『嘘の罪悪』とで天秤がグラついた訳だが、結局は、
「田中家のお料理担当は葉月さんよ。私はまだあんなに美味くは作れなくって」
「えっ? 葉月さんが? へぇ~。ママは出来ないの?」
「だって、包丁なんて実家では持たせて貰えなかったから。炊事場にも入れなかったし。匕首の扱いなら得意なんだけど」
などと愛と並んで食器を洗ってると、
「何、2人でイチャイチャしてるの?」
3階のキッチンにお米の残量を確認にきた葉月が声を掛けてきた。
「どうしてそうなるのよ、葉月さんの料理が美味しいって褒めてたのに。ねえ、青夜君?」
「うん、葉月さんは強いだけじゃなくて料理も出来て凄いなって」
「そう?」
青夜に褒められて葉月は満更でもない顔で機嫌を良くしたのだった。
田中家の洗濯機は5階にある。
5階にある理由は屋上が洗濯物を干す場所だからだ。
なので4階に部屋のある青夜の許に葉月がやってきて、
「洗濯物はある、青夜?」
確認してきたが、別にない。
洗濯物は入浴の際に脱衣所のカゴに入れてるので。
「ないよ」
「そう」
「あっ、持つよ、葉月さん」
「いいわよ、軽いから」
「じゃあ、ついて行く」
「あのね。まあ、いいけど」
そんな訳で5階の洗濯機のある場所まで移動した。
葉月が洗濯用のネットに洗濯物を入れて洗濯機の中に入れていく様子を眺める。
無論、お坊ちゃん育ちの青夜には物珍しい光景だったからだ。
「もしかして、青夜は洗濯もした事がないの?」
「うん」
「なら教えるわね」
その後、手順を教えられて洗濯機のボタン押しの栄誉を授かり、青夜はホースの繋がる蛇口の元栓をひねって、ボタンを押した。
洗濯機が動き始めて青夜は感動したが、
「でも洗濯物は青夜はノータッチの方がいいわよ」
「どうして?」
『せっかく覚えたのに』とばかりに青夜が尋ねると、
「私やアンは青夜に触られても別に平気だけど、普通は使用済みの下着を男に触られるの女は嫌だから」
「へぇ~」
青夜が1つ賢くなる中、葉月が試すように、
「因みに、青夜は女性の下着に興味ある?」
「裸じゃなくて?」
青夜が質問の意味が分からずに不思議そうに聞くと、
「それもそうよね。今日も一緒にお風呂に入りましょうね、青夜」
葉月はそう言って青夜にハグしたのだった。
東条院の宗家屋敷にも自動掃除機はあった。
だが、自動掃除機の集めたゴミ捨てなどしてるところを見た事はなかった。
なので、お坊ちゃん育ちの青夜には珍しい。
葉月が4階の自動掃除機のゴミ捨てをしてる現場に通り掛かった時は青夜は足を止めた。
「いやいや、足を止めて見るようなものじゃないわよ。こうするだけだから」
葉月は呆れながらも実演して見せてくれて、3階の自動掃除機のゴミ捨てをやらせてくれた。
天気の良い日には葉月に、
「今日は降水確率ゼロだから布団を干してね、青夜」
と言われて布団を屋上まで運んだ。
屋上の手すりではなく、葉月に教えられ、専用の布団干しのパイプハンガーを立てて、そこに布団を干す。
「こう?」
「ええ、良く出来たわね、いい子いい子」
頭を撫でられた。
◇
さて、青夜のマイブームはスマホだ。
東条院では自分のスマホなんか持たせて貰えなかった。
東条院に居た時には、連絡の際には傍に居る専属護衛のスマホを借りてたくらいだ。
なので、田中ビルに来た養子初日の夕食時に一狼に、
「これを使うようにね、青夜」
自分専用のスマホを貰った時は素直に感激したものだ。
「アドレスを交換しましょ」
「私も」
こうして田中家の(その場に居なかった弥生以外の)家族と青夜はアドレスを交換したがスマホの操作がたどたどしく、
「もしかして、青夜ってスマホ、初めてなの?」
アンジェリカに尋ねられて、
「うん、普通に持たせて貰えなかったから」
「私も大概お嬢様だけど、スマホは持ってたわよ」
「私も」
アンジェリカと愛は呆れたのだった。
その後、SNSやメールや電話の練習に付き合って貰ったのだった。
このように青夜自身は田中家の生活を楽しんでいた。
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