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一章「秘密基地をダンジョンに」
#15
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「そう言えば……」
事の異常さにようやく気づいたケンゴとコータがポカンとしている。
「いや、ぼくは気づいてたから」
とぼくが言うと、
「なんで言わねーんだよ!」
とケンゴに叱られた。
だってキミ、馬鹿じゃん。
「どのくらい奥に行くと使えなくなるの?」
アリサが腕組みしながら訊いてくる。
無駄に迫力あるなぁ……。
「えっと……スマホとゲーム機はわりとすぐかな。入って百メートルくらい進むと、もう電源が入らない」
「百メートル?! そんなに奥まで続いてるの、これ!?」
「それどころじゃないよ、1時間以上歩いても全然歩き尽くせないくらい広い」
「すごいじゃない!」
アリサが目を丸くしてる。
「……それ本当?」
カナちゃんが疑わしそうに言う。
「そんなに広い遺跡……? 洞窟? わかんないけど……そんなのがあるなら、もっと噂になったり有名になってもおかしくないと思うけど……」
「だからぼくらの秘密基地は凄いんだ!」
何も考えてないケンゴが胸を張る。
うん、いつもどおり馬鹿だ。
「で、奥に入るとゲームの電源が入らないのね?」
「うん。懐中電灯はけっこう奥まで使えるんだけど……」
「ちょっと待って、懐中電灯が切れるのは電池が切れるとかじゃなくて?」
「うん、こちらに戻ってきたらちゃんと付くからね」
「ゲームやスマホと、懐中電灯が切れる深さが違うのか……何なの、ここ」
アリサが気味が悪そうに奥を覗き込む。
「だからダンジョンだって言ってんだろ」
ケンゴが口を尖らせて言う。
「ゲーム機やスマホと、懐中電灯の違いって何かな」
「複雑さ?」
「確かに、懐中電灯は光るだけだもんね」
「検証してみよっか」
「けんしょー? けんしょーって何だ」
「調べるって意味だよ、ケンゴ」
結局この日はダンジョンの説明だけで、奥に潜ることはなかったけれど、それがなくても十分この秘密基地は凄い。
アリサとカナちゃんはとても満足そうに「また来る」と約束して帰っていった。
門限が僕達より速い女子二人が帰ると、ケンゴが「あ」と間抜けな声を出した。
「……そういやさ、ダイチのこと言うの忘れてた」
え? ぼくのこと?
「あー、そう言えばダンジョンの話をするなら、説明しといたほうが良かったかも」
「待って待って、ぼくが何?」
「ほら、ダイチが大人バージョンになったときのこと」
「あれは知らなかったらびっくりするだろ」
あ、そういうこと。
「いや、口調とかなんか変わっちゃうことがあるけどさ、別にそんなに変わらないだろうし、言わなくても……」
「『ふむ……このダンジョンの制作者は、なかなか良いセンスをしている』(シャキーン)」
「『おまえたちもダンジョンに慣れてきたな。そろそろトラップやモンスターについて学んでも良い頃かもしれん』(ズギャーン)」
……やめて。
「わかったから! でもどう説明すんのさ」
「明日には一緒に潜る約束したから、その時でいんじゃない?」
「まぁ、それしかないかぁ」
そういうことに決まり、男子も流れ解散となった。
* * *
翌日。
少し遅れてやってきたカナちゃんとアリサは、ビックリする格好だった。
「何? おまえらどこかの探検隊?」
カナちゃんはいかにも「冒険家です」みたいな格好で、帽子、ポケットが沢山ついたベージュの上着、同じ色のベルトとショートパンツ、ハイソックスに登山靴という格好だった。
「ガールスカウトの制服なの」と説明してくれたけど、いつものふんわりした服しかしらないから、ビックリしたよ!
かわいい!
それにアリサも気合が入っていた。
なんとヘルメットにゴーグルをつけてやってきたのだ。
服装も厚手のシャツにジーパン、登山靴。
完全な冒険ルックだ。
対して、学校から直接来ているぼくたちはいつもの服でしかない。
「そんな気合入れてこなくても大丈夫なのに……」
コータが呆れたように言うので、ぼくはあわててその口を塞ぐ。
「超似合ってるよ!」
ぼくがそう言うと、二人はニコリと笑ってピシッとポーズを決めた。
超かわいい!
「「ありがと」」
どういたしまして~!
ぼくが癒やされていると、口をふさがれていたコータがぼくから逃れてジト目で睨んできた。
「全く……ダイチは普段あんなに冷静なのに、一庫さんが絡むとどうしてそんなにおかしくなっちゃうの」
そんなもん、カナちゃんが可愛いからに決まってるじゃんか。
もちろん口には出さないけどね。
と。
「はい、そこの二人」
アリサがぼくとコータを指さした。
「はい、なんでしょう」
思わず直立する。
「その『水無月さん』とか『一庫さん』とか、やめてよね」
「あたしたち、秘密基地仲間でしょ?」
二人とも、ジト目でぼくたちを睨む。
今日はやたらとジト目に遭遇するなぁ……。
「では、何とお呼びすればよろしいでしょうか」
ぼくが言うと、呆れたように
「普通に呼び捨てでいいよ、ケンゴは前からそうでしょ」
「……えーっと、では、カナちゃん、アリサ、とお呼びすればよろしいでしょうか」
ぼくが言うと、アリサのジト目がつり上がって、
「二つ言いたいんだけど? まずその敬語が気持ち悪いから! あと、なんでカナはちゃん付けで、アタシは呼び捨てなのよ!」
それは敬意の現れです。カナちゃんはむしろ「カナ様」とお呼びしたいくらいです。
とは言えず。
「じゃあアリサ、カナ……でいい? ……うわっ、なんか恥ずかしい!」
「恥ずかしがらないでよ……こっちまで恥ずかしくなるじゃない……」
「じゃああたしも二人のこと、ダイチくん、コータくんって呼ぶね」
おおぅ(クリティカルヒット)。
なんだか、呼び方だけでぐっと距離が縮まった気がするよ!
* * *
いつもの道を通って、洞窟前へ。
ぼくらが祠に手を合わせているのを見て、二人も見様見真似で手を合わせる。
いや、ぼくらも適当だから。婆ちゃんに言われてやってるだけだしね。
「じゃあ、いつもどおり会員証を見せろ」
ケンゴの号令でみんながお守りを出す。
「よし、入場を許可する!」
やっぱりこの儀式がないと秘密基地っぽくないよね。
しめ縄をくぐるとアリサがリュックサックをゴソゴソ漁り始める。
「何してんだ?」
「待って。……あった、これだ」
アリサが取り出したのは、ラジオみたいな道具だった。
「ラジオならあるぜ?」
「ラジオじゃないよ、ガイガーカウンター」
「何? それ……」
アリサは、その装置のスイッチを入れた。
「一応、念のために調べておこうと思ってね」
アリサの手の中で、装置が小さくノイズを発している。
「何やってんだ?」
「放射能の検査」
「放射能!?」
「うん、パパが大地震のときに買ったらしいんだけど……ほら、洞窟の奥に行くと、ゲームとかの電源が入らないって言ってたでしょ」
「う、うん……」
「もしかして、放射能かもって思ってね……」
「ま、マジかよ……」
「ぼくら、わりとしょっちゅう奥まで行ってるんだけど……」
ぼくたちは青い顔をしてアリサを見つめる。
アリサは、しばらく装置を睨んでいたが、フッと息を吐いて、
「心配なさそう。むしろ低いくらい」
「よかったー!」
ホッとしたよ!
「じゃあ、電源が切れるのはどうしてなのかな……」
「わからんけど、大丈夫だよ。ダイチがいるから!」
「ん? ちょっと意味わかんない。ダイチがいるからなんなの?」
う、アリサがぼくを呼び捨てにするのが、自然すぎる。
ぼくが女子の名前を呼ぶときはあんなに不自然なのに……女子恐るべし。
「ダンジョンに入ったらわかるけど、ダイチさ、ダンジョンだとすげぇ頼りになるんだよ」
「そう! 真っ暗な中道に迷ってても、あっという間にここまで連れ帰ってくれるんだぜ」
「あんたたち一体何やってんの……」
アリサが「洞窟で遭難した」と聞いて呆れた顔をする。
そして疑わしそうにぼくの顔を覗き込んで、
「それにしても、へぇ……ダイチがねぇ……意外」
うるさいな、ぼくだって意外だよ。
と、カナちゃんがスススと寄ってきて、
「ダイチくん、あたしのこと守ってね?」
ニッコリと笑ってくれた。
おまかせ下さい!!
事の異常さにようやく気づいたケンゴとコータがポカンとしている。
「いや、ぼくは気づいてたから」
とぼくが言うと、
「なんで言わねーんだよ!」
とケンゴに叱られた。
だってキミ、馬鹿じゃん。
「どのくらい奥に行くと使えなくなるの?」
アリサが腕組みしながら訊いてくる。
無駄に迫力あるなぁ……。
「えっと……スマホとゲーム機はわりとすぐかな。入って百メートルくらい進むと、もう電源が入らない」
「百メートル?! そんなに奥まで続いてるの、これ!?」
「それどころじゃないよ、1時間以上歩いても全然歩き尽くせないくらい広い」
「すごいじゃない!」
アリサが目を丸くしてる。
「……それ本当?」
カナちゃんが疑わしそうに言う。
「そんなに広い遺跡……? 洞窟? わかんないけど……そんなのがあるなら、もっと噂になったり有名になってもおかしくないと思うけど……」
「だからぼくらの秘密基地は凄いんだ!」
何も考えてないケンゴが胸を張る。
うん、いつもどおり馬鹿だ。
「で、奥に入るとゲームの電源が入らないのね?」
「うん。懐中電灯はけっこう奥まで使えるんだけど……」
「ちょっと待って、懐中電灯が切れるのは電池が切れるとかじゃなくて?」
「うん、こちらに戻ってきたらちゃんと付くからね」
「ゲームやスマホと、懐中電灯が切れる深さが違うのか……何なの、ここ」
アリサが気味が悪そうに奥を覗き込む。
「だからダンジョンだって言ってんだろ」
ケンゴが口を尖らせて言う。
「ゲーム機やスマホと、懐中電灯の違いって何かな」
「複雑さ?」
「確かに、懐中電灯は光るだけだもんね」
「検証してみよっか」
「けんしょー? けんしょーって何だ」
「調べるって意味だよ、ケンゴ」
結局この日はダンジョンの説明だけで、奥に潜ることはなかったけれど、それがなくても十分この秘密基地は凄い。
アリサとカナちゃんはとても満足そうに「また来る」と約束して帰っていった。
門限が僕達より速い女子二人が帰ると、ケンゴが「あ」と間抜けな声を出した。
「……そういやさ、ダイチのこと言うの忘れてた」
え? ぼくのこと?
「あー、そう言えばダンジョンの話をするなら、説明しといたほうが良かったかも」
「待って待って、ぼくが何?」
「ほら、ダイチが大人バージョンになったときのこと」
「あれは知らなかったらびっくりするだろ」
あ、そういうこと。
「いや、口調とかなんか変わっちゃうことがあるけどさ、別にそんなに変わらないだろうし、言わなくても……」
「『ふむ……このダンジョンの制作者は、なかなか良いセンスをしている』(シャキーン)」
「『おまえたちもダンジョンに慣れてきたな。そろそろトラップやモンスターについて学んでも良い頃かもしれん』(ズギャーン)」
……やめて。
「わかったから! でもどう説明すんのさ」
「明日には一緒に潜る約束したから、その時でいんじゃない?」
「まぁ、それしかないかぁ」
そういうことに決まり、男子も流れ解散となった。
* * *
翌日。
少し遅れてやってきたカナちゃんとアリサは、ビックリする格好だった。
「何? おまえらどこかの探検隊?」
カナちゃんはいかにも「冒険家です」みたいな格好で、帽子、ポケットが沢山ついたベージュの上着、同じ色のベルトとショートパンツ、ハイソックスに登山靴という格好だった。
「ガールスカウトの制服なの」と説明してくれたけど、いつものふんわりした服しかしらないから、ビックリしたよ!
かわいい!
それにアリサも気合が入っていた。
なんとヘルメットにゴーグルをつけてやってきたのだ。
服装も厚手のシャツにジーパン、登山靴。
完全な冒険ルックだ。
対して、学校から直接来ているぼくたちはいつもの服でしかない。
「そんな気合入れてこなくても大丈夫なのに……」
コータが呆れたように言うので、ぼくはあわててその口を塞ぐ。
「超似合ってるよ!」
ぼくがそう言うと、二人はニコリと笑ってピシッとポーズを決めた。
超かわいい!
「「ありがと」」
どういたしまして~!
ぼくが癒やされていると、口をふさがれていたコータがぼくから逃れてジト目で睨んできた。
「全く……ダイチは普段あんなに冷静なのに、一庫さんが絡むとどうしてそんなにおかしくなっちゃうの」
そんなもん、カナちゃんが可愛いからに決まってるじゃんか。
もちろん口には出さないけどね。
と。
「はい、そこの二人」
アリサがぼくとコータを指さした。
「はい、なんでしょう」
思わず直立する。
「その『水無月さん』とか『一庫さん』とか、やめてよね」
「あたしたち、秘密基地仲間でしょ?」
二人とも、ジト目でぼくたちを睨む。
今日はやたらとジト目に遭遇するなぁ……。
「では、何とお呼びすればよろしいでしょうか」
ぼくが言うと、呆れたように
「普通に呼び捨てでいいよ、ケンゴは前からそうでしょ」
「……えーっと、では、カナちゃん、アリサ、とお呼びすればよろしいでしょうか」
ぼくが言うと、アリサのジト目がつり上がって、
「二つ言いたいんだけど? まずその敬語が気持ち悪いから! あと、なんでカナはちゃん付けで、アタシは呼び捨てなのよ!」
それは敬意の現れです。カナちゃんはむしろ「カナ様」とお呼びしたいくらいです。
とは言えず。
「じゃあアリサ、カナ……でいい? ……うわっ、なんか恥ずかしい!」
「恥ずかしがらないでよ……こっちまで恥ずかしくなるじゃない……」
「じゃああたしも二人のこと、ダイチくん、コータくんって呼ぶね」
おおぅ(クリティカルヒット)。
なんだか、呼び方だけでぐっと距離が縮まった気がするよ!
* * *
いつもの道を通って、洞窟前へ。
ぼくらが祠に手を合わせているのを見て、二人も見様見真似で手を合わせる。
いや、ぼくらも適当だから。婆ちゃんに言われてやってるだけだしね。
「じゃあ、いつもどおり会員証を見せろ」
ケンゴの号令でみんながお守りを出す。
「よし、入場を許可する!」
やっぱりこの儀式がないと秘密基地っぽくないよね。
しめ縄をくぐるとアリサがリュックサックをゴソゴソ漁り始める。
「何してんだ?」
「待って。……あった、これだ」
アリサが取り出したのは、ラジオみたいな道具だった。
「ラジオならあるぜ?」
「ラジオじゃないよ、ガイガーカウンター」
「何? それ……」
アリサは、その装置のスイッチを入れた。
「一応、念のために調べておこうと思ってね」
アリサの手の中で、装置が小さくノイズを発している。
「何やってんだ?」
「放射能の検査」
「放射能!?」
「うん、パパが大地震のときに買ったらしいんだけど……ほら、洞窟の奥に行くと、ゲームとかの電源が入らないって言ってたでしょ」
「う、うん……」
「もしかして、放射能かもって思ってね……」
「ま、マジかよ……」
「ぼくら、わりとしょっちゅう奥まで行ってるんだけど……」
ぼくたちは青い顔をしてアリサを見つめる。
アリサは、しばらく装置を睨んでいたが、フッと息を吐いて、
「心配なさそう。むしろ低いくらい」
「よかったー!」
ホッとしたよ!
「じゃあ、電源が切れるのはどうしてなのかな……」
「わからんけど、大丈夫だよ。ダイチがいるから!」
「ん? ちょっと意味わかんない。ダイチがいるからなんなの?」
う、アリサがぼくを呼び捨てにするのが、自然すぎる。
ぼくが女子の名前を呼ぶときはあんなに不自然なのに……女子恐るべし。
「ダンジョンに入ったらわかるけど、ダイチさ、ダンジョンだとすげぇ頼りになるんだよ」
「そう! 真っ暗な中道に迷ってても、あっという間にここまで連れ帰ってくれるんだぜ」
「あんたたち一体何やってんの……」
アリサが「洞窟で遭難した」と聞いて呆れた顔をする。
そして疑わしそうにぼくの顔を覗き込んで、
「それにしても、へぇ……ダイチがねぇ……意外」
うるさいな、ぼくだって意外だよ。
と、カナちゃんがスススと寄ってきて、
「ダイチくん、あたしのこと守ってね?」
ニッコリと笑ってくれた。
おまかせ下さい!!
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