21 / 22
御褒美
どこが好きなの?【アンリside】
しおりを挟む
都内校交流戦はミリアリリー王国の行事で、王都ラサリリーにあるミリアリリー女学園も参加する。
ミリアリリー女学園はその期間、休みとなるが、勤めてる教師達が休める訳もなく・・・
闘技場に出向いて応援してる生徒達の引率や妙な事に巻き込まれないかの見回り。
闘技場に出向かず、ミリアリリー女学園でクラブ活動をしてる生徒の顧問指導。
職員室での待機。
校内や寮内、校外の巡回。
等々。
やる事は山ほどあった。
生徒指導主任の私はクラブの顧問はやっておらず、ミリアリリー女学園の校内待機や巡回が主だったが、都内校交流戦の最終日まで代表が残った事から応援生徒が増える事が予想され、に闘技場に出向いて応援生徒の引率を受け持つ事となった。
自然とミリアリリー女学園の選抜選手の試合も観戦したのだけど・・・・・・
やっぱり凄かったわね、あのエニスさんは。
その辺の騎士達よりも華があり、素人の私の強いと分かる。
見惚れてしまったわ。
そして都内校交流戦をミリアリリー女学園の優勝で飾った日の夜、私は【オコジョ】になって、クワナリス侯爵家の屋敷に下宿するエニスさんに会いにきていた。
2階の部屋の窓が開き、暗い寝室にお邪魔した私が人間の姿(裸だけど)に戻ると、
「どうされました、アンリ先生? また学園長センセイから何か言伝が?」
ピンク色のシースルーのネグリジェのエニスさんが私を迎えた。
「いえ、優勝の・・・キャアア」
私は簡単にエニスさんにベッドに押し倒されて、また胸を強く吸われた。
監視されてるのなら仕方がないと思いながら、
『まだ監視されてるの?』
私が念話でそう尋ねると、
『いえ、もう居ませんよ、監視員は』
さらりとエニスさんは私に念話で伝えてきた。
『ちょっと、なら偽装で胸を吸う必要は・・・』
『アンリ先生からの都内校交流戦に優勝した私に対する御褒美って事で』
妙に説得力のある言葉だったけど、
『ダメよ。私は教師で、アナタは生徒なんだから』
私は吸われるのを期待して来訪してたけど、そう抵抗すると、エニスさんは私をベッドに押し倒したまま唇を胸から離して、
「じゃあ、唇でいいですか、吸うところ? それともこっち?」
私の下腹部に手を添えたのだった。
えっ、どこ触ってるの、エニスさん?
私はビクンッと身体を硬直させながら、
「ちょ、エニスさん。何を考えて・・・」
「私の事、嫌いになって・・・ませんよね?」
「好き嫌い以前に生徒と教師がこんな事をするのは・・・それよりも手を今すぐどけてちょうだい」
「その割には拒絶が・・・もしかして何かありましたか?」
下腹部に手を添えたまま、ベッドに押し倒した私の顔をエニスさんが覗き込んできたので、私は少して照れて顔を逸らしながら、
「まだ内緒だけど、私、空席になった教頭に昇格しそうで・・・・・・」
「それで『私との関係を清算してこい』って学園長センセイに言われてきたんですか?」
「いえ、学園長センセイは知らないわ。そもそも学園長センセイの伝言で来たんじゃないから」
「では?」
「優勝したエニスさんに個人的に祝福したくて来ただけだから」
公私混同よね、完全に。
「ええっと、ミリアリリー女学園の食堂での祝勝会の席でも出来・・・・・・ああ、私と2人っきりでお祝いがしたかったんですね。ありがとうございます、アンリ先生」
エニスさんに私の気持ちを言い当てられたわ。
2人っきりになりたかって。
「まあ、ハズレてはいないけど」
「じゃあ、胸を吸わせて下さいね、アンリ先生」
「ダメよ」
「えっ? ・・・まさか、本当にここを舐めろと?」
エニスさんが手で覆ってる下腹部に力を加えた。
「ちょ、違うわよ。変な事したら停学にするわよ、エニスさん」
「しませんよ。例え、アンリ先生のここを私が舐めても、アンリ先生は私を停学には」
エニスさんはそう確信を持って言ったけど、
「でもアンリ先生が嫌がる事はしませんから安心して下さい」
そう微笑して下腹部からエニスさんは手をどけた。
代わりに両足で私の胴を挟んできて、
「裸のアンリ先生に抱き枕ハグはしますけど」
抱き締められたわ。
私は裸なのに。
「ちょ、エニスさん?」
「これもダメなんですか?」
暗室に差し込む星明かりを浴びたエニスさんが上目遣いでおねだりしてきて、
「ったく・・・少しだけよ」
私も許可してしまったわ。
「アンリ先生、大好きぃ~」
「はいはい」
「そこは『私もよ』でしょ、アンリ先生?」
「あのねぇ~」
と私が呆れる中、本当にしばらくベッドでエニスさんにハグされたわ。
無言が気まずかったので、
「優勝おめでとう、エニスさん」
私が祝福すると、エニスさんが私を見てニヤけたので、
「ナニ?」
「いえ、アンリ先生って剣技とか澄ました顔で『野蛮ね』とか言ってそうだったから。少し意外で」
「言わないでちょうだい。気にしてるんだから、そのイメージ」
「そのアンリ先生がこんなに可愛い顔で、いい匂いで、肌もスベスベで、抱き心地も最高だと知ってるのが私だけなんて何か得した気分です」
「可愛いって年じゃないわよ、もう」
「いえ、可愛いですよ。ずっと一緒に居れるくらいに」
「アナタのお母様の年代よ、私は」
「御冗談を。身体も若いのに・・・・・・」
エニスさんに指先で右胸の先を弾かれてビクンッとなったわ。
「ちょ、エニスさん。変な事をする気なら・・・」
「もうしませんから」
「ったく」
「アンリ先生、大好き」
「はいはい」
「だからそこは『私もよ』でしょ。 アンリ先生?」
そうエニスさんが言った時、エニスさんの言葉を信じなかった私が、
「そもそも私のどこが好きなの?」
と追及してしまったのが運の尽きで、エニスさんが流れるように、
「もちろん、この吸いやすい胸」
胸を手で揉まれて、
「いい匂い」
首筋の匂いを嗅がれて、
「抱き心地の良い身体」
ハグする腕や太股に力が入り、
「スベスベな肌」
背中を指先で撫でられ、
「艶のある長い髪。ミリアリリー女学園でアップにしてるところと、卸してる今の両方」
橙色に実は染めてる髪を撫でられて匂いを嗅がれて、
「表情も、ツンと澄ましてるのと、私にだけに見せる可愛い両方が好きで」
ホッペにキスされて、
「ヤラシク動く舌、凛とした声と可愛い声」
口の中に指を入れられて舌を人差指と中指で挟まれて・・・・・・・
その後も散々エニスさんに褒め殺されて、その度に身体を触れられたり、匂いを嗅がれたりして、
「もう止めて、お願いだから、エニスさん♡ 恥ずかしいから・・・」
私が涙眼で頼んだのに、エニスさんは褒め殺しを止めなくて・・・・・
エニスさんが満足して褒め殺しを止めた頃には、私はベッドで両手を上げて寝転びながらグッタリしてエニスさまの抱き枕になっていたわ。
・・・もうダメ。恥ずかし過ぎて。
それにエニスさんの褒め殺しと羞恥責めで完全に火が付いちゃって。
身体が熱いわ。
汗も掻いたし。
女の部分も完全に反応してて、瞳同様、潤んでる。
エニスさんも指摘しないだけで絶対に気付いてるし。
もうお嫁にいけないわ。いく気もなくて、まだ相手も居ないけど。
「ハアハア・・・もうダメ♡ エニスさんっていじめっ子よね? 嫌がる私のワキや股間やお尻の匂いを鼻を付けて嗅ぐんだから」
本当にそれをやられたわ。
お尻を嗅ぐ時には仰向けにされて無理矢理お尻を突き出させられて。
思い出しただけで顔から火が出るくらいの羞恥を感じて身体が熱くなったわ。
「ハア・・・どうして、こんな事をしたの?」
「アンリ先生の事が好きだからですけど」
「その他の理由は?」
「アンリ先生が年齢の事を気にしてたから『身体の隅々までチェックした』ですかね? 全然、若かったですけど」
「・・・もう知らない」
涙眼の私はそう拗ねたけど、
「いい匂いでしたよ、アンリ先生」
星明かりを浴びて髪をピンクブロンドに輝かせたエニスさんは見惚れるくらいの神々しさで、そんな卑猥な事を言い・・・
私はまた羞恥を覚えたのだった。
しばらく休んで・・・・・・
ちゃんと気持ちを立て直してから、教師らしく、
「もう満足したでしょ。帰るわね」
「ええぇ~」
茶髪に戻ったエニスさんが(髪の色の事は指摘しないでおきましょう。藪蛇は嫌だから)、不平を言う中、
「文句を言わないの。後、足腰が立たないからまた送ってね、エニスさん」
「いいですけど」
私が【オコジョ】になった時、手に乗せたエニスさんが【オコジョ】の私の顔にチュッとキスして、
「今のは今日来てくれたお礼と、また来てくれるようにとのおまじないですよ」
と言ってから、エニスさんは私を投げて・・・・・・
ビュオオオオオッと王都ラサリリーの夜空を飛行(?)した私は・・・・・・
ミリアリリー女学園の寮の私の部屋のベッドに着地したのだった。
寮の部屋で人間の姿に戻った私は、
「もう。あれくらいで私が許すと思わない事ね」
字面とは対照的に、キスされた唇を愛おしく指で触れながら赤面したのだった。
学生時代から堅物キャラだったので女子校でも誰も寄って来ず、恥ずかしながら今のがファーストキスだったので。
ミリアリリー女学園はその期間、休みとなるが、勤めてる教師達が休める訳もなく・・・
闘技場に出向いて応援してる生徒達の引率や妙な事に巻き込まれないかの見回り。
闘技場に出向かず、ミリアリリー女学園でクラブ活動をしてる生徒の顧問指導。
職員室での待機。
校内や寮内、校外の巡回。
等々。
やる事は山ほどあった。
生徒指導主任の私はクラブの顧問はやっておらず、ミリアリリー女学園の校内待機や巡回が主だったが、都内校交流戦の最終日まで代表が残った事から応援生徒が増える事が予想され、に闘技場に出向いて応援生徒の引率を受け持つ事となった。
自然とミリアリリー女学園の選抜選手の試合も観戦したのだけど・・・・・・
やっぱり凄かったわね、あのエニスさんは。
その辺の騎士達よりも華があり、素人の私の強いと分かる。
見惚れてしまったわ。
そして都内校交流戦をミリアリリー女学園の優勝で飾った日の夜、私は【オコジョ】になって、クワナリス侯爵家の屋敷に下宿するエニスさんに会いにきていた。
2階の部屋の窓が開き、暗い寝室にお邪魔した私が人間の姿(裸だけど)に戻ると、
「どうされました、アンリ先生? また学園長センセイから何か言伝が?」
ピンク色のシースルーのネグリジェのエニスさんが私を迎えた。
「いえ、優勝の・・・キャアア」
私は簡単にエニスさんにベッドに押し倒されて、また胸を強く吸われた。
監視されてるのなら仕方がないと思いながら、
『まだ監視されてるの?』
私が念話でそう尋ねると、
『いえ、もう居ませんよ、監視員は』
さらりとエニスさんは私に念話で伝えてきた。
『ちょっと、なら偽装で胸を吸う必要は・・・』
『アンリ先生からの都内校交流戦に優勝した私に対する御褒美って事で』
妙に説得力のある言葉だったけど、
『ダメよ。私は教師で、アナタは生徒なんだから』
私は吸われるのを期待して来訪してたけど、そう抵抗すると、エニスさんは私をベッドに押し倒したまま唇を胸から離して、
「じゃあ、唇でいいですか、吸うところ? それともこっち?」
私の下腹部に手を添えたのだった。
えっ、どこ触ってるの、エニスさん?
私はビクンッと身体を硬直させながら、
「ちょ、エニスさん。何を考えて・・・」
「私の事、嫌いになって・・・ませんよね?」
「好き嫌い以前に生徒と教師がこんな事をするのは・・・それよりも手を今すぐどけてちょうだい」
「その割には拒絶が・・・もしかして何かありましたか?」
下腹部に手を添えたまま、ベッドに押し倒した私の顔をエニスさんが覗き込んできたので、私は少して照れて顔を逸らしながら、
「まだ内緒だけど、私、空席になった教頭に昇格しそうで・・・・・・」
「それで『私との関係を清算してこい』って学園長センセイに言われてきたんですか?」
「いえ、学園長センセイは知らないわ。そもそも学園長センセイの伝言で来たんじゃないから」
「では?」
「優勝したエニスさんに個人的に祝福したくて来ただけだから」
公私混同よね、完全に。
「ええっと、ミリアリリー女学園の食堂での祝勝会の席でも出来・・・・・・ああ、私と2人っきりでお祝いがしたかったんですね。ありがとうございます、アンリ先生」
エニスさんに私の気持ちを言い当てられたわ。
2人っきりになりたかって。
「まあ、ハズレてはいないけど」
「じゃあ、胸を吸わせて下さいね、アンリ先生」
「ダメよ」
「えっ? ・・・まさか、本当にここを舐めろと?」
エニスさんが手で覆ってる下腹部に力を加えた。
「ちょ、違うわよ。変な事したら停学にするわよ、エニスさん」
「しませんよ。例え、アンリ先生のここを私が舐めても、アンリ先生は私を停学には」
エニスさんはそう確信を持って言ったけど、
「でもアンリ先生が嫌がる事はしませんから安心して下さい」
そう微笑して下腹部からエニスさんは手をどけた。
代わりに両足で私の胴を挟んできて、
「裸のアンリ先生に抱き枕ハグはしますけど」
抱き締められたわ。
私は裸なのに。
「ちょ、エニスさん?」
「これもダメなんですか?」
暗室に差し込む星明かりを浴びたエニスさんが上目遣いでおねだりしてきて、
「ったく・・・少しだけよ」
私も許可してしまったわ。
「アンリ先生、大好きぃ~」
「はいはい」
「そこは『私もよ』でしょ、アンリ先生?」
「あのねぇ~」
と私が呆れる中、本当にしばらくベッドでエニスさんにハグされたわ。
無言が気まずかったので、
「優勝おめでとう、エニスさん」
私が祝福すると、エニスさんが私を見てニヤけたので、
「ナニ?」
「いえ、アンリ先生って剣技とか澄ました顔で『野蛮ね』とか言ってそうだったから。少し意外で」
「言わないでちょうだい。気にしてるんだから、そのイメージ」
「そのアンリ先生がこんなに可愛い顔で、いい匂いで、肌もスベスベで、抱き心地も最高だと知ってるのが私だけなんて何か得した気分です」
「可愛いって年じゃないわよ、もう」
「いえ、可愛いですよ。ずっと一緒に居れるくらいに」
「アナタのお母様の年代よ、私は」
「御冗談を。身体も若いのに・・・・・・」
エニスさんに指先で右胸の先を弾かれてビクンッとなったわ。
「ちょ、エニスさん。変な事をする気なら・・・」
「もうしませんから」
「ったく」
「アンリ先生、大好き」
「はいはい」
「だからそこは『私もよ』でしょ。 アンリ先生?」
そうエニスさんが言った時、エニスさんの言葉を信じなかった私が、
「そもそも私のどこが好きなの?」
と追及してしまったのが運の尽きで、エニスさんが流れるように、
「もちろん、この吸いやすい胸」
胸を手で揉まれて、
「いい匂い」
首筋の匂いを嗅がれて、
「抱き心地の良い身体」
ハグする腕や太股に力が入り、
「スベスベな肌」
背中を指先で撫でられ、
「艶のある長い髪。ミリアリリー女学園でアップにしてるところと、卸してる今の両方」
橙色に実は染めてる髪を撫でられて匂いを嗅がれて、
「表情も、ツンと澄ましてるのと、私にだけに見せる可愛い両方が好きで」
ホッペにキスされて、
「ヤラシク動く舌、凛とした声と可愛い声」
口の中に指を入れられて舌を人差指と中指で挟まれて・・・・・・・
その後も散々エニスさんに褒め殺されて、その度に身体を触れられたり、匂いを嗅がれたりして、
「もう止めて、お願いだから、エニスさん♡ 恥ずかしいから・・・」
私が涙眼で頼んだのに、エニスさんは褒め殺しを止めなくて・・・・・
エニスさんが満足して褒め殺しを止めた頃には、私はベッドで両手を上げて寝転びながらグッタリしてエニスさまの抱き枕になっていたわ。
・・・もうダメ。恥ずかし過ぎて。
それにエニスさんの褒め殺しと羞恥責めで完全に火が付いちゃって。
身体が熱いわ。
汗も掻いたし。
女の部分も完全に反応してて、瞳同様、潤んでる。
エニスさんも指摘しないだけで絶対に気付いてるし。
もうお嫁にいけないわ。いく気もなくて、まだ相手も居ないけど。
「ハアハア・・・もうダメ♡ エニスさんっていじめっ子よね? 嫌がる私のワキや股間やお尻の匂いを鼻を付けて嗅ぐんだから」
本当にそれをやられたわ。
お尻を嗅ぐ時には仰向けにされて無理矢理お尻を突き出させられて。
思い出しただけで顔から火が出るくらいの羞恥を感じて身体が熱くなったわ。
「ハア・・・どうして、こんな事をしたの?」
「アンリ先生の事が好きだからですけど」
「その他の理由は?」
「アンリ先生が年齢の事を気にしてたから『身体の隅々までチェックした』ですかね? 全然、若かったですけど」
「・・・もう知らない」
涙眼の私はそう拗ねたけど、
「いい匂いでしたよ、アンリ先生」
星明かりを浴びて髪をピンクブロンドに輝かせたエニスさんは見惚れるくらいの神々しさで、そんな卑猥な事を言い・・・
私はまた羞恥を覚えたのだった。
しばらく休んで・・・・・・
ちゃんと気持ちを立て直してから、教師らしく、
「もう満足したでしょ。帰るわね」
「ええぇ~」
茶髪に戻ったエニスさんが(髪の色の事は指摘しないでおきましょう。藪蛇は嫌だから)、不平を言う中、
「文句を言わないの。後、足腰が立たないからまた送ってね、エニスさん」
「いいですけど」
私が【オコジョ】になった時、手に乗せたエニスさんが【オコジョ】の私の顔にチュッとキスして、
「今のは今日来てくれたお礼と、また来てくれるようにとのおまじないですよ」
と言ってから、エニスさんは私を投げて・・・・・・
ビュオオオオオッと王都ラサリリーの夜空を飛行(?)した私は・・・・・・
ミリアリリー女学園の寮の私の部屋のベッドに着地したのだった。
寮の部屋で人間の姿に戻った私は、
「もう。あれくらいで私が許すと思わない事ね」
字面とは対照的に、キスされた唇を愛おしく指で触れながら赤面したのだった。
学生時代から堅物キャラだったので女子校でも誰も寄って来ず、恥ずかしながら今のがファーストキスだったので。
0
お気に入りに追加
11
あなたにおすすめの小説

セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……

王立ミリアリリー女学園〜エニス乙女伝説・傾国騒動編〜
竹井ゴールド
ファンタジー
ミリアリリー王国の王都ラサリリーにある王立ミリアリリー女学園。
昨年度の2月の中旬のお別れ会の舞踏会で能力を覚醒した生徒達。
更には昨年の御前対校戦を見て、入学してきた新入生達がミリアリリー女学園に加わる中・・・
3年生になったエニスの学園生活が始まる。
【2022/12/2、出版申請、12/15、慰めメール】

元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。

【完結】あなたに知られたくなかった
ここ
ファンタジー
セレナの幸せな生活はあっという間に消え去った。新しい継母と異母妹によって。
5歳まで令嬢として生きてきたセレナは6歳の今は、小さな手足で必死に下女見習いをしている。もう自分が令嬢だということは忘れていた。
そんなセレナに起きた奇跡とは?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる