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マチルダーズ連合黎明編

ローセファース霧平原と弟子パリとの出会い

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 翌朝、宿屋のベッドの中でバニラさんの胸の谷間に顔をうずめていたオレは目を覚ました。

 おっと、誤解がないように。

 まだバニラさんとはそういう関係じゃないから。

 オレは抱き枕にされてるだけだし。

 つまりはナマ殺しだから。

 まあ、オレ、まだ14歳だからお子様でそれほど溜まってなくて大丈夫なんだけど。

 それよりもバニラさんだ。

 就寝時にまでオレを手元に置いてるなんて。

 完全に「襲撃がある」と警戒してる。

 指輪を盗んだだけでそんなに警戒するかね。

 もしかして他にも何かやらかしてる?

 あり得るな、バニラさんなら。(0.1秒)

 オレがバニラさんからのおっぱい貯金を楽しみながら、ピピーを撫でてると、

「おはよう、アラン」

「おはよう、バニラさん」

「それじゃあ、朝食を食べに行きましょう」

 このように起床するのがオレの最近の日課となりつつあった。





 ◇





 いい宿屋は1階にレストランも完備だ。

 朝からモーニングセットを食べた。

 パン、サラダ、スープ、ステーキの。

 パンも焼きたてで美味い。

 ステーキも鹿肉? の肉汁がジューシーだ。朝からも食べれるさっぱりさ。

 サラダも新鮮で苦味もなし。

 スープは野菜入りで薄味だが身体が温まる。

 どれも美味い。

 でも米が恋しいな。

 いや、贅沢は言うまい。

 貧乏ザク家の朝食に比べたら豪華過ぎるんだから。

 オレは気分良く朝食を食べた。





 ドルバンさんの鍛冶屋でファイアハイウルフの新装備をゲットした。

 ファンタジー風の戦士用ロングコート、帽子、グローブ、ズボン、ブーツ、ベルト、リュック、ベルトポーチ、剥ぎ用ナイフ。

 それらに装備し直す。

「どうだ?」

「完璧です。ありがとうございました、ドルバンさん」

 オレはドルバンさんにお礼を言った。

 但し、オレの精霊獣のピピーには不評で、ピピピピッとずっと怒ってたが。

 ピピーの定位置、ーーオレが頭に被ってる帽子が気に入らないらしい。

 分かったよ、もう。

 根負けしたオレが帽子を脱ぐと、ピピーがピヨピヨとオレの頭の上に陣取る。

「すみません、帽子はなしで」

「ん? 気に入らなかったか?」

「実は精霊獣と契約してまして、オレの頭の上は精霊獣の定位置でして」

「ほう。ワシには視えんがのか?」

「ええ」

「分かった。バンダナにしてやろう。また来るといい」

「申し訳ありません」

 そして要らなくなった装備は売却だ。

 と思ったが、

「ワシの店では買わんぞ、そんなもん。中古屋に持っていけ」

「じゃあ、捨てといて下さい」

「ったく」

 こうして要らなくなった武具を鍛冶屋に(捨てる為なので無料で)引き取らせて、最後に残りの素材分の売却金、金貨300枚と端数の銀貨と小銀貨をバニラさんが受け取ってたのを見て、オレは素直に驚いた。

 えっ、金貨300枚って3000万円って事だよな?

 防具を作らなかったら一体いくらになってたんだ?

 魔石だって1個、5000万円だったし。

「防具を作らなかったら一体いくらになってたんですか?」

 好奇心を抑えられずさすがに聞いた。

「そうだな。ファイアハイウルフ4匹分の毛皮と牙と爪だから、ざっと金貨4000枚かな? 火袋4つがあったらプラス金貨1000枚だな」

 金貨5000枚って5億円?

 魔石の2億円もプラスしたらファイアハイウルフって4匹で7億円だったの?

 あの4匹、軽く石を投げて倒しただけだぞ、オレ?

 何というか、もう。

「滅茶苦茶ボロイ商売じゃないですか、冒険者って」

 後、鍛治屋もな。

 この装備に使った毛皮の面積を考えたら、絶対に8000万円は抜いてるよな?

 それとも毛皮のなめしに特殊な薬品を使ってて必要経費なだけで手取りは少ない?

「それは強いおまえさんだからさ。弱い奴ならファイアハイウルフに遭遇した時点で命懸けで逃げる破目になるからな」

「へ~」

「はい、アラン」

「ありがと、バニラさん」

 そんな訳でオレはリュックの中に収めたのだった。





 冒険者ギルドに向かう。

 受付で等級3本のギルド証を渡したバニラさんは4本のギルド証を貰い、ファイアハイウルフ4匹の討伐報酬の金貨200枚を得たのだった。

 あれ、金銭感覚が変になってきたっぽい。

 2000万円なのに当たり前みたいになってきた。

「受付で受注されてませんので半額となります。ご了承下さい」

 そう受付のお姉さんが言っていた。

 つまり2000万円を損した~?

