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1562年、小牧山の城普請
柴田勝家の今孔明潰しの策
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池田恒興は織田家命の人間だが、仕事人間ではない。
寧ろ、仕事はいい加減な方だ。
仕事の合間に、孕ませた娘、一宮つるの許に顔を出すくらいの事はしていた。
それも頻繁に。
そんな訳で、小牧山の城普請の警備任務のはずの恒興は那古野城の城下町に来ていた。
そこが信長が武田から引き取ったつるに与えた屋敷があるのだ。
とは言っても、信長が那古野城を拠点にしてた時に岩室重休が住んでた旧岩室屋敷だったとのだが。
尚、一族衆と同格扱いの恒興は那古野での住まいはあり得ない事に城内に与えられた部屋である。
「つる、元気にしてたか?」
「これは恒興様。またですか? お仕事はいいんですか?」
畏まる身重のつるに恒興が、
「仕事なんか放っておくさ。身重なつるを心配するのは当然ではないか。この屋敷で不自由はないか?」
「はい、みんな良くしてくれています」
「ならば結構」
「本当にこちらに来てていいんですか? そろそろ尾張の殿と三河の殿の会見の時期ですのに」
「それ、オレは呼ばれてないから」
「そうなんですか? もしかして私の所為で・・・」
「違う違う。オレが三河の殿様に会いたくないだけだから。変な心配はしないの。つるは元気な赤子を産む事だけを考えてるように」
「はい、恒興様」
なんて和み、
那古野の城下に来たついでに母親、養徳院の顔を見に那古野城内に寄ったら、
「池田殿、武田から娘を貰ったそうですね」
廊下で織田市に捕まって詰問された。
「武田と誼を結ぶ為ですので」
「孕ませた、と聞きましたが?」
「はい、信長様にも怒られて、今や清州を離れて小牧山の城普請の警備の日々ですよ」
「余り女子遊びはされませんように。恒興殿を慕ってる娘も居るのですから」
「おや、それはもしや・・・」
恒興が面白がって市をマジマジと見ると、
「うぬぼれが過ぎますよ」
「ははは、では失礼を」
と歩き出すと、市の妹の織田しばまでが出て来て、
「ごきげんよう、池田殿」
「おお、これはしば様。少し見ぬ内にまたお美しくなられて」
なんて適当に恒興が挨拶して、しばが赤面する中、それを見ていた市が、
「罪作りな事を」
と呆れたのだった。
◇
小牧山の城普請は順調に進んだが、その順調が敵側はお気に召さなかったらしい。
流言が広まっていた。
無論、標的となったのは池田恒興ではない。
それよりも恰好の標的が小牧山には居るのだから。
普請奉行の柴田勝家である。
流言の内容は当然、犬山城方への内応。
それを信じたのが恒興で、
「で、柴田はいつ、犬山に駆け込むのかな~?」
今日も勝家の許に嫌がらせにきていたのだった。
恒興いわく「柴田勝家の動向を探る為」なのだが。
はっきり言って勝家の仕事の邪魔をしにきてるだけだった。
「だから何度も言っているだろうが。甲斐に行く前の勝三郎や佐々の三男と一緒だと」
「つまり久秀殿同様、『美濃の柴田』にハメられたと言いたい訳ね」
「ちょっと待て、勝三郎」
聞き捨てならない言葉が聞こえてきて、
「何だ、その『美濃の柴田』ってのは?」
さすがに問い質した。
因みに『美濃の柴田』の造語の作り主は恒興で、恒興以外は誰も使ってはいない。
「あれ、知らない? 斎藤家の宿老の安藤の娘婿の話?」
「いや、まったく知らんぞ。勝三郎と佐々の三男は蝮の牙の生き残りに内応の流言を流されたんだよな?」
「うん」
「平手の跡取りもそうじゃなかったのか?」
「そっちは『美濃の柴田』だよ」
仕方がないので恒興が知りうる限りの事を教えたが、この恒興が知る竹中重治の情報は実はかなり上位の情報だった。
末端には一切流れていないと言ってもいい。
その為、織田家で冷遇中の勝家には一切触れる事のなかった情報の数々で、それを教えられた勝家の答えは、
「そんな奴、居る訳ないだろ」
であった。
「いや、本当に居るんだって。武田軍の片眼の山本って爺さんも頭を悩ませてたし」
「武田の片眼の山本って、もしかして山本勘助って爺さんか?」
「うん、それ」
「・・・だとしたら本当に居るのか、へ~」
と熟慮した勝家は何かに思い付いたのか悪そうな顔をして、
「はん、何が『美濃の柴田』だ。オレはそんなにマヌケじゃないぞ」
「何、ソイツに弱点でもあるの?」
「ああ、ソイツの倒し方を勝三郎に教えてやる。但し、オレが献策したって信長様には言うなよ」
勝家はその後、竹中重治の対処法を恒興に教えたが、恒興が信長に伝えない訳がなく、これは一種の恒興を使った勝家から信長に宛てた献策であった。
どうして冷遇されて、信長への忠誠も殆どない勝家が献策したのかと言えば、恒興が作った造語、
美濃の柴田。
が気に入らなかったからである。
清州城に登城した恒興が信長に、
「柴田曰く、竹中重治の弱点は自分の功績を隠そうとしている事だそうです」
「何だ、それは?」
「ええっと、詳しくは良く分からないのですが、ソイツの功績を伝聞しただけでソイツは簡単に潰れるそうです」
「勝の説明だけでは意味が分からん。権六を呼べ」
結局は勝家が呼ばれて、
数日後。
柴田勝家が清州城に呼ばれて信長の前で説明する破目になった。
「竹中の弱点はその突出した功績ですよ」
「どうしてそれが弱点になるのだ? もっと分かり易く説明せえ、権六」
「昔、那古野の若殿が草履取りのサルを飼ってた話は御存知ですか?」
勝家の説明に信長が秀吉を見て、
「それが?」
「当時、そのサルを面白がって気に入ってたのはその若殿だけだったという事ですよ。陰では近習や小姓、女中からも毛嫌いされていて、更にそのサルが台所奉行や普請奉行で手柄を立て続けるものだから更に嫌われたという具合です」
「とてもそんな風には見えんがな?」
「それは若殿が今も『サル』と言って蹴ってるのと、若殿の側近中の側近の乳兄弟が名前呼びをして人間扱いをし始めたからですよ。その乳兄弟は若殿の懐刀。その懐刀が名前呼びをしてる者に面と向かってサルとは言えませんからな。信長様も今度じっくりと確認されるとよろしいかと。おそらくはもう織田家中で『サル』と呼んでるのは信長様を除けばそこそこ年齢のいってる者達だけのはずですから」
その説明を聞いて、信長が恒興を見れば「いやいや、名前呼びは母に怒られたからですから」と否定するように手を振ってて、秀吉の方は恒興に感謝して土下座していた。
「信長様はどうしてそのサルが嫌われていたか分かりますか?」
「使えるからか?」
「正確には新参者の癖に使えるからです。そんな奴はどの家中でも譜代の家臣達に締め出されるんですよ、本来は」
「つまり、竹中はそうなる事を嫌って故意に功績を隠している?」
「はい。なので、銭で津島の商人達にその竹中の功績を広げさせるだけで、ソイツは潰れますよ。何なら美濃に攻めてわざと織田軍が負けるなんて事を繰り返してもいい。それだけでソイツは斎藤家の家中で孤立するかと」
「蝮の牙の宿老の安藤が娘婿を庇うのではないか?」
「庇うにも限度がございますよ。庇い続けてその安藤も一緒に潰れるかと。潰れなくても孤立、斎藤家中の不和は確実ですね」
悪そうな顔で勝家は断言した。
「ふむ、その策、試す価値はあるな。権六、上手くいった時は褒美をやろう」
「では、まずは手始めに小牧山の警備を勝三郎から別の奴にして下さい」
「何故だ?」
「犬山城に内通してるとの流言の所為で普請の邪魔をされ続けて、普請が遅れてますので」
「勝」
信長が見ると恒興が、
「いやいや、もしかしたらこの献策も信長様を油断させる為やもしれませんから。警備担当としてちゃんと柴田を見なくては」
「ふむ。権六、もうしばらく我慢をせえ」
信長がそう裁決を下し、勝家は辟易としたのだった。
織田しば(12)・・・織田家の姫。信秀の十女。母親は斯波氏の縁者。
能力値、織田家の姫A、信長の妹A、大御ちの庇護A、那古野城内でのみ遭遇A、池田贔屓A、嫁ぎ先が決まった事を知らないA
寧ろ、仕事はいい加減な方だ。
仕事の合間に、孕ませた娘、一宮つるの許に顔を出すくらいの事はしていた。
それも頻繁に。
そんな訳で、小牧山の城普請の警備任務のはずの恒興は那古野城の城下町に来ていた。
そこが信長が武田から引き取ったつるに与えた屋敷があるのだ。
とは言っても、信長が那古野城を拠点にしてた時に岩室重休が住んでた旧岩室屋敷だったとのだが。
尚、一族衆と同格扱いの恒興は那古野での住まいはあり得ない事に城内に与えられた部屋である。
「つる、元気にしてたか?」
「これは恒興様。またですか? お仕事はいいんですか?」
畏まる身重のつるに恒興が、
「仕事なんか放っておくさ。身重なつるを心配するのは当然ではないか。この屋敷で不自由はないか?」
「はい、みんな良くしてくれています」
「ならば結構」
「本当にこちらに来てていいんですか? そろそろ尾張の殿と三河の殿の会見の時期ですのに」
「それ、オレは呼ばれてないから」
「そうなんですか? もしかして私の所為で・・・」
「違う違う。オレが三河の殿様に会いたくないだけだから。変な心配はしないの。つるは元気な赤子を産む事だけを考えてるように」
「はい、恒興様」
なんて和み、
那古野の城下に来たついでに母親、養徳院の顔を見に那古野城内に寄ったら、
「池田殿、武田から娘を貰ったそうですね」
廊下で織田市に捕まって詰問された。
「武田と誼を結ぶ為ですので」
「孕ませた、と聞きましたが?」
「はい、信長様にも怒られて、今や清州を離れて小牧山の城普請の警備の日々ですよ」
「余り女子遊びはされませんように。恒興殿を慕ってる娘も居るのですから」
「おや、それはもしや・・・」
恒興が面白がって市をマジマジと見ると、
「うぬぼれが過ぎますよ」
「ははは、では失礼を」
と歩き出すと、市の妹の織田しばまでが出て来て、
「ごきげんよう、池田殿」
「おお、これはしば様。少し見ぬ内にまたお美しくなられて」
なんて適当に恒興が挨拶して、しばが赤面する中、それを見ていた市が、
「罪作りな事を」
と呆れたのだった。
◇
小牧山の城普請は順調に進んだが、その順調が敵側はお気に召さなかったらしい。
流言が広まっていた。
無論、標的となったのは池田恒興ではない。
それよりも恰好の標的が小牧山には居るのだから。
普請奉行の柴田勝家である。
流言の内容は当然、犬山城方への内応。
それを信じたのが恒興で、
「で、柴田はいつ、犬山に駆け込むのかな~?」
今日も勝家の許に嫌がらせにきていたのだった。
恒興いわく「柴田勝家の動向を探る為」なのだが。
はっきり言って勝家の仕事の邪魔をしにきてるだけだった。
「だから何度も言っているだろうが。甲斐に行く前の勝三郎や佐々の三男と一緒だと」
「つまり久秀殿同様、『美濃の柴田』にハメられたと言いたい訳ね」
「ちょっと待て、勝三郎」
聞き捨てならない言葉が聞こえてきて、
「何だ、その『美濃の柴田』ってのは?」
さすがに問い質した。
因みに『美濃の柴田』の造語の作り主は恒興で、恒興以外は誰も使ってはいない。
「あれ、知らない? 斎藤家の宿老の安藤の娘婿の話?」
「いや、まったく知らんぞ。勝三郎と佐々の三男は蝮の牙の生き残りに内応の流言を流されたんだよな?」
「うん」
「平手の跡取りもそうじゃなかったのか?」
「そっちは『美濃の柴田』だよ」
仕方がないので恒興が知りうる限りの事を教えたが、この恒興が知る竹中重治の情報は実はかなり上位の情報だった。
末端には一切流れていないと言ってもいい。
その為、織田家で冷遇中の勝家には一切触れる事のなかった情報の数々で、それを教えられた勝家の答えは、
「そんな奴、居る訳ないだろ」
であった。
「いや、本当に居るんだって。武田軍の片眼の山本って爺さんも頭を悩ませてたし」
「武田の片眼の山本って、もしかして山本勘助って爺さんか?」
「うん、それ」
「・・・だとしたら本当に居るのか、へ~」
と熟慮した勝家は何かに思い付いたのか悪そうな顔をして、
「はん、何が『美濃の柴田』だ。オレはそんなにマヌケじゃないぞ」
「何、ソイツに弱点でもあるの?」
「ああ、ソイツの倒し方を勝三郎に教えてやる。但し、オレが献策したって信長様には言うなよ」
勝家はその後、竹中重治の対処法を恒興に教えたが、恒興が信長に伝えない訳がなく、これは一種の恒興を使った勝家から信長に宛てた献策であった。
どうして冷遇されて、信長への忠誠も殆どない勝家が献策したのかと言えば、恒興が作った造語、
美濃の柴田。
が気に入らなかったからである。
清州城に登城した恒興が信長に、
「柴田曰く、竹中重治の弱点は自分の功績を隠そうとしている事だそうです」
「何だ、それは?」
「ええっと、詳しくは良く分からないのですが、ソイツの功績を伝聞しただけでソイツは簡単に潰れるそうです」
「勝の説明だけでは意味が分からん。権六を呼べ」
結局は勝家が呼ばれて、
数日後。
柴田勝家が清州城に呼ばれて信長の前で説明する破目になった。
「竹中の弱点はその突出した功績ですよ」
「どうしてそれが弱点になるのだ? もっと分かり易く説明せえ、権六」
「昔、那古野の若殿が草履取りのサルを飼ってた話は御存知ですか?」
勝家の説明に信長が秀吉を見て、
「それが?」
「当時、そのサルを面白がって気に入ってたのはその若殿だけだったという事ですよ。陰では近習や小姓、女中からも毛嫌いされていて、更にそのサルが台所奉行や普請奉行で手柄を立て続けるものだから更に嫌われたという具合です」
「とてもそんな風には見えんがな?」
「それは若殿が今も『サル』と言って蹴ってるのと、若殿の側近中の側近の乳兄弟が名前呼びをして人間扱いをし始めたからですよ。その乳兄弟は若殿の懐刀。その懐刀が名前呼びをしてる者に面と向かってサルとは言えませんからな。信長様も今度じっくりと確認されるとよろしいかと。おそらくはもう織田家中で『サル』と呼んでるのは信長様を除けばそこそこ年齢のいってる者達だけのはずですから」
その説明を聞いて、信長が恒興を見れば「いやいや、名前呼びは母に怒られたからですから」と否定するように手を振ってて、秀吉の方は恒興に感謝して土下座していた。
「信長様はどうしてそのサルが嫌われていたか分かりますか?」
「使えるからか?」
「正確には新参者の癖に使えるからです。そんな奴はどの家中でも譜代の家臣達に締め出されるんですよ、本来は」
「つまり、竹中はそうなる事を嫌って故意に功績を隠している?」
「はい。なので、銭で津島の商人達にその竹中の功績を広げさせるだけで、ソイツは潰れますよ。何なら美濃に攻めてわざと織田軍が負けるなんて事を繰り返してもいい。それだけでソイツは斎藤家の家中で孤立するかと」
「蝮の牙の宿老の安藤が娘婿を庇うのではないか?」
「庇うにも限度がございますよ。庇い続けてその安藤も一緒に潰れるかと。潰れなくても孤立、斎藤家中の不和は確実ですね」
悪そうな顔で勝家は断言した。
「ふむ、その策、試す価値はあるな。権六、上手くいった時は褒美をやろう」
「では、まずは手始めに小牧山の警備を勝三郎から別の奴にして下さい」
「何故だ?」
「犬山城に内通してるとの流言の所為で普請の邪魔をされ続けて、普請が遅れてますので」
「勝」
信長が見ると恒興が、
「いやいや、もしかしたらこの献策も信長様を油断させる為やもしれませんから。警備担当としてちゃんと柴田を見なくては」
「ふむ。権六、もうしばらく我慢をせえ」
信長がそう裁決を下し、勝家は辟易としたのだった。
織田しば(12)・・・織田家の姫。信秀の十女。母親は斯波氏の縁者。
能力値、織田家の姫A、信長の妹A、大御ちの庇護A、那古野城内でのみ遭遇A、池田贔屓A、嫁ぎ先が決まった事を知らないA
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