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手配書、国境越え、ミント商国でもお尋ね者
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オレはゼレクの森の南側に到達して、傍にあったクンの村に入った訳だが、
『ご主人様、あれを見るピョン』
最初に気付いたのは使い魔のアルだった。
その言葉で視線を向ければクンの村の木製の門の入口の掲示板に手配書が幾つか貼られていた訳だが、その一つを見てギクリッとした。
オレの顔、まあ、オレが入った身体のだが、その女の顔が手配されてたからだ。
賞金額は乗っていない。
生け捕りの命令が出ていた。
オレは仕方なく、兜の上からコートに付いたフードを被って両替商で銀のインゴットを1つ換金して、それで食料を購入すると、さっさとクンの村を出たのだった。
食糧の調達も済んだし、さっさと国境を越えるか。
◇
そんな訳でオレはさっさとゼーレ王国の南側のミント帝国に向かった訳だが、街道沿いは、まあ無理だろう。
さすがに守備隊が居るからな。
よって街道ではなく木々が茂ったソンテ山脈を越えるルートを選んだ。
ソルテ山脈に入って4日目。
ゼーレ王国の守備隊の代わりにその山脈を根城とする山賊に出喰わす破目になった。
「へっへっへっ、狼乗りの姉ちゃん、命が惜しかったら有り金全部置いていきな」
10人くらいに囲まれて山賊の頭っぽいのがそう言ったので、オレは笑顔で、
「【氷の矢】っ!」
魔法を発動させた。
【氷の矢】とは文字通り、氷の矢の魔法だ。
1本だと大した事はないが、オレは200本を同時に発射していた。
山賊10人には勿体無いくらいの魔法だったが、それで圧勝だ。
「うぎゃああああ」
とか悲鳴を上げながら氷の矢に貫かれて頭も倒れていた。
「じゃあ、さっさと進むか」
オレは気軽に進んだが訳だが、
これが拙かった。
何でかって?
情報収集は大切だって事だ。
まさか、ソルテ山脈の山賊が200人規模の大所帯で、国境を根城にしてるだけあり、ゼーレ王国の騎士団と裏でツルんでいたなんて誰が想像出来る?
騎士団と山賊が裏でツルむか、普通?
汚い連中だぜ。
お陰で山賊を更に3回返り討ちにしたら、結局はゼーレ王国の正規兵が出てきた。
守備隊の一部隊だろう。
30人規模だったが。
「ロザリア・ローズレシア公爵令嬢っ! アナタには王太子への暴行罪の容疑が掛かっているっ! ゼレクトリア王城に連行するので大人しく投降されるようにっ!」
何やら部隊を率いる騎士が前に出てきて、そうオレに呼び掛けてきた。
ふむ。
戦闘力20をやろう。
まあ、オレの敵ではないがな。
オレの戦闘力は2万だから。
因みに、オレの戦闘力判定の基準は【氷の矢 1本が戦闘力1な。
アースドラゴンは1万2000だったから。
「お断りしますわ」
オレは女口調で返事しておいた。
オカマみたいだな。
まあ、声は女なんだが。
「では、実力で捕縛させて貰うぞっ!」
「多分だけど、無理だと・・・」
オレが喋ってる最中に、
「放てっ!」
と言って問答無用に矢を射てきた。
ムカチン。
最後までオレの言葉を聞けよなっ!
せっかく女言葉を使ってるんだからっ!
矢の狙いはオレが乗ってる狼だった。
足を潰す気らしい。
だが、オレは障壁を常時展開してる。
無論、狼にもだ。
なので、矢は当たる前に弾かれた。
直後にオレが、
「【氷の矢】っ!」
魔法を放つ。
【氷の矢】100本だ。
だが、オレが放った氷の矢は途中で氷が解ける事となった。
山賊の被害から対策済みって訳ね。
大方、灼熱系の障壁でも展開してるのだろう。
ああ、もう面倒臭い。
「諦められよっ! 得意の氷魔法は封じさせて・・・」
何か言ってたが、
「【雷の矢】っ!」
オレは雷の矢を100本放った。
雷の対策はしていなかったらしい。
「うぎゃああああああ」
と代表の騎士が雷の矢を受けて倒れた。
守備隊の他の連中も25人以上が倒れる。
負傷しながらも立ってる数人が、
「ひいっ」
とかいって逃げていった。
『逃げた奴を追わなくていいんですか、ご主人様?』
「いいんじゃないの、面倒臭いから」
オレはそう言って先を進んだ。
騎士ってのは仕事熱心らしい。
この前、倒したはずの騎士が死んでなかったらしく、また追い付いてきて、
「ロザリア・ローズレシア公爵令嬢っ! アナタは王太子への暴行罪に加えて、国境を守るゼーレ王国の正規軍に対する暴行の罪も加わっているっ! これ以上、罪を犯す事は止めて投降されよっ!」
また何か言ってきた。
「【岩の槍】っ!」
オレは魔法を使った。
守備隊の連中の足元から尖った岩の槍が突き出す。
今度は殺傷系だ。
全員が串刺しになった。
1回目は運が良ければ助かるようにしてやったが、2回目だからな。
きっちり潰した。
「じゃあ、そういう事で」
オレはあくびをしながら山越えを再開し、アルが、
「ご主人様、山賊から奪ったみたいに所持品を漁らないのかピョン』
「騎士の身分証なんて役に立たないよ。通行手形ならともかく」
『ご主人様って無駄に慣れてるピョンね。これまでどういう生活をしてたんだピョン?』
「うるさいな」
そんな事を喋ったのだった。
◇
どうにか国境のソルテ山脈を越えてミント帝国内に到着した訳だが、
オレはミント帝国でもお尋ね者になっていた。
何せ、狼に乗って街道を進んでいたら、いきなり冒険者風の連中10人に、
「ゼーレ王国の公爵令嬢、ロザリア・ローズレシアだなっ? おまえを生け捕らせて貰うぞっ!」
と襲われて、
「【氷の矢】っ!」
「ぎゃああああっ!」
全員を撃退し、
負傷しながらも生きてた髭ヅラの大剣使いのオッサンに、
「どういう事? ゼーレ王国からの捕縛依頼かしら?」
と質問すると、
「・・・いや、ミント帝国側が手配していた。捕縛して外交カードに使うんじゃないのか?」
面倒臭ぁ~。
まあ、元々ゼーレ王国の隣国だからな、ミント商国は。
通過してゼーレ王国から更に離れる予定だった訳だけど。
「ついでに無事にルテウス公国へ抜けるルートなんかがあったら教えてくれる?」
「ルテウス公国? 南に抜けるのか? なら【変身】のマジックアイテムを使わないと無理だろ」
「なるほど。その手があったか」
忘れてたな。
「そう、ありがと」
オレが笑顔で答えると、蹴りを放って髭ヅラを気絶させたのだった。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇
登場人物。
山賊の頭・・・ソルテ山脈の山賊の小頭。
戦闘力20・・・ゼーレ王国の騎士。山賊とも顔見知り。
髭ヅラ・・・ミント帝国側のソルテ山脈を狩り場としてる冒険者。
国名。
ミント商国・・・豪商連合国家。国家元首は議長。ゼーレ王国の南側に位置する。
地名。
クンの村・・・ゼレクの森の南側に位置する。
ソルテ山脈・・・ゼーレ王国とミント帝国の国境に位置する山脈。
『ご主人様、あれを見るピョン』
最初に気付いたのは使い魔のアルだった。
その言葉で視線を向ければクンの村の木製の門の入口の掲示板に手配書が幾つか貼られていた訳だが、その一つを見てギクリッとした。
オレの顔、まあ、オレが入った身体のだが、その女の顔が手配されてたからだ。
賞金額は乗っていない。
生け捕りの命令が出ていた。
オレは仕方なく、兜の上からコートに付いたフードを被って両替商で銀のインゴットを1つ換金して、それで食料を購入すると、さっさとクンの村を出たのだった。
食糧の調達も済んだし、さっさと国境を越えるか。
◇
そんな訳でオレはさっさとゼーレ王国の南側のミント帝国に向かった訳だが、街道沿いは、まあ無理だろう。
さすがに守備隊が居るからな。
よって街道ではなく木々が茂ったソンテ山脈を越えるルートを選んだ。
ソルテ山脈に入って4日目。
ゼーレ王国の守備隊の代わりにその山脈を根城とする山賊に出喰わす破目になった。
「へっへっへっ、狼乗りの姉ちゃん、命が惜しかったら有り金全部置いていきな」
10人くらいに囲まれて山賊の頭っぽいのがそう言ったので、オレは笑顔で、
「【氷の矢】っ!」
魔法を発動させた。
【氷の矢】とは文字通り、氷の矢の魔法だ。
1本だと大した事はないが、オレは200本を同時に発射していた。
山賊10人には勿体無いくらいの魔法だったが、それで圧勝だ。
「うぎゃああああ」
とか悲鳴を上げながら氷の矢に貫かれて頭も倒れていた。
「じゃあ、さっさと進むか」
オレは気軽に進んだが訳だが、
これが拙かった。
何でかって?
情報収集は大切だって事だ。
まさか、ソルテ山脈の山賊が200人規模の大所帯で、国境を根城にしてるだけあり、ゼーレ王国の騎士団と裏でツルんでいたなんて誰が想像出来る?
騎士団と山賊が裏でツルむか、普通?
汚い連中だぜ。
お陰で山賊を更に3回返り討ちにしたら、結局はゼーレ王国の正規兵が出てきた。
守備隊の一部隊だろう。
30人規模だったが。
「ロザリア・ローズレシア公爵令嬢っ! アナタには王太子への暴行罪の容疑が掛かっているっ! ゼレクトリア王城に連行するので大人しく投降されるようにっ!」
何やら部隊を率いる騎士が前に出てきて、そうオレに呼び掛けてきた。
ふむ。
戦闘力20をやろう。
まあ、オレの敵ではないがな。
オレの戦闘力は2万だから。
因みに、オレの戦闘力判定の基準は【氷の矢 1本が戦闘力1な。
アースドラゴンは1万2000だったから。
「お断りしますわ」
オレは女口調で返事しておいた。
オカマみたいだな。
まあ、声は女なんだが。
「では、実力で捕縛させて貰うぞっ!」
「多分だけど、無理だと・・・」
オレが喋ってる最中に、
「放てっ!」
と言って問答無用に矢を射てきた。
ムカチン。
最後までオレの言葉を聞けよなっ!
せっかく女言葉を使ってるんだからっ!
矢の狙いはオレが乗ってる狼だった。
足を潰す気らしい。
だが、オレは障壁を常時展開してる。
無論、狼にもだ。
なので、矢は当たる前に弾かれた。
直後にオレが、
「【氷の矢】っ!」
魔法を放つ。
【氷の矢】100本だ。
だが、オレが放った氷の矢は途中で氷が解ける事となった。
山賊の被害から対策済みって訳ね。
大方、灼熱系の障壁でも展開してるのだろう。
ああ、もう面倒臭い。
「諦められよっ! 得意の氷魔法は封じさせて・・・」
何か言ってたが、
「【雷の矢】っ!」
オレは雷の矢を100本放った。
雷の対策はしていなかったらしい。
「うぎゃああああああ」
と代表の騎士が雷の矢を受けて倒れた。
守備隊の他の連中も25人以上が倒れる。
負傷しながらも立ってる数人が、
「ひいっ」
とかいって逃げていった。
『逃げた奴を追わなくていいんですか、ご主人様?』
「いいんじゃないの、面倒臭いから」
オレはそう言って先を進んだ。
騎士ってのは仕事熱心らしい。
この前、倒したはずの騎士が死んでなかったらしく、また追い付いてきて、
「ロザリア・ローズレシア公爵令嬢っ! アナタは王太子への暴行罪に加えて、国境を守るゼーレ王国の正規軍に対する暴行の罪も加わっているっ! これ以上、罪を犯す事は止めて投降されよっ!」
また何か言ってきた。
「【岩の槍】っ!」
オレは魔法を使った。
守備隊の連中の足元から尖った岩の槍が突き出す。
今度は殺傷系だ。
全員が串刺しになった。
1回目は運が良ければ助かるようにしてやったが、2回目だからな。
きっちり潰した。
「じゃあ、そういう事で」
オレはあくびをしながら山越えを再開し、アルが、
「ご主人様、山賊から奪ったみたいに所持品を漁らないのかピョン』
「騎士の身分証なんて役に立たないよ。通行手形ならともかく」
『ご主人様って無駄に慣れてるピョンね。これまでどういう生活をしてたんだピョン?』
「うるさいな」
そんな事を喋ったのだった。
◇
どうにか国境のソルテ山脈を越えてミント帝国内に到着した訳だが、
オレはミント帝国でもお尋ね者になっていた。
何せ、狼に乗って街道を進んでいたら、いきなり冒険者風の連中10人に、
「ゼーレ王国の公爵令嬢、ロザリア・ローズレシアだなっ? おまえを生け捕らせて貰うぞっ!」
と襲われて、
「【氷の矢】っ!」
「ぎゃああああっ!」
全員を撃退し、
負傷しながらも生きてた髭ヅラの大剣使いのオッサンに、
「どういう事? ゼーレ王国からの捕縛依頼かしら?」
と質問すると、
「・・・いや、ミント帝国側が手配していた。捕縛して外交カードに使うんじゃないのか?」
面倒臭ぁ~。
まあ、元々ゼーレ王国の隣国だからな、ミント商国は。
通過してゼーレ王国から更に離れる予定だった訳だけど。
「ついでに無事にルテウス公国へ抜けるルートなんかがあったら教えてくれる?」
「ルテウス公国? 南に抜けるのか? なら【変身】のマジックアイテムを使わないと無理だろ」
「なるほど。その手があったか」
忘れてたな。
「そう、ありがと」
オレが笑顔で答えると、蹴りを放って髭ヅラを気絶させたのだった。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇
登場人物。
山賊の頭・・・ソルテ山脈の山賊の小頭。
戦闘力20・・・ゼーレ王国の騎士。山賊とも顔見知り。
髭ヅラ・・・ミント帝国側のソルテ山脈を狩り場としてる冒険者。
国名。
ミント商国・・・豪商連合国家。国家元首は議長。ゼーレ王国の南側に位置する。
地名。
クンの村・・・ゼレクの森の南側に位置する。
ソルテ山脈・・・ゼーレ王国とミント帝国の国境に位置する山脈。
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