 あり得ーーあれ、あんまり悔しくない?

 ダメだ、やっぱり金銭感覚が麻痺してきてる。

「問題ないわ。お金じゃないから。それで5本等級へのランクアップだけど?」

「ギルド認定の4本級モンスター3頭の討伐をお願いします。証明となる討伐部位の提出もお願いします」

「4本級のモンスターでもいいのよね?」

「はい」

「なら、さくっと5本に上がりますか」

 バニラさんはそう言って掲示板を見ずに出口に向かったので、

「いいの? 見なくて?」

「必要ないわ、魔術師ギルドの情報があるから」

 バニラさんはそう言って冒険者ギルドを出たのだった。





 ◇





 ローセファースの街の周辺状況は、





 オレ達が移動してきた西は森。

 東と北は荒野。

 南はファンタジーあるあるの不思議空間、年中霧発生地帯の霧平原。





 こうなっている。

 ローセファースの街勤務の兵士達は、西側の国境の警備とサンドワームの動向の監視、と同時に南側の霧平原の監視も任務となった。

 そして、この近隣で強いモンスターがどこに生息してるのかと言えば、当然、ローセファース霧平原と呼ばれる、その霧発生地帯の中に居た。

 何せ、霧で姿が隠せるからな。

 因みにどうして霧が発生してるのかは不明。

 戦略級広範囲魔法の名残りか、異世界ファンタジー特有の不思議空間なのか。

 まあ、どっちでもいいんだけどね。

 オレとバニラさんはそのローセファース霧平原に既に居た。

 そしてバニラさんは霧平原に入ると例のモンスター寄せの香炉を5個(今回は普通に)使って、モンスターを呼び寄せまくっていた。

「ちょっとっ! 何やってくれてんの、バニラさんっ!」

 オレは【聖装強化】したレッドボアの牙棒を振り回しながらバニラさんに文句を言っていた。

 だって、だって、だって。

 オレはもう200匹以上のモンスターを倒してたから。





 白毛の狼、ホワイトウルフ(推定LV30以下)、50匹以上。

 黒蟻、キラーアント(推定LV20以下)、20匹以上。

 デカイ蛙、ジャイアントフロッグ(推定LV40以下)、5匹。

 白色の蜘蛛、ホワイトスパイダー(推定LV30以下)、10匹以上。

 かぶタイプ、ターニップトレント(推定LV25以下)、40匹以上。

 大根タイプ、ラディッシュトレント(推定LV35以下)、20匹以上。

 黒色の蛇、ブラックスネーク(推定LV40以下)、20匹以上。

 トンボ、ドラゴンフライ(推定LV35以下)、50匹以上。





 この中で一番楽に倒せるモンスターはドラゴンフライだ。

 ああ、ドラゴンって付いてるけど、トンボのモンスターだからな。

 属性も虫で、ちゃんと殺虫スプレーで倒せるし。

 そのドラゴンフライ、通常ならば回避速度が速くて大変らしいが、オレの今のLVは351。

 その回避スピードにも対応出来るので無印スプレーで無双出来る雑魚モンスターだった。

 それを筆頭に他のモンスターも倒してる訳だが、まだまだモンスターが寄ってくる。

「あら、アランは称号が欲しいでしょ? なら、さっさと取らせてあげようと思って」

 バニラさんは魔法で姿を隠してるので(オレには視えてるぞ。モンスターには視えてないらしいが)楽をしてる。

「ったく、もう」

 一応言っとくけど、おっぱい貯金をどんどん引き出してるからね、バニラさん。

 オレは更に50匹程のモンスターを倒した訳だが、





 薄霧の中、オレがバニラさんに文句を言いながら戦ってたのが悪かったのか、冒険者の3人組が近付いてきて途中からオレの戦闘を観戦していた。

 その後、香炉の効果が切れて、モンスターが集まらなくなり、楽しい剥ぎタイムとなったところで、

「弟子にして下さい。オレ、強くなりたいんです」

 とマジでオレに頭を下げてきたのが、20代の銀髪の剣士だった。

「はあ?」

 そっちの方が年上だろうが。

 頭に虫でも湧いてるのか?

 だとしたら退治しないとな~。おっ、今、上手い事言ったかも。

 オレは相手にせず断ろうとしたのだが、オレが言葉を吐くよりも早く、オレの頭に乗ってたピピーが腰を90度に折って頭を下げてる剣士の背中に飛び乗って、酒のTVコマーシャルみたいに頭の上で両翼を○ってしたものだから、オレの対応も変わってしまった。

「別にいいけど、そっちの人達もなの?」

 オレが頭を下げてる銀髪の剣士の仲間の斥候のお姉さんと魔術師の男に視線を向けると、

「冗談でしょ、私はならないわよ」

「ボクもパス」

 との返事だった。

「了解、1人だけね。それじゃあ、最初にオレに素材の剥ぎ方を教えてね」

「ええっとーーオレの方が弟子ですよね?」

「さすがに無料ただではオレの弟子にはなれないよ? 虫が良過ぎるでしょ?」

「分かりました」

「ああ、そうだ。オレはアランね」

「オレはパリオーズです。気軽にパリって呼んで下さい」

 パリだと?

 フランスの首都が愛称だなんて、なんてオシャレな野郎なんだ。

「いいよ、パリ。いいよね、バニラさん?」

「いいんじゃないの」

 霧の中からバニラさんが出て来て了承したのでパリはオレの弟子になった。





 その後の剥ぎタイムの方が戦闘よりも大変だった。

 何せ、モンスターが250匹以上だからな。

 だが、パリが居るので素材を無駄にはしない。

 一番値段が高いのはLVこそ低いがドラゴンフライの翅なんだとさ。何せ、なかなか倒せないから。

 ドラゴンフライの翅は4枚、それが50匹。大儲けらしい。

 だが、その50匹を剥ぐだけでも大変だ。

 パリの指導で、ホワイトウルフの剥ぎもした。それで狼の毛皮の剥ぎ方は完全にマスター。腹を裂くのはダメだったらしい。なるほど、勉強になった。

 ジャイアントフロッグ、ホワイトスパイダー、ブラックスネークなどなど。

 次々にパリの指導で素材を剥ぐ。剥ぎの練習だ。

 250匹以上全部を剥いだ。

 正直、戦闘よりも剥きタイムの方が時間が掛かったくらいだ。

 2時間近くやってたから。

 それでオレはドラゴンフライの翅200枚をゲットした。

 運ぶのも大変そうだが。

「後はパリ達にあげるよ。欲しいのがあったら持っていって」

「いいんですか?」

 そんな訳でパリ達にも素材をプレゼントして、それでオレはこの日はローセファースの街に戻ったのだが、





 アラン・ザク、14歳。LV351。

 ジョブ:棒使い、精霊獣使い、聖天魔術師

 スキル:【殺虫スプレー】(0)(0)(15)(30)ノズルタイプ(25)(21)cold(28)(30)ムカデ専用(30)蜘蛛専用(12)蜂専用(30)蟻専用(16)

 称号:【貴族名鑑】【神童】【格上潰し】【英雄の雛】【精霊獣の契約者】【聖雛を連れて歩く者】【蜂殺し】【聖天を司る者】【女神の裁きの代行者】【古代種殺し】new【白霧の狩人】new【打の極みへの道】new【無傷の強者】new【弱きをむさぼる者】new【剥ぎ職人】





 【白霧の狩人】霧の中でもモンスターを発見出来る。霧での奇襲防御。霧での不意打ち確率50%。視覚のフリを物ともしない。





 取得条件:白霧の中で1日にモンスターを先制攻撃で100匹を倒す。





 【打の極みへの道】打撃武器の攻撃が1.1倍。





 取得条件:打撃武器で300匹以上モンスターを倒す。





 【無傷の強者】回避率20%上昇。





 取得条件:戦闘500回連続でノーダメージ。





 【弱きを貪る者】LV差が200以上の下位モンスターを倒すと経験値が1.1倍になる。





 取得条件:LV差200以上の下位モンスターを15分間で100匹以上倒す。





 【剥ぎ職人】モンスターの素材剥ぎの速度が1.2倍になる。モンスターの重要素材の場所が何となく分かる。





 取得条件:モンスターの剥ぎを500回以上する。





 おお、何か称号が増えてる。

 全然大した事ない奴もあるけど。

 称号集めは順調な訳ね。

 でもあれだけ戦ってLVが1つも上がってないなんて。

 LV351か。強くなり過ぎちまったな、オレ。

 いや、この程度で満足出来るか。

 もっともっと上を目指そう。

「どうしたの?」

「つまらない称号が5個付いてて」

「最初はつまらなくても育てたら良くなるわよ」

「そんなものなの?」

「ええ」

「LVが1つも上がらないのは?」

「あれだけ倒して? アラン、あなた今、LVいくつなの?」

「70」

「はいはい、聞いた私が悪かったわ」

 そんな事を喋ってローセファースの街に戻って、





 冒険者ギルドでバニラさんがドラゴンフライの翅200枚を納品した。

 受付や同業者に驚かれてる。

 そんなに凄い事ないだろ、ドラゴンフライなんて。

 だが翅2枚で1金貨なので翅200枚で100金貨を得たのだった。

 これだけで1000万円?

 やっぱりボロ儲け過ぎるだろ、冒険者って。

 でも、もう余り感動がない。

 当たり前のようにオレはバニラさんから渡された金貨100枚をリュックにしまったのだった。

「それで? どうするの、パリ達の事?」

「受け持つよ」

「やっぱり弟子にしたのは精霊獣がOKしたから?」

「うん、クランを作るんなら人は必要でしょ?」

「まあ、そうだけど。あの3人弱いわよ」

 そんな事を話したのだった。





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