ダラダラ異世界学校に行く

ゆぃ♫

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「なるほどね、少しずつ誤解を解いていくしかないわね」

という事で、これからはもっと仲がいい事を見せつけることにしよ。

明日から本格的に授業が始まるし今日は寝ようかな。


って事でおはようございます。
朝食の鐘が鳴りまして、シシリーはまだ寝ております…

後30分くらいして起きなかったら起こそうかな?アラームは鳴ってるんだけどなぁと思いつつ、制服に着替えて昨日もらった教科書をパラパラ見てみる。

基本知ってることが多いかな?って感じだけど実習があるのが楽しみだな。
今日の予定は、文字、計算、魔法、格闘、お昼、地理、と言った感じだ。
さて、そろそろ起ころうかな?
「シシリー朝だよ~ご飯食べ損ねるよー」
って起こしてみる。

「ゔ、うーん」と布団に潜る…なんだか懐かしさを感じるな…ウチのチビたちも起こす時はこんな感じだったな。
と少し寂しくなった…あー会いたいな…

って事で、布団を引っ剥がして!「朝だよー」

「んーっ」と伸びをして「おはよう…」
昨日いろんな話をしてだいぶ打ち解けた気がするけど。打ち解けすぎじゃない??

と思いつつ。「早く行かないとご飯無くなっちゃうよ」と声をかけ、読んでいた教科書とかをカバンに入れる。

「あ、ごめんすぐ用意するね!」とバタバタ服を着替えて鞄を持って。
「いこう!」

朝ごはんは、フレンチトーストかジャムバタートースト。
フルーツは好きなのを盛り付けて。飲み物は簡単に手に入るタイプのハーブティーで、レモングラスかミント。

私は、フレンチトーストのフルーツもりで、レモングラスにする事にした。
はー美味しい。

さて急がないと遅刻してしまうぞ!って事で。食べたらすぐに出発!

門前で、キャロルに遭遇。
シシリーとキャロルは相変わらずな感じで抱き合う勢いで、校内に入っていく…
教室が違うので、すぐにバラバラになってすごく名残惜しそうにしている。本当に仲がいいんだなー。

って事で、1日目の始まりです。文字と計算は難なく終了。魔法は、皆んな詠唱して、水魔法でおちょこみたいな小さいコップに水を溜めて、やっとだという感じで。
話を聞いていない子がコップいっぱいに水を作り出し、魔力の枯渇で倒れた…
これはやばいな、と思う…日常の魔法の使い方が無駄遣いすぎるという事を理解した。
もう少し隠れて使うことにしよう。

そして格闘。総合格闘技なのかな??
打撃、投げ技、固技の種類を教えてもらいやり方を聞き順番に先生で試すという感じだ…
マイクに教えてもらったのばっかりだった。
「アリシア、すごく形が綺麗だどこかで習っていたのか??」と先生に聞かれた…目立ってしまったと少し焦。
「いえ、父に教えてもらいました」
「そうか、お前は山育ちだったな」と納得される…

お昼は、寮とは別で学校内に食堂がありそこで食べる。
家から通う人の中にはお弁当を持ってきている人もいるが、日本にいた時よりはお弁当というものは定着していないようだ。

お昼は、チキン南蛮定食にした。
シシリーは、チゲ鍋定食。合流したキャロルは、ラーメンの半炒飯セットだ。

空いているテーブルにつき食事をする。
相変わらず周りからざわざわと、噂話が聞こえる。
キャロルも変わり者のようで、いつも1人で空に話しかけたり笑ったりしているようだ。明らか精霊だなと思うが…
一般の精霊使いは、ふだん聖霊と話をしたりしない。
精霊見えたりしないかな?と手に力を集めて両手をメガネみたいにしてみる。
面白半分だったけど…見えちゃった。
[精霊視を得とく レベル1]

キャロルの肩や頭の上ご飯の周りなどに集まっているようだ。
キャロルはたまにラーメンの麺を小皿に分けているすると精霊が食べる!
これはすごい!と手を離すと何も見えない…んー使いにくいな、と思いつつとりあえ無かったとこにしよう。

お腹が満たされた後の地理…眠たくて仕方がない。何の話をしているのか全然わからん…

とりあえずこの国がセダンという国のファブンという都市だということだ。
1396万人居るようだ…

子供時代も思ったが、一般市民がそんなこと知ってるからと言って何になるというのか?

なんて、身も蓋もない事を思っとしまう。眠気と闘いながら、授業が終わり。
さー帰ろうと思ったところ先生に呼び止められた。
まだ何もやらかしてないと思うんだけどな?
と思いつつついていくのであった。
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