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これだから野郎どもは、ちょこっと罪悪感、女神はどれも一緒
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えっ?
恋人3人のスタイルを詳しく教えろだって?
ったく、どうしようもないな、おまえらは。
仕方ない。
ちょこっとだけだぞ。
戦闘力240。
アシュ。
ニッサー王国西部の犬人族ペス出身の元奴隷。奴隷になる前の地位は戦士長。部族の輸送任務の損失を支払う為に奴隷となるのがペス犬人の流儀。
種族は犬人。
外見は茶髪ロングで1本三つ編み。小麦色の肌。垂れ耳、フサフサの尻尾。右肩に戦士長を意味するタトゥーあり。
22歳。身長181センチ。
Jカップ。
ピンク度、A。
敏感度、B。
弱点、耳。ワキ。尻尾。
限界値、14回。
戦闘力350。
リラ・バリエ。
エガシー王国内の名門バリエ騎士一族出身。強者の血を系譜に積極的に取り込み、蛮族の血が流れている。
種族は人間。
外見は青髪ロング、切れ長の青眼、茶褐色肌。任務中の負傷で左腹筋に傷痕あり。呪符の首飾りをしてる。
20歳。身長176センチ。
Hカップ。
ピンク度、B。
敏感度、SS。
弱点、首筋。背中。傷痕。尻。耳。
限界値、5回。
戦闘力120。
シューリーン。
メシコス王国の現国王の落胤。父親との確執があり。騎士をしてるが精霊魔法も使える。
種族はクオーターエルフ。
外見は銀髪ロング。優れた美貌。白肌。とんがり耳。左足首に魔宝石の足環をしてる。
外見年齢17歳。身長168センチ。
Iカップ。
ピンク度、S
敏感度、D。解禁後はSS。
弱点、太股。耳。指。
限界値、8回。
ざっと、こんなとこだな。
えっ?
ピンク度と敏感度と弱点と限界値が艶めかし過ぎるって?
あのなぁ~。
これでも抑えた方だぞ。
弱点の卑猥な場所は明記を控えたし。
他にも未使用状況とか願望とか嗜好とか書かなかったからな。
◇
さて、気を取り直して。
◇
西の果ての海で、大瀑布の水のカーテンが完全に消失していた。
海面では腹を向けて浮かぶ100メートル級のクジラ20頭ほどの姿が見られた。
上空には3頭の飛竜の姿もあった。
オーケイ。
何も言うな。
頼むから何も言わないでくれ。
言うなって。
・・・頼むからオレに状況を整理させる時間をくれ。
どうして、こんな事になったんだ?
「・・・し、信じられないなのだ。大地の女神ミーカル様、どうすればいいなのだ? これはさすがにダメなのだ」
オレの肩に乗るオウムのチャーリーもさすがに絶句してる。
アシュが、
「ご主人様、いいのか、これって?」
「さ、さあね」
さすがのオレもドモリながら答え、回想を始めたのだった。
◇
今回の始まりは、
オレ達の次なる目的の場所を告げるチャーリーの、
「西の大瀑布なのだ」
軽快な声だった。
瀑布とは滝の事だ。
だが、魔法がある世界での瀑布なのだから、当然、普通な滝な訳がない。
西の果てには空から大量の水が落ちる巨大な滝のカーテンがあった。
西の大瀑布とはその事だ。
水源は不明。
原理も不明。
空中から突然溢れてるらしい。
聞いた話ではな。
実際にはオレも見た事がないから。
嫌な予感がしたのでオレが、
「待って。そこに行って何をするの、チャーリー?」
質問すると、
「結界装置の破壊なのだ」
「それは分かってるわ。何をするの?」
「装置を守ってる魔物を倒して、装置を破壊するだけなのだ」
「何だ、今回は魔物退治だけなのね。心配して損しちゃったわ」
「何をさせる気だと思ってたなのだ?」
「てっきり西の大瀑布の水源を潰せと言われるかと思っちゃったわ」
オレはそう笑ったのだが、
西の果ては海だが、島々が点在してるので飛竜でも到達可能の場所だった。
そんな訳で出向いたが、
100メートル級のクジラがやたらと襲ってくる。
海から上空までジャンプして、オレ達ごと飛竜を食う勢いで口を開け、それを、
「鬱陶しいのよっ!」
斬空剣(ああ、遠斬りの技名ね)で斬り伏せながら進んだ訳だが、
オレ達の目的はもう潰れた歪曲結界の装置の破壊だった。
「あれなのだ」
オウムのチャーリーが言い、見れば、高さ海面3000メートル、幅は見渡す限りから大量の水がドドドドドッと落ちる水のカーテンの中に真っ赤な動くものがあった。
小さなクラゲ?
なので、オレがサクッと斬空拳を放ち、その真っ赤な動くものを水のカーテンごとギュインッと切断すれば、
西の果ての大瀑布が一瞬で消えていた。
ほへ?
それで、冒頭のチャーリーやアシュの、
「・・・し、信じられないなのだ。大地の女神ミーカル様、どうすればいいなのだ? これはさすがにダメなのだ」
「ご主人様、いいのか、これって?」
となり、
「さ、さあね」
さすがのオレもドモリながら答えている訳だ。
ええっと、オレ、悪くないよな、これって?
チャーリーに言われてやっただけなんだから?
◇
さすがに心配になってると、
『よくやりました。そのまま西に進んで下さい』
大地の女神ミーカルの声が聞こえてきた。
あれ、既視感がする。
待った。説明しろ。
『時間がありません。まずは進んで下さい』
待て待て待て。何をやらせる気だ?
もうミッションクリアだろうが?
『いえ、これからです』
待てや、こら。
何かヤバイのと戦わせる気だろ?
こちとら、前に『月の女神ルナシー』にそれで酷い目に・・・
『時間がありません。進んで下さい』
チッ。絶対にまた吸うからな。
「アシュ、進んで。西よ」
仕方なくオレは飛竜を大瀑布が消えた空間に進めたのだった。
大地の女神ミーカルがオレに行かせたかった場所はすぐに分かった。
空中に神殿が浮いていたので。
「何、あれ? ご主人様」
「さあね」
オレはもう警戒マックスになっていた。
絶対にヤバイものがあるって分かってたから。
空中神殿に飛竜で無事着陸出来た。
3頭ともだ。
「ここからは吾輩とロザリアだけなのだ。他は待機なのだ」
「チャーリー、何だよ、それ?」
アシュが文句を言い、オレが、
「3人とも、危険だと感じたら私を待たずに逃げるのよ」
「危険なんですか?」
リラの質問に、
「かなり」
オレはそう微笑すると気合を入れて神殿の中へと入っていったのだった。
◇
神殿の中にあったのは巨大な氷だった。
氷の中には大地の女神ミーカルの身体が入ってる。
「はあ? 大地の女神ミーカル? それとも偽物?」
『偽物です。討伐をお願いします』
「普通に斬るだけ?」
『いえ、氷を砕くと同時に封印が解けて戦いとなります』
待てや、こら。
何、さらっと言ってやがる。
相手の戦闘力は幾つだ?
妙な氷に遮断されてて分からねえんだけど?
『今のアナタなら勝てます』
本当だろうな?
とはいえ、ここで逃げる訳にもいかない。
オレは特大の斬空剣の斬撃で氷の中の偽物を斬ったのだった。
正確には氷は砕けたが、身体には浅い傷が出来ただけだった。
眼を開ける。
真っ赤だった。
はあ?
これって、獄界第2層追放者じゃあ?
ってか、戦闘力が13万?
ふざけるなっ!
オレより上じゃんっ!
拙いぞ。
勝てない。
逃げるか?
無理だ。空中神殿だぞ。
場所が悪過ぎる。
戦うしかない。
だが勝算もないのに戦っても・・・っ!
そうだ、オレにはまだ奥の手があった。
「アル、出番だ、融合するぞっ!」
『いきなり過ぎだピョン。そんな都合の良い女扱いされても困るピョン。断固待遇の改善を要求するピョン』
アルは文句を言いながらも、相手を見てヤバイと感じたのか、オレと融合した。
使い魔と主人の融合。
ぶっちゃければ使い魔に与えた魔力の回収だ。
だが、使い魔が動物系な為に、獣人化してしまう事が常で、オレの使い魔は兎だったので、兎人になってしまった。
おっと、巨乳が更にデカくなってるような。
そんな事よりも、これでオレの戦闘力は・・・
はあ? 25万?
神聖力をプールし過ぎだろ、アルっ!
「どらあああああああああっ!」
いきなり偽ミーカルが突進してきてグーパンチしてきてので、
「竜かごキック」
カウンター気味に蹴りを喰らわして、500回蹴ってあっさり決着が付いた。
ビビって損した。
◇
偽ミーカルがボッコボコになって倒れ、黒い塵じゃなくて光の粒子になって消えていく中、
『良くやりました』
大地の女神ミーカルの声が聞こえてきた。
何が偽物だ。
追放者に奪われた一部じゃねえか。
褒美は貰うからな。
『ええ、いずれ』
チュウチュウだからな。
『ええっと、オホホホホ。では』
笑って誤魔化しても絶対吸うからなっ!
オレが文句を言いながら融合を解いた。
『貯めてた神聖力をご主人様に全部使われたピョン。信じられないピョン』
「悪かったって。それよりも助かったわ・・・(クラッ)ってか、マジで?」
オレは片膝をついた。
たったあれだけの戦闘で、それも負傷してないのに身体がボロボロになってる。
今、オレ、四半神だぞ。
それでもこうなのか?
戦闘力25万の戦いはこの身体にはまだ耐えられないってか。
「それじゃあ、さっさと帰ろうなのだ」
「チャーリー、黙っててよ。今回の事は」
こうしてオレはみんなのところに戻ったのだった。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇
地名。
西の果ての大瀑布・・・この世界の名物の1つ。
空中神殿・・・大瀑布の向こう側にある。その存在を知る者はいない。尚、大瀑布は神殿を守る為に存在する。よってロザリア達が通過後、復活した。
恋人3人のスタイルを詳しく教えろだって?
ったく、どうしようもないな、おまえらは。
仕方ない。
ちょこっとだけだぞ。
戦闘力240。
アシュ。
ニッサー王国西部の犬人族ペス出身の元奴隷。奴隷になる前の地位は戦士長。部族の輸送任務の損失を支払う為に奴隷となるのがペス犬人の流儀。
種族は犬人。
外見は茶髪ロングで1本三つ編み。小麦色の肌。垂れ耳、フサフサの尻尾。右肩に戦士長を意味するタトゥーあり。
22歳。身長181センチ。
Jカップ。
ピンク度、A。
敏感度、B。
弱点、耳。ワキ。尻尾。
限界値、14回。
戦闘力350。
リラ・バリエ。
エガシー王国内の名門バリエ騎士一族出身。強者の血を系譜に積極的に取り込み、蛮族の血が流れている。
種族は人間。
外見は青髪ロング、切れ長の青眼、茶褐色肌。任務中の負傷で左腹筋に傷痕あり。呪符の首飾りをしてる。
20歳。身長176センチ。
Hカップ。
ピンク度、B。
敏感度、SS。
弱点、首筋。背中。傷痕。尻。耳。
限界値、5回。
戦闘力120。
シューリーン。
メシコス王国の現国王の落胤。父親との確執があり。騎士をしてるが精霊魔法も使える。
種族はクオーターエルフ。
外見は銀髪ロング。優れた美貌。白肌。とんがり耳。左足首に魔宝石の足環をしてる。
外見年齢17歳。身長168センチ。
Iカップ。
ピンク度、S
敏感度、D。解禁後はSS。
弱点、太股。耳。指。
限界値、8回。
ざっと、こんなとこだな。
えっ?
ピンク度と敏感度と弱点と限界値が艶めかし過ぎるって?
あのなぁ~。
これでも抑えた方だぞ。
弱点の卑猥な場所は明記を控えたし。
他にも未使用状況とか願望とか嗜好とか書かなかったからな。
◇
さて、気を取り直して。
◇
西の果ての海で、大瀑布の水のカーテンが完全に消失していた。
海面では腹を向けて浮かぶ100メートル級のクジラ20頭ほどの姿が見られた。
上空には3頭の飛竜の姿もあった。
オーケイ。
何も言うな。
頼むから何も言わないでくれ。
言うなって。
・・・頼むからオレに状況を整理させる時間をくれ。
どうして、こんな事になったんだ?
「・・・し、信じられないなのだ。大地の女神ミーカル様、どうすればいいなのだ? これはさすがにダメなのだ」
オレの肩に乗るオウムのチャーリーもさすがに絶句してる。
アシュが、
「ご主人様、いいのか、これって?」
「さ、さあね」
さすがのオレもドモリながら答え、回想を始めたのだった。
◇
今回の始まりは、
オレ達の次なる目的の場所を告げるチャーリーの、
「西の大瀑布なのだ」
軽快な声だった。
瀑布とは滝の事だ。
だが、魔法がある世界での瀑布なのだから、当然、普通な滝な訳がない。
西の果てには空から大量の水が落ちる巨大な滝のカーテンがあった。
西の大瀑布とはその事だ。
水源は不明。
原理も不明。
空中から突然溢れてるらしい。
聞いた話ではな。
実際にはオレも見た事がないから。
嫌な予感がしたのでオレが、
「待って。そこに行って何をするの、チャーリー?」
質問すると、
「結界装置の破壊なのだ」
「それは分かってるわ。何をするの?」
「装置を守ってる魔物を倒して、装置を破壊するだけなのだ」
「何だ、今回は魔物退治だけなのね。心配して損しちゃったわ」
「何をさせる気だと思ってたなのだ?」
「てっきり西の大瀑布の水源を潰せと言われるかと思っちゃったわ」
オレはそう笑ったのだが、
西の果ては海だが、島々が点在してるので飛竜でも到達可能の場所だった。
そんな訳で出向いたが、
100メートル級のクジラがやたらと襲ってくる。
海から上空までジャンプして、オレ達ごと飛竜を食う勢いで口を開け、それを、
「鬱陶しいのよっ!」
斬空剣(ああ、遠斬りの技名ね)で斬り伏せながら進んだ訳だが、
オレ達の目的はもう潰れた歪曲結界の装置の破壊だった。
「あれなのだ」
オウムのチャーリーが言い、見れば、高さ海面3000メートル、幅は見渡す限りから大量の水がドドドドドッと落ちる水のカーテンの中に真っ赤な動くものがあった。
小さなクラゲ?
なので、オレがサクッと斬空拳を放ち、その真っ赤な動くものを水のカーテンごとギュインッと切断すれば、
西の果ての大瀑布が一瞬で消えていた。
ほへ?
それで、冒頭のチャーリーやアシュの、
「・・・し、信じられないなのだ。大地の女神ミーカル様、どうすればいいなのだ? これはさすがにダメなのだ」
「ご主人様、いいのか、これって?」
となり、
「さ、さあね」
さすがのオレもドモリながら答えている訳だ。
ええっと、オレ、悪くないよな、これって?
チャーリーに言われてやっただけなんだから?
◇
さすがに心配になってると、
『よくやりました。そのまま西に進んで下さい』
大地の女神ミーカルの声が聞こえてきた。
あれ、既視感がする。
待った。説明しろ。
『時間がありません。まずは進んで下さい』
待て待て待て。何をやらせる気だ?
もうミッションクリアだろうが?
『いえ、これからです』
待てや、こら。
何かヤバイのと戦わせる気だろ?
こちとら、前に『月の女神ルナシー』にそれで酷い目に・・・
『時間がありません。進んで下さい』
チッ。絶対にまた吸うからな。
「アシュ、進んで。西よ」
仕方なくオレは飛竜を大瀑布が消えた空間に進めたのだった。
大地の女神ミーカルがオレに行かせたかった場所はすぐに分かった。
空中に神殿が浮いていたので。
「何、あれ? ご主人様」
「さあね」
オレはもう警戒マックスになっていた。
絶対にヤバイものがあるって分かってたから。
空中神殿に飛竜で無事着陸出来た。
3頭ともだ。
「ここからは吾輩とロザリアだけなのだ。他は待機なのだ」
「チャーリー、何だよ、それ?」
アシュが文句を言い、オレが、
「3人とも、危険だと感じたら私を待たずに逃げるのよ」
「危険なんですか?」
リラの質問に、
「かなり」
オレはそう微笑すると気合を入れて神殿の中へと入っていったのだった。
◇
神殿の中にあったのは巨大な氷だった。
氷の中には大地の女神ミーカルの身体が入ってる。
「はあ? 大地の女神ミーカル? それとも偽物?」
『偽物です。討伐をお願いします』
「普通に斬るだけ?」
『いえ、氷を砕くと同時に封印が解けて戦いとなります』
待てや、こら。
何、さらっと言ってやがる。
相手の戦闘力は幾つだ?
妙な氷に遮断されてて分からねえんだけど?
『今のアナタなら勝てます』
本当だろうな?
とはいえ、ここで逃げる訳にもいかない。
オレは特大の斬空剣の斬撃で氷の中の偽物を斬ったのだった。
正確には氷は砕けたが、身体には浅い傷が出来ただけだった。
眼を開ける。
真っ赤だった。
はあ?
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ふざけるなっ!
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勝てない。
逃げるか?
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場所が悪過ぎる。
戦うしかない。
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そうだ、オレにはまだ奥の手があった。
「アル、出番だ、融合するぞっ!」
『いきなり過ぎだピョン。そんな都合の良い女扱いされても困るピョン。断固待遇の改善を要求するピョン』
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使い魔と主人の融合。
ぶっちゃければ使い魔に与えた魔力の回収だ。
だが、使い魔が動物系な為に、獣人化してしまう事が常で、オレの使い魔は兎だったので、兎人になってしまった。
おっと、巨乳が更にデカくなってるような。
そんな事よりも、これでオレの戦闘力は・・・
はあ? 25万?
神聖力をプールし過ぎだろ、アルっ!
「どらあああああああああっ!」
いきなり偽ミーカルが突進してきてグーパンチしてきてので、
「竜かごキック」
カウンター気味に蹴りを喰らわして、500回蹴ってあっさり決着が付いた。
ビビって損した。
◇
偽ミーカルがボッコボコになって倒れ、黒い塵じゃなくて光の粒子になって消えていく中、
『良くやりました』
大地の女神ミーカルの声が聞こえてきた。
何が偽物だ。
追放者に奪われた一部じゃねえか。
褒美は貰うからな。
『ええ、いずれ』
チュウチュウだからな。
『ええっと、オホホホホ。では』
笑って誤魔化しても絶対吸うからなっ!
オレが文句を言いながら融合を解いた。
『貯めてた神聖力をご主人様に全部使われたピョン。信じられないピョン』
「悪かったって。それよりも助かったわ・・・(クラッ)ってか、マジで?」
オレは片膝をついた。
たったあれだけの戦闘で、それも負傷してないのに身体がボロボロになってる。
今、オレ、四半神だぞ。
それでもこうなのか?
戦闘力25万の戦いはこの身体にはまだ耐えられないってか。
「それじゃあ、さっさと帰ろうなのだ」
「チャーリー、黙っててよ。今回の事は」
こうしてオレはみんなのところに戻ったのだった。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇
地名。
西の果ての大瀑布・・・この世界の名物の1つ。
空中神殿・・・大瀑布の向こう側にある。その存在を知る者はいない。尚、大瀑布は神殿を守る為に存在する。よってロザリア達が通過後、復活した。
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序章(全5話)異世界転移までの神々とのお話しです
第1章(全12話+1話)転生した場所での検証と訓練
第2章(全13話+1話)滞在先の街と出会い
第3章(全44話+4話)遺産活用と結婚
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個性的な仲間達に囲まれながら
のんびり楽しく
刺激的な異世界旅行をするお話です
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