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白羽家と聖ミカエル女子大学高等部
聖ミカエル女子大学高等部式、解決
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白羽ジュンは17歳(4月が誕生日)ながら大卒なので、(初恋のアリスゲットという目的を果たして)もう大鳳学園に通学しないのであれば、白羽財閥の役職が回される。
まあ、9月からの予定なので、6月下旬の今は暇な訳だが。
学校から帰ってきたアリスを玄関ホールで出迎えたジュンが、
「大丈夫、アリス?」
心配そうにハグした。
アリスがジュンを見つめるように、
「そう質問するって事は何があったか知ってるのよね、ジュン君は?」
「報告を受けた。アクセサリーを盗んだ犯人にされたって」
「ええ、本当に心配だわ。高等部長が酷い事をしなければいいのだけど」
アリスの言葉を聞いてジュンが、
「どういう事?」
「聖ミカエルの高等部長、ジュン君の御爺様くらいの凄味があったから。それに『処理』とか平然と言ってたし」
「へぇ~。なら、1日だけ学校側の対応に猶予を与えてみるかな」
アリスをハグした状態でジュンが冷たい光を眼に宿す中、アリスが、
「ちょっと、ジュン君。そんなお返しよりも先にする事があるでしょ? 冤罪を着せられて傷付いて下校してきた私に対して。ねえ?」
そう言って照れながらキス顔を作り、
「・・・いいの?」
鼓動を高鳴らせて赤面したジュンが期待を込めてアリスに質問し、
「ええ」
とのアリスの言葉を打ち消すように桐屋が、
「ダメですよ、ジュンお坊ちゃま」
そう言い放ち、更に、
「白羽家では玄関ホールでのキスは結婚後からと決まっておりますので」
説明を始めた。
「桐屋、見え透いた嘘は止めろ。そんな決まりある訳ないだろ」
「ありますよ。英雄様が環様と婚約された時、余りに玄関ホールでチュッチュするので見兼ねた志乃様がお決めになられました」
真顔で桐屋が言い、
「また嘘かホントか確認するのに手間の掛かる話を・・・」
「決まりがあるのなら仕方がないわね」
と言ったアリスが、
「キスは部屋でしましょ」
「その前に帰宅後の手洗いとうがいもお願いします」
桐屋が口を挟んで、
「もう、桐屋さん。いいムードが台無しじゃないの」
アリスも口を尖らせたのだった。
因みにジュンが祖父の学に確認するも、白羽家の大豪邸の玄関ホールでのキス制限などはなかった。
◇
アリスが帰った聖ミカエル女子大学高等部の2年4組では、4限目に急遽、盗難事件の再発防止の為のアンケートの記入となった。
いつもの事だ。
2年4組の女生徒達はしおらしくアンケートを書いたのだった。
だが、昼食後を挟んだ5限目は自習となって、1人1人、生徒指導室に呼ばれたあたりから様相が一変した。
生徒指導室で女生徒達を待っていたのは、生徒の人権を無視した両手に器具を付けた旧式のウソ発見器の強制着用による尋問だったのだ。
「ちょ、私が誰か分かってるんですか、先生? 私は三葉商事の・・・」
器具を付けられた女生徒、つまりはアリスを犯人にして追及した2年4組のスクールカーストのトップの三葉玲が苦情を言う中、
茶髪アップに釣り上がったマダム眼鏡を掛けた30代後半の生徒指導の神坂が、
「はいはい、そういうのはいいですから質問に答えて下さいね、三葉さん。アナタは指輪を平良さんの鞄に入れましたか?」
「入れてなんか・・・」
「『はい』か、『いいえ』で答えるように最初に説明したでしょ。やれやれ、本当に馬鹿なんだから。所詮はランクBの生徒ね」
「この私が馬鹿? ランクBですってっ!」
玲が聞き咎める中、神坂が馬鹿にしたように、
「あら、失言だったかしら? まあ、いいでしょう。アナタは今日で聖ミカエル女子を退学するんだから。ほら、早く答えない、『イエス』か『ノー』か」
「この事、パパに言うから覚悟しなさいね、オバサンっ!」
「イエスかノーかよ。言葉も通じないなんてサル以下ね」
こんな人を人とも思わない尋問が2年4組の女子生徒全員に対して行われて、生徒指導室での様子が広まると、2年4組の生徒のスクールカーストの上位組は一斉に無断下校したのだった。
だが、聖ミカエル女子大学高等部の生徒ヘの処罰は止まらず、その日の放課後にはアリスの鞄に自作自演でアクセサリーを入れた、
女子生徒8人が退学。
自作自演の事を知ってて黙ってた女子生徒14人中、
生徒指導室に出向かなかった9人は無期限停学。
出向いた5人は停学5日。
それに生徒指導室に出向かなかった自作自演の盗難事件に無関係な生徒7人は停学5日。
の処分が一方的に下されて、学校側から親元へ通達されたのだった。
◇
黙っていないのが娘を退学や停学にされた2年4組の親達である。
娘が娘なのだ。
親達も特権意識の塊で、実際にそれだけの社会的地位に居た為、直接乗り込む者も居れば、弁護士の代理に立てた者も居た。
対する聖ミカエル女子大学高等部側は高等部長の野村が、
「当校は犯罪行為は看過出来ませんので厳正に対処致しました。お帰り下さい」
事務的な対応だった。
親の1人が、
「ふざけるなっ! 泥棒をした生徒を庇って被害者であるウチの娘が退学なんてあり得ないだろうがっ!」
「当校の見解は違います。では、お帰り下さい」
「何たる誠意に欠けた対応だっ! この事は法廷で争わせて貰うっ! いや、聖ミカエル女子大学の理事会に苦情を申し立てて、今この場で撤回させてやるからなっ!」
とスマホで電話を掛けるも理事長や副理事長はもちろん理事の誰にも電話が繋がらない。
実は今日はずっとそうで『そろそろ何かが変だ』と思い始めてる親達も結構居た。
代理のやり手弁護士が、
「質問なのですが、アクセサリーを盗んだ生徒は今どちらに? 訴えたいのですが?」
「生徒の個人情報はお伝え出来ません。後、刑事民事のいずれにせよ裁判をするならどうぞ御勝手に。もう皆さんは当校とは関係がありませんので」
高等部長の野村の事務的な対応は一貫しており、成金の親の1人が、
「例えばですが、10億円を寄付したら退学を取り消して貰えたりは・・・」
「致しません。皆さんはもう当校とは無関係なのですから」
高等部長の野村は終始突き放した対応を続けて、1時間後に何の成果もないままお開きとなった。
こうなると当然『平良アリスは何者だ?』という事になってくる。
ネットで調べれば真っ先に出てくるのはキス映像。
そして、キスの相手は大企業ゴンドーの馬鹿孫だ。
今はフランスで高額絵画窃盗で裁判を待つ身。
社会的ステータスがあるだけではなく、それなりの嗅覚も備えた娘を聖ミカエルに通わせた親達が、
(知らないところで拙い事が起こってる)
と感じ、鼻の利く親の中には自身の娘を泣くまで締め上げて真相を知り、
(本当に拙い事になってるじゃないか)
と理解したのだった。
まあ、9月からの予定なので、6月下旬の今は暇な訳だが。
学校から帰ってきたアリスを玄関ホールで出迎えたジュンが、
「大丈夫、アリス?」
心配そうにハグした。
アリスがジュンを見つめるように、
「そう質問するって事は何があったか知ってるのよね、ジュン君は?」
「報告を受けた。アクセサリーを盗んだ犯人にされたって」
「ええ、本当に心配だわ。高等部長が酷い事をしなければいいのだけど」
アリスの言葉を聞いてジュンが、
「どういう事?」
「聖ミカエルの高等部長、ジュン君の御爺様くらいの凄味があったから。それに『処理』とか平然と言ってたし」
「へぇ~。なら、1日だけ学校側の対応に猶予を与えてみるかな」
アリスをハグした状態でジュンが冷たい光を眼に宿す中、アリスが、
「ちょっと、ジュン君。そんなお返しよりも先にする事があるでしょ? 冤罪を着せられて傷付いて下校してきた私に対して。ねえ?」
そう言って照れながらキス顔を作り、
「・・・いいの?」
鼓動を高鳴らせて赤面したジュンが期待を込めてアリスに質問し、
「ええ」
とのアリスの言葉を打ち消すように桐屋が、
「ダメですよ、ジュンお坊ちゃま」
そう言い放ち、更に、
「白羽家では玄関ホールでのキスは結婚後からと決まっておりますので」
説明を始めた。
「桐屋、見え透いた嘘は止めろ。そんな決まりある訳ないだろ」
「ありますよ。英雄様が環様と婚約された時、余りに玄関ホールでチュッチュするので見兼ねた志乃様がお決めになられました」
真顔で桐屋が言い、
「また嘘かホントか確認するのに手間の掛かる話を・・・」
「決まりがあるのなら仕方がないわね」
と言ったアリスが、
「キスは部屋でしましょ」
「その前に帰宅後の手洗いとうがいもお願いします」
桐屋が口を挟んで、
「もう、桐屋さん。いいムードが台無しじゃないの」
アリスも口を尖らせたのだった。
