29 / 216
心の底から
妄想 ⭐︎
しおりを挟む
こんな第三者から見てもわかるぐらい興奮しきっている見てくれでは、言い訳してもすぐに論破されるのがオチだ。出来れば高松の前ではこういうのは見せたくなかった。見せたらなんか怖そうじゃん、例えば言葉責めとか言葉責めとか。
10㎝ぐらい身長が低い男に力でもスピードでも負ける俺ってなに?チートは特にない感じなの? 唯一魅了のスキルでは勝てそうなもんだけど、そんなんで勝ったって嬉しくもなんともない。
「あ、謝るから!悪かったって!」
こうなればさっさと謝ってしまおう。こんな時に意地張るほど俺は強情でもないし、命知らずでもない。しかし高松は一向に手を離してはくれなかった。むしろ俺の痴態を見て喜んでいるようで、子供みたいな笑みを浮かべている。俺は自分がこれからどうなるのかすらも分からずただ怯えていた。しかし運が良いのか悪いのか、高松は仁より頭がいいみたいだ。
いきなり押さえつけられていた身体を上に、ちょうど鏡と向かい合うように持ち上げられる。断固として離してくれなかった左腕の拘束をあっさり離してくれた。しかし胸の後ろは掴んだまま、一体何をしようというのか。
「反省してんなら行動で示せ。そうだな、今から俺がエロいこと話すから、それで抜け」
わざとらしく悩んでいるふりをしていたと思えば、耳を疑うほどのことを欲求してきやがった。そんなんで抜けたら苦労しねえよ……と言いたいところだが、発情体質のこの体では内容次第でいけるかもしれないとは思う。
「見られんのが踊り子の仕事だろう、やれ」
ドSせっかちな高松はもう返事が欲しいようで、返事の意味合いとして、小さなパンツを脱いだ。上半身は胸の布、下半身はパンツがスケスケの布の大元となっている為、必然的に下半身だけが全裸になる。そんな気はしていたけれどほんの少しだけ勃っていた。毛も生えていないツルツルのそれは男性化ではない何かのようだった。
「エッロ。それで仁も悩殺したってか」
「うぅ、ごめん」
「いいよ。でもこの欲しがりそうなチンコにはお仕置きしねえとな」
お仕置き。そう言われて、また未知なる何かが昂っていく。……俺はひょっとしたらMっ気があるのかもしれない。震える体でなんとか自分のそれを掴む、言葉で犯される体型に入った。
高松は俺のそんな無様な姿にようやく気分を良くしたようで、悪っぽい笑みを浮かべながら頭を撫でられた。まるで従順な飼い犬へのご褒美のように、調教で芸を覚えた動物への労いのように。
「じゃあいくぞ。お前は雌だから、男に抱かれたかった。そして、ようやくそれが叶った。男の風貌やプロフィールはお前の想像に任せるが、お前がずっと抱かれたかった相手だ」
一言目からアウェー感が半端ないが、思ったよりも妄想の自由度が高くて一安心した。自分の頼りないそれを右手で優しく握り弄ると、ふぅとだらしがない声が自然と出た。
「男はお前と口づけを交わしたのち、胸、腹へと進路を進め、ようやく下半身を犯す準備をし始めた」
思ったよりも生々しい話で、恥ずかしいがアナニーが捗る。相手は……俺の頭の中には仁しかいなかった。そんな事こいつに言ったら怒られてしまいそうだ。
「ケツの穴を重点的にいじられ、キツキツだったこそはもうローションまみれのガバガバアナルだった。指が3本ぐらい余裕で入るなぐらいだな」
「あ…………」
ケツの穴、その言葉を聞いた瞬間とてつもない不足感が俺を襲った。足りない、欲しい、俺の尻に突っ込んでくれ。今までよく前だけの意識でやれてたなと思うほど、俺の欲望は大爆発した。たまらず、左手を口の中に入れてぬるぬるにする。高松はその行為の意味がわからないようだったが、その左手を尻の中にゆっくりと挿入した瞬間、何故だか嬉しそうだった。
「うん……き、気持ちいぃ……」
堪らず声が出た、前より後ろの方が感じるとこの時確信に変わってしまった。前をいじる右手の動きが疎かになり、俺のオナニーは左腕に集中していった。
「変態。まだ途中だから、イくなよ」
その言葉とて興奮材料になる俺は、本当に踊り子のように、淫魔のようになってきているのかもしれない。実際淫魔は見たことがないから正確にはわからないが、俺が自分の痴態を見せることに快楽しか感じないようになったらいよいよ終わりだろうな。と鈍感になってき始めている頭でポツポツと考えていた。
10㎝ぐらい身長が低い男に力でもスピードでも負ける俺ってなに?チートは特にない感じなの? 唯一魅了のスキルでは勝てそうなもんだけど、そんなんで勝ったって嬉しくもなんともない。
「あ、謝るから!悪かったって!」
こうなればさっさと謝ってしまおう。こんな時に意地張るほど俺は強情でもないし、命知らずでもない。しかし高松は一向に手を離してはくれなかった。むしろ俺の痴態を見て喜んでいるようで、子供みたいな笑みを浮かべている。俺は自分がこれからどうなるのかすらも分からずただ怯えていた。しかし運が良いのか悪いのか、高松は仁より頭がいいみたいだ。
いきなり押さえつけられていた身体を上に、ちょうど鏡と向かい合うように持ち上げられる。断固として離してくれなかった左腕の拘束をあっさり離してくれた。しかし胸の後ろは掴んだまま、一体何をしようというのか。
「反省してんなら行動で示せ。そうだな、今から俺がエロいこと話すから、それで抜け」
わざとらしく悩んでいるふりをしていたと思えば、耳を疑うほどのことを欲求してきやがった。そんなんで抜けたら苦労しねえよ……と言いたいところだが、発情体質のこの体では内容次第でいけるかもしれないとは思う。
「見られんのが踊り子の仕事だろう、やれ」
ドSせっかちな高松はもう返事が欲しいようで、返事の意味合いとして、小さなパンツを脱いだ。上半身は胸の布、下半身はパンツがスケスケの布の大元となっている為、必然的に下半身だけが全裸になる。そんな気はしていたけれどほんの少しだけ勃っていた。毛も生えていないツルツルのそれは男性化ではない何かのようだった。
「エッロ。それで仁も悩殺したってか」
「うぅ、ごめん」
「いいよ。でもこの欲しがりそうなチンコにはお仕置きしねえとな」
お仕置き。そう言われて、また未知なる何かが昂っていく。……俺はひょっとしたらMっ気があるのかもしれない。震える体でなんとか自分のそれを掴む、言葉で犯される体型に入った。
高松は俺のそんな無様な姿にようやく気分を良くしたようで、悪っぽい笑みを浮かべながら頭を撫でられた。まるで従順な飼い犬へのご褒美のように、調教で芸を覚えた動物への労いのように。
「じゃあいくぞ。お前は雌だから、男に抱かれたかった。そして、ようやくそれが叶った。男の風貌やプロフィールはお前の想像に任せるが、お前がずっと抱かれたかった相手だ」
一言目からアウェー感が半端ないが、思ったよりも妄想の自由度が高くて一安心した。自分の頼りないそれを右手で優しく握り弄ると、ふぅとだらしがない声が自然と出た。
「男はお前と口づけを交わしたのち、胸、腹へと進路を進め、ようやく下半身を犯す準備をし始めた」
思ったよりも生々しい話で、恥ずかしいがアナニーが捗る。相手は……俺の頭の中には仁しかいなかった。そんな事こいつに言ったら怒られてしまいそうだ。
「ケツの穴を重点的にいじられ、キツキツだったこそはもうローションまみれのガバガバアナルだった。指が3本ぐらい余裕で入るなぐらいだな」
「あ…………」
ケツの穴、その言葉を聞いた瞬間とてつもない不足感が俺を襲った。足りない、欲しい、俺の尻に突っ込んでくれ。今までよく前だけの意識でやれてたなと思うほど、俺の欲望は大爆発した。たまらず、左手を口の中に入れてぬるぬるにする。高松はその行為の意味がわからないようだったが、その左手を尻の中にゆっくりと挿入した瞬間、何故だか嬉しそうだった。
「うん……き、気持ちいぃ……」
堪らず声が出た、前より後ろの方が感じるとこの時確信に変わってしまった。前をいじる右手の動きが疎かになり、俺のオナニーは左腕に集中していった。
「変態。まだ途中だから、イくなよ」
その言葉とて興奮材料になる俺は、本当に踊り子のように、淫魔のようになってきているのかもしれない。実際淫魔は見たことがないから正確にはわからないが、俺が自分の痴態を見せることに快楽しか感じないようになったらいよいよ終わりだろうな。と鈍感になってき始めている頭でポツポツと考えていた。
87
お気に入りに追加
346
あなたにおすすめの小説
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
病気になって芸能界から消えたアイドル。退院し、復学先の高校には昔の仕事仲間が居たけれど、彼女は俺だと気付かない
月島日向
ライト文芸
俺、日生遼、本名、竹中祐は2年前に病に倒れた。
人気絶頂だった『Cherry’s』のリーダーをやめた。
2年間の闘病生活に一区切りし、久しぶりに高校に通うことになった。けど、誰も俺の事を元アイドルだとは思わない。薬で細くなった手足。そんな細身の体にアンバランスなムーンフェイス(薬の副作用で顔だけが大きくなる事)
。
誰も俺に気付いてはくれない。そう。
2年間、連絡をくれ続け、俺が無視してきた彼女さえも。
もう、全部どうでもよく感じた。
身体検査
RIKUTO
BL
次世代優生保護法。この世界の日本は、最適な遺伝子を残し、日本民族の優秀さを維持するとの目的で、
選ばれた青少年たちの体を徹底的に検査する。厳正な検査だというが、異常なほどに性器と排泄器の検査をするのである。それに選ばれたとある少年の全記録。
いっぱい命じて〜無自覚SubはヤンキーDomに甘えたい〜
きよひ
BL
無愛想な高一Domヤンキー×Subの自覚がない高三サッカー部員
Normalの諏訪大輝は近頃、謎の体調不良に悩まされていた。
そんな折に出会った金髪の一年生、甘井呂翔。
初めて会った瞬間から甘井呂に惹かれるものがあった諏訪は、Domである彼がPlayする様子を覗き見てしまう。
甘井呂に優しく支配されるSubに自分を重ねて胸を熱くしたことに戸惑う諏訪だが……。
第二性に振り回されながらも、互いだけを求め合うようになる青春の物語。
※現代ベースのDom/Subユニバースの世界観(独自解釈・オリジナル要素あり)
※不良の喧嘩描写、イジメ描写有り
初日は5話更新、翌日からは2話ずつ更新の予定です。
ある少年の体調不良について
雨水林檎
BL
皆に好かれるいつもにこやかな少年新島陽(にいじまはる)と幼馴染で親友の薬師寺優巳(やくしじまさみ)。高校に入学してしばらく陽は風邪をひいたことをきっかけにひどく体調を崩して行く……。
BLもしくはブロマンス小説。
体調不良描写があります。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる