26 / 37
本編
緊急ミッションと特殊入隊
しおりを挟む
戦術ランクBのブルーフィールドを終えた柚子太はブルーフィールド発生予測地点には向かわなかった。
戦術ランクBのエクセレントクリアの上位ポーナスで満足したので。
運転手に指示してルームシェアをしてるマンションにUターンしていたのだが、その車内にて、
【ビィー、ビィー。緊急ミッション発令。ブルーフィールドの障壁を突破してロボットが1機、過去の現実世界に到達しました。緊急措置として一時的に武器庫の一部使用が過去の現実世界で開放されました。速やかな捕獲をお願いします】
(はあ?)
「今すぐ止めてくれ。吐きそうだ」
柚子太は運転手に指示して路肩に止まると同時に後部ドアから飛び出して、歩道からビルの隙間に消えていき、防犯カメラがないとの確認後、バトルスーツとヘルメットを装備した。
(本当に装備出来たし)
ブルーフィールドではなく現実の世界で武器庫から出せた事にも驚いたが、それ以上に驚いたのがレーダーに本当に敵機の反応があった事だ。
西北西に280メートル。
「チッ、バトルスーツの格好で移動しろってか? まあ、ヘルメットがあるからバレないとは思うけどさ」
とはいえ、さすがの柚子太もこの恰好で歩道を走るのは慮って、高速ブーツを使ってビルの壁面を駆け上がってから、ビルの屋上を転々と移動したのだった。
(アメリカンコミックの実写化ヒーローだな、これだと本当に)
滑空バトルスーツのウイング機能で夜空を滑空し、柚子太は余裕で都内の大邸宅の敷地内に着地した。
ムシの反応は屋敷内なので仕方なく、玄関ドアを開けようとして鍵が掛かってたので、肉体ナノマシン:22でバキンッと破壊して入ると、
「キャアアアア」
との黄色い悲鳴で声がした場所に、というかレーダーで敵機の場所に向かえば、廊下でバスローブを纏った美少女がムシの口の箇所の銃口からまさしくビームを撃たれてる瞬間だった。
「この」
レイアサルトライフルを出そうとして出ない事に柚子太は気付く。
武器庫に何故か入ってた転送ネット弾専用バズーカーしか武器は出せないっぽい。
「射程距離3メートルって。まあ、余裕だけど」
柚子太はムシがこちらに向き直る前にバズーカーを発射した。
ビームで織り込まれたネットがムシを捕獲して、直後に転送された。
ムシが完全に消える。
問題はその後だった。
【ミッションクリアを確認。クリアに伴い、未来兵器一式は3秒後に強制収納されます】
このガイダンスだ。
3秒。
高速ブーツなら余裕で屋敷の敷地外まで逃げれる。
だが、腹を撃たれて血を流してる美少女を見て、
「ーークソ」
一瞬逃げるか迷った柚子太は治癒ナノマシン注射器(重傷用)が出せる事を確認して、倒れてる美少女に使った。
直後にヘルメットとバトルスーツは解除されて、傷が無事治療された美少女は眼を覚ますが、傷口がちゃんと治癒されたのか見る為にバスローブを開いていたので、
「キャアアアア、痴漢ぁぁぁぁぁんっ!」
美少女は叫んでビンタを放ったが、柚子太は可愛げがなかったのでビンタされずに手で受け止めたのだった。
【緊急ミッション:敵機転送ボーナス、スペシャルナノマシン【ブラスト】が特別付与されました】
【緊急ミッション:被害者救護ボーナス、治癒ナノマシン注射器(完全治癒用)-3が支給されました】
マジで?
スペシャルナノマシン、2個目?
いいの?
◇
結論として家宅侵入した柚子太が警察に連行される事はなかった。
もっと拙い事態になっており、この屋敷の主は都知事の眞明久利で、バスロープ姿の美少女は一人娘の凛だった。更にエリ姫に救助要請をしたら総帥の弐賀桂敏本人が何故か駆け付けてきており、柚子太の前で大人達の話し合いが行われていた。
久利も都知事をしているだけあって馬鹿ではなく、穴が開いて血塗れのバスローブを見て、
「娘の身体には傷一つなかったが、バスローブのこの血と穴はどういう事だろうな? 娘も何か変なロホットに襲われてヒームで撃たれて激痛で気絶した、と意味不明な事を証言しているのだが」
「詳しくは知らんな」
「この廊下を横切る機械は何だと思う? 偶然、屋敷内に配置した防犯カメラが収めたのだが」
「その件に関しては他言無用だ。防犯カメラの映像も総てこちらで買い取ろう」
「娘を襲った犯人は露図グループの後継者で東京支社長だとか」
「欲の皮を突っ張らせてないでさっさと映像を寄越して今夜の事は総て忘れろ」
「真実を教えて欲しいのだが」
「教えても理解出来んぞ」
ずっとこんな調子で久利と桂敏が平行線で話しており、
「いい加減、帰りたいんですが?」
ソファーに座って足を組んで寛いでいた柚子太がうんざりしながら言うと、
「痴漢の現行犯で警察に突き出していいんだぞ?」
「娘さんの命の恩人なんですがね~、これでも」
「何があった?」