因みにジュンが祖父の学に確認するも、白羽家の大豪邸の玄関ホールでのキス制限などはなかった。
◇
アリスが帰った聖ミカエル女子大学高等部の2年4組では、4限目に急遽、盗難事件の再発防止の為のアンケートの記入となった。
いつもの事だ。
2年4組の女生徒達はしおらしくアンケートを書いたのだった。
だが、昼食後を挟んだ5限目は自習となって、1人1人、生徒指導室に呼ばれたあたりから様相が一変した。
生徒指導室で女生徒達を待っていたのは、生徒の人権を無視した両手に器具を付けた旧式のウソ発見器の強制着用による尋問だったのだ。
「ちょ、私が誰か分かってるんですか、先生? 私は三葉商事の・・・」
器具を付けられた女生徒、つまりはアリスを犯人にして追及した2年4組のスクールカーストのトップの三葉玲が苦情を言う中、
茶髪アップに釣り上がったマダム眼鏡を掛けた30代後半の生徒指導の神坂が、
「はいはい、そういうのはいいですから質問に答えて下さいね、三葉さん。アナタは指輪を平良さんの鞄に入れましたか?」
「入れてなんか・・・」
「『はい』か、『いいえ』で答えるように最初に説明したでしょ。やれやれ、本当に馬鹿なんだから。所詮はランクBの生徒ね」
「この私が馬鹿? ランクBですってっ!」
玲が聞き咎める中、神坂が馬鹿にしたように、
「あら、失言だったかしら? まあ、いいでしょう。アナタは今日で聖ミカエル女子を退学するんだから。ほら、早く答えない、『イエス』か『ノー』か」
「この事、パパに言うから覚悟しなさいね、オバサンっ!」
「イエスかノーかよ。言葉も通じないなんてサル以下ね」
こんな人を人とも思わない尋問が2年4組の女子生徒全員に対して行われて、生徒指導室での様子が広まると、2年4組の生徒のスクールカーストの上位組は一斉に無断下校したのだった。
だが、聖ミカエル女子大学高等部の生徒ヘの処罰は止まらず、その日の放課後にはアリスの鞄に自作自演でアクセサリーを入れた、
女子生徒8人が退学。
自作自演の事を知ってて黙ってた女子生徒14人中、
生徒指導室に出向かなかった9人は無期限停学。
出向いた5人は停学5日。
それに生徒指導室に出向かなかった自作自演の盗難事件に無関係な生徒7人は停学5日。
の処分が一方的に下されて、学校側から親元へ通達されたのだった。
◇
黙っていないのが娘を退学や停学にされた2年4組の親達である。
娘が娘なのだ。
親達も特権意識の塊で、実際にそれだけの社会的地位に居た為、直接乗り込む者も居れば、弁護士の代理に立てた者も居た。
対する聖ミカエル女子大学高等部側は高等部長の野村が、
「当校は犯罪行為は看過出来ませんので厳正に対処致しました。お帰り下さい」
事務的な対応だった。
親の1人が、
「ふざけるなっ! 泥棒をした生徒を庇って被害者であるウチの娘が退学なんてあり得ないだろうがっ!」
「当校の見解は違います。では、お帰り下さい」
「何たる誠意に欠けた対応だっ! この事は法廷で争わせて貰うっ! いや、聖ミカエル女子大学の理事会に苦情を申し立てて、今この場で撤回させてやるからなっ!」
とスマホで電話を掛けるも理事長や副理事長はもちろん理事の誰にも電話が繋がらない。
実は今日はずっとそうで『そろそろ何かが変だ』と思い始めてる親達も結構居た。
代理のやり手弁護士が、
「質問なのですが、アクセサリーを盗んだ生徒は今どちらに? 訴えたいのですが?」
「生徒の個人情報はお伝え出来ません。後、刑事民事のいずれにせよ裁判をするならどうぞ御勝手に。もう皆さんは当校とは関係がありませんので」
高等部長の野村の事務的な対応は一貫しており、成金の親の1人が、
「例えばですが、10億円を寄付したら退学を取り消して貰えたりは・・・」
「致しません。皆さんはもう当校とは無関係なのですから」
高等部長の野村は終始突き放した対応を続けて、1時間後に何の成果もないままお開きとなった。
こうなると当然『平良アリスは何者だ?』という事になってくる。
ネットで調べれば真っ先に出てくるのはキス映像。
そして、キスの相手は大企業ゴンドーの馬鹿孫だ。
今はフランスで高額絵画窃盗で裁判を待つ身。
社会的ステータスがあるだけではなく、それなりの嗅覚も備えた娘を聖ミカエルに通わせた親達が、
(知らないところで拙い事が起こってる)
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