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寮にて
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神の像の前で、マイクとキャスを待つ事にした。
ついでなので、神様にもらったネックレスを握りしめ神の像の前で祈った。
「神様、私は毎日楽しく過ごしています。ありがとうございます」
すると、どこからか「ヨイヨイ楽しく過ごしているのはいつも見ているよ」
と聞き覚えのある神様の声が聞こえた。
ギョッとして眼を開けると、和室にいた…
「えー…こんにちは、お久しぶりです。こんな感じんで会えるとは思ってなかったです」
とコタツに入りながら言うと、「そうかいそうかい、待っていたよ。神の像の前で祈ったらいつでも遊びにこれる、いつでも来なさい」といってくれ、今までの事を楽しく話しそれを快く聞いてくれた。
昔の私を知ってくれているので、気兼ねなく話していると、長話をしてしまっていた。
「あ、マイクとキャスを待ってるんだった!行かなきゃ」と慌てていると、「こちらと、あちらでは時間が違う、まだ5秒ほどじゃ」
と楽しそうに笑っていた。「また来ますね」と頭を下げながら、定位置に行くと。ふわりと元の位置にいる。
目を開き、しばらく周りを見ていると。
マイクとキャスが出てきてこちらに向かって手を振った。
私も手を振り、駆け寄る。
「どうだった?」と感想を聞く。特に何もしていないのだから特に感想というものがあるとは思っていないけど…
キャスが両手を合わせ嬉しそうに言う。
「とても感動したわ、アリシアがこんなに大きくなって、会場を歩いていると言うだけで、とても素敵な光景だったわ!夢のようよ」
思った以上に感動していたようでよかった。
「本当に大きくなって」マイクもなんだか潤んだ瞳でこちらを見ている。
すごく短い式典だったが、感動してくれたようだ。
「またね、大きい休みの時には迎えにくるからね」とキャスがギューっと抱きしめてくれる。く、くるしーとなりつつ嬉しい。
話をしていると少し周りの視線を感じる気もするけど、敵意という感じではなくなんと無く視線を感じていると。
「寮の皆さん集まってますか?」
と先生らしき人が声を上げる。
先生の周りにワラワラと人が集まりだしたので。
私も、マイクとキャスに手を振り集まる。
見覚えのある顔は何人かいるが顔と名前は一致していない。
陰に隠れて、シシリーさんも見つけた。
そのまま先生の誘導で、一度建物を出て裏手にある寮に向かう。
順番に呼ばれ、鍵を渡された。
2人1部屋になっているようで、皆んなペアが居る。
私は、誰かなー?とワクワクしていると私の名前が呼ばれ、シシリーの名前が呼ばれた。
なんだか嬉しいなーと思いながら前に出て鍵を貰い荷物を運び込む。
左右にベットがあり正面窓の方を向いて机が置いてあった。
静かについてきていた、シシリーさんに声をかける。
「シシリーさん?どちらが良い?」
チラリとこっちをみると、左側のベットを指差して「こちがいい」と、小さな声でいった。
なんだか、申し訳ないけど。。小動物を見いる気分になり可愛さにウフフっと笑ってしまった。
「あ、ごめんなさい、そっちねじゃー私はこっちにするわ」と右のベットに荷物を乗せる。ふーと力を抜きベットに倒れ込んだ。あーなんだか何もしてないのに疲れた。しばらく倒れ込んでいると、横ではガサガサと荷物を仕分けする音が聞こえ出してきた。
仕方ない、と私も荷物を片付ける。
今日、入学祝いでは、ペンとノート教科書をもらった。それを机に並べてそれぞれベット下にある引き出しに衣類を並べる。
と言っても10着ほどしか持ってきていないので、すぐに終わった。あとは、コーヒー豆の瓶を机の引き出しに入れた。
カンカンっと鉄を叩く音が鳴り響く驚きつつもこれが言っていた音か!と納得する。
たしか、晩ご飯ができているので2時間の間に食べにくるように。と言ったような内容だった。
「片付け終わったら一緒に行かない??」と声をかけてみる。
「お、お願いします」と緊張気味に返事が返ってきたので。なんとなーく門の前で話していた女の子について聞いてみた。
「門の前で話していた、キャロルさん?も寮なのかしら??」
首を振り、「キャロルは商人の娘だからこの街に、おじさんの家があるみたいで、そこにお世話になるんだって」
と急に、話し始めいろいろな話をした。
シシリーの片付けが終わったようで
「お待たせしてしまってごめんなさい、行きましょ」と話は一旦終わった。
ついでなので、神様にもらったネックレスを握りしめ神の像の前で祈った。
「神様、私は毎日楽しく過ごしています。ありがとうございます」
すると、どこからか「ヨイヨイ楽しく過ごしているのはいつも見ているよ」
と聞き覚えのある神様の声が聞こえた。
ギョッとして眼を開けると、和室にいた…
「えー…こんにちは、お久しぶりです。こんな感じんで会えるとは思ってなかったです」
とコタツに入りながら言うと、「そうかいそうかい、待っていたよ。神の像の前で祈ったらいつでも遊びにこれる、いつでも来なさい」といってくれ、今までの事を楽しく話しそれを快く聞いてくれた。
昔の私を知ってくれているので、気兼ねなく話していると、長話をしてしまっていた。
「あ、マイクとキャスを待ってるんだった!行かなきゃ」と慌てていると、「こちらと、あちらでは時間が違う、まだ5秒ほどじゃ」
と楽しそうに笑っていた。「また来ますね」と頭を下げながら、定位置に行くと。ふわりと元の位置にいる。
目を開き、しばらく周りを見ていると。
マイクとキャスが出てきてこちらに向かって手を振った。
私も手を振り、駆け寄る。
「どうだった?」と感想を聞く。特に何もしていないのだから特に感想というものがあるとは思っていないけど…
キャスが両手を合わせ嬉しそうに言う。
「とても感動したわ、アリシアがこんなに大きくなって、会場を歩いていると言うだけで、とても素敵な光景だったわ!夢のようよ」
思った以上に感動していたようでよかった。
「本当に大きくなって」マイクもなんだか潤んだ瞳でこちらを見ている。
すごく短い式典だったが、感動してくれたようだ。
「またね、大きい休みの時には迎えにくるからね」とキャスがギューっと抱きしめてくれる。く、くるしーとなりつつ嬉しい。
話をしていると少し周りの視線を感じる気もするけど、敵意という感じではなくなんと無く視線を感じていると。
「寮の皆さん集まってますか?」
と先生らしき人が声を上げる。
先生の周りにワラワラと人が集まりだしたので。
私も、マイクとキャスに手を振り集まる。
見覚えのある顔は何人かいるが顔と名前は一致していない。
陰に隠れて、シシリーさんも見つけた。
そのまま先生の誘導で、一度建物を出て裏手にある寮に向かう。
順番に呼ばれ、鍵を渡された。
2人1部屋になっているようで、皆んなペアが居る。
私は、誰かなー?とワクワクしていると私の名前が呼ばれ、シシリーの名前が呼ばれた。
なんだか嬉しいなーと思いながら前に出て鍵を貰い荷物を運び込む。
左右にベットがあり正面窓の方を向いて机が置いてあった。
静かについてきていた、シシリーさんに声をかける。
「シシリーさん?どちらが良い?」
チラリとこっちをみると、左側のベットを指差して「こちがいい」と、小さな声でいった。
なんだか、申し訳ないけど。。小動物を見いる気分になり可愛さにウフフっと笑ってしまった。
「あ、ごめんなさい、そっちねじゃー私はこっちにするわ」と右のベットに荷物を乗せる。ふーと力を抜きベットに倒れ込んだ。あーなんだか何もしてないのに疲れた。しばらく倒れ込んでいると、横ではガサガサと荷物を仕分けする音が聞こえ出してきた。
仕方ない、と私も荷物を片付ける。
今日、入学祝いでは、ペンとノート教科書をもらった。それを机に並べてそれぞれベット下にある引き出しに衣類を並べる。
と言っても10着ほどしか持ってきていないので、すぐに終わった。あとは、コーヒー豆の瓶を机の引き出しに入れた。
カンカンっと鉄を叩く音が鳴り響く驚きつつもこれが言っていた音か!と納得する。
たしか、晩ご飯ができているので2時間の間に食べにくるように。と言ったような内容だった。
「片付け終わったら一緒に行かない??」と声をかけてみる。
「お、お願いします」と緊張気味に返事が返ってきたので。なんとなーく門の前で話していた女の子について聞いてみた。
「門の前で話していた、キャロルさん?も寮なのかしら??」
首を振り、「キャロルは商人の娘だからこの街に、おじさんの家があるみたいで、そこにお世話になるんだって」
と急に、話し始めいろいろな話をした。
シシリーの片付けが終わったようで
「お待たせしてしまってごめんなさい、行きましょ」と話は一旦終わった。
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