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白羽家と聖ミカエル女子大学高等部
小姑のような叔母と日本経済界の首領
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「女嫌いのアナタが女を屋敷に連れ込んだって聞いて慌てて駆け付けてきたのよっ!」
と言ったオバサンと呼ばれた女がアリスを睨んで、
「で、どこの閨閥の女な訳?」
「閨閥なんてないよ。市井の出身なんだから」
「市井? 庶民って事? ジュン、アナタは日本最高峰の『白羽家』の跡取りなのよっ? その辺の女と付き合っていい訳がないじゃないのっ! お帰り願いなさいっ!」
「帰るのはオバサンだよ。さっさと出て行ってくれない?」
「叔母に向かってなんて口の聞き方をしてるのよっ!」
との口論が始まり『キスは無理ね』とアリスは思いながらも両腕を甘えるようにジュンの首に回して絡めてると、そのオバサンが、
「そもそもアナタ、許嫁のユキちゃんを蔑ろにして、こんな女を屋敷に連れ込んでいいと思ってるの?」
信じられない言葉を吐き、その初耳の情報に反応したアリスがジュンの首に絡めていた両腕を引きながら、
「イ・イ・ナ・ズ・ケ?」
とジュンに質問した。
アリスの纏ってる空気が一気に氷点下に達した事を敏感に感じ取ったジュンが、
「いや、違うんだって、アリス。親が勝手にオレの婚約者を決めただけで・・・」
「コ・ン・ヤ・ク・シャ?」
と呟くと、
「いや、そうじゃなくて、祖父様の決定がまだだから厳密にはまだ候補だから」
ジュンが言い訳をし、アリスが、
「ミステリードラマなら私、嫉妬に駆られたその婚約者さんにトリックを使われて殺される第1の被害者ね。で、このオバサンがその殺害トリックに気付いて婚約者さんを強請って第2の被害者に・・・」
と呟くと、
「誰がオバサンよっ!」
オバサンが露骨に反応して、
「朱橋レイコっ! 白羽本家出身で、ジュンの父親の妹よっ!」
「だからオレのオバサンでね。嫁いでからも朱橋家に馴染めず白羽家に入り浸って困ってるんだ」
とジュンが紹介する中、
「平良アリスです」
仕方なくアリスが挨拶すると、レイコがスマホで名前を検索し、
「ちょっと待ちなさいっ! 他の男とキスしてるじゃないの、この女っ!」
勝ち誇ったように淫行王子とのキス映像をスマホで見せてきたが、
「五月蠅いなぁ~。まだそんな古い情報を言ってるの?」
自らの失策が招いた結果だったのでジュンがさすがに不機嫌になり、
「こんな女、止めなさいっ! ジュンっ!」
「おまえ達、お客さんがお帰りだよ」
指をパチンッと鳴らすと、メイド6人が普段からやってるのか鮮やかにあっという間にレイコを囲んで、部屋の外へと連れていった。
ようやく静かになった部屋で、ジュンを見たアリスが溜息を吐きながら、
「はぁ~、そりゃいるわよね、許嫁くらい。こんな大豪邸に住んでるんだから」
「だから、違うんだって。候補だから、候補」
「どんな子なの?」
「作り笑いが上手い女だよ」
「こんな笑い方?」
アリスが完璧な作り笑いをすると、
「うわっ! ・・・アリスも出来るの?」
「ママに子供の頃に鏡の前で訓練させられたわ。口角を上げる練習」
「オレの前ではやらないでね」
「あのオバサンの前では出るわよ、多分」
「ああ」
とジュンも納得し、不機嫌なアリスに、
「なあ、機嫌を直してよ、アリス」
「少し『私の覚悟が足りなかった』と実感しただけで機嫌が悪い訳じゃないわ」
「本当に?」
「本当よ。それよりも『愛してる』ってジュン君の口から聞きたいわ」
「愛してるよ、アリス」
「私もよ」
邪魔は入ったが、その後、結局はイチャイチャしたのだった。
◇
ディナーになった。
大豪邸だ。食堂もある。
なので、食堂でディナーとなったが、海外ドラマのような巨大な長テーブルを挟んでの食事ではなかった。
レストランサイズのテーブルでディナーとなった。
アリスは意識高い系の女子ではないが、母親に徹底的にモデル教育をされており、夕食は少なめで、カロリーまで伝えてあるので、希望に沿った料理が出された。
アリスが母親への報告用の写真をスマホで写してから食べ始めた訳だが、ジュンが、
「それだけでいいの?」
「夜はこれでも多いくらいよ」
アリスがそう答え、
「そうなの?」
「ええ、体型維持の為にね。太ったらママにフランスに引き取られるに決まってるから」
と2人は喋った訳だが、そのテーブルにはジュンとアリスだけではない。
「美女は色々と大変だのう」
ジュンの祖父である白羽学も同席していた。
60代で総髪。秀麗でジュンを60歳に老けさせた風貌をしていた。
恰好は着物だ。
そして白羽財閥の総帥でもあった。
つまりは日本経済界のトップだ。
普段は夜は会食だが、今日はジュンがアリスを豪邸に連れ込んだので、アリスの確認の為に顔を出していた。
「いえいえ」
「時にジュンと結婚してくれるのかな?」
「私はOKですけど、ジュン君次第ですね。結婚までに私に幻滅してポイされる可能性もありますから」
「確かにのう」
しみじみと学が頷き、
「絶対にポイなんてしないからっ!」
「あら、ありがと」
アリスが悪戯っぽくジュンにウィンクする中、学が、
「しかし、アリスちゃんが来てくれて助かったわい」
「というと?」
「女嫌いだからな、ジュンは、てっきりゲイかと思ってたくらいでのう」
「失礼な、誰がゲイだよっ! 一途なだけだよっ!」
とジュンは即座にツッコんだ。
学が、
「自分で一途とか言うかのう、普通?」
「五月蠅いな」
とジュンが劣勢の中、そのジュンを見ながらアリスが、
「学校ではそんな風には見えませんでしたけど?」
「だが、あてがった女全部を嫌悪してのう」
「あてがおうとした女の質が悪過ぎるんだろ。アイツラはオレを見ていない。見てるのは白羽家の財産だけだ」
「と本人は言っているがどう思う?」
「私でも14でジュン君に遭ったら、そう見ると思いますよ。ってか、そう見ない方が怪しいし」
「だよな?」
「相当拗らせてますよ、ここだけの話? 私の学校で『花井』と名乗ってて、更に私から『好きだ』って言わせようとしてましたから。言う訳なんてないのに」
聞き咎めたジュンが、
「そうなの?」
「そうよ。子供の頃の約束があるんだから他の男に目移りなんてする訳ないでしょ?」
とアリスが言って、ジュンは少し誇らしげだったが、学が、
「待った。確認なんだが、キス映像で誰かと『付き合ってる』と言っていたが、それはジュンの事なのかい?」
「いえ、居ませんよ、そんな人物。そう言えば『諦める』と思ったんですが、逆効果だったみたいで結局は無理矢理キスされちゃいましたが」
「本当に居ないんじゃな?」
「私の言葉が信用出来ないんならジュン君に聞いて下さいよ。証明してくれますから」
「?」
「部下に私をストーキングさせるのが趣味みたいですから。私のブラのサイズまでバッチリ把握。ホント、ブラのサイズで済んでいればいいんですけど」
食事していたジュンが『ゴフッ』と咳き込んだ。
アリスはあえて追及しなかったが、白羽財閥の調査部に掛かれば、アリスの生理周期くらい簡単に入手出来、ジュンも当然報告を受けていた。
(本当は孫の動きを知ってたが)学が呆れながら、
「そうなのか、ジュン?」
「陰ながらアリスの警護をしていただけだよ」
「ふ~ん。一応、この後、メディカルチェックを受けて貰うが良いかのう」
と学に言われてアリスが、
「何ですか、それ?」
「妊娠してないかの確認じゃよ」
「してる訳ないじゃないですか」
と答えてから遅蒔きに、
「ああ、処女検査ですか。まあ、いいですけど」
「待った、祖父様。女医なんだよね、それをするの?」
慌ててジュンが問い、アリスが、
「何、ジュン君は女医が好きなの?」
「アリスの裸をオレ以外の男に見せたくないだけだ」
「あらら、でもパリコレの舞台裏は殆ど裸だったわよ? 衣裳係の男も居たし」
アリスがそう暴露して、
「へぇ~」
と興味無さそうにジュンはリアクションしたが、そのリアクションだけで名探偵アリスが真相に辿り付き、
「・・・嘘。まさか、パリコレの舞台裏を盗撮させて私の裸を見たの?」
「見てません。本当です、アリスさん(棒読み)」
「信じられない。あり得ないわ、ジュン君」
「違うんだって。部下が勝手に映像を入手してきて『どんなのかなぁ~』って念の為に見ただけで。確かにその映像は両方とも宝物だけど、オレの命令じゃないから。それだけは信じてね、アリス」
「両方って、パリコレ2回分? お願いだから誰にも見せないでよ」
そんな事を喋りながら楽しいディナーの時間は過ぎていったのだった。
と言ったオバサンと呼ばれた女がアリスを睨んで、
「で、どこの閨閥の女な訳?」
「閨閥なんてないよ。市井の出身なんだから」
「市井? 庶民って事? ジュン、アナタは日本最高峰の『白羽家』の跡取りなのよっ? その辺の女と付き合っていい訳がないじゃないのっ! お帰り願いなさいっ!」
「帰るのはオバサンだよ。さっさと出て行ってくれない?」
「叔母に向かってなんて口の聞き方をしてるのよっ!」
との口論が始まり『キスは無理ね』とアリスは思いながらも両腕を甘えるようにジュンの首に回して絡めてると、そのオバサンが、
「そもそもアナタ、許嫁のユキちゃんを蔑ろにして、こんな女を屋敷に連れ込んでいいと思ってるの?」
信じられない言葉を吐き、その初耳の情報に反応したアリスがジュンの首に絡めていた両腕を引きながら、
「イ・イ・ナ・ズ・ケ?」
とジュンに質問した。
アリスの纏ってる空気が一気に氷点下に達した事を敏感に感じ取ったジュンが、
「いや、違うんだって、アリス。親が勝手にオレの婚約者を決めただけで・・・」
「コ・ン・ヤ・ク・シャ?」
と呟くと、
「いや、そうじゃなくて、祖父様の決定がまだだから厳密にはまだ候補だから」
ジュンが言い訳をし、アリスが、
「ミステリードラマなら私、嫉妬に駆られたその婚約者さんにトリックを使われて殺される第1の被害者ね。で、このオバサンがその殺害トリックに気付いて婚約者さんを強請って第2の被害者に・・・」
と呟くと、
「誰がオバサンよっ!」
オバサンが露骨に反応して、
「朱橋レイコっ! 白羽本家出身で、ジュンの父親の妹よっ!」
「だからオレのオバサンでね。嫁いでからも朱橋家に馴染めず白羽家に入り浸って困ってるんだ」
とジュンが紹介する中、
「平良アリスです」
仕方なくアリスが挨拶すると、レイコがスマホで名前を検索し、
「ちょっと待ちなさいっ! 他の男とキスしてるじゃないの、この女っ!」
勝ち誇ったように淫行王子とのキス映像をスマホで見せてきたが、
「五月蠅いなぁ~。まだそんな古い情報を言ってるの?」
自らの失策が招いた結果だったのでジュンがさすがに不機嫌になり、
「こんな女、止めなさいっ! ジュンっ!」
「おまえ達、お客さんがお帰りだよ」
指をパチンッと鳴らすと、メイド6人が普段からやってるのか鮮やかにあっという間にレイコを囲んで、部屋の外へと連れていった。
ようやく静かになった部屋で、ジュンを見たアリスが溜息を吐きながら、
「はぁ~、そりゃいるわよね、許嫁くらい。こんな大豪邸に住んでるんだから」
「だから、違うんだって。候補だから、候補」
「どんな子なの?」
「作り笑いが上手い女だよ」
「こんな笑い方?」
アリスが完璧な作り笑いをすると、
「うわっ! ・・・アリスも出来るの?」
「ママに子供の頃に鏡の前で訓練させられたわ。口角を上げる練習」
「オレの前ではやらないでね」
「あのオバサンの前では出るわよ、多分」
「ああ」
とジュンも納得し、不機嫌なアリスに、
「なあ、機嫌を直してよ、アリス」
「少し『私の覚悟が足りなかった』と実感しただけで機嫌が悪い訳じゃないわ」
「本当に?」
「本当よ。それよりも『愛してる』ってジュン君の口から聞きたいわ」
「愛してるよ、アリス」
「私もよ」
邪魔は入ったが、その後、結局はイチャイチャしたのだった。
◇
ディナーになった。
大豪邸だ。食堂もある。
なので、食堂でディナーとなったが、海外ドラマのような巨大な長テーブルを挟んでの食事ではなかった。
レストランサイズのテーブルでディナーとなった。
アリスは意識高い系の女子ではないが、母親に徹底的にモデル教育をされており、夕食は少なめで、カロリーまで伝えてあるので、希望に沿った料理が出された。
アリスが母親への報告用の写真をスマホで写してから食べ始めた訳だが、ジュンが、
「それだけでいいの?」
「夜はこれでも多いくらいよ」
アリスがそう答え、
「そうなの?」
「ええ、体型維持の為にね。太ったらママにフランスに引き取られるに決まってるから」
と2人は喋った訳だが、そのテーブルにはジュンとアリスだけではない。
「美女は色々と大変だのう」
ジュンの祖父である白羽学も同席していた。
60代で総髪。秀麗でジュンを60歳に老けさせた風貌をしていた。
恰好は着物だ。
そして白羽財閥の総帥でもあった。
つまりは日本経済界のトップだ。
普段は夜は会食だが、今日はジュンがアリスを豪邸に連れ込んだので、アリスの確認の為に顔を出していた。
「いえいえ」
「時にジュンと結婚してくれるのかな?」
「私はOKですけど、ジュン君次第ですね。結婚までに私に幻滅してポイされる可能性もありますから」
「確かにのう」
しみじみと学が頷き、
「絶対にポイなんてしないからっ!」
「あら、ありがと」
アリスが悪戯っぽくジュンにウィンクする中、学が、
「しかし、アリスちゃんが来てくれて助かったわい」
「というと?」
「女嫌いだからな、ジュンは、てっきりゲイかと思ってたくらいでのう」
「失礼な、誰がゲイだよっ! 一途なだけだよっ!」
とジュンは即座にツッコんだ。
学が、
「自分で一途とか言うかのう、普通?」
「五月蠅いな」
とジュンが劣勢の中、そのジュンを見ながらアリスが、
「学校ではそんな風には見えませんでしたけど?」
「だが、あてがった女全部を嫌悪してのう」
「あてがおうとした女の質が悪過ぎるんだろ。アイツラはオレを見ていない。見てるのは白羽家の財産だけだ」
「と本人は言っているがどう思う?」
「私でも14でジュン君に遭ったら、そう見ると思いますよ。ってか、そう見ない方が怪しいし」
「だよな?」
「相当拗らせてますよ、ここだけの話? 私の学校で『花井』と名乗ってて、更に私から『好きだ』って言わせようとしてましたから。言う訳なんてないのに」
聞き咎めたジュンが、
「そうなの?」
「そうよ。子供の頃の約束があるんだから他の男に目移りなんてする訳ないでしょ?」
とアリスが言って、ジュンは少し誇らしげだったが、学が、
「待った。確認なんだが、キス映像で誰かと『付き合ってる』と言っていたが、それはジュンの事なのかい?」
「いえ、居ませんよ、そんな人物。そう言えば『諦める』と思ったんですが、逆効果だったみたいで結局は無理矢理キスされちゃいましたが」
「本当に居ないんじゃな?」
「私の言葉が信用出来ないんならジュン君に聞いて下さいよ。証明してくれますから」
「?」
「部下に私をストーキングさせるのが趣味みたいですから。私のブラのサイズまでバッチリ把握。ホント、ブラのサイズで済んでいればいいんですけど」
食事していたジュンが『ゴフッ』と咳き込んだ。
アリスはあえて追及しなかったが、白羽財閥の調査部に掛かれば、アリスの生理周期くらい簡単に入手出来、ジュンも当然報告を受けていた。
(本当は孫の動きを知ってたが)学が呆れながら、
「そうなのか、ジュン?」
「陰ながらアリスの警護をしていただけだよ」
「ふ~ん。一応、この後、メディカルチェックを受けて貰うが良いかのう」
と学に言われてアリスが、
「何ですか、それ?」
「妊娠してないかの確認じゃよ」
「してる訳ないじゃないですか」
と答えてから遅蒔きに、
「ああ、処女検査ですか。まあ、いいですけど」
「待った、祖父様。女医なんだよね、それをするの?」
慌ててジュンが問い、アリスが、
「何、ジュン君は女医が好きなの?」
「アリスの裸をオレ以外の男に見せたくないだけだ」
「あらら、でもパリコレの舞台裏は殆ど裸だったわよ? 衣裳係の男も居たし」
アリスがそう暴露して、
「へぇ~」
と興味無さそうにジュンはリアクションしたが、そのリアクションだけで名探偵アリスが真相に辿り付き、
「・・・嘘。まさか、パリコレの舞台裏を盗撮させて私の裸を見たの?」
「見てません。本当です、アリスさん(棒読み)」
「信じられない。あり得ないわ、ジュン君」
「違うんだって。部下が勝手に映像を入手してきて『どんなのかなぁ~』って念の為に見ただけで。確かにその映像は両方とも宝物だけど、オレの命令じゃないから。それだけは信じてね、アリス」
「両方って、パリコレ2回分? お願いだから誰にも見せないでよ」
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