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美味しいですね

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チキンを食べ終わり。「パンサンド行きましょうか」とニコニコしていうと。

少し渋りながら「そうですね、行きましょうか」と答えた。
「パンサンド嫌いですか?」と聞くと。
「嫌いじゃないょ」と答え歩き出す。

パンサンドの店の前に着くと、コーパスが、袋を受け取るところだった。

「おー来たか、ほら」とパンサンドの包みを一つ投げられた。

落とさない様に、アワアワとしながら受け取り。「あ、ありがとうございます」と感謝する。

その間に、ジェイは、袋を開けてもらい食べれる様にしてもらっている。

「美味しい本当に美味しいですね!」とぱくぱくとたべてしまう。
満足だなーここでちょっとデザートが欲しいかも?と思い周りを眺めていると。

マイロさんが、「喉乾きませんか?ちょっと行って来ますね」
と駆け出して行った。
待ってる間に。
「昼からじゃなかったのか?」とコーパスに聞かれ、答える。
「はい、昼からの予定だったんですけど。朝食を食べてるとマイロさんが迎えに来てくれたので貴族街の方を散歩に」

と答えると、「そうか」と答える。
話が終わってしまった…
と思っていると。「その服よく似合ってるな」と、ポツリと言ってくれた。
「ありがとうございます」と嬉しくなって二ヘラーと笑うと、子供を見るかの様に微笑まれた…

「お待たせしました」とピンク色で中に何かが入った飲み物を持って来てくれた。
「甘酸っぱいジュースに、厚みのある葉っぱが入ってます」と説明してくれる。

「ありがとうございます、美味しそうですね」と言いながら、飲んでみると。

アセロラジュースにアロエが入っている感じだった。

デザート欲も満たされさっぱりと食べ終わり美味しかった。
「あの、パンサンドと、ジュース代いくらでした?」
と聞くが、2人にいらない、と言われてしまった…
「次行きたいところありますか?」と聞かれ「特にないですが、今度は装飾品の店とか雑貨店とか見たいです」
と答えると。
「あちら方向ですね、馬乗りますか?」と聞かれ、「いえ、徒歩で行きましょう」と答えた。
慣れない馬に股関節がやばい抱えられていて、完璧に負荷がかかっていたわけではないが、これ以上になると明日は歩ける気がしない…ジェイにも申し訳ないしね。

ということです、屋台を抜け、店舗にちょうど平民と貴族の間ぐらいのあたり。

アクセサリー店などを見た後に入った文房具店。
入ってみてみると、羽ペン、付けペン、万年筆が、種類豊富に並んでいる。
「可愛い、羽ペンとか憧れたなー」とついつい目を輝かせてしまう。
でも、今の日常に使う場面がないという事実…

「キョーカさんって結構お金持ちの出だったりするんですか?」
と聞かれ少し困ってしまう…
「えーそんなことはないですけど…」

返事に困っていると、かぶせ気味に、
「こんな、すぐに壊れそうなものいつ使うんだ」
と、ちゃっかりついて来ていたコーパスが声をかけてくれた。
「まー使わないですね、あっても困るけど、使わないからこそ使ってる人に憧れるという感じですか?」
と首を傾げた。
「そんなもんかね?」と小さく呟き、興味なさげにジェイと遊んでいる。

興味深い紙を見つけた「お手紙飛ばせるんですか?」とマイロに向かって問いかける。

「そーなんですょ紙に付与されていて、ココに送る人をイメージしながら名前を書くことで、特定の人に送ることができるんです」と説明をしてくれ、説明を聞いていると、ふと気になった。
「面白いですね、この魔法付与はこの店でしてるんですか?」
店を見渡しながら聞いてみる。
「魔法付与出来る人はそんなにいないからどこかで書いたやつを、置いてるんだと思うよ」とマイロさんが答える。
へーって感じで、その紙を眺めていると。
「魔法付与、気になんの?みに行くか?」とジェイと遊んでいたコーパスが声をかけて来た。
「見たいです!」

振り返ると、コーパスがコイコイと手招きして出て行った。
「マイロさん次、そこでいいですか?」と嬉しさが隠せない感じで、聞くと驚きながら「いいよ」と応えてくれた

そして、外に出てコーパスについていく。
店がたくさん並んでいるところから離れ、壁のすぐ近くの方まで歩いたところ。
「ここだ」と言ったのが、土壁に葉っぱがまとわりつき建物が山の様になっていた。

コーパスについて中にはいる。
一人、耳の尖った小さに女の子がいた。「なんじゃ?コーパス珍しいの?」「おー魔法付与見せてやってくれ」

机に向かっていた少女がこちらを向いて、「初めまして、ラーラじゃよろしくの」
「よろしくお願いします、キョーカです」「マイロです」と挨拶をした。
「ちこうよれ、コーパス茶を」とコーパスに言って。

こちらを見てから「何みたいの?」と聞いてきました。

「お店で、手紙が送れるのを見て、それに興味を持ちました」と説明する。

ふむ、と言うとこちらに紙を見せて手をかざす。
そして、魔力をこめている様だ。魔法陣がキラキラと刻まれる。

「綺麗な魔法ですね」と近くで見ようと近づいた。
【魔法付与、解読会得】とアナウンスされる。
「魔法付与って他にどういう事に使えるんですか?」と興味津々に聞く。

「そうじゃのー」そこにコーパスが、お茶を持って現れた。
少し遠くにあった机を、ひょいと持ち上げこちらに持ってくる。
そしてお茶を置いてくれた。
ラーラは、お茶をとり啜る。

「剣に強化の魔法をかけたり、ペンにインク補充を付与したり、色々じゃ」

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