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こんな日があっても良い
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辺りは静まり返った。
しばらくして、どしんと大きな像がひざまづいた。
「うゔーす、すまなかった。助かった」
大きな象が呻きながら言ったら…
呆けた2人を差し置いて、
「何があったの?」とJがそれに対して質問をすると。
「あーわからないのだ、長い長い眠りについたはずなのだが…気がつくと目の前が暗く苦しく全てのものが憎かった誰かいたような気がするがわからない…」
そう言い、しばらくすると。帰って行った…
「気をつけて帰ってねー」なんて言いながら別れる。
なんか疲れたな…って事で、少し早めだが昼食にすることにした。
Jは、大喜びで干し肉を要求する。
確かに、美味しいは美味しいけど…
ステーキとかの方が好きだなと思いつつ硬いその肉を噛み締めた。
そんなこんなあったものの、順調に進み平和に夜を迎えた。
真ん中にバリアを付与した魔石を置き眠りにつくことにした。
少しの不安はあるものの、バリアが展開していれば、邪気と攻撃から守られることは朝のうちに実証されているのでそこは安心だ。
夕食を済ませて、眠りについた。
朝目気持ちよく目覚め、1日の疲れが取れた感じがしっかりする。
行く時とは違って、休めると言うのはなかなかいいものだ。
襲ってくる魔物を倒し、空間魔法にどんどん収納していく。
今度は空間魔法の改良をしないといけないかもしれない。
1個の大きい袋にぐちゃっと入っているので、何が何かわからないなーと思いつつその日を終えた。
バリアの中で、空間魔法の中を一回出してみることにした。
適当に出して、種類別に分けてみる…
結構な量のものが入っていて、魔物類をバリアの外に置くしかない状態だ…
「ね?これ食べていい?」とJがよだれを垂らしながら、魔物肉を眺めている…
「とりあえず?そのままの捌いて部位に分ける?どうしようかなー」
はっきり言って、整理整頓は苦手なのだが、ゲームのように同じものは同じ場所に入るように区分けを作るのが1番いい気がする…
大きくわけて、
魔物、衣類、武器、薬品、食料といったところだろうか?
その後は…
ブツブツ言いながら考えていると「街に帰った時に常に片付けておくものじゃないか?」とコーパスに言われた…
「え、だって、なかったら困るものってあるじゃない?持っててよかったーみたいな?それに家があるわけじゃないから置いとくこともできないよ」
と、不満げに言うと。
「そーだなー、無限に入るってのも大変だな」と言いながら、火のそばに戻り…何かを焼き出した。
魔物は部位ごとに分けれるポケットを用意して。衣類もそれぞれ引き出しに入れるイメージ。
武器はそんなに無いから適当で、薬品、薬草も効能別にわけて。
食料は、材料と完成品それぞれ分けれるようにイメージした。
「よし完成!」片付けるのがまた大変だな…と思いつつ、試しにポンポン掘り込んでいると、何も考えなくてもそれぞれの場所に入ることがわかった。これ便利だわ~!
って感じで、ポンポン掘り込む。片付けるみたいに考えながらやらなくていいってことに驚きつつ。片付け終わり、魔物もどんどん掘り込む。
あれ?
解体してないやつ、掘り込んだけど解体されてる?
「やば!これ?え?すごい」と1人喜んでいるのを2人が、ポカーンと何事?と言う顔で見つめていた。「どうした?」「なになに?何があったの??」それぞれに質問され。
「これね、魔物いれるでしょ?」と入れるのを見せる。そして「ほらこれ」といって解体された部位を出す。
「ん?どう言うこと?」と理解が追いついていないようだ。
「だから、入れたら、解体されるの!すごく無い?」と言うと、「あー!そーなの?すごいね!それは便利だ」
と驚いて、いろんなものを入れてみた。
イメージできていることだけなので、それ以外は対してできることはなかった…
そんな感じで解体の手間も無くなったので、収納魔法が便利になった。
それに後々わかったことだが、食材の保存に冷蔵庫をイメージしていたので、製造機能がついていた。
熱いじぎの冷たい水が最高に美味しいことを久々に体験したのであった…
そんな感じで快適に、冒険は進み目的の家に到着したのである。
「アイナ?ロイ?居ますか?」と大きな声で、叫ぶ。
「はいよー誰だい?こんな山奥まで」と言葉に対して声が弾んでいるように聞こえる。
「なんだい!あんたらかい!こんなに早く会えるとは思ってなかったよ」と嬉しそうに、ニコニコとしている。
「私もです!今日は!」と挨拶をすると急かすように中に招待してくれ、慌てて中に入る。
そして手紙を渡した。
「シズばぁからね、ありがとう!」と中身を、うんうんと頷きながら読んでいた。
なんだか楽しそうだ。
「ロイ?シズばぁが、また来いって」と言いながらロイに手紙を渡し。
「あんたらがきたんなら、豪華なご飯にしないとね!」と腕まくりをしてはりきっているようだ。手伝うといったが疲れてるだろうからと、座ってるように言い付けられ手持ち無沙汰にあちこちを眺めなら、コーパスと、Jの3人でのんびりと話した。
「そういえば、何にする?パーティー名」
しばらくして、どしんと大きな像がひざまづいた。
「うゔーす、すまなかった。助かった」
大きな象が呻きながら言ったら…
呆けた2人を差し置いて、
「何があったの?」とJがそれに対して質問をすると。
「あーわからないのだ、長い長い眠りについたはずなのだが…気がつくと目の前が暗く苦しく全てのものが憎かった誰かいたような気がするがわからない…」
そう言い、しばらくすると。帰って行った…
「気をつけて帰ってねー」なんて言いながら別れる。
なんか疲れたな…って事で、少し早めだが昼食にすることにした。
Jは、大喜びで干し肉を要求する。
確かに、美味しいは美味しいけど…
ステーキとかの方が好きだなと思いつつ硬いその肉を噛み締めた。
そんなこんなあったものの、順調に進み平和に夜を迎えた。
真ん中にバリアを付与した魔石を置き眠りにつくことにした。
少しの不安はあるものの、バリアが展開していれば、邪気と攻撃から守られることは朝のうちに実証されているのでそこは安心だ。
夕食を済ませて、眠りについた。
朝目気持ちよく目覚め、1日の疲れが取れた感じがしっかりする。
行く時とは違って、休めると言うのはなかなかいいものだ。
襲ってくる魔物を倒し、空間魔法にどんどん収納していく。
今度は空間魔法の改良をしないといけないかもしれない。
1個の大きい袋にぐちゃっと入っているので、何が何かわからないなーと思いつつその日を終えた。
バリアの中で、空間魔法の中を一回出してみることにした。
適当に出して、種類別に分けてみる…
結構な量のものが入っていて、魔物類をバリアの外に置くしかない状態だ…
「ね?これ食べていい?」とJがよだれを垂らしながら、魔物肉を眺めている…
「とりあえず?そのままの捌いて部位に分ける?どうしようかなー」
はっきり言って、整理整頓は苦手なのだが、ゲームのように同じものは同じ場所に入るように区分けを作るのが1番いい気がする…
大きくわけて、
魔物、衣類、武器、薬品、食料といったところだろうか?
その後は…
ブツブツ言いながら考えていると「街に帰った時に常に片付けておくものじゃないか?」とコーパスに言われた…
「え、だって、なかったら困るものってあるじゃない?持っててよかったーみたいな?それに家があるわけじゃないから置いとくこともできないよ」
と、不満げに言うと。
「そーだなー、無限に入るってのも大変だな」と言いながら、火のそばに戻り…何かを焼き出した。
魔物は部位ごとに分けれるポケットを用意して。衣類もそれぞれ引き出しに入れるイメージ。
武器はそんなに無いから適当で、薬品、薬草も効能別にわけて。
食料は、材料と完成品それぞれ分けれるようにイメージした。
「よし完成!」片付けるのがまた大変だな…と思いつつ、試しにポンポン掘り込んでいると、何も考えなくてもそれぞれの場所に入ることがわかった。これ便利だわ~!
って感じで、ポンポン掘り込む。片付けるみたいに考えながらやらなくていいってことに驚きつつ。片付け終わり、魔物もどんどん掘り込む。
あれ?
解体してないやつ、掘り込んだけど解体されてる?
「やば!これ?え?すごい」と1人喜んでいるのを2人が、ポカーンと何事?と言う顔で見つめていた。「どうした?」「なになに?何があったの??」それぞれに質問され。
「これね、魔物いれるでしょ?」と入れるのを見せる。そして「ほらこれ」といって解体された部位を出す。
「ん?どう言うこと?」と理解が追いついていないようだ。
「だから、入れたら、解体されるの!すごく無い?」と言うと、「あー!そーなの?すごいね!それは便利だ」
と驚いて、いろんなものを入れてみた。
イメージできていることだけなので、それ以外は対してできることはなかった…
そんな感じで解体の手間も無くなったので、収納魔法が便利になった。
それに後々わかったことだが、食材の保存に冷蔵庫をイメージしていたので、製造機能がついていた。
熱いじぎの冷たい水が最高に美味しいことを久々に体験したのであった…
そんな感じで快適に、冒険は進み目的の家に到着したのである。
「アイナ?ロイ?居ますか?」と大きな声で、叫ぶ。
「はいよー誰だい?こんな山奥まで」と言葉に対して声が弾んでいるように聞こえる。
「なんだい!あんたらかい!こんなに早く会えるとは思ってなかったよ」と嬉しそうに、ニコニコとしている。
「私もです!今日は!」と挨拶をすると急かすように中に招待してくれ、慌てて中に入る。
そして手紙を渡した。
「シズばぁからね、ありがとう!」と中身を、うんうんと頷きながら読んでいた。
なんだか楽しそうだ。
「ロイ?シズばぁが、また来いって」と言いながらロイに手紙を渡し。
「あんたらがきたんなら、豪華なご飯にしないとね!」と腕まくりをしてはりきっているようだ。手伝うといったが疲れてるだろうからと、座ってるように言い付けられ手持ち無沙汰にあちこちを眺めなら、コーパスと、Jの3人でのんびりと話した。
「そういえば、何にする?パーティー名」
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