「言っても信じませんよ」
「それでも言え」
「今日起こった重慶の都市消滅関連です。都知事には荷が重いかと」
「ほう。てっきり婿候補を助ける為と思ったが・・・それで弐賀桂敏が直接乗り込んできた 訳か」
考察しながら久利が、
「娘の裸を見たらしいな」
「傷口が塞がったかの確認だけですよ。あんな血塗れの中、卑猥な事は考えてる余裕はありませんでしたから」
「責任を取って結婚して貰うぞ」
「因みに姓は?」
「無論、眞明だ」
「話になりませんな。露図の嫁なら一考しましたが。いくら欲しいんです。払いますよ。こちらの弐賀財閥の総帥が」
「気軽に言っておるが。分かってるだろうな、これは貸しだぞ」
「はい、総帥」
「こちらにも貸しだからな」
「いやいや、娘さんを助けたんだから借りの間違いで――」
【ブルーフィールド展開、戦術ランクD、フィールドカウント30分30秒】
視界に青いフィルターが掛かり、室内が無人になる中、柚子太は、
「なるほど・・・未来の叛乱ロボット軍団も動きが速いな。ブルーフィールドの穴の確認の為に斥候を派遣してきたか」
柚子太はバトルスーツとヘルメットを装備して椅子から立ち上がり、レーダーを見れば、
「おっ、眞明凛・LV1? ナノマシン戦闘員だったのか? だったらどうして捕獲バズーカーを・・・もしかして治癒ナノマシン注射器を打った後になったのか?」
興味を覚えた柚子太が2階の部屋に出向くと、
「えっと、命の恩人さんでいいのよね?」
銀色に髪を染めた凛が居た。
「未来の代理戦争の情報とかある?」
「ええ、あるわ」
「いつから?」
「今。このブルーフィールドの展開と同時に」
「因みに参戦するか? これに負けると今日、中国で消滅した重慶みたいになるけど」
「ちょ――嘘よね?」
「本当だよ。何せ、視界に文字で流れたからな、昼間」
「そんなのやるしかないじゃないの。ってか、現実世界にもあのロボットきてたけど」
「ああ、ブルーフィールドの穴を通り抜けたっぽい。オレも現実世界のロボットはさっきのが初だ」
「へ~」
「裸を見た詫びにデビュー戦に付き合うが」
「言わないでよ、忘れたいのに」
「それはすまない」
「とりあえず初期の10ポイントのステータス数値の振り分けの最適解を教えてちょうだい」
「武器庫に全部だな」
「そうなの?」
「ああ、LVが上がる毎に3ポイントずつ加算されて、クリアボーナスもあってすぐにポイントは溜まるから」
「信じるわよ?」
「ああ。ついでにeasyモードの協力もしてやろう」
「具体的には?」
「背負ってやる」
「いらないけど」
「じゃあ、お姫様だっこ」
「・・・どうしてよ?」
「移動が速いからだよ。高速ブーツを貸してもいいが、NEを消費するからな。現実的じゃない。オレが運んだ方が速いし、戦術ランクDは全機倒しでのエクセレントクリアのボーナスはレイシールドで美味しいからな」
「・・・何機くらい居るの?」
「戦術ランクDなら100~200機かな?」
「まあ、今回はデビュー戦なので先輩に従いましょう」
「じゃあ、まずはバトルスーツを装備して」
「恥ずかしくないの、それ?」
「機能が良過ぎるからな。確認してみろ」
「現実世界に戻る時に装備した場所に戻れるって何?」
「ブルーフィールドはフィールドボスを倒すか、フィールドカウントが0になれば終わりだからだよ」
「じゃあ、装備していないとブルーフィールドが終わった時、別の場所に居る?」
「そういう事だ」
そんな訳でバトルスーツを纏った凛は、そのまま柚子太に背負われて移動したのだが、
柚子太の移動は当然、加速ブーツだ(本当はスペシャルナノマシン【ブラスト】を試したくてウズウズしてたが、凛の接待も必須だったので)。
高速移動の為、ジェットコースターよりも怖く、速度を落として50メートルを2秒で走っても、
「キャアアアアアア」
「そんなに喚くなよ。これでも遅いんだぞ」
「どこがよ、ジェットコースターよりも怖いじゃないの」
「そうか? ともかく絶対射程に入ったらすぐに撃て。今だ」
「ってか、急に止まらないでよ、横Gが」
柚子太が耐久値も削ったり、レイ電磁手榴弾で動きを封じるので余裕だった。
そもそも今回のブルーフィールドは典型的なムシフィールドだ。
ムシしか出現しない。
そしてムシは前方にしか攻撃出来ず、柚子太の移動速度なら余裕で背後に回り込める。
凛はそれを背後や側面から撃っており、
「ねえ、これって明らかにズルよね?」
成長LVが既に10を越えた凛が尋ねる中、
「ナノマシン戦闘員の育成としては特殊な方だとは思うがルール違反ではないはずだ」
元々戦術ランクDの敵機は弱い。
停止したゴーストタウンの幹線道路で足を止めた柚子太が凛に、
「間違い探しの時間だ。何か変な風景はないか?」
「車道のベンツのエンブレムが縦に2個付いてる?」
「正解だ。触ってみろ」
凛が触ると、
「支援物資ボックス? マシンガンが貰えたんだけど?」
「NEの消費が多いからまだ使わない方がいいだろう」
「ふ~ん」
その後も背負って移動し、ようやく柚子太の移動速度に慣れたのか、凛が、
「ねえ、バトルスーツに感触が伝わらないのをいい事にエッチイ事してないわよね?」
「ないな」
「私が魅力がないって意味?」
「いや、魅力的だぞ。だが感触が伝わらないんじゃあつまらないだろ。それに親父さんに裸を見た責任を取って結婚しろって迫られてて逆に態度が硬化したってのもあるが」
「はあ? 何よ、それ? 結婚なんてしないわよ、私」
「なら親父さんにそう言ってくれ。今1階で話し合い中だが、未来の代理戦争の話なんて話してもどうせ信用されないので話してないし。屋敷内の防犯カメラにムシが映っててその回収も渋ってて長丁場になってるから」
「本当の事を話したら?」
「負けたら死ぬのにか」
「えっ、そうなの?」
「ああ、このナノマシン戦闘員になれるのは高校生限定らしくて、男のオレは更にレアケースらしくて殆どが女子なんだが、このナノマシン戦闘員には有名人や才能のある人間が選ばれる傾向にある。周りに変な死に方してる有名人は居ないか?」
「そう言えば一人、心不全で」
「オレの高校でも練習のし過ぎで陸上部の先輩が春休みに死んでて、停学中の後輩は花見の席の飲酒の急性アルコール中毒で死んでる」
「そう考えるとこのブルーフィールドって結構シビアなのね」
「ああ、未来の代理戦争だからな」
「でも、人任せにして負けたら消滅するのよね、東京?」
「多分な」
「なら都知事の娘としては戦わないと駄目じゃないの」
「おっと」
「どうしたの?」
「今、凛が倒したので雑魚は全部だ。フィールドボスを倒しに向かうぞ」
「どうして分かるの?」
「伊達にヘルメットなんか被ってないからな」
「凄いの?」
「かなりね」
柚子太はその後、フィールドボスである2階建てのサイズの、
b攻撃型ムシC-7
耐久值750
「耐久値750ってどうやって倒すのよ。それに背中にビーム砲を乗せてて全方位に撃って来てるのに」
「こうやってだ」
レイバズーカー2発で柚子太はあっさりと撃破し、
【フィールドボスの撃破を確認。フィールドボスの撃破に伴い、3秒後にブルーフィールドが解除されます】
「じゃあ、親父さんの説得頼むな」
「ってか、簡単過ぎない?」
「まあ、雑魚だから」
3秒後、柚子太は眞明邸のリビングに戻ったのだった。
「何の話をしてましたっけ?」
柚子太はそう質問しながら、
【戦術ランクDのブルーフィールド、エクセレントクリア。クリアボーナス、全ステータ ス数値+2。ナノマシンの成長ポイント、200ポイント。アイテムを1つ選択出来ます(制限時間5分)】
選択画面を見れば、
レイシールド-SSA77とレイシールド-A200の2点セット
レイシールド-SSA77とレイシールド-AA150の2点セット
レイシールド-SSA77とレイシールド-AAA100の2点セット
レイシールド-SSA77とレイシールド-SAA50の2点セット
レイシールド-SSA77とレイシールド-SSA33の2点セット
おお、他のナノマシン戦闘員が居なかったからか?
戻ってるぞ、多い方に。
柚子太が喜んでると、ノックと共にドアが開いて凛がやってきた。
黒髪の凛はショートカットだ。家着のワンピース姿も清楚だった。
「お父さん、少しそっちの露図くんを借りていい?」
「駄目だ。どうしても、と言うならここで話しなさい」
「分かったわ。ねえ、どれを選べばいいの? 後3分だから早く教えて」
ソファーに座った凛があっさりと柚子太に問い、
「あのな~。まあ、いいや。好きなのを。ってか、上のSSAは77だよな?」
「ええ。でも、最初の項目のA200って何か怪しくない?」
「オレもそう思って最初の時はそれにしたが、今のところ何もいい思いをしてない。SSAが一番強力だが、他は枚数が多いからな」
「どれを選んだの?」
「オレはDのエクセレントは三回目だからSAA50を」
「なるほどね」
「ステータスの数値はどうすればいいの?」
「好きにすればいいと思うぞ。但し、警告が出ると思うが30以上は上げるなよ。ぶっ倒れるぞ、丸2日間。オレもそれで龍馬医大総合病院で入院したから」
「警告を無視して上げたの?」
「ギリギリまで上げた後にエクセレントクリアが出て全数値が+2されてオーバーしたんだよ」
「あらら。なるほどね。どれがお勧めなの?」
「わからん。だが肉体や知覚や精密は居るぞ。ガンファイトはオレは上げてない。男は数値に上限があったからな。女はないらしいが」
「ふ~ん」
「エリ姫主催のプロジェクトに入ればその辺の情報が入るぞ」
「エリ姫って、弐賀の女王様?」
凛が総帥の桂敏をチラ見して、
「私、弐賀の女王様と喋れるほど高貴な生まれじゃないわよ」
「庶民も居たから大丈夫だよ」
「そうなんだ~」
その後、ステータスの数値を上げた凛が、
「じゃあね、ありがと」
「待った。武器庫2を見たか?」
「ええ。何か凄いのが入ってたわね」
「NEタンク以前に、使うのに必要ナノマシン数値があるから今は無理だが。使えるようになっても使いどころを間違うなよ。NEタンクが切れたら洒落にならないから」
「了解」
退室しようとする凛に今度は父親の久利が、
「待ちなさい。知り合いだったのか、彼と?」
「まさか。さっき世界平和の為に戦って意気投合したというか。ああ、結婚はしないわよ、露図くんとは。じゃあ、お休みなさい、パパ」
凛は退室していったが、その後、柚子太が睨まれて、
「どういう事か説明して貰おうか」
「総帥の口からされた方がいいかと」
その後、総帥の桂敏から未来の説明がされて、
「はあ? 未来の人類と叛乱ロボット軍団の代理戦争? あのですな~、弐賀の総帥殿」
「今日の重慶と2年前のローマの消滅はそれが原因ですと・・・まさか、あり得ん」
「娘の身の危険は――はあ、最悪死ぬ? では、このバスローブの血と穴も本当に死に掛けて・・・そんなのに参加させる訳がないだろうがっ!」
などの経緯を経て、
「分かった。娘を守れよ」
「同じブルーフィールドに居た時は。他は知りませんよ」
「大丈夫なんだよな?」
「と思いますが」
長々と喋って眞明邸を出たのは23時を回った頃だった。
階級:三つ星
スペシャルナノマシン【ピースト】【ブラスト】
敵機撃破スコア:2033→2046
ナノマシン成長LV:28(ナノマシン成長ポイント2785→2985)
NE615/615
武器庫(次の武器庫解放は23):20
メイン武器【レイアサルトライフル-307C・ドーン】
【レイバズーカー10X-アポロン】
【レイ電磁手榴弾 イエローローズ30】
ガンファイト・威力/射程補正:8
ガンファイト・継続/弾数補正:8
肉体ナノマシン:22+α
知覚ナノマシン:26+α
精密ナノマシン:22
肉体治癒ナノマシン:22+α
NE回復ナノマシン:22+α
武器庫リスト(スペース43/53)
レイガン-LQ12・エチュード
レイガン-LQ12・エチュード
レイガン-A56・レクイエム
レイマシンガン-255A・ニューヨーク
レイショットガン-81・Jダルク
レイショットガン-88・Kアーサー
レイ狙撃ライフル-エルキュールp38
レイ狙撃ライフル-シャーロックh221
レイアサルトライフル-307C・ドーン
レイバズーカー10X-アポロン
2連装レイカノン砲-44・プロキオン
レイロッド-グランドキャニオン
レイ電磁手榴弾-イエローローズ30
レイ手榴弾-ウルフ10
NEタンク20-6
NEタンク50-1
NEタンク100-1
NEタンク200-9
NEタンク400-3
NEタンク500-4
NEタンク700-4
タイムトンネル粒子NE変換装置
新共用バトルスーツ-01ルーキーソルジャー
装甲型バトルスーツ-14.5アイアンファングオフィサー
滑空型バトルスーツ-16.2パッドオフィサー
パワードスーツBE専用パイロットスーツ-17Eブロトオフィサー
パワードスーツBE専用パイロットスーツ-27Eブロトジェネラル
飛行士用ヘルメット-Bクイーン
艦長用ヘルメット-Bキング
加速ブーツ-04レッドキャップ
加速ブーツ-06アシュラ
レイシールド-A200
レイシールド-AA30
レイシールド-AAA60
レイシールド-SAA25→75
レイシールド-SSA130-207
治癒ナノマシン注射器(軽傷用)-3
治癒ナノマシン注射器(重傷用)-1
治癒ナノマシン注射器 (完全治癒用)-3
戦術ランクBCDE専用レーダー、スパイダーネット-BCDE
戦術ランクD専用レーダー、スパイダーネット-D
戦術ランクSSのエスケープチケット(使い捨て)
戦術ランクBCDEのエスケープチケット(使い捨て)
武器庫2リスト(スペース7/32)
パワードスーツ-BEジャブ・兵装1aタイプ(スペース3)
【チューンナップ中: 完了まで45時間53分】エアバイク-GXアナコンダ(スペース2)
BE専用パワードスーツ修理キット
エアバイク修復キット
戦術ランクBのエクセレントクリアの上位ポーナスで満足したので。
運転手に指示してルームシェアをしてるマンションにUターンしていたのだが、その車内にて、
【ビィー、ビィー。緊急ミッション発令。ブルーフィールドの障壁を突破してロボットが1機、過去の現実世界に到達しました。緊急措置として一時的に武器庫の一部使用が過去の現実世界で開放されました。速やかな捕獲をお願いします】
(はあ?)
「今すぐ止めてくれ。吐きそうだ」
柚子太は運転手に指示して路肩に止まると同時に後部ドアから飛び出して、歩道からビルの隙間に消えていき、防犯カメラがないとの確認後、バトルスーツとヘルメットを装備した。
(本当に装備出来たし)
ブルーフィールドではなく現実の世界で武器庫から出せた事にも驚いたが、それ以上に驚いたのがレーダーに本当に敵機の反応があった事だ。
西北西に280メートル。
「チッ、バトルスーツの格好で移動しろってか? まあ、ヘルメットがあるからバレないとは思うけどさ」
とはいえ、さすがの柚子太もこの恰好で歩道を走るのは慮って、高速ブーツを使ってビルの壁面を駆け上がってから、ビルの屋上を転々と移動したのだった。
(アメリカンコミックの実写化ヒーローだな、これだと本当に)
滑空バトルスーツのウイング機能で夜空を滑空し、柚子太は余裕で都内の大邸宅の敷地内に着地した。
ムシの反応は屋敷内なので仕方なく、玄関ドアを開けようとして鍵が掛かってたので、肉体ナノマシン:22でバキンッと破壊して入ると、
「キャアアアア」
との黄色い悲鳴で声がした場所に、というかレーダーで敵機の場所に向かえば、廊下でバスローブを纏った美少女がムシの口の箇所の銃口からまさしくビームを撃たれてる瞬間だった。
「この」
レイアサルトライフルを出そうとして出ない事に柚子太は気付く。
武器庫に何故か入ってた転送ネット弾専用バズーカーしか武器は出せないっぽい。
「射程距離3メートルって。まあ、余裕だけど」
柚子太はムシがこちらに向き直る前にバズーカーを発射した。
ビームで織り込まれたネットがムシを捕獲して、直後に転送された。
ムシが完全に消える。
問題はその後だった。
【ミッションクリアを確認。クリアに伴い、未来兵器一式は3秒後に強制収納されます】
このガイダンスだ。
3秒。
高速ブーツなら余裕で屋敷の敷地外まで逃げれる。
だが、腹を撃たれて血を流してる美少女を見て、
「ーークソ」
一瞬逃げるか迷った柚子太は治癒ナノマシン注射器(重傷用)が出せる事を確認して、倒れてる美少女に使った。
直後にヘルメットとバトルスーツは解除されて、傷が無事治療された美少女は眼を覚ますが、傷口がちゃんと治癒されたのか見る為にバスローブを開いていたので、
「キャアアアア、痴漢ぁぁぁぁぁんっ!」
美少女は叫んでビンタを放ったが、柚子太は可愛げがなかったのでビンタされずに手で受け止めたのだった。
【緊急ミッション:敵機転送ボーナス、スペシャルナノマシン【ブラスト】が特別付与されました】
【緊急ミッション:被害者救護ボーナス、治癒ナノマシン注射器(完全治癒用)-3が支給されました】
マジで?
スペシャルナノマシン、2個目?
いいの?
◇
結論として家宅侵入した柚子太が警察に連行される事はなかった。
もっと拙い事態になっており、この屋敷の主は都知事の眞明久利で、バスロープ姿の美少女は一人娘の凛だった。更にエリ姫に救助要請をしたら総帥の弐賀桂敏本人が何故か駆け付けてきており、柚子太の前で大人達の話し合いが行われていた。
久利も都知事をしているだけあって馬鹿ではなく、穴が開いて血塗れのバスローブを見て、
「娘の身体には傷一つなかったが、バスローブのこの血と穴はどういう事だろうな? 娘も何か変なロホットに襲われてヒームで撃たれて激痛で気絶した、と意味不明な事を証言しているのだが」
「詳しくは知らんな」
「この廊下を横切る機械は何だと思う? 偶然、屋敷内に配置した防犯カメラが収めたのだが」
「その件に関しては他言無用だ。防犯カメラの映像も総てこちらで買い取ろう」
「娘を襲った犯人は露図グループの後継者で東京支社長だとか」
「欲の皮を突っ張らせてないでさっさと映像を寄越して今夜の事は総て忘れろ」
「真実を教えて欲しいのだが」
「教えても理解出来んぞ」
ずっとこんな調子で久利と桂敏が平行線で話しており、
「いい加減、帰りたいんですが?」
ソファーに座って足を組んで寛いでいた柚子太がうんざりしながら言うと、
「痴漢の現行犯で警察に突き出していいんだぞ?」
「娘さんの命の恩人なんですがね~、これでも」
「何があった?」
「言っても信じませんよ」
「それでも言え」
「今日起こった重慶の都市消滅関連です。都知事には荷が重いかと」
「ほう。てっきり婿候補を助ける為と思ったが・・・それで弐賀桂敏が直接乗り込んできた 訳か」
考察しながら久利が、
「娘の裸を見たらしいな」
「傷口が塞がったかの確認だけですよ。あんな血塗れの中、卑猥な事は考えてる余裕はありませんでしたから」
「責任を取って結婚して貰うぞ」
「因みに姓は?」
「無論、眞明だ」
「話になりませんな。露図の嫁なら一考しましたが。いくら欲しいんです。払いますよ。こちらの弐賀財閥の総帥が」
「気軽に言っておるが。分かってるだろうな、これは貸しだぞ」
「はい、総帥」
「こちらにも貸しだからな」
「いやいや、娘さんを助けたんだから借りの間違いで――」
【ブルーフィールド展開、戦術ランクD、フィールドカウント30分30秒】
視界に青いフィルターが掛かり、室内が無人になる中、柚子太は、
「なるほど・・・未来の叛乱ロボット軍団も動きが速いな。ブルーフィールドの穴の確認の為に斥候を派遣してきたか」
柚子太はバトルスーツとヘルメットを装備して椅子から立ち上がり、レーダーを見れば、
「おっ、眞明凛・LV1? ナノマシン戦闘員だったのか? だったらどうして捕獲バズーカーを・・・もしかして治癒ナノマシン注射器を打った後になったのか?」
興味を覚えた柚子太が2階の部屋に出向くと、
「えっと、命の恩人さんでいいのよね?」
銀色に髪を染めた凛が居た。
「未来の代理戦争の情報とかある?」
「ええ、あるわ」
「いつから?」
「今。このブルーフィールドの展開と同時に」
「因みに参戦するか? これに負けると今日、中国で消滅した重慶みたいになるけど」
「ちょ――嘘よね?」
「本当だよ。何せ、視界に文字で流れたからな、昼間」
「そんなのやるしかないじゃないの。ってか、現実世界にもあのロボットきてたけど」
「ああ、ブルーフィールドの穴を通り抜けたっぽい。オレも現実世界のロボットはさっきのが初だ」
「へ~」
「裸を見た詫びにデビュー戦に付き合うが」
「言わないでよ、忘れたいのに」
「それはすまない」
「とりあえず初期の10ポイントのステータス数値の振り分けの最適解を教えてちょうだい」
「武器庫に全部だな」
「そうなの?」
「ああ、LVが上がる毎に3ポイントずつ加算されて、クリアボーナスもあってすぐにポイントは溜まるから」
「信じるわよ?」
「ああ。ついでにeasyモードの協力もしてやろう」
「具体的には?」
「背負ってやる」
「いらないけど」
「じゃあ、お姫様だっこ」
「・・・どうしてよ?」
「移動が速いからだよ。高速ブーツを貸してもいいが、NEを消費するからな。現実的じゃない。オレが運んだ方が速いし、戦術ランクDは全機倒しでのエクセレントクリアのボーナスはレイシールドで美味しいからな」
「・・・何機くらい居るの?」
「戦術ランクDなら100~200機かな?」
「まあ、今回はデビュー戦なので先輩に従いましょう」
「じゃあ、まずはバトルスーツを装備して」
「恥ずかしくないの、それ?」
「機能が良過ぎるからな。確認してみろ」
「現実世界に戻る時に装備した場所に戻れるって何?」
「ブルーフィールドはフィールドボスを倒すか、フィールドカウントが0になれば終わりだからだよ」
「じゃあ、装備していないとブルーフィールドが終わった時、別の場所に居る?」
「そういう事だ」
そんな訳でバトルスーツを纏った凛は、そのまま柚子太に背負われて移動したのだが、
柚子太の移動は当然、加速ブーツだ(本当はスペシャルナノマシン【ブラスト】を試したくてウズウズしてたが、凛の接待も必須だったので)。
高速移動の為、ジェットコースターよりも怖く、速度を落として50メートルを2秒で走っても、
「キャアアアアアア」
「そんなに喚くなよ。これでも遅いんだぞ」
「どこがよ、ジェットコースターよりも怖いじゃないの」
「そうか? ともかく絶対射程に入ったらすぐに撃て。今だ」
「ってか、急に止まらないでよ、横Gが」
柚子太が耐久値も削ったり、レイ電磁手榴弾で動きを封じるので余裕だった。
そもそも今回のブルーフィールドは典型的なムシフィールドだ。
ムシしか出現しない。
そしてムシは前方にしか攻撃出来ず、柚子太の移動速度なら余裕で背後に回り込める。
凛はそれを背後や側面から撃っており、
「ねえ、これって明らかにズルよね?」
成長LVが既に10を越えた凛が尋ねる中、
「ナノマシン戦闘員の育成としては特殊な方だとは思うがルール違反ではないはずだ」
元々戦術ランクDの敵機は弱い。
停止したゴーストタウンの幹線道路で足を止めた柚子太が凛に、
「間違い探しの時間だ。何か変な風景はないか?」
「車道のベンツのエンブレムが縦に2個付いてる?」
「正解だ。触ってみろ」
凛が触ると、
「支援物資ボックス? マシンガンが貰えたんだけど?」
「NEの消費が多いからまだ使わない方がいいだろう」
「ふ~ん」
その後も背負って移動し、ようやく柚子太の移動速度に慣れたのか、凛が、
「ねえ、バトルスーツに感触が伝わらないのをいい事にエッチイ事してないわよね?」
「ないな」
「私が魅力がないって意味?」
「いや、魅力的だぞ。だが感触が伝わらないんじゃあつまらないだろ。それに親父さんに裸を見た責任を取って結婚しろって迫られてて逆に態度が硬化したってのもあるが」
「はあ? 何よ、それ? 結婚なんてしないわよ、私」
「なら親父さんにそう言ってくれ。今1階で話し合い中だが、未来の代理戦争の話なんて話してもどうせ信用されないので話してないし。屋敷内の防犯カメラにムシが映っててその回収も渋ってて長丁場になってるから」
「本当の事を話したら?」
「負けたら死ぬのにか」
「えっ、そうなの?」
「ああ、このナノマシン戦闘員になれるのは高校生限定らしくて、男のオレは更にレアケースらしくて殆どが女子なんだが、このナノマシン戦闘員には有名人や才能のある人間が選ばれる傾向にある。周りに変な死に方してる有名人は居ないか?」
「そう言えば一人、心不全で」
「オレの高校でも練習のし過ぎで陸上部の先輩が春休みに死んでて、停学中の後輩は花見の席の飲酒の急性アルコール中毒で死んでる」
「そう考えるとこのブルーフィールドって結構シビアなのね」
「ああ、未来の代理戦争だからな」
「でも、人任せにして負けたら消滅するのよね、東京?」
「多分な」
「なら都知事の娘としては戦わないと駄目じゃないの」
「おっと」
「どうしたの?」
「今、凛が倒したので雑魚は全部だ。フィールドボスを倒しに向かうぞ」
「どうして分かるの?」
「伊達にヘルメットなんか被ってないからな」
「凄いの?」
「かなりね」
柚子太はその後、フィールドボスである2階建てのサイズの、
b攻撃型ムシC-7
耐久值750
「耐久値750ってどうやって倒すのよ。それに背中にビーム砲を乗せてて全方位に撃って来てるのに」
「こうやってだ」
レイバズーカー2発で柚子太はあっさりと撃破し、
【フィールドボスの撃破を確認。フィールドボスの撃破に伴い、3秒後にブルーフィールドが解除されます】
「じゃあ、親父さんの説得頼むな」
「ってか、簡単過ぎない?」
「まあ、雑魚だから」
3秒後、柚子太は眞明邸のリビングに戻ったのだった。
「何の話をしてましたっけ?」
柚子太はそう質問しながら、
【戦術ランクDのブルーフィールド、エクセレントクリア。クリアボーナス、全ステータ ス数値+2。ナノマシンの成長ポイント、200ポイント。アイテムを1つ選択出来ます(制限時間5分)】
選択画面を見れば、
レイシールド-SSA77とレイシールド-A200の2点セット
レイシールド-SSA77とレイシールド-AA150の2点セット
レイシールド-SSA77とレイシールド-AAA100の2点セット
レイシールド-SSA77とレイシールド-SAA50の2点セット
レイシールド-SSA77とレイシールド-SSA33の2点セット
おお、他のナノマシン戦闘員が居なかったからか?
戻ってるぞ、多い方に。
柚子太が喜んでると、ノックと共にドアが開いて凛がやってきた。
黒髪の凛はショートカットだ。家着のワンピース姿も清楚だった。
「お父さん、少しそっちの露図くんを借りていい?」
「駄目だ。どうしても、と言うならここで話しなさい」
「分かったわ。ねえ、どれを選べばいいの? 後3分だから早く教えて」
ソファーに座った凛があっさりと柚子太に問い、
「あのな~。まあ、いいや。好きなのを。ってか、上のSSAは77だよな?」
「ええ。でも、最初の項目のA200って何か怪しくない?」
「オレもそう思って最初の時はそれにしたが、今のところ何もいい思いをしてない。SSAが一番強力だが、他は枚数が多いからな」
「どれを選んだの?」
「オレはDのエクセレントは三回目だからSAA50を」
「なるほどね」
「ステータスの数値はどうすればいいの?」
「好きにすればいいと思うぞ。但し、警告が出ると思うが30以上は上げるなよ。ぶっ倒れるぞ、丸2日間。オレもそれで龍馬医大総合病院で入院したから」
「警告を無視して上げたの?」
「ギリギリまで上げた後にエクセレントクリアが出て全数値が+2されてオーバーしたんだよ」
「あらら。なるほどね。どれがお勧めなの?」
「わからん。だが肉体や知覚や精密は居るぞ。ガンファイトはオレは上げてない。男は数値に上限があったからな。女はないらしいが」
「ふ~ん」
「エリ姫主催のプロジェクトに入ればその辺の情報が入るぞ」
「エリ姫って、弐賀の女王様?」
凛が総帥の桂敏をチラ見して、
「私、弐賀の女王様と喋れるほど高貴な生まれじゃないわよ」
「庶民も居たから大丈夫だよ」
「そうなんだ~」
その後、ステータスの数値を上げた凛が、
「じゃあね、ありがと」
「待った。武器庫2を見たか?」
「ええ。何か凄いのが入ってたわね」
「NEタンク以前に、使うのに必要ナノマシン数値があるから今は無理だが。使えるようになっても使いどころを間違うなよ。NEタンクが切れたら洒落にならないから」
「了解」
退室しようとする凛に今度は父親の久利が、
「待ちなさい。知り合いだったのか、彼と?」
「まさか。さっき世界平和の為に戦って意気投合したというか。ああ、結婚はしないわよ、露図くんとは。じゃあ、お休みなさい、パパ」
凛は退室していったが、その後、柚子太が睨まれて、
「どういう事か説明して貰おうか」
「総帥の口からされた方がいいかと」
その後、総帥の桂敏から未来の説明がされて、
「はあ? 未来の人類と叛乱ロボット軍団の代理戦争? あのですな~、弐賀の総帥殿」
「今日の重慶と2年前のローマの消滅はそれが原因ですと・・・まさか、あり得ん」
「娘の身の危険は――はあ、最悪死ぬ? では、このバスローブの血と穴も本当に死に掛けて・・・そんなのに参加させる訳がないだろうがっ!」
などの経緯を経て、
「分かった。娘を守れよ」
「同じブルーフィールドに居た時は。他は知りませんよ」
「大丈夫なんだよな?」
「と思いますが」
長々と喋って眞明邸を出たのは23時を回った頃だった。
階級:三つ星
スペシャルナノマシン【ピースト】【ブラスト】
敵機撃破スコア:2033→2046
ナノマシン成長LV:28(ナノマシン成長ポイント2785→2985)
NE615/615
武器庫(次の武器庫解放は23):20
メイン武器【レイアサルトライフル-307C・ドーン】
【レイバズーカー10X-アポロン】
【レイ電磁手榴弾 イエローローズ30】
ガンファイト・威力/射程補正:8
ガンファイト・継続/弾数補正:8
肉体ナノマシン:22+α
知覚ナノマシン:26+α
精密ナノマシン:22
肉体治癒ナノマシン:22+α
NE回復ナノマシン:22+α
武器庫リスト(スペース43/53)
レイガン-LQ12・エチュード
レイガン-LQ12・エチュード
レイガン-A56・レクイエム
レイマシンガン-255A・ニューヨーク
レイショットガン-81・Jダルク
レイショットガン-88・Kアーサー
レイ狙撃ライフル-エルキュールp38
レイ狙撃ライフル-シャーロックh221
レイアサルトライフル-307C・ドーン
レイバズーカー10X-アポロン
2連装レイカノン砲-44・プロキオン
レイロッド-グランドキャニオン
レイ電磁手榴弾-イエローローズ30
レイ手榴弾-ウルフ10
NEタンク20-6
NEタンク50-1
NEタンク100-1
NEタンク200-9
NEタンク400-3
NEタンク500-4
NEタンク700-4
タイムトンネル粒子NE変換装置
新共用バトルスーツ-01ルーキーソルジャー
装甲型バトルスーツ-14.5アイアンファングオフィサー
滑空型バトルスーツ-16.2パッドオフィサー
パワードスーツBE専用パイロットスーツ-17Eブロトオフィサー
パワードスーツBE専用パイロットスーツ-27Eブロトジェネラル
飛行士用ヘルメット-Bクイーン
艦長用ヘルメット-Bキング
加速ブーツ-04レッドキャップ
加速ブーツ-06アシュラ
レイシールド-A200
レイシールド-AA30
レイシールド-AAA60
レイシールド-SAA25→75
レイシールド-SSA130-207
治癒ナノマシン注射器(軽傷用)-3
治癒ナノマシン注射器(重傷用)-1
治癒ナノマシン注射器 (完全治癒用)-3
戦術ランクBCDE専用レーダー、スパイダーネット-BCDE
戦術ランクD専用レーダー、スパイダーネット-D
戦術ランクSSのエスケープチケット(使い捨て)
戦術ランクBCDEのエスケープチケット(使い捨て)
武器庫2リスト(スペース7/32)
パワードスーツ-BEジャブ・兵装1aタイプ(スペース3)
【チューンナップ中: 完了まで45時間53分】エアバイク-GXアナコンダ(スペース2)
BE専用パワードスーツ修理キット
エアバイク修復キット
10
お気に入りに追加
9
あなたにおすすめの小説



パワハラ女上司からのラッキースケベが止まらない
セカイ
ライト文芸
新入社員の『俺』草野新一は入社して半年以上の間、上司である椿原麗香からの執拗なパワハラに苦しめられていた。
しかしそんな屈辱的な時間の中で毎回発生するラッキースケベな展開が、パワハラによる苦しみを相殺させている。
高身長でスタイルのいい超美人。おまけにすごく巨乳。性格以外は最高に魅力的な美人上司が、パワハラ中に引き起こす無自覚ラッキースケベの数々。
パワハラはしんどくて嫌だけれど、ムフフが美味しすぎて堪らない。そんな彼の日常の中のとある日の物語。
※他サイト(小説家になろう・カクヨム・ノベルアッププラス)でも掲載。
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。

夢の中でもう一人のオレに丸投げされたがそこは宇宙生物の撃退に刀が重宝されている平行世界だった
竹井ゴールド
キャラ文芸
オレこと柊(ひいらぎ)誠(まこと)は夢の中でもう一人のオレに泣き付かれて、余りの泣き言にうんざりして同意するとーー
平行世界のオレと入れ替わってしまった。
平行世界は宇宙より外敵宇宙生物、通称、コスモアネモニー(宇宙イソギンチャク)が跋扈する世界で、その対策として日本刀が重宝されており、剣道の実力、今(いま)総司のオレにとってはかなり楽しい世界だった。



ニンジャマスター・ダイヤ
竹井ゴールド
キャラ文芸
沖縄県の手塚島で育った母子家庭の手塚大也は実母の死によって、東京の遠縁の大鳥家に引き取られる事となった。
大鳥家は大鳥コンツェルンの創業一族で、裏では日本を陰から守る政府機関・大鳥忍軍を率いる忍者一族だった。
沖縄県の手塚島で忍者の修行をして育った大也は東京に出て、忍者の争いに否応なく巻き込まれるのだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる