34 / 57
第一章『人外×幻想の魔物使い』
第13話:さぁ序章を始めよう
しおりを挟む
放浪の鎧という魔物は、覚束ない足取りで彷徨うしか能のない魔物だ。
手足をばたつかせて早歩きじみた真似は可能だけれど、『やばいヤツやんこいつ』と見る者に思われるだけ。綺麗なフォームで『ああ、走ってるなこいつ』と思わせるような動きは出来ないのだ。
それはシェルちゃんの莫大な魔力を受けて半ば強制的な進化を経た僕に、新種の『流浪の白鎧』となった僕に、『走る』という行為に対して苦手意識を持たせる要因となっている。
偶に大通りを横切り街の人間を脅かせながら、路地裏をバタバタと不格好な姿で駆ける。
結晶の明かりが道を照らしているため、夜眼を持っていない僕でも特別問題はなかった。けども……
「ひぃぃいい待って、待ってよフラム先輩――っ!! 僕をおいて行かないでぇー!?」
僕の倍はあろうかという速度で先を行くフラム先輩。
このままでは見失ってしまい、再びの迷子――じゃなかった、街を放浪することになってしまうと、僕は情けない悲鳴を上げていた。
「くそっ、これはまずいなァ、もっと急ぐぞ新入りィ……ッ! 本気を出せ、お前を置いていったら本末転倒なんだよォ!!」
「ひぇぇえだからこれが全力なんだよぉー! 」
くそぉ、サイクロプスに追われてたときは火事場の馬鹿力でも発動してたのか、もっと速く走れていたような気はするんだけどなぁ。
なんて言い訳をしている間に、先端が尖っているはずの結晶の上を絶妙な足裁きで踏み込み、ぴょんぴょんと身軽に超えていくフラム先輩。格好いいですぅ。
「ったく仕方ねぇなァ、マジで時間がなィ。無駄に疲れるから嫌だがァ――本気を出す、オレの尻尾につかまれェ」
と、見かねたフラム先輩が僕の元まで引き返しお尻を向けたかと思うと、先端に小さな紅炎の灯った尻尾をふりふりとさせながらそんなことを言った。
出し抜けすぎて「ふぇ?」と間抜けな声を零した僕に一つ舌打ち、フラム先輩は尻尾――ある程度は伸縮自在らしい――で僕の胴体をぐるぐる巻きにすると、「飛ぶぞ」とだけ告げて勢いよく石畳を蹴り砕く。
「――ぅぅううううああああああああああッッ!?」
瞬間、視界一杯に闇が広がった。
上ではあまねく星々が燐光を散らし、満月から奔る月明かりを遮る僕たちの影が落ちる地上では、仕事から解放されて血気盛んな人々の行き交う街明かりが見える。
――つまり、僕は空を飛んでいた。
「幸を呼ぶ幻獣の固有スキル――『火渡り』。どうだァ新入りィ、ヒースヴァルムの夜景は綺麗だろォ!?」
「はぃぃい滝から落ちた時を思い出しますぅぅぅううっ!?」
正確には飛行船のように浮いているわけでも、ドラゴンのように魔力を纏った翼で飛翔しているわけでもなく、『空を蹴っている』。
フラム先輩の愛らしいほど小さな猫足四足の先端には炎が灯り、原理なんかこれっぽっちもわかんないけどとにかく空を蹴って空中を移動していた。
確かに夜景は綺麗だ。日が落ちて静まり返る訳ではなく、逆に火を掲げた人々は日中よりも活発になっている気さえする。海底に散る宝石のような光景だ。
でも正直、僕は先日滝から落ちた光景が蘇って来て、楽しめそうになかった。
「…………どうしてわかるの?」
それから少しして、どうにか落ち着き夜景を楽しむ余裕の出てきた僕は先輩に問うてみる。フラム先輩は立て続けに空を蹴りつつ、ちゃんと答えてくれた。やっぱり良い先輩だ。
「魔物使いと契約を結んだ眷属ってのはァ、絆が深まると主との念話が可能になるんだァ。オレの背中に『契約の刻印』があるだろォ? 流石に距離が離れると無理だがァ、ここから主との間に見えない魔素の紡糸が繋がってるんだァ」
魔素の紡糸――シェルちゃんを固有スキル『鎧の中は異次元』で収納した時の光景を思い出した。あれは魔力消費は少ない分、ある程度の技術が必要だったわけだが、魔物使いと眷属との間にはそれと似たような繋がりがあるらしい。
「そういうことかぁ。それならエルウェと離れててもある程度は安心だね。それで……我らがご主人様は何て?」
フラム先輩は一度深々と溜息をついてから、面倒くさそうに答えた。
「お前を見つけたときに、北門近くの噴水広場で待ち合わせって連絡を入れておいたんだがなァ……ついさっきの念話でだ、『変な男に絡まれてるから早く戻って来なさい、こいつらの眼は小さな騎士さんと同じ、いやそれ以上の変態の目よ』――だとよォ」
「それは心外。随分な第一印象をご主人様の脳裏にこびりつけてしまったようだ」
くっそー、失敗だった。美少女に最悪な印象を抱かれている模様。
まぁ無理して猫被るよりマシだと思うけどね。僕が人間の美少女好きだってどのみち気づかれることなんだ。遅いか速いかの違いである。気にしたら負け。
「そらァあんなこと言やァな。自業自得――っと、ヤバイなァ、野蛮な男共が強硬手段に出たらしィ。今まさに、路地裏に連れ込まれそうだとよォ。『速く助けなさい』ってんだァ、急ぐぜェ、っとォッ!!」
「うひゃん!!」
足に灯る火炎が勢いを増し、フラム先輩はさらに加速する。
夜空を駆け抜ける紅い軌跡は、地上から見る者からすれば流星のように見えているんじゃないだろうか。
僕は強烈な風圧に吹っ飛びかけた兜を両手で掴んで、奇怪な声を上げつつも耐え忍ぶ。
しかしながら、考え方によって、これはチャンスでもある。
エルウェに根付いてしまった僕の最悪な印象を一夜にして覆すことができる、最大の機会。これを逃したら次はないぞ!
これこそ夢にまで見た王道的展開。
誰もが一撃でときめくような格好良い登場を果たし、悪役たる男共の股間を潰しまくってイカした台詞を呟き、可愛い姫様との物語を始める序章となる――実にいい。心躍る。これぞ『人外×少女』! 最高だ!
――待ってろよ、エルウェ。
今、僕が――未来の王子様が迎えに行くからね!!
「もっと飛ばすぞォ!!」
「うひゃぁぁああんっっ!!」
手足をばたつかせて早歩きじみた真似は可能だけれど、『やばいヤツやんこいつ』と見る者に思われるだけ。綺麗なフォームで『ああ、走ってるなこいつ』と思わせるような動きは出来ないのだ。
それはシェルちゃんの莫大な魔力を受けて半ば強制的な進化を経た僕に、新種の『流浪の白鎧』となった僕に、『走る』という行為に対して苦手意識を持たせる要因となっている。
偶に大通りを横切り街の人間を脅かせながら、路地裏をバタバタと不格好な姿で駆ける。
結晶の明かりが道を照らしているため、夜眼を持っていない僕でも特別問題はなかった。けども……
「ひぃぃいい待って、待ってよフラム先輩――っ!! 僕をおいて行かないでぇー!?」
僕の倍はあろうかという速度で先を行くフラム先輩。
このままでは見失ってしまい、再びの迷子――じゃなかった、街を放浪することになってしまうと、僕は情けない悲鳴を上げていた。
「くそっ、これはまずいなァ、もっと急ぐぞ新入りィ……ッ! 本気を出せ、お前を置いていったら本末転倒なんだよォ!!」
「ひぇぇえだからこれが全力なんだよぉー! 」
くそぉ、サイクロプスに追われてたときは火事場の馬鹿力でも発動してたのか、もっと速く走れていたような気はするんだけどなぁ。
なんて言い訳をしている間に、先端が尖っているはずの結晶の上を絶妙な足裁きで踏み込み、ぴょんぴょんと身軽に超えていくフラム先輩。格好いいですぅ。
「ったく仕方ねぇなァ、マジで時間がなィ。無駄に疲れるから嫌だがァ――本気を出す、オレの尻尾につかまれェ」
と、見かねたフラム先輩が僕の元まで引き返しお尻を向けたかと思うと、先端に小さな紅炎の灯った尻尾をふりふりとさせながらそんなことを言った。
出し抜けすぎて「ふぇ?」と間抜けな声を零した僕に一つ舌打ち、フラム先輩は尻尾――ある程度は伸縮自在らしい――で僕の胴体をぐるぐる巻きにすると、「飛ぶぞ」とだけ告げて勢いよく石畳を蹴り砕く。
「――ぅぅううううああああああああああッッ!?」
瞬間、視界一杯に闇が広がった。
上ではあまねく星々が燐光を散らし、満月から奔る月明かりを遮る僕たちの影が落ちる地上では、仕事から解放されて血気盛んな人々の行き交う街明かりが見える。
――つまり、僕は空を飛んでいた。
「幸を呼ぶ幻獣の固有スキル――『火渡り』。どうだァ新入りィ、ヒースヴァルムの夜景は綺麗だろォ!?」
「はぃぃい滝から落ちた時を思い出しますぅぅぅううっ!?」
正確には飛行船のように浮いているわけでも、ドラゴンのように魔力を纏った翼で飛翔しているわけでもなく、『空を蹴っている』。
フラム先輩の愛らしいほど小さな猫足四足の先端には炎が灯り、原理なんかこれっぽっちもわかんないけどとにかく空を蹴って空中を移動していた。
確かに夜景は綺麗だ。日が落ちて静まり返る訳ではなく、逆に火を掲げた人々は日中よりも活発になっている気さえする。海底に散る宝石のような光景だ。
でも正直、僕は先日滝から落ちた光景が蘇って来て、楽しめそうになかった。
「…………どうしてわかるの?」
それから少しして、どうにか落ち着き夜景を楽しむ余裕の出てきた僕は先輩に問うてみる。フラム先輩は立て続けに空を蹴りつつ、ちゃんと答えてくれた。やっぱり良い先輩だ。
「魔物使いと契約を結んだ眷属ってのはァ、絆が深まると主との念話が可能になるんだァ。オレの背中に『契約の刻印』があるだろォ? 流石に距離が離れると無理だがァ、ここから主との間に見えない魔素の紡糸が繋がってるんだァ」
魔素の紡糸――シェルちゃんを固有スキル『鎧の中は異次元』で収納した時の光景を思い出した。あれは魔力消費は少ない分、ある程度の技術が必要だったわけだが、魔物使いと眷属との間にはそれと似たような繋がりがあるらしい。
「そういうことかぁ。それならエルウェと離れててもある程度は安心だね。それで……我らがご主人様は何て?」
フラム先輩は一度深々と溜息をついてから、面倒くさそうに答えた。
「お前を見つけたときに、北門近くの噴水広場で待ち合わせって連絡を入れておいたんだがなァ……ついさっきの念話でだ、『変な男に絡まれてるから早く戻って来なさい、こいつらの眼は小さな騎士さんと同じ、いやそれ以上の変態の目よ』――だとよォ」
「それは心外。随分な第一印象をご主人様の脳裏にこびりつけてしまったようだ」
くっそー、失敗だった。美少女に最悪な印象を抱かれている模様。
まぁ無理して猫被るよりマシだと思うけどね。僕が人間の美少女好きだってどのみち気づかれることなんだ。遅いか速いかの違いである。気にしたら負け。
「そらァあんなこと言やァな。自業自得――っと、ヤバイなァ、野蛮な男共が強硬手段に出たらしィ。今まさに、路地裏に連れ込まれそうだとよォ。『速く助けなさい』ってんだァ、急ぐぜェ、っとォッ!!」
「うひゃん!!」
足に灯る火炎が勢いを増し、フラム先輩はさらに加速する。
夜空を駆け抜ける紅い軌跡は、地上から見る者からすれば流星のように見えているんじゃないだろうか。
僕は強烈な風圧に吹っ飛びかけた兜を両手で掴んで、奇怪な声を上げつつも耐え忍ぶ。
しかしながら、考え方によって、これはチャンスでもある。
エルウェに根付いてしまった僕の最悪な印象を一夜にして覆すことができる、最大の機会。これを逃したら次はないぞ!
これこそ夢にまで見た王道的展開。
誰もが一撃でときめくような格好良い登場を果たし、悪役たる男共の股間を潰しまくってイカした台詞を呟き、可愛い姫様との物語を始める序章となる――実にいい。心躍る。これぞ『人外×少女』! 最高だ!
――待ってろよ、エルウェ。
今、僕が――未来の王子様が迎えに行くからね!!
「もっと飛ばすぞォ!!」
「うひゃぁぁああんっっ!!」
0
お気に入りに追加
94
あなたにおすすめの小説
孤高の英雄は温もりを求め転生する
モモンガ
ファンタジー
『温もりが欲しい』
それが死ぬ間際に自然とこぼれ落ちた願いだった…。
そんな願いが通じたのか、彼は転生する。
意識が覚醒すると体中がポカポカと毛布のような物に包まれ…時々顔をザラザラとした物に撫でられる。
周りを確認しようと酷く重い目蓋を上げると、目の前には大きな猫がいた。
俺はどうやら猫に転生したみたいだ…。
(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」
音爽(ネソウ)
ファンタジー
容姿が気に入らないと白い結婚を強いられた妻。
本邸から追い出されはしなかったが、夫は離れに愛人を囲い顔さえ見せない。
しかし、3年と待たず離縁が決定する事態に。そして元夫の家は……。
*6月18日HOTランキング入りしました、ありがとうございます。
神様との賭けに勝ったので、スキルを沢山貰えた件。
猫丸
ファンタジー
ある日の放課後。突然足元に魔法陣が現れると、気付けば目の前には神を名乗る存在が居た。
そこで神は異世界に送るからスキルを1つ選べと言ってくる。
あれ?これもしかして頑張ったらもっと貰えるパターンでは?
そこで彼は思った――もっと欲しい!
欲をかいた少年は神様に賭けをしないかと提案した。
神様とゲームをすることになった悠斗はその結果――
※過去に投稿していたものを大きく加筆修正したものになります。
解体の勇者の成り上がり冒険譚
無謀突撃娘
ファンタジー
旧題:異世界から呼ばれた勇者はパーティから追放される
とあるところに勇者6人のパーティがいました
剛剣の勇者
静寂の勇者
城砦の勇者
火炎の勇者
御門の勇者
解体の勇者
最後の解体の勇者は訳の分からない神様に呼ばれてこの世界へと来た者であり取り立てて特徴らしき特徴などありません。ただひたすら倒したモンスターを解体するだけしかしません。料理などをするのも彼だけです。
ある日パーティ全員からパーティへの永久追放を受けてしまい勇者の称号も失い一人ギルドに戻り最初からの出直しをします
本人はまったく気づいていませんでしたが他の勇者などちょっとばかり煽てられている頭馬鹿なだけの非常に残念な類なだけでした
そして彼を追い出したことがいかに愚かであるのかを後になって気が付くことになります
そしてユウキと呼ばれるこの人物はまったく自覚がありませんが様々な方面の超重要人物が自らが頭を下げてまでも、いくら大金を支払っても、いくらでも高待遇を約束してまでも傍におきたいと断言するほどの人物なのです。
そうして彼は自分の力で前を歩きだす。
祝!書籍化!
感無量です。今後とも応援よろしくお願いします。
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
僕の家族は母様と母様の子供の弟妹達と使い魔達だけだよ?
闇夜の現し人(ヤミヨノウツシビト)
ファンタジー
ー 母さんは、「絶世の美女」と呼ばれるほど美しく、国の中で最も権力の強い貴族と呼ばれる公爵様の寵姫だった。
しかし、それをよく思わない正妻やその親戚たちに毒を盛られてしまった。
幸い発熱だけですんだがお腹に子が出来てしまった以上ここにいては危険だと判断し、仲の良かった侍女数名に「ここを離れる」と言い残し公爵家を後にした。
お母さん大好きっ子な主人公は、毒を盛られるという失態をおかした父親や毒を盛った親戚たちを嫌悪するがお母さんが日々、「家族で暮らしたい」と話していたため、ある出来事をきっかけに一緒に暮らし始めた。
しかし、自分が家族だと認めた者がいれば初めて見た者は跪くと言われる程の華の顔(カンバセ)を綻ばせ笑うが、家族がいなければ心底どうでもいいというような表情をしていて、人形の方がまだ表情があると言われていた。
『無能で無価値の稚拙な愚父共が僕の家族を名乗る資格なんて無いんだよ?』
さぁ、ここに超絶チートを持つ自分が認めた家族以外の生き物全てを嫌う主人公の物語が始まる。
〈念の為〉
稚拙→ちせつ
愚父→ぐふ
⚠︎注意⚠︎
不定期更新です。作者の妄想をつぎ込んだ作品です。
【完結】もう…我慢しなくても良いですよね?
アノマロカリス
ファンタジー
マーテルリア・フローレンス公爵令嬢は、幼い頃から自国の第一王子との婚約が決まっていて幼少の頃から厳しい教育を施されていた。
泣き言は許されず、笑みを浮かべる事も許されず、お茶会にすら参加させて貰えずに常に完璧な淑女を求められて教育をされて来た。
16歳の成人の義を過ぎてから王子との婚約発表の場で、事あろうことか王子は聖女に選ばれたという男爵令嬢を連れて来て私との婚約を破棄して、男爵令嬢と婚約する事を選んだ。
マーテルリアの幼少からの血の滲むような努力は、一瞬で崩壊してしまった。
あぁ、今迄の苦労は一体なんの為に…
もう…我慢しなくても良いですよね?
この物語は、「虐げられる生活を曽祖母の秘術でざまぁして差し上げますわ!」の続編です。
前作の登場人物達も多数登場する予定です。
マーテルリアのイラストを変更致しました。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる