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昔に
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「そうだね」と返事をして邪魔にならないようにそっと離れた。
「ところで、どこか行くの?」と確認をしてみると「んー」と少し考えたように言いながら、歩みを進めていく。
なんとなく居心地のよさを感じながら横少し後ろを歩いていく。
「どこ行こうかな?放課後デートとかどう??ちょっと行きたい店があるんだ」とニコと優しく温かい笑顔を向けられ懐かしさを感じながら
デートかと少し乗り気はしないが、特に断る理由もないので頷いた。
後ろから見てもご機嫌だとわかるように、鼻歌を歌いながら歩いている。
どこかで聞いたことのある音楽な気がする…
「人が増えてきたね」というと、当たり前という感じで手を繋がれる。
え?と内心驚きつつも、見た目はともかくうら若き乙女というわけでもないのでそのまま付いて行くことにした。
手をつなぐなんて懐かしいな、現世ではなかったが前世では小さな手を握って散歩によくいったものだ。
と懐かしみながらついていくと。
「どうしたの?なんだか楽しそうだね?」と笑われた。
「ふふ昔を思い出してただけ」と笑うと「ふーん」とモノ言いたげに頷いたがそれ以上追求はしてこなかった。
そのまま人混みを抜け出すと「ここだよ、前にみつけて気になってたんだ」と指差したのは、芋専門店…
芋はアリシアの前世からの大好物である。
蜜芋に芋けんぴ、スイートポテト、芋スティック、芋とキノコのクリームスープ、焼き芋。
ポテトチップス、ジャガバター、フライドポッテト、ポテトチーズ、肉じゃが。
ご飯もデザートもいける感じだ。オープンカフェという感じで、小さな店舗の外に椅子と机が並べられている。
「お持ち帰りもできるんだ。ちょっと買ってくるから椅子とっといてよ」と空席を指差して促される。
席を取って机に置いてあるメニューを眺める。本当にいろんなものがあるようだ。
焼き芋も美味しそうだし、ポテトチップスも美味しそうだけど。
やっぱり、蜜芋かな?多分大学芋のことだよね~と楽しく眺めながら考える、帰に芋けんぴも買って帰ろう。
と楽しく、メニューを眺めていると商品をもったジョンがニコニコしながらこっちにきた。
「晩御飯ちゃんとたべれるように少しにしたんだけど、良かった?」と肯定するのがわかっているかのように挨拶程度に聞かれる。
「いいよ」と返事をして、もっているものを眺めると。
スッとこちらに見せて、「アリシアには蜜芋、僕は焼き芋。お持ち帰りに芋けんぴを包んでもらったよ」とニコニコしながら椅子に座った。欲しいものを的確に選んでるとこに驚きながら
差し出された蜜芋をてにとり、両方美味しそうだなと眺めながら「ありがとう、蜜芋食べたかったんだ」
と答えた。
「良かった当たってた」と嬉しそうに笑いながら焼き芋を半分に折るとこちらに目を合わせて伺っているようだった。がまたニコニコしながら「はい」と渡された。
首を傾げなたらジョンの視線を辿ると、3個3個にお皿の中で分けられた蜜芋があった…
無意識で二等分にして食べようとしているアリシア…苦笑いしつつ「ありがとう」と受け取ってお皿を少しジョンの方に寄せた。
ニコニコしながら何考えてるかわかんないけど、ちゃんとみてるんだな…
「ところで、どこか行くの?」と確認をしてみると「んー」と少し考えたように言いながら、歩みを進めていく。
なんとなく居心地のよさを感じながら横少し後ろを歩いていく。
「どこ行こうかな?放課後デートとかどう??ちょっと行きたい店があるんだ」とニコと優しく温かい笑顔を向けられ懐かしさを感じながら
デートかと少し乗り気はしないが、特に断る理由もないので頷いた。
後ろから見てもご機嫌だとわかるように、鼻歌を歌いながら歩いている。
どこかで聞いたことのある音楽な気がする…
「人が増えてきたね」というと、当たり前という感じで手を繋がれる。
え?と内心驚きつつも、見た目はともかくうら若き乙女というわけでもないのでそのまま付いて行くことにした。
手をつなぐなんて懐かしいな、現世ではなかったが前世では小さな手を握って散歩によくいったものだ。
と懐かしみながらついていくと。
「どうしたの?なんだか楽しそうだね?」と笑われた。
「ふふ昔を思い出してただけ」と笑うと「ふーん」とモノ言いたげに頷いたがそれ以上追求はしてこなかった。
そのまま人混みを抜け出すと「ここだよ、前にみつけて気になってたんだ」と指差したのは、芋専門店…
芋はアリシアの前世からの大好物である。
蜜芋に芋けんぴ、スイートポテト、芋スティック、芋とキノコのクリームスープ、焼き芋。
ポテトチップス、ジャガバター、フライドポッテト、ポテトチーズ、肉じゃが。
ご飯もデザートもいける感じだ。オープンカフェという感じで、小さな店舗の外に椅子と机が並べられている。
「お持ち帰りもできるんだ。ちょっと買ってくるから椅子とっといてよ」と空席を指差して促される。
席を取って机に置いてあるメニューを眺める。本当にいろんなものがあるようだ。
焼き芋も美味しそうだし、ポテトチップスも美味しそうだけど。
やっぱり、蜜芋かな?多分大学芋のことだよね~と楽しく眺めながら考える、帰に芋けんぴも買って帰ろう。
と楽しく、メニューを眺めていると商品をもったジョンがニコニコしながらこっちにきた。
「晩御飯ちゃんとたべれるように少しにしたんだけど、良かった?」と肯定するのがわかっているかのように挨拶程度に聞かれる。
「いいよ」と返事をして、もっているものを眺めると。
スッとこちらに見せて、「アリシアには蜜芋、僕は焼き芋。お持ち帰りに芋けんぴを包んでもらったよ」とニコニコしながら椅子に座った。欲しいものを的確に選んでるとこに驚きながら
差し出された蜜芋をてにとり、両方美味しそうだなと眺めながら「ありがとう、蜜芋食べたかったんだ」
と答えた。
「良かった当たってた」と嬉しそうに笑いながら焼き芋を半分に折るとこちらに目を合わせて伺っているようだった。がまたニコニコしながら「はい」と渡された。
首を傾げなたらジョンの視線を辿ると、3個3個にお皿の中で分けられた蜜芋があった…
無意識で二等分にして食べようとしているアリシア…苦笑いしつつ「ありがとう」と受け取ってお皿を少しジョンの方に寄せた。
ニコニコしながら何考えてるかわかんないけど、ちゃんとみてるんだな…